北日本と東~西日本の日本海側は大荒れ 大雪・暴風雪・交通障害などに警戒
2022年、壬虎(みずのえとら)、師走12月23日(金)、風雪強し、積雪20cm。最低気温は-6度、最高気温3度。
朝の散歩は何時ものコース、昨夜は降雪あり、道路には除雪車が入り、辰巳へのバス通りは歩き易かった。辺りは冷たい風あり。杉浦さんの玄関前の白と赤のシクラメンは雪がかぶっていた。
寺津用水はの水量は少ないが、スムースに流れていた。体育館には一台の車も来ておらず。簡易除雪車はこれから稼働だ。桝谷さんちにも野良猫は来ておらず。除雪のブルがこの辺りで除雪中だ。
水原の旦那は雪除け中で「お早うございます」。辰巳へのバス通りは何時もいの一番だが、今朝は除雪車が入っておらず、ここの四つ角を渡った。雪除けされていた粕屋さんに「お早うございます」。
八重澤さんちの4差路は右折せず。坂道を下り、和田さんちの雪をかぶったハボタンをみつつ4差路は左折。紙谷さんちの花壇には向かわず。雪除け中の尾田のお婆に「お早うございます」。この辺りへ除雪車は入っておらず、歩き難かった。
冷えたので軒並み、デッカイつららかぶら下がっていた。角の中條さんちの角から生垣のドウダンに雪がかぶっていた上村さんち過ぎて、葉牡丹の追田さんちからモミジや楓の綺麗な山津さんちの四つ、大柳さんちの三叉路は右折せず。
滝さんちの玄関前のソヨゴは元気で、三差路へ。この辺りも除雪車が入っておらず歩き難い。アーム付きのトラックパテせれた後だった。三叉路、Dr小坂は既に出られて、宇野さんは長男の嫁さんと孫の待つ車の除雪の手伝いをされていて「お早うございます」。
四つ角は羽場さんちの生け垣の山茶花を見つつ得多―越田の四つ角は左折した。バス通りを超えて、四つ角では街路樹のハナミズキに纏わりついている5輪余りの朝顔が萎んでいる藤田さんちの四つ角。まりーごーるどやサルビア等プランターは片付けられてなかった。
雪除けされていた旦那に「ご苦労様」。この辺りは除雪車が入っており歩き易かったが、時折吹く暴風雪に吹き飛ばされそうになった。小林んちの玄関前、ピンクのバラ3輪がひときわ目立つ。
瀬戸さんちの畑過ぎて、本田さんちのムラサキシキブ、樽井さんちの水仙は20輪余り咲き、庭には赤や白、ピインクのサルビアが咲いて待っていてくれた。
今朝の散歩は、2700歩、距離は1、7km、消費カロリーは94kCal、脂肪燃焼量は6g
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日本列島。北日本と東~西日本の日本海側は大荒れ 大雪・暴風雪・交通障害などに警戒
日本付近は25日にかけて強い冬型の気圧配置が続くため、北日本と東日本から西日本の日本海側を中心に大荒れや荒れた天気となり、大雪となる見込みだ。大雪による交通障害、暴風雪、高波に警戒が必要で、
また、北海道では24日昼過ぎから夕方にかけて高潮に厳重な警戒が必要となる。北海道付近の低気圧は24日朝にかけてほとんど停滞した後、日本の東へ遠ざかり、日本海の低気圧は東北の日本海側へかなり接近した後、24日朝までには不明瞭となる。
日本付近の強い冬型の気圧配置は25日にかけて続き、日本付近の上空約5000mには北日本から東日本で‐36℃以下、西日本で‐30℃以下の強い寒気が流れ込む見通し。
26日は冬型の気圧配置が次第に緩む見込みだ。
西日本から北日本の日本海側を中心に降雪が強まっている所がある。北日本と東日本から西日本の日本海側では25日にかけて大雪となる所がありそうだ。太平洋側でも山地を中心に大雪となり、平地でも積雪となる所がある見通し。その後も26日にかけて降雪が続く所がありそうだ。
北日本と東日本から西日本の日本海側を中心に、24日にかけて非常に強い風が吹き、大しけとなる所がありそうだ。猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風、高波に警戒が必要となる。(ウエザーニュース)
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大雪で死者6人、重症者19人に 関連調査中の死者も7人 防災相谷が明らかに
今回の大雪をめぐって、防災担当相谷公一はきょうの閣議後の会見で現時点で死者6人、災害との関連を調査中の死者7人、心肺停止者1人などの人的被害が報告されていることを明らかにした。
「これまでの大雪で、現時点で死者6名、災害との関連を調査中の死者7名、心肺停止者1名、重症者19名などの人的被害が報告されている」(防災担当相谷公一)
今回の大雪では内閣府に対し各都道府県から現時点で死者6人、災害との関連を調査中の死者7人、心肺停止者1人が報告されているという。
また防災担当相谷は、北海道などで発生している約1万戸の停電について、「関係機関が復旧に向けて取り組んでいる」と述べた。さらに、「クリスマスに外出を予定されている方もおられると思うが、気象情報や交通関係の情報に十分注意し、猛吹雪などが予想される場合にはできるかぎり外出を控えて欲しい」と要請した。(JNN)
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プーチン、ウクライナ戦争終結望むと表明 米は一蹴
ロシアの大統領プーチンは22日、ロシアはウクライナでの戦争の終結を望んでいるとし、全ての武力紛争は外交交渉で終結すると述べた。
プーチンは「われわれの目標は軍事衝突を継続することではない。逆に、この戦争を終わらせることを目標としている。この目標に向け努力しており、今後も努力を続ける」とし、「これを終わらせるために努力する。当然、早ければ早いほど望ましい」と語った。
その上で「これまでに何度も言っているが、敵対行為の激化は不当な損失をもたらす」と指摘。「全ての武力紛争は何らかの外交交渉によって終結する」とし、「遅かれ早かれ、紛争状態にある当事者は交渉の席について合意する。
ロシアに敵対する者がこうしたことを早く認識するのが望ましい。ロシアは決して諦めていない」と述べた。米ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)の戦略広報調整官カービーはオンライン形式の会見で、大統領プーチンは「交渉の意図があることを全く示していない」と指摘。
「全く逆だ。プーチンが行っていることは全て、戦争をエスカレートさせる意向を示している」と述べた。その上で、米大統領バイデンは大統領プーチンとの会談を排除していないが、プーチンててててが交渉に真剣な姿勢を示し、ウクライナのほか同盟各国と協議した後のみに実現するとの見方を示した。
ロシアはこれまでも交渉に応じる姿勢を示し、交渉を拒否しているのはウクライナだと主張。これに対しウクライナや米国などは、ロシアは戦況が思わしくないことから時間稼ぎをしようとしているのではないかと懐疑的な見方を示している。
ウクライナのゼレンスキーは21日に訪米し、ホワイトハウスで大統領バイデンと会談した後、議会で演説。米政府はゼレンスキーの訪問にあわせ、ウクライナに対し広域防空用地対空ミサイルシステム「パトリオット」を含む18億5000万ドルの追加軍事支援を行うと発表した。
大統領プーチンは米国が「パトリオット」供与を決めたことについて、パトリオットは「かなり古いシステム」で、ロシアの地対空ミサイルシステム「S300」のようには機能しないとし、ロシアは対抗できるとの見方を示した。
また、ロシアの戦費調達能力を制限することを目的とした西側諸国によるロシア産石油の価格上限設定がロシア経済に打撃を与えることはないと強調。その上で、来週初めにロシアの対応を打ち出すための法令に署名すると述べた。(22日 ロイター)
ゼレンスキーの訪米、どうやってウクライナからワシントンへ?
