「国家を私物化」 桜を見る会で首相への告発状提出 ― 背任容疑で

 2020年、子年、睦月1月14日(火)、曇り。金沢の最低気温は6度、最高気温は10度。

 朝の散歩は何時ものコースで、雨が降ったのか道路は濡れていた。冷たい風が頬をなでた。寺津用水は水量は少ないがスムースに流れていた。

 藤田さんちの三叉路で、体育館には1台も車が居ない。積雪を待っている赤い小型と緑の簡易除雪車の中型車が鎮座していた。

 体育館の裏では桝谷さんちの玄関前に、3匹の野良猫がいた。野畠さんちの車庫の前にも1匹。

 四つ角を渡って、右折すると八重澤さんちの白の山茶花がいい。対面の御宅の山茶花の生垣や2軒目の横山さんの生垣では、白や赤の山茶花がいい。

 金子さんちにはロウバイが咲いていた。雀のお宿の越野さんち、雀はまわりの木々に集まってきた。坂を登りきった角の五ノ田さんち前に菊畑があり、黄色や赤紫のがきれいだ。

 下って行くと角のシェパードのお宅、訓練に出かけたのか、車もシェパードは見えず、

 玄関先の庭にピインクのバラが4輪咲いていた。朝日さんちの崖上では橙色の烏瓜がいくつもぶら下がっていた。

 崖下の庭には赤白の山茶花がいい。玄関前には葉牡丹に千両、右手の畑では白と黄色の菊に黄色のロウバイが咲いている中村さんち過ぎた。四つ角の手前、才田さんち、玄関前の古木のザクロの実は朽ちてしまった。

 ナンテンの赤の玉がいい。斎田のおばあさんちの生垣には小さい葉牡丹が10ケ植えられているのがいい。

 才田さんちの裏から登校を急ぐ女子中学生が、前方には仲よし二人組の低学年の学童が目に入った。4差路は右折。生垣の山茶花の奇麗な浅野さんち、玄関前シクラメンの小鉢がかたずけられてなかった。

 紙谷さんちの玄関前のツワブキに、ナンテンの紅い実がいい。

 中條さんちの玄関前の三差路から、玄関前に簡易除雪機の鎮座している槌田さんち過ぎて、山津さんちの四つ角、白の椿が咲いて、朽ちたのが、3輪落下していた。

 四差路過ぎて、次の三叉路は右折。岡本さんちを左折すると、白の椿と小粒の白バラに、山茶花が咲いていた。

 玄関先にバラや赤の山茶花の咲いている金子さんちの前、型枠工場では2台のレッカー車や若い衆も出られているようだ。

 三叉路、Dr小坂、宇野さんも出られていた。なかの公園手前の四つ角は右折。修平さんちの実家、納屋の角に椿が咲いて、玄関前では山茶花が見事に咲いて、ツツジの狂い咲きが白と薄いピインクが目立つ。

 ぺンキ屋さんちの、ヤツデの白い花にナンテンの紅い実がいい。

 小粒の薔薇は5輪、白や黄色の小菊、狂い咲きの白のツツジが咲いていた。徳中さんちの風車は、回っていない。小原さん地の庭には赤いボケの花が咲いていた。

 右手前方、御隣、清水さんちのでっかい柚子の木を見つつウメモドキが咲いて、ナンテンの紅い実に玉柚子の谷口の御婆さんち過ぎた。

 湯原さんちの庭、ウメモドキなどの雪つり、ミカンの木に掛けられている弧もがいい。玄関前にはツツジに狂い咲きの花が5、6輪咲いていた。

 坂本さんちの庭を過ぎて、松本さんちの前庭では、紅い実のナンテンや狂い咲きの白のツツジも1輪になったが愛嬌がある。

 みすぎ公園を回って次の三叉路は逆Vターン。シクラメンの咲いている福田さんちの前を過ぎて、登校の3人組に「お早う、行ってらっしゃい」。医王山の稜線に雲間から顔を出した