ウクライナの大統領ウォロディミル・ゼレンスキーをウクライナから無事アメリカの首都まで送りとどけるには、高度な厳戒態勢がとられた。異例尽くしの対応は、両国にとって相手との関係がいかに重要かを物語っていた。
ゼレンスキーは20日にウクライナ東部の前線を訪れた後、ワシントンへ向かった。まず深夜に鉄道でポーランドへ入り、そこから米空軍機に乗った。北大西洋条約機構(NATO)の偵察機とF-15戦闘機が護衛していたと伝えられている。
大統領ウクライナが訪米するかもしれないという話は今週前半に出回り始めたものの、確認されたのは21日朝になってのことだった。ゼレンスキーは確実に無事にワシントンへ向かっていると、アメリカ政府関係者が確信できるようになって初めて、訪米は発表された。
ゼレンスキーの訪米はもう何カ月も前から検討されていたものの、最終的な準備は素早く行われた。米大統領ジョー・バイデンとゼレンスキーは12月11日に、それについて話し合い、米政府はその3日後にゼレンスキーを招待した。訪米の実施が確認されてやっと、調整済みの計画を実行に移すことができた。
大方の予想通り、移動ルートは正式にはいっさい公表されなかった。通常の平時でさえ、国家首脳の訪問には厳戒態勢がつきものだ。ましてや戦時下の指導者の移動とあっては、リスクは何倍にも膨らむ。
ロシアによるミサイル攻撃の危険から、ウクライナ領内の飛行機移動は危険すぎた。そのためゼレンスキーは、ウクライナ国内を秘密裏に鉄道で移動して隣国ポーランドに入ったようだ。21日早朝には、国境の町プシェミシルの鉄道駅にいるところを目撃されている。
ポーランドのテレビ局が撮影した映像には、ゼレンスキーを含む一行がプラットホームを歩く様子が移っている。背景には青と黄色のウクライナ国旗が見えた。一行はそのまま、待機していた車列に乗り込んだ。車列の中には、複数の黒いシヴォレー・サバーバンもあった。米政府が好んで使う車種だ。
これまでに多くの欧米政府首脳や当局者が、鉄道でキーウを訪れ、大統領ゼレンスキーと会談してきた。しかし、ゼレンスキーにとってはロシアの侵攻が始まって以来、初の外国訪問だった。
それから少しすると、ゼレンスキーが乗ったと思われる米空軍機ボーイングC-40Bが、プシェミシルから西に約80キロに位置するジェシュフ空港から離陸するのが、フライトデータで確認できた。
米軍機はいったんイギリスの方向に北西へ向かったが、北海上空からイギリス領空に入る前に、NATOの偵察機が周辺をスキャンした。北海は、ロシアの潜水艦がパトロールしている。
ここからはさらに、イングランドの基地から出発した米空軍のF-15戦闘機が、ゼレンスキーを乗せた飛行機を護衛した。ついに、現地時間の正午ごろ、ゼレンスキーを乗せた空軍機はワシントン近郊の基地に着陸した。離陸から10時間近くたっていた。ゼレンスキーの移動はさらにそれより時間がかかっている。
着陸と同時に、米シークレットサービスが警護を開始。アメリカを訪れる外国トップは誰もがこの扱いを受ける。しかし、ロシアと戦争中の国のリーダーを守るため、シークレットサービスはいつにも増して厳しい警戒態勢を敷いた。
「この国にロシアのアセット(工作員、協力者の意味)がいて、何か行動に出ようとするかもしれないことは、重々承知している」と、政府幹部は米ABCニュースに話した。「どれだけの大変なことになり得るか、我々も承知している」
訪問は滞りなく済んだ様子で、22日になるとゼレンスキーはすでに欧州に戻っていた。帰国途中でポーランドに立ち寄り、大統領アンジェイ・ドゥダと会談したと、「テレグラム」などに投稿した。
その後、国境を越えてウクライナに入ったとされている。首都キーウに無事に戻ったと確認されるまで、米政府の警戒態勢は続く。「彼は帰宅しなくてはならない。プーチンもクレムリンも、それはわかっている」と、米政府関係者はABCニュースに話した。(BBCニュース)
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21日、政府は、新型コロナウイルス対策で厚労省所管の独立行政法人に積み上がった剰余金のうち、746億円を国庫に返納し、防衛費の財源に充てることを決めた。
厚労省所管の独立行政法人・国立病院機構(NHO)と地域医療機能推進機構(JCHO)には、コロナ対策の病床確保などのための補助金が増え、2法人の剰余金は2021年度時点で計1494億円にものぼっていた。
コロナ対策の剰余金を防衛費に充てることには、SNSで批判の声が上がった。《「コロナ対策の剰余金」???政府が庶民から巻き上げた税金だよ。使わなかったら国民に返せ!!ふざけるな!》
《うわぁぁ!本当にやりやがった!勝手に使い道を決めるな!》、立憲民主党の参院議員蓮舫は、12月21日、自身のTwitterにこう書き込んだ。
《そもそも、コロナ対策で剰余金がこれだけ膨れた予算編成を見直し本当に必要なコロナ対策にすべきでしょう。防衛予算の安定財源を安易に増税に求める前に今の防衛予算の中身の総点検を行い、足らざる内容と予算規模をきちんと精査してから国民に示して増税を問うべきです》
不思議なのは、12月16日、首相岸田が「国家安全保障戦略」など安保関連3文書を閣議決定したあと、続々と防衛費の財源が出てくる点である。12月16日には、2023年度与党税制改正大綱を決定。
防衛費増額の財源として、法人税、所得税、たばこ税の3税を、時期は未定だが、増税する方針が決定した。「12月18日に共同通信が報じたところによると、国が中長期的な政策の推進のために設け、複数年度にわたって
財源を確保できる『基金』の2021年度末の残高は、12兆9227億円。新型コロナウイルス対策や、経済安全保障の強化に向け、既存基金の積み増しや新設が相次ぎ、2020年度末の8兆3357億円から55%増加しています。
さらに政府は、2022年度第2次補正予算で、基金に計8兆9013億円を拠出。補正予算としては過去最大で、補正予算額の約3割にまで膨らんでいます。国の基金は、予算の単年度主義にしばられず、重要な分野に柔軟に予算配分できる一方で、
基金の管理・運営をいわば “丸投げ” することから、責任があいまいになる弊害もあります」(政治担当記者)。12月21日には、12月16日に首相岸田の会見で指名されなかった報道機関からの文書による質問に、政府が書面で回答。
「東京新聞」が、敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有や防衛増税をめぐり、具体的な内容を示して国政選挙で信を問うことをせず、国会審議も経ずに決めたことへの見解を求めたのに対し、首相は「プロセスに問題があったとは考えていない」と主張した。
だが、自民党の元幹事長二階俊博はCS番組の収録で、首相岸田が防衛費増額のために増税する方針を決めたことについて批判した。FNNによると、二階は、防衛費の増額について「いまなぜ必要なのか、国民によく理解してもらう努力が先にあって、
しかる後に、費用は節約もするが、新たにこういうお金が必要だと、ちゃんと言わなければいけない」と指摘。「政府はいつ説明しようかと思っていたのだろうが、受け取る側は、やはり唐突だという感じはある」とした上で、「順序が逆転してはダメだ」と述べたという。
増税が決定されたあと、約13兆円もの「基金」残高が公表され、防衛装備品の購入に「建設国債」を充てる方針も固められた。これらに対し、首相岸田の「後出しジャンケン」との批判も起きている。これ以上の「後出しジャンケン」が続けば、防衛費増額のための増税に国民は納得しないだろう。(FLASH)
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森喜朗「スポンサー決定、私に一任」地検に供述…被告高橋の「よからぬ噂」聞いた
東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件の刑事裁判が22日、東京地裁で始まった。検察側は、贈賄罪で起訴された紳士服大手「AOKIホールディングス」前会長の被告青木拡憲(84)らの依頼を受けた「電通」OBの被告
高橋治之(78)が、大会組織委員会理事の職務権限を背景として、組織委側に繰り返し便宜を求めたとする構図を描き出した。東京地検特捜部による捜査の過程で、参考人として事情聴取を受けた大会組織委員会会長だった元首相森喜朗(85)の供述内容が判明した。
森は特捜部に、スポンサー決定が自身に一任されていたことを説明したほか、スポンサーに選ばれる前のAOKI側と会食していたことを認めた。この日の法廷での検察官による供述調書の朗読や関係者によると、森は被告高橋の理事就任について、
日本オリンピック委員会(JOC)前会長竹田恒和(75)から推薦を受けたと述べた。森は「電通出身者が理事にいたほうがいい」と思い、それまでに被告高橋が集めた資金の一部が使途不明瞭という「よからぬ噂(うわさ)」も耳にしたものの、最終的に理事就任を受け入れたと説明。
人脈が豊富な被告高橋を「便利」と考え、スポンサー集めなどのマーケティングを担当してもらうことにしたと話していた。森はまた、「スポンサー決定は、理事会の決議により、会長の私に一任されていた」と供述。
実際のスポンサー探しや交渉、組織委のマーケティング専任代理店だった電通とのやりとりなどは被告高橋や組織委職員が行い、自身は了承する立場だったとした。
AOKIがスポンサーになる前、森は、被告高橋の誘いで被告青木らと会食したことを認めた。AOKI側がスポンサー就任や日本代表選手団の公式服装の受注を望んでいることを知り、被告青木に「ラグビー・ワールドカップが開催される頃までにAOKIさんがスポンサーに決まっている」と発言していたという。(読売)
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日本列島は強い冬型の気圧配置となっていて、西日本の上空にも非常に強い寒気も流れ込んでいる。
普段は雪のあまり積もらない西日本の平野部でも雪が積もっていて、高知市では記録的な大雪となっている。大雪警報や暴風雪警報が発表されているところもある状況だ。
車での移動は冬用タイヤやチェーンなどの滑り止めを使用して、スリップなどに十分注意するように。
日本海から次々と発達した雪雲が西日本にも流れ込んで、山陰や九州北部だけでなく、瀬戸内側や四国の太平洋側、紀伊半島にも発達した雪雲が流れ込み続けている。
高知市では昨夜遅くから雪が降りはじめ、今朝8時の積雪が14cm。これは観測史上1位の記録を更新する値で、記録的な大雪となった。その他、広島市や徳島市でも8時現在で5cmの積雪を観測した。
山沿いでは積雪が多くなっていたのはもちろん、高知市周辺や広島市周辺、福岡の北九州市周辺でも道路にしっかりと積雪があるという。普段はあまり雪の積もることがない地域で、車の運転はスリップなどに十分に注意が必要。冬用タイヤやチェーンなどの滑り止めがない場合は運転を控えるように。
雪雲の流れ込みは紀伊半島にも及び、深夜には大阪でも初雪が観測された。平年より3日早く、昨季より9日早い観測。その他、近畿地方では昨夜のうちに、奈良や神戸でも初雪観測。
8時現在、奈良では1cmの積雪を観測。大阪では雪の舞うタイミングがあったとしても、中心部では積もることはないとみている。このあとも明日24日(土)の午前中にかけて雪が降りやすく、西日本の市街地でも多いところでは10cmを超えるような積雪となるおそれがある。
風も強く、吹雪による視界不良にも要注意。24日(土)午後は寒気が緩んで雪から雨に変わるところもあり、路面状況が悪化したり、大きな水たまりができる可能性がある。車の運転だけでなく、歩きでも滑りやすくなりますので、外出の際はお気を付けて。 (ウェザーニュース)
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東京都内でけふ23日、新型コロナウイルスの新たな感染者1万7332人と、24人の死亡が確認された。
病床使用率は52.6%。前週の同じ曜日を上回ったのは18日連続。1週間平均の新規感染者数は、23日時点で1万6638.0人で、前の週に比べて109.5%。都内の累計患者数は385万8968人となった。
年代別では0歳146人、1~4歳571人、5~9歳869人、10代1752人、20代3239人、30代3231人、40代3050人、50代2271人、60~64歳655人、65~69歳347人、70代654人、80代405人、90歳以上142人。65歳以上の高齢者は1548人だった。
亡くなったのは60代~90代の男女。(新聞東京)
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うちなーは今。ことし7月宮古島市で巡視船が実弾を誤射した問題で、第11管区海上保安本部は23日、宮古島海上保安部の職員3人を懲戒処分にした。
この問題はことし7月宮古島市の長山港(ながやまこう)に停泊していた巡視船『しもじ』で、訓練中に20ミリ機関砲の実弾8発が陸に向けて誤射されたもの。
「皆様の信用と信頼を大きく失墜させたと考えています。改めまして深くお詫び申し上げます」 (第十一管区海上保安本部本部長 一條正浩(まさひろ)。12月23日に行われた会見で第11管区海上保安本部の本部長一條正浩は
誤射に関わった職員3人のうち当時の船長を20日間の停職処分に、ほかの職員2人を3か月の減給処分にしたと発表した。また本部長一條自身も厳重注意となったほか、宮古島海上保安部長も訓告処分となっている。(琉球放送)
♪あたし中卒やからね 仕事をもらわれへんのやと書いた 女の子の手紙の文字は とがりながらふるえている ガキのくせにと頬を打たれ 少年たちの眼が年をとる 悔しさを握りしめすぎた こぶしの中 爪が突き刺さる
私 本当は目撃したんです 昨日電車の駅 階段で ころがり落ちた子供と つきとばした女のうす笑い 私 驚いてしまって 助けもせず叫びもしなかった ただ恐くて逃げました 私の敵は 私です
ファイト! 闘う君の唄を 闘わない奴等が笑うだろう ファイト! 冷たい水の中を ふるえながらのぼってゆけ
暗い水の流れに打たれながら 魚たちのぼってゆく 光ってるのは傷ついてはがれかけた鱗が揺れるから いっそ水の流れに身を任せ 流れ落ちてしまえば楽なのにね やせこけて そんなにやせこけて魚たちのぼってゆく
勝つか負けるかそれはわからない それでもとにかく闘いの 出場通知を抱きしめて あいつは海になりました
ファイト! 闘う君の唄を 闘わない奴等が笑うだろう ファイト! 冷たい水の中を ふるえながらのぼってゆけ
薄情もんが田舎の町にあと足で砂ばかけるって言われてさ 出てくならおまえの身内も住めんようにしちゃるって言われてさ うっかり燃やしたことにしてやっぱり燃やせんかったこの切符 あんたに送るけん持っとってよ 滲んだ文字 東京ゆき
ファイト! 闘う君の唄を 闘わない奴等が笑うだろう ファイト! 冷たい水の中を ふるえながらのぼってゆけ
あたし男だったらよかったわ 力ずくで男の思うままに ならずにすんだかもしれないだけ あたし男に生まれればよかったわ ああ 小魚たちの群れきらきらと 海の中の国境を越えてゆく 諦めという名の鎖を 身をよじってほどいてゆく
ファイト! 闘う君の唄を 闘わない奴等が笑うだろう ファイト! 冷たい水の中を ふるえながらのぼってゆけ
ファイト! 闘う君の唄を 闘わない奴等が笑うだろう ファイト! 冷たい水の中を ふるえながらのぼってゆけ ファイト!