 朝陽がまぶしい。ペンキ屋さんち角を経て、アパートの手前でビーグル犬連れの高さん、次いでアパートの住人で顔見知りの女の人に「お早うございます」。

 京堂さん前からバス通りを経てコンビニの裏通りへ。伏見ケ丘高校へ向かうバスが2台続けて通り過ぎたが、乗っているのは半分ぐらいだった。

 新築住宅には大工さんが来ていた。北さんち過ぎてひょっとこ丸は出られていた。

 雪つりのある谷内江さんち前過ぎて、藤田さんちの四つ角で旦那に「お早うございます、(出勤は)これからですか」、「いややい、定年に嘱託も終わって、給料のあたらない妻の送り迎えです」なんて。

 小林さんちの横、辻の爺さんちの畑、ダイコンや白菜が少なくなり、ネギが元気に育っていた。

 玄関前におられた飯田さんに「お早うございます」。瀬戸さんちの畑のピインクのバラ3輪と赤のシュウメイギクに小菊、水仙、本田さんちのプランターのサルビアと葉牡丹や鱒井さんち脇の

 水仙も待っていてくれた。

 朝の歩数は5660歩、距離は3、9キロ、消費カロリーは94kcal、脂肪燃焼量は6g。

 朝飯の前に、緑茶、カフェを点てて飲む時が至福のひと時である。

 ♪でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐、が来た
哀しみは 島わる 波のよう 哀しみは 島わたる 波のよう

 ウージの森で あなたと出会い ウージの下で 千代にさよなら
島唄よ 風にのり 鳥と共に 海を渡れ 島唄よ 風にのり 届けておくれ わたしの涙

 でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ ささやかな幸せは うたかたぬ波の花
ウージの森で 歌った友よ ウージの下で 八千代に別れ

 島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を
海よ 宇宙よ 神よ 命よ このまま永遠に夕凪を

 島唄は 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄は 風に乗り 届けてたもれ 私(わくぬ)の涙(なだば)
島唄は 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄は 風に乗り 届けてたもれ 私の愛を
       1992年 島唄  THA BOOM 作詞作曲:宮沢和史

 日本列島。首相安倍が「桜を見る会」に自身の地元後援会員らを多数招待し、予算を大幅に超過したのは背任の罪に当たるとして、神戸学院大の教授上脇博之らが、けふ首相に対する

 背任容疑の告発状を東京地検に提出した。

 上脇さんは東京都内で会見し「先頭に立って法令を守らなくてはいけない人が国の予算を私物化し、自分や政治団体の利益のために使ったとなると、見過ごすわけにはいかない」と述べた。

 告発状によると、2015~19年、1万人の招待者枠を厳守すべきだったのに、後援会員や与党議員、昭恵夫人らの利益を図る目的で大勢を招待したなどとしている。

   ♪やさしさと かいしょのなさが 裏と表に ついている そんな男に 惚れたのだから
私がその分 がんばりますと 背(せな)をかがめて 微笑み返す 花は越後の 花は越後の 雪椿

 夢にみた 乙女の頃の 玉の輿には 遠いけど まるで苦労を 楽しむように
寝顔を誰にも 見せないあなた 雪の谷間に 紅さす母の 愛は越後の 愛は越後の 雪椿
          昭和62年  雪椿 作詞:星野哲郎  作曲:遠藤 実