2011年 10月 ファイト! 作詞・作曲 歌 中島みゆき
沖縄県内ではけふ23日、オミクロン株の変異株「BF.5」「BA.5.1.25」が県内で初確認された。
12月5日~11日に採取した検体を調べて判明した。また、新たに1035人が新型コロナウイルスに感染した。70代~80代の計3人の死亡も確認された。先週の金曜日(16日)の690人に比べて345人増えた。累計感染者は53万4830人となった。
直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は前日時点で329.83人で全国で47番目。最多は佐賀県の1387.89人で、全国平均は870.53人。病床使用率は32.2%(入院者数222/病床数689)で、重症者用は10.2%(入院5/病床数49)となっている。
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北の大地。23日の北海道内は、発達する低気圧の影響で、大雪や猛吹雪になっていて、停電や渋滞。
佐呂間町の国道333号では、トレーラーが立ち往生し、周囲が渋滞している。佐呂間町ルクシ峠付近の国道333号で、23日午前8時45分ごろ、トレーラーが立ち往生しているのを通りがかった人が目撃した。
トレーラーは北見方面に向かう、峠の最初の上り坂の左カーブのところで立ち往生していた。北海道は、発達した低気圧の影響で、日本海側北部とオホーツク海北部を中心に大雪や猛吹雪になっていて、トレーラーが立ち往生していた佐呂間町の隣町、
軽町の白滝では、22日午後4時に、12センチだった積雪が、23日午前10時までに85センチまで増えた。23日午前10時までの24時間に降った雪の量は76センチと、全国で最も多く、12月としては観測史上1位の記録的な大雪となった。
幕別町の国道38号では、23日午前、橋の近くの電柱2本が折れて道路を塞いでいるのが見つかり、付近が通行止めになっている。倒壊した原因はわかっていないが、23日午前8時ごろには倒れていた電柱に車が衝突する事故もあり、警察や北電で詳しく調べている。
また、道内各地で停電が発生して、北海道電力によると、23日午前10時40分現在、日高地方で約1210戸、十勝地方で約1800戸、釧路地方で約520戸、根室地方で約930戸数、オホーツク地方で約1920戸、後志地方で約50戸、
胆振地方で約40戸、宗谷地方で約530戸の計約6970戸が停電し、復旧作業が続けられている。また、大雪の影響でJR北海道は23日、特急など計52本の運休を決めている。(北海道文化放送)
オホーツクの紋別市で大規模な停電が発生している。
北海道電力によると午23日午後3時半すぎから紋別市のおよそ1万3000戸で停電が発生している。雪の影響の可能性があるということで現場の状況を確認しているが復旧のメドはたっていない。
道内では午後4時現在2万9000戸が停電している。(HTB北海道ニュース)
♪海猫が鳴くから ニシンが来ると 赤い筒袖の ヤン衆がさわぐ 雪に埋もれた 番屋の隅で わたしゃ夜通し 飯を炊く あれからニシンは どこへ行ったやら
破れた網は 刺し網か 今じゃ浜辺で オンボロロ オンボロボロロ 沖を通るは 笠戸丸 わたしゃ涙で にしん曇りの 空を見る
昭和50年 石狩挽歌 作詞:なかにし礼 作曲:浜圭介
青森。8月の記録的な大雨で一部区間で運休していたJR五能線が、およそ4カ月半ぶりに全線で運転を再開した。
JR五能線の鰺ケ沢駅と深浦駅との間は、大雨の影響で運転見合わせとなっていたが、23日朝の始発から運転が再開された。鰺ケ沢駅を利用する乗客からは、およそ4カ月半ぶりとなる全線での運転再開を喜ぶ声が聞かれた。
「やっぱり朝早いのですけれど、楽になりました」「(代行バスだと)朝も早くてここ(鰺ケ沢駅)に来るのもちょっと遅かったので、やっぱり電車の方が良いと思いました」「電車に乗った時しか見られない景色っていうのがあって、それがとても印象深かったです」 (乗客)
JRは、運転再開後も鰺ケ沢町の中村川に架かる橋の補強工事を行うため、しばらくは橋の付近を時速35キロ以下に抑えて運転する。また、快速「リゾートしらかみ」は、24日から青森駅と秋田駅との全区間での運転を再開する予定。(青森朝日放送)
宮城。22日夕方、松島町の国道で、大型トラックにはねられ意識不明の重体となっていた70代の女性が、23日未明死亡した。
死亡が確認されたのは東京都に住む、古賀真智子さん(77)で、22日午後4時45分ごろ、松島町松島の国道45号線で横断歩道を歩いて渡っていた古賀さんが、右から走ってきた大型トラックにはねられた。
古賀さんは頭を強く打ち意識不明の重体だったが、23日未明、死亡が確認された。トラックを運転していた55歳の男にけがはなかった。現場はゆるやかな右カーブの信号機のある横断歩道で、警察は目撃者から話を聞くなどして、事故当時の状況を詳しく調べている。(仙台放送)
福島。福島第一原発事故の教訓は生かされているのか?原子力政策が“大きな転換点”を迎えた。
政府は、最長60年としていた原発の運転期間を実質的に延長するなどした新たな方針を、22日決定した。
福島第一原発事故からまもなく12年…およそ2万8千人が、いまだ福島県の内外で避難生活を送っている。原子力政策をめぐり、22日に新たな方針が示された。
「現在直面するエネルギー危機に対応した政策を加速していくためには国民の地域の信頼を積み上げていく地道な取り組みも不可欠」(首相岸田)、福島第一原発の事故を受け、政府は、原発の運転期間を運転開始から原則40年と定め審査に合格した場合に限り、20年の延長を許可している。
新たな方針では、運転を停止していた期間の追加延長を許し実質、60年を超えた原発の運転を認めるものとなった。さらに、廃炉が決まった原発を次世代型へ建て替えることなども決定した。
政府方針の転換にいまも廃炉作業が続く福島第一原発が立地する大熊町の住民はどのように思うか。2019年の避難指示解除後、大熊町に戻った夫婦も新たな方針に複雑な心境を抱いている。
「電気も足りないといわれると、原発も少しは必要だと思うけどなんともいえない」(大熊町の伏見明義さん)、「やっぱり孫たちの時代が果たして安全にいくかどうかは一番心配するところだよね」(妻の照さん)
原発事故後、政府はこれまで原発の建て替えなどは「想定していない」としていたが、この方針を大きく転換するものとなった。(テレビユー福島)
茨城。23日午前5時45分ごろ、鹿嶋市浜津賀の国道51号で、80代とみられる女性の軽乗用車が対向車線にはみ出し、福島県いわき市の、会社員の男(59)の大型トラックと衝突した。