 うちなー。月桃の花咲く島に軍用トラックふさわしくないヘリ基地反対
                         大阪府 道浦母都子

 沖縄は今、米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設問題。

 沖縄県内最大級のIT体験イベント「IT津梁まつり2020」が17、18の両日、ANA ARENA浦添(浦添市民体育館)で開かれる。

 午前10時から午後5時まで。入場無料。

 IT人材育成を目的に開催し、5GによるVRコンテンツ体験や、eスポーツなど世界最先端のITが体験できる。18日は、IT社会が生活にどのような影響を与えるかなどを

 テーマに、県内外3名の講師による講演もある。

 参加は、事前エントリーが必要。問い合わせは同まつり事務局、電話098(862)3577。

 首里城火災に伴う那覇市の「ふるさとチョイス」を通じて受け付けている寄付金が、けふ14日現在、支援者5万2000人余りで、9億2600万円を超えた。

 増加のペースは加速、寄付額はさらに増え続けており、支援の輪が広がっている。

 クラウドファンディングは首里城焼失の翌11月1日午後2時半に始まっており、11月3日午後6時までに目標額の1億円に達した。市民の関心の高さがうかがえる。

 募集期間は3月31日まで。【プロジェクトURL】

 沖縄県の養豚場で家畜伝染病「CSF(豚(とん)コレラ)」に感染した豚が見つかった問題で、農相江藤は14日、閣議後の会見で、沖縄県のブランド豚「アグー」について、

 感染から保護するため県内で隔離移転する方針を明らかにした。

 隔離する際の移動費や施設の使用料を国が全額助成する方針で、隔離する場所などについて県と対応を検討している。江藤は、「アグーは大切な沖縄の固有種。種の保存は大変大事で、

 沖縄の方々と相談して進めたい」と述べた。

 沖縄県内では今月8日、うるま市の養豚場で最初の感染が確認された。この施設を含め、これまでに県内6施設で感染が確認され、県は順次、飼育豚の殺処分を進めている。

 これらの施設の中には、アグーを飼育していた養豚場もあった。

 沖縄返還合意前の1968年4~5月、米国務省高官が、首相佐藤栄作の下で交渉の密使を務めた国際政治学者の高瀬保に対し、沖縄に陸上配備された核兵器を撤去する代わりに、

日米共同で核戦力を持った海上部隊を編成するよう求め「日本はその位の妥協はすべきだ」と発言していたことが、分かった。

 ♪泣けた 泣けた こらえきれずに 泣けたっけ あの娘と別れた 哀しさに
山のかけすも 鳴いていた 一本杉の 石の地蔵さんのよ 村はずれ

 遠い 遠い 想い出しても 遠い空 必ず東京へ ついたなら
便りおくれと 云った娘(ひと)りんごのような 赤いほっぺたのよ あの泪(なみだ)

 呼んで 呼んで そっと月夜にゃ 呼んでみた 嫁にもゆかずに この俺の
帰りひたすら 待っている あの娘はいくつ とうに二十はよ 過ぎたろに
    昭和30年 別れの一本杉  作詞:高野 公男 作曲:船村徹

 解散総選挙。安倍内閣の2年間の評価を問う第47回衆院選は、2014年暮れ12月の14日に投開票された。

 「景気回復、この道しかない」――。解散総選挙で安倍自民党が掲げた景気浮揚策は日本に「格差」という負の側面をもたらしている。

 国の税金を使った首相安倍主催の「桜を見る会」の疑念は消えるどころか、より深まった。

 議論するための委員会を開かない、やりとりを深めるための資料を示さない、疑惑を向けられた政治家が国会に出てこない――。

 副総理兼財務相麻生太郎は、きのふ福岡県直方市で開いた国政報告会で「2千年の長きにわたって一つの言葉、一つの民族、一つの王朝が続いているなんていう国はここしかない」と述べた。

 政府はアイヌ民族を「先住民族」と位置付けたアイヌ施策推進法を昨年5月に施行しており、論議を呼ぶ可能性がある。

 麻生は講演で、昨年のラグビーワールドカップ(W杯)で活躍した日本代表を「いろいろな国の選手がワンチームでまとまって勝った」と称賛した上で、「一つの民族」発言に及んだ。

 麻生は飯塚市の13日の報告会でも同様の趣旨の発言をしたという。

 ♪僕はYesと言わない 首を縦に振らない 周りの誰もが頷いたとしても 僕はYesと言わない

 絶対沈黙しない 最後の最後まで抵抗し続ける

 叫びを押し殺す 見えない壁が出来てた  ここで同調しなきゃ裏切者か 仲間からも討たれると思わなかった

 僕は嫌だ

 不協和音を僕は恐れたりしない 嫌われたって僕には僕の正義があるんだ 殴ればいいさ

 一度妥協したら死んだも同然  支配したいなら僕を倒してから行けよ‥
              歌:「欅(けやき)坂46」の「不協和音」。

 カジノを含む統合型リゾート(IR)事業への参入を巡る汚職事件で、中国企業から講演料や旅費の名目で350万円相当の賄賂を受け取っていたとして、東京地検特捜部は、けふ