女性は搬送先の病院で死亡が確認された。県警鹿嶋署で女性の身元や事故原因を調べている。(新聞茨城)
♪やさしさと 楷書のなさが 裏と表に ついている そんな男に 惚れたのだから 私がその分 ガンバりますと 背をかがめて 微笑み返す 花は越後の花は越後の 雪椿
つらくても がまんをすれば きっと来ますよ 春の日が 命なげすて 育ててくれた あなたの口癖 あなたの涙 子供ごころに 香りを残す 花は越後の花は越後の 雪椿
昭和 62年 雪椿 作詞:星野哲郎 作曲:遠藤実
新潟。糸魚川市で23日朝、住宅1棟が全焼する火事があり、焼け跡からこの家に住む57歳の男が遺体で見つかった。
火事があったのは糸魚川市釜沢の岡庭三男さん(57)の住宅で、23日午前7時ごろ近くに住む人から「バス停付近の住宅から煙が見える」と消防へ通報があり、火はおよそ1時間後に消し止められたが、木造2階建ての住宅が全焼し、この家に住む岡庭さんが焼け跡から遺体で見つかった。
岡庭さんは1人暮らしだという。警察は火事の原因を調べている。(新潟放送)
長野。22日、須坂市で高齢の女性がひき逃げされ重体となった事件で、市内の61歳の男が逮捕された。
ひき逃げの疑いで逮捕されたのは須坂市の村石清61歳で、22日午前11時前、須坂市の国道で歩行中の82歳の女性を軽乗用車ではねて走り去った疑い。女性は頭などを強く打ち意識不明の重体。
事故からおよそ1時間後に警察が現場から4キロほど離れた場所でボンネットがへこんだ状態の容疑者の車を発見し事情を聞いていた。警察は容疑者の認否を明らかにしていない。(長野放送)
千葉。銚子サンマ水揚げゼロ 1950年以降では初の事態 漁師ため息、漁船の燃料高騰も
銚子漁港の今年の年間水揚げ量(速報)が23日、銚子市から発表され、「12年連続日本一」を確実とする一方、全国的不漁のサンマはゼロが確定的となった。
三陸沖などが主な漁場にならなかったのが主因で、水揚げゼロは1950年以降では初の事態。漁船の燃料高騰も拍車となり、地元漁師からため息が聞かれる。
全国さんま棒受網漁協によると、今年11月末時点のサンマ水揚げ量(北海道―千葉)は1万7869トンで、最低だった前年の同期から微減。北海道から東に離れた北太平洋の公海や道沖が主漁場になり、三陸沖や常磐沖の日本近海に群れは見られなかった。
銚子のサンマ水揚げは2009年に約6万1千トンを記録したが、18年は4339トン。19年は620トンに激減。昨年にいたっては地元の市漁協所属船が遠い公海で漁獲した18トンにとどまった。
市漁協によると、水揚げゼロは1950年以降で初。市漁協の参事鈴木英之は「全国的に同じような状況なので仕方ない。資源が回復してまた銚子に揚がるようになれば」と話した。
今年、地元から出漁した2隻のうちの1隻、第一太幸丸の漁労長浅野修(55)は「船の燃料代もかかる。天候も悪い」とし、漁期終盤の今月5日に今季の漁を切り上げたという。市内の魚店「鮮魚 魚道」店主の梅原広樹さん(40)は「気になっていたが、まさか水揚げがないとは思わなかった」と落胆。
新鮮なサンマの刺し身はファンが多く、今年も客の問い合わせがあったという。梅原さんは「燃料代も高いし大変だと思う」とする一方で、来年に向け「みんなが待っているので、また銚子に揚がってほしい」と願った。
市長越川信一は23日の定例会見で「以前はサンマが銚子まで下ってきて『水産まつり』で炭火焼きを配るなどしていた。銚子の水揚げの代名詞のような魚種。(ゼロには)大変ショックを受けている」とコメント。
「水産加工でサンマを主力とする会社があり、サンマ以外の魚に転換することができるか課題。銚子の水産経済にとってもマイナス」と懸念を示した。(千葉日報)
東京。西武国分寺線・鷹の台駅近くの小平中央公園(小平市津田町1)で17日、「クリスマスマーケット小平」が開催された。
さまざまなジャンルの17店舗が出店し、地域学生のアート作品の展示やワークショップなどを行い、にぎわいを見せた。
スウェーデン語でクリスマスを意味する「God Jul!(ゴッユール)」を合言葉に、「小平に帰る人を温かく迎えるマーケット」を目指した同イベント。多彩なジャンルの店が出店し、自家焙煎コーヒーや焼き菓子などの食品、ホットワインやクラフトビールなどのお酒、園芸用品や雑貨、生花などを販売した。
開場時間の11時には、各店に列や人だかりができるなど活況を見せた。出店したベーグルと手作り菓子の店「merci bagel(メルシーベーグル)」(上水本町6)の荒木千恵子さんは「約300個商品を用意したが、開始2時間で完売した」と話す。
津田塾大学、白梅学園大学、武蔵野美術大学など、近隣大学の出店が目立つのも同マーケットの特徴。近隣に住む女性来場客は「マーケットにはよく行くが、学生の出店はあまり見ない」と話す。
企画・運営をするスウェーデンパンの店「torpet(トルペット)」の澤崎譲士さんは「マーケットが地域学生と地域住民をつなげるハブになれば」と期待する。同マーケットの利益の一部は、復興支援としてウクライナへ寄付する。(北多摩経済新聞)
神奈川。正月の食卓に彩りを添え、半円状の形が初日の出を模して縁起が良いとされるかまぼこ作りが最盛期を迎えている。
創業1865年の鈴廣蒲鉾本店(小田原市風祭)では、限定300組に販売される逸品「一(はじめ)」の製造に職人50人がかりでフル回転。3日間で600本を手作業で練り上げる。
かまぼこ板を片手に、新鮮な生のグチ、この商品のためだけに相模湾へ漁に出たオキギスに加えて、高級魚・クロムツを最良のバランスで配合したすり身を、手早くきれいに成形して何層にも塗りつけていった。
11月15日の販売予約当日には26分間で予約枠が埋まったという“幻のかまぼこ”だけに、職人たちも冷水で身を清めてから生産に臨むなど力が入る。職人の神兼智(じんかねとも)さんは「年の瀬の集大成。
紅白のかまぼこで明るく健やかな新年を迎えられるように、全集中、全神経を注いで無の境地で生産していきます」と話していた。(新聞神奈川)
愛知。新城市の高速道路の工事現場で23日、男の作業員2人がクレーンから落下したコンテナの下敷きになり、死亡した。
23日午前9時前、新城市川合の工事現場で金属製のコンテナをクレーンで吊って作業中、ロープが切れて落下した。浜松河川国道事務所によると、42歳と34歳の男の作業員が下敷きになり、いずれも心肺停止の状態で病院に運ばれたが、死亡が確認された。
現場は三遠南信自動車道のトンネル工事現場で、工事の際に出た地下水を溜めておくためのコンテナを撤去する作業中だったという。警察が事故の詳しい原因を調べている。(東海テレビ)
「国に帰ればいい」 日系ブラジル人の生活保護拒否、誤情報伝える
安城市役所の職員が、生活保護を申請しようとした日系ブラジル人の女性(41)に、「外国人に生活保護費は出ない」と虚偽の説明をしていたことが、関係者への取材で判明した。
職員は「国に帰ればいい」と暴言も浴びせたという。支援者らの働きかけで受給が決まったが、女性は「ほかの外国人も同じような目に遭っていないか心配だ」と話している。
関係者によると、女性は約10年前に来日した。夫(42)は県内の自動車部品工場などで働いていたが、新型コロナウイルス禍で失職。以降はアルバイトをしていたが、無免許運転などで逮捕されて収入が途絶えた。
小学生の長男と1歳の次男を抱えて生活に困窮した女性は11月1日、知人と市役所を訪れ、生活保護の申請をしようとした。ところが、窓口で応対した職員は「外国人には生活保護費は出ない」「夫が逮捕されたら入国ビザが取り消しになる」などと誤った情報を伝え、申請を拒否。
さらに「手助けできることはない」「国に帰ればいい」などと言い、出入国在留管理庁や領事館に相談するよう促したという。弁護士ら周囲の支援で11月末に申請できたが、担当職員はその後も、生活保護費を滞納している県営住宅の家賃支払いや、新型コロナ対策の貸付金返済に充てるよう求めたという。
生活保護法は、保護の対象を「生活に困窮する国民」と規定しているが、定住、永住資格などを持つ外国人にも適用される。女性はブラジル国籍だが、在留カードを所持している。
女性はこの間、知人らからもらった食料やミルクで2人の息子を養ってきた。「ミルクはいつもより倍くらいに薄めて飲ませるしかなく、最後は水のようだった。それが一番つらかった」と涙ながらに話した。
22日に生活保護費を受け取り、担当課長から謝罪された。「精神的に追い詰められ、市役所に行くのが怖くなった。外国人も一人の人間として見てほしい」。ブラジルでもクリスマスを盛大に祝うが、「とてもそんな気分にはなれない」と?を紅潮させた。
安城市は「個人情報に関わることであり、何も答えられない」と話している。(毎日)
大阪。強い冬型の気圧配置の影響で、近畿と徳島の上空にも強い寒気が流れ込んでいて、各地で例年を上回る冷え込みとなっている。
この影響で、23日には近畿・徳島の各地では降雪が確認されている。徳島市では23日午前11時時点で10センチの積雪となっていて、12月の記録としては異例。また、大阪市内でも初雪が観測された。
雪は24日にかけて降り続き、北部では警報級の大雪、中南部でも積雪のおそれがある。この雪は23日午後から24日にかけてピークを迎えて、降雪の範囲が北部から中南部にかけて広がる見込み。
一方、24日に雪のピークは越える見通しだが、その後も『真冬並みの寒さ』が続き注意が必要。近畿各地の最低気温は次の通り。(23日午後1時半時点)
【23日の最低気温】 ▼大阪:1.9℃ ▼神戸:1.3℃ ▼京都:―0.4℃ ▼奈良:1℃ ▼滋賀(彦根):-1℃ ▼和歌山:2℃
【24日の予想最低気温】 ▼大阪:1℃ ▼神戸:1℃ ▼京都:―1℃ ▼奈良:0℃ ▼滋賀(彦根):-2℃ ▼和歌山:2℃
【25日の予想最低気温】 ▼大阪:4℃ ▼神戸:4℃ ▼京都:3℃ ▼奈良:2℃ ▼滋賀(彦根):4℃ ▼和歌山:5℃ (МBS)
香川。1日に約200人が利用する東かがわ市の温浴施設、白鳥温泉。
40年以上続く温泉の今後の存続が危ぶまれている。白鳥温泉は旧白鳥町が整備して1978年にオープンし、現在は建物や設備の老朽化が進んでいる。町や市で管理してきたが、2009年度から指定管理施設となり、現在は高松ぽかぽか温泉などを運営する創裕が施設管理を行っている。
しかし、指定管理施設の期間は2022年度で終了する。東かがわ市議会は22日の本会議の中で、今後の対応について協議した。市は2023年度から白鳥温泉の指定管理者をホテル事業などを行うkanemitsuにする案を出したが、否決された。
否決の理由として、施設の老朽化と、5年という指定期間の長さが挙げられた。「本施設は老朽化しており、5年の指定管理が長く、期間内で起こりえるリスクが大きい」(東かがわ市議会/総務常任委員長工藤正和)
議会で否決となったことで今後の施設管理については白紙になった。現在、白鳥温泉は近所の人を中心に1日に約200人が利用している。「普段からよく来ています。月の内15回くらい来ていた。やっぱりお年寄りにはあった方がいいわね」(徳島から来た男)
「毎日来られる方とかは地元の方が多いですね。いいお湯が出ているのでぜひ残してほしいですね」(創裕 白鳥温泉の受付を担当/槇井伊都美さん)
東かがわ市によると、白鳥温泉の今後については存続や閉館を含めて未定だという。(KSB瀬戸内海放送)
広島。23日午前8時ごろ、福山市高西町の歩道橋の階段下で、女性が首から血を流した状態で倒れているのが見つかった。
女性はその後死亡が確認されたという。女性は40~50歳代とみられていて、近くには包丁も落ちていたという。警察が自殺と他殺の両面で捜査している。(中国放送)
高知。約5年ぶりに高知県に大雪警報が発表されている。
国道56号では、スリップ事故が多発し、午後4時現在、土佐市から須崎市の間の6キロの区間が通行止めとなっている。この区間では、トラックなどの車両が立ち往生している。
23日の大雪で、須崎市では、トラックがスリップし、一時、道を塞いだ。他にも、積もった雪に不安を覚え、動けなくなった車両などもあり、土佐国道事務所は土佐市鷹ノ巣から須崎市吾井郷までの区間、約6キロを通行止めとしている。
この区間では一時、数十台から100台近くの車両が滞留。その後、若干解消したとみられたが、午後4時の時点でも、トラックなどの大型車両が立ち往生している状態が続いている。
ノーマルタイヤのトラックが動けなくなり、後続車もUターンができない状態だという。午前10時ごろから、この区間で待っていると言う人もいた。国交省の職員がお茶やパン、カイロを配布する場面も。土佐国道事務所が除雪などの作業を進めているが、立ち往生の解消と、通行止め解除の目途はたっていない。(テレビ高知)
福岡。正月に欠かせないおせち。こちらも値上げが避けられない状況で、あの高級食材は将来、食べられなくなってしまうかも。
夜も明けぬ午前3時、威勢のいい声が響き渡るのは、北九州市の中央卸売市場。正月料理に欠かせないタイやブリ、エビに数の子などが次々と競りにかけられていった。
中でも、21日に漁が解禁されたのが…。「これがアワビ」(業者)、おせちにも使われる高級食材・アワビ。長いものだと20年ほど生きると言われているアワビは、不老長寿の象徴とされ、縁起の良い貝として親しまれている。
福岡県は全国で4番目に多い漁獲量を誇り、漁が解禁された今が出荷のピーク。しかし、そんな正月食材・アワビにも、値上げの波が押し寄せていた。