 衆院議員の秋元司(48)を収賄容疑で再逮捕した。

 併せて1回目の逮捕容疑について収賄罪で起訴し、賄賂の合計額は730万円になった。

 特捜部は、中国企業「500ドットコム」顧問の紺野昌彦(48)、同じく顧問で元沖縄県浦添市議の仲里勝憲(47)、自称元副社長のジェン・シー(37)の3人も贈賄容疑でそれぞれ再逮捕した。

 秋元の再逮捕容疑は、IR事業への参入に有利な取り計らいを受けたいドットコム社の意向を知りながら、一昨年8月に開かれたIR関連のシンポジウムの講演料名目で、現金200万円を受領。

 この年12月には中国・深?にあるドットコム社の本社を訪問した際の旅費150万円相当を肩代わりさせたとしている。

 関係者によると、ドットコム社はシンポジウムの講演料として、当初は秋元に50万円を支払う予定だった。しかし秋元がIR担当の副内閣相に就任すると知って200万円に増額しており、

 特捜部は全額が賄賂の性質を帯びたと認定した。

 また、秋元はドットコム社への訪問では、ドットコム社が手配したプライベートジェットで移動していた。秋元の政治団体の収支報告書には旅費として計256万円を支払ったとの記載があるが、

 実際には支払われていなかったという。

 一方、特捜部はけふ、17年9月に現金300万円を受け取ったほか、一昨年2月には家族で招待を受けた北海道旅行の旅費など計76万円相当の利益供与を受けたとして、秋元を

 収賄罪で起訴し、ドットコム社側との窓口役になっていたとみられる元政策秘書豊嶋晃弘(41)についても、「身分なき共犯」として収賄罪で在宅起訴した。

 紺野ら3人を贈賄罪でそれぞれ起訴したのに加え、ドットコム社側とIR誘致を目指していた札幌市のリゾート施設運営会社「加森観光」の会長宇加森公人(76)も贈賄罪で在宅起訴した。

   ♪破れ単衣に 三味線だけば よされよされと 雪が降る 泣きの十六 短い指に
息をふきかけ 越えて釆た アイヤー アイヤー 津軽 八戸 大湊

 三昧が折れたら 両手を叩け バチがなければ 櫛でひけ 音の出るもの 何でも好きで
かもめ啼く声 ききながら アイヤー アイヤー 小樽 函館 苫小牧

 鍋のコゲ飯 袂でかくし 抜けてきたのか 親の目を 通い妻だと 笑ったひとの
髪の匂いも なつかしい アイヤー アイヤー 留萌 滝川 稚内
              1980年  風雪ながれ旅 作詞:星野哲郎 作曲:船村 徹

 フランス。仏紙フィガロは13日、日産自動車と仏自動車大手ルノー前会長でレバノンに逃亡している被告カルロス・ゴーン(65)が、ルノーに対して退職金25万ユーロ(3千万円)の

 支払いを求める訴えをフランスの労働裁判所に起こした、と報じた。

 ゴーンは年額77万ユーロ(9400万円)の年金の支払いも同社に要求している。ルノーは昨年1月のゴーンの退職に際し、日本で逮捕され、職務を遂行できなかったことなどから

 ルノー株38万株(19億円相当)などの支給を取りやめると決定していた。

 ゴーンによると、退職後に毎年受け取れる年金77万ユーロも支給されていないという。ゴーンは同紙に対し、こうした退任を「茶番だ」と非難し、「私は年金を含め、私に与えられた

 すべての権利を要求する」と主張。昨年12月、フランスの労働裁判所に退職金25万ユーロの支払いを求める訴えを起こしたことを明らかにした。

 ルノー株などを受け取るための訴訟も近く起こす方針という。

 イラン。AFP時事によると、イラン政府は13日、同国軍がミスによってウクライナ機を撃墜したと認めるまでに数日を要したことをめぐり、「隠蔽」を否定した。

 イラン政府の報道官アリ・ラビエイは国営テレビで放映された映像で、「ここ数日の悲しみの日々の間、多くの批判の矛先が関係者らと当局に向けられた。一部の当局者らは、うそを

 ついて隠蔽したとさえ非難されたが、実際はそうではない」と話した。

 「うそをつくのは、意図的かつ故意に事実を捏造することだ。うそをつくのは隠蔽することだ。うそをつくのは、事実を知りながら明かさなかったり、真実をねじ曲げたりすることだ」とラビエイ。