「相場自体ずっと上がってきている。例年の1.5倍ぐらいになっている」(北九州中央海産魚市場 土澤裕之さん)
さらに…。「だいたい今の時期はたくさんあるのに(今年は)少ない」(仲卸業者)、こちらの市場では、取引量がここ数年で400キロ以上も減少していた。(※12月の取引量 2018年:2907kg、2021年:2469kg)
高級食材・アワビに今、何が起きているのか。福岡市内の仕出し店。まもなく正月ということで、おせち料理の仕込み作業が急ピッチで進められていた。おせち料理の準備に追われる福岡市内の仕出し店。
Q「予約数や売り上げはどうですか?」、A「松幸」岡田幸治さん「去年と違って帰省するお客さんも多いようで、大人数の5人分がよく売れている」。
ウィズコロナが進む今回の年末年始は、大人数で食べられるセットが人気で、すでに1600個の予約を受けているという。
Q「おせちはいろんな食材を使うと思うが、仕入れのコストは?」A「松幸」岡田幸治さん「仕入れは大体10~15%は全体的に上がっている」
重箱を華やかに彩るカニやイクラなどの食材は、円安やウクライナ侵攻などの影響もあり、仕入れ値が上がっている。Q「商品価格に転嫁は?」A「松幸」岡田幸治さん「(そのまま反映すると)数千円上がってしまうので、上げても1000~2000円ぐらいで抑えている」
Q「おせち用食材で一番上がっているのは?」A「松幸」岡田幸治さん「一番はアワビ」。おせち食材の仕入れ値が最も上がっていたのは、高級食材・アワビでした。
Q「どれくらい値上がりしている?」A「松幸」岡田幸治さん「国産だと例年の倍近く上がっている」
こちらで使用するクロアワビの仕入れ値は、去年1キロ当たり7000円ほどでしたが、今年は1万5000円と、倍以上に値上がりしていた。
「アワビは今でも高級食材だが、超高級食材になると思う」(「松幸」岡田幸治さん)(テレビ西日本)
佐賀。22日午後11時55分ごろ、小城市三日月町久米で「家が燃えている」と110番があった。
長屋造りのアパートの1室から出火し、計3室を焼いた。出火元とみられる部屋には高齢夫婦が暮らしており、うち70代男が目や喉に痛みを訴え、佐賀市内の病院に搬送された。命に別条はない。
アパートは計5室あり、いずれも高齢の住人が暮らしていたが、逃げて無事だった。(新聞佐賀)
長崎。交通機関に一部再開の動きも…長崎と県外を結ぶ高速バスには運休相次ぐ(23日午前11時時点)
【長崎~北九州】始発は運休 午後の便は安全確認ができ次第、運行予定、【長崎~熊本】終日運休、【長崎~大分】終日運休、【長崎~宮崎】終日運休、【長崎~佐世保】始発より運行見合わせ
【長崎~長崎空港】午後から運行再開 ただし、出島道路経由は新地から西山バイパス経由、◆長崎空港行き ココウォーク茂里町 午後0時26分発から運行再開※西山バイパス→(バイパス)→多良見→(一般道)→諫早→(高速)→長崎空港、
◆ココウォーク茂里町行き 長崎空港 午後0時5分発から運行再開※長崎空港→(高速)→諫早→(一般道)→多良見→(バイパス)→西山バイパス、(テレビ長崎)
熊本。水俣市越小場(こしこば)の国道268号で路面が凍結し、車両およそ50台が立ち往生している。
きょう23日午前6時50分ごろ、水俣市の国道268号で路面が凍結し、およそ50台の車が2キロにわたって立往生している。この影響で午前8時15分から水俣市葛渡から越小場間の約9.5キロが全面通行止めとなっている。
県内は冬型の気圧配置となっていて、昨夜遅くから水俣市では断続的に雪が降り午前6時頃には15センチほどの積雪があり、国道ではチェーン規制が行われていた。
道路を管理する県は午前9時ごろから除雪作業を行っていますが、復旧のめどはたっていない。(熊本放送)
鹿児島。雪で交通に乱れ 24日海の便で欠航も 鹿児島県(午後5時)
鹿児島県内の海の便や空の便など各交通機関にも影響が出た。24日もすでに欠航を決めている便がある。
【高速道路・高速バス】
高速道路は九州自動車道のえびの~八代間が通行止めとなっていて、高速バスは福岡線と熊本線が全便運休した。
【海の便】
<23日 欠航>
種子島・屋久島航路、甑島航路、奄美・沖縄航路が軒並み欠航となった。
<24日 欠航>
●種子島・屋久島航路 フェリー屋久島2、
●プリンセスわかさ、
●種子屋久高速船の午前発の一部の便
●奄美・沖縄航路 「フェリーあけぼの」の那覇発の上り便、
●「フェリー波之上」の鹿児島発の下り便、
●「フェリーあまみ」の平土野発の上り便
●瀬戸内町の「定期船せとなみ」の与路港発の第1便
【空の便】
強風などの影響で、離島を結ぶ便を中心に欠航が相次いだ。(MBC南日本放送)
♪遠き別れに 堪えかねて この高楼(たかどの)に 登るかな 悲しむなかれ わが友よ 旅の衣を ととのえよ
君がさやけき 目のいろも 君くれないの くちびるも 君がみどりの くろかみも またいつか見ん この別れ
別れといえば 昔より この人の世の 常なるを 流るる水を 眺むれば 夢はずかしき 涙かな
君の行くべき やまかわは 落つる涙に 見えわかず 袖のしぐれの 冬の日に 君に贈らん 花
もさんはがな
昭和20年 惜別の歌 作曲:藤江英輔 作詞:島崎藤村
富山。冬の味覚として親しまれている「かぶらずし」作りが、南砺市遊部川原(福光)の三和食品で進められている。
22日も従業員約20人が、漬け込み作業に精を出した。かぶらずしは、歳暮の贈答品やおせち料理の一品として人気がある。従業員は県西部産のカブにブリやマス、サバを挟んでニンジンやトウガラシと一緒に麹(こうじ)で漬け込んだ。約2週間で仕上がる。(新聞北日本)
福井。越美北線では大雪のため、24日、次の列車は以下の区間で運転を取り止める。(12月23日午後5時現在)
【福井⇒九頭竜湖方面】
・福井駅 9時08分発 普通 九頭竜湖行(越前大野駅~九頭竜湖駅間)
・福井駅 12時50分発 普通 九頭竜湖行(越前大野駅~九頭竜湖駅間)
【九頭竜湖⇒福井方面】
・九頭竜湖駅 5時52分発 普通 福井行(九頭竜湖駅~越前大野駅間)
・九頭竜湖駅 10時56分発 普通 福井行(九頭竜湖駅~越前大野駅間)
・九頭竜湖駅 14時32分発 普通 福井行(九頭竜湖駅~越前大野駅間)(新聞福井)
金沢。NEXCO中日本は、大雪のため、北陸自動車道の金沢森本ICと富山県の砺波ICの間を午前10時半から通行止めにした。
これで石川・富山の県境を通る国道8号と高速道路が同時に通行止めになっていたが、午後4時に解除へ。(МRO)
石川県内ではけふ23日、新たに1359人が新型コロナに感染した。また3人の死亡も確認された。
県は医療機関からの報告が1236人、自己検査で陽性となり県のセンターに登録した人が123人分のあわせて1359人が新型コロナに感染した。
また療養中の高齢者3人の死亡も確認された。年代別では40代が最も多く214人、次いで30代が201人。
療養状況は入院が11人増えて271人、宿泊療養は16人増えて88人。病床使用率は51.8パーセントと5割を超えている。
♪いのち短し 恋せよ乙女 あかき唇 褪(あ)せぬ間に 熱き血潮の 冷えぬ間に
明日(あす)の月日は ないものを…
ゴンドラの唄 作詞吉井勇(1886~1960)
♪こよなく晴れた 青空を 悲しと思う せつなさよ うねりの波の 人の世に はかなく生きる 野の花よ
なぐさめ はげまし 長崎の ああ 長崎の鐘が鳴る…
昭和24年 長崎の鐘 作詞:サトウハチロウ 作曲:古関祐而
♪水にきらめく かがり火は 誰に想いを 燃やすやら あなた あなたやさしい 旅の人
逢うたひと夜の 情けを乗せて こころまかせの 鵜飼い舟
1984年 長良川艶歌 作詞:石本美由起 作曲:岡千秋
♪固き土を破りて 民族の怒りに燃える島 沖縄よ 我等と我等の祖先が 血と汗をもて 守り育てた 沖縄よ 我等は叫ぶ沖縄よ 我等のものだ沖縄は
沖縄を返せ 帰せ 沖縄を返せ
1956年 沖縄を返せ 作詞:全司法福岡高裁支部 作曲:荒木栄
から衣 きつつなれにし つましあれ ばはるばるきぬる たびをしぞ思ふ
在原業平 伊勢物語
世の中に たえて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし
在原業平 古今和歌集 萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 女郎花
Go against!(風に向かって走れ
熊川哲也
夕方の散歩は何時ものコースを予定していたが、荒れまくってそれどころではない。゜運動教室は何時もの半分以下、九人が参加したが、荒れ模様の天候で早めに切り上げた。で散歩は三浦は中止した。
年明けは四日から再開する。
けふの歩数は3016歩、距離は1、9km、消費カロリーは139KCal、肪燃焼量9g。
大雪情報で、沼津にいる照ちゃんからSNSで元気かとの便りあり。
たのしみは朝おきいでて昨日まで無かりし花の咲ける見る時
橘曙覧 (1812~1868)
我は張りつめたる氷を愛す
斯る切なき思いを愛す
我はそれらの輝けるを見たり
斯る花にあらざる花を愛す
我は氷の奥にあるものに同感す
我はつねに狭小なる人生に住めり
その人生の荒涼のなかにしん吟せり
さればこそ張りつめたる氷を愛す
斯る切なき思いを愛す
昭和三十五 十月十八日
室生犀星之建 (犀星文学碑 軽井沢)
不満なこともあるだろう。
腹の立つこともあるだろう。
これらをじつとこらえてゆくのが男の修行である。
山本五十六 「男の修行」
♪卯の花の、匂う垣根に 時鳥、早も来鳴きて 忍音もらす、夏は来ぬ
さみだれの、そそぐ山田に 早乙女が、裳裾ぬらして 玉苗植うる、夏は来ぬ
唱歌 夏は来ぬ 1896年(明治29年) 作詞:佐々木信綱 作曲:小山作之助
草餅を焼く天平の色に焼く 有馬朗人(あきと)
他人から「どう思われるか」より、他人のために「何ができるか」。
冷に耐え、苦に耐え、煩に耐え、閑に耐え、競わず、争わず、もって大事をなすべし
高倉健
「出合いこそ力」と訴えていたのは白山麓、白峰に「僻村塾」を開いて、ゴルフ場などの乱開発を戒めた直木賞作家の故高橋治。
回光(えこう)返照(自らの光を外へ向けるのではなく、 内なる自分へ向けて、心の中を照らし出し、自分自身を省みること)
人に愛 花に水
People love to water the flowers
はゝこひし 夕山桜 峰の松
泉鏡花。金沢、卯辰山への登り口の脇にひっそりと建っており、幼い頃母を失った鏡花の心情が伝わる
年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず
劉 希夷(651~678)唐代の詩人
だっておやすみ やさしい顔した娘たち
おやすみ やはらかな黒い髪を編んで
ちょ おまへらの枕もとに胡桃色にともされた燭台のまはりには
快活な何かが宿つてゐる(世界中はさらさらと粉の雪)
立原道造「眠りの誘ひ」から
わたしはただ一介痩身の無名詩人
樹間に湧く無量 の感に涙しぼり
地に満つる落葉や雑草にも
無情の声を呑み
天かける白雲に
うたた民族流離の歌をきく
よしや骨肉こ
こに枯れ果つるとも
八月の太陽は
燐として 今 天上にある
されば 膝を曲げ 頭を垂れて
奮然 五体の祈りをこめよう
祖国帰心
五臓六腑の矢を放とう
昭和二十六年八月(断食悲願の詩より)
泉 芳朗
泉の胸像は名瀬市の日本復帰記念碑広場にある。
奄美群島は日本の敗戦によって米軍統治下に置かれ、1953年(昭和28年)12月25日に日本に復帰した。
梅雨曇り 雲の動かぬひと日かな
千筋の素麺干され浅き春
灘五郷この水ありてこそ新酒
地芝居や昨日弁慶けふ馬脚
縄跳びす白シャツの児の二人して
訪ふ家の 標となせり花水木
いかなごに目あり口あり尾鰭あり
春場所や大阪駅に力士どち
年ごとに語り部の減り原爆忌
身ほとりに どかと居座る残暑かな
初燕 造り酒屋の軒先を(呉春の酒蔵)
軒下の土塊に生れ つくづくし
落椿 産土(うぶすな)の径 明るうす
袋帯 ぽんと叩きて年新た
年の瀬や 独り第九をイヤホーン
おでん屋の棚に鎮座し 招き猫
思う事多くなりけり 年の暮れ
桜蘂降るを踏みしめ女坂
のどけしや ゆったり動く象の耳
春光に映ゆるステンドグラスかな
耕人の影うごき初む朝まだき
紅椿 一輪部屋を明るうす
突堤に巨船の泊つる晩夏かな
学びたし夏の球児の一途さを
盂盆や 人見て法を説けと母
隣り合ふ 受験子の絵馬 恋の絵馬
箕面市 藤堂俊英
夜もすがら春のしるべの風ふけど増穂の小貝くだけずにあれ
昭和39年 福永武彦 (歌碑が富来の湖月館にある)
掃けば散る掃かねばなおもよりつもる 庭のもみじもおのが心も
詠み人知らず
頬につたふなみだのごはず一握の砂を示しし人を忘れず
歌集「一握の砂」石川啄木 (高田松原津波復興祈念公園 陸前高田市)
漁り火に 鰍(かじか)や浪の 下むせび
松尾芭蕉 山中温泉にて
水鳥の往くも帰るも後絶えて されども道は忘れざりけり
仙台 萩野浩基 東北福祉大元学長
能登はやさし海の底まで小春凪
東京日野市 棚山波朗 (歌碑は出身地の志賀町長沢の明蓮寺境内)
棚山先輩の訃報(2月12日)は「加能人」(3月号)で知った。合掌。
九条を骨抜きにする多数決
小松市 妻木義山
2022年師走12月23日
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回天蒼生塾 『能登・加賀 東風に吹かれて』創刊