 これに対し、11日に撃墜を認める以前に政府高官らが発表していた詳細はいずれも、その時点で把握していた情報に基づいたものだったと説明。

 「米国がイランに仕掛けた心理戦がピークに達していたあの数日間に意見表明した者は全員、その時点で手にしていた情報を基に話していた」と語った。

 イランの女子選手として五輪で初のメダルを獲得した、テコンドーのキミア・アリザデ選手(21)が11日、インスタグラムでイランの体制を批判し、亡命の意思を表明した。

   イランメディアによると、滞在中のオランダに亡命するとの見方がある。

 アリザデ選手は、4年前、2016年のリオ五輪のテコンドー女子57キロ級にヘジャブ(イスラム教徒の女性が頭髪を隠す布)を着用して出場し、銅メダルを獲得。

   世界中の注目を集めた。インスタグラムに「名誉あるイランの皆さん、さようなら」、「私は英雄ではなく、抑圧された女性の一人だ。(体制の)道具に過ぎなかった」と書き込み、

 女性の権利を制限するイランの体制を批判。「この決断は金メダルよりも難しかった」、「どこにいても、私はイランの子どもだ」とも訴えた。

 イランでは、外国に亡命したり、国外に移住したりする選手が増えている。

パキスタン。東部ラホールの高裁は13日、元大統領ムシャラフに対して昨年12月、反逆罪で死刑判決を言い渡した特別法廷の設置手続きについて「違法だった」とする判断を示した。

 元大統領側の弁護士らによると、死刑判決は無効となった。地元メディアが伝えた。

 同国で軍政時代の大統領が反逆罪に問われ、死刑判決が出たのは初めてのケースで、元大統領側が控訴していた。反逆罪に問う手続きは2013年に当時のシャリフ政権が開始したが、

 現在のカーン政権はシャリフ派にその後の下院選で勝利した勢力で、カーン政権が上訴するかどうかなど今後の手続きは不透明だ。

 英国。王室の王子ヘンリー(35)夫妻が主要公務から引退する意向を示した問題で、祖母に当たる女王エリザベス(93)は13日に声明を発表し、「より独立した生活」を目指すとした

   王子一家の望みを「理解、尊重する」とし、容認する考えを表明した。

 王室からの財政負担のあり方や王子一家の警備など複雑な課題を抱えるため、新生活が正式に始まるまでの「移行期間」を設ける方針も明らかにした。期間は不明だが、その間の

 夫妻のカナダ滞在も認める考え。今後の主な対応や方針については数日以内の最終決着を目指すとした。

 マレーシア。バドミントンの桃田賢斗選手らは13日、マレーシアで事故に巻き込まれた後、現場近くにあるプトラジャヤ病院に運ばれ、CTスキャンなどの検査や治療を受けた。

 病院には、マレーシアの首相マハティールの妻シティ・ハスマさんや、保健相ズルキフリらが続々と見舞いに訪れた。

 多くの報道陣も駆けつけ、現地でも大きく報じられた。

 米国。米財務省は13日、制裁対象となる「為替操作国」の指定から中国を解除すると発表した。

 両国は15日、ホワイトハウスで貿易協議を巡る「第1段階」と呼ばれる部分合意の文書に署名する予定で、中国による為替制度の透明性強化も盛り込まれる。

   フィリピン。ルソン島で12日午後、タール火山が噴火し、マニラを含む周辺地域に大きな影響を及ぼしている。

 当局は周辺住民数千人に避難を指示した。タール火山の周辺地域やマニラ首都圏では幼稚園から大学まで私立・公立すべての学校が休校に。また、マニラ国際空港では、国内・国際線

   すべての離発着を見合わせている。

 フィリピン火山地震研究所によると、タール火山の火口付近で水蒸気爆発とみられる噴火が起きた。火山活動が活発化する可能性もあるとして、0~5の6段階で設定されている警戒レベルで、

 警戒レベル4(危険な噴火の切迫)を出し、周辺住民数千人に避難や警戒を呼びかけている。

 また、12日午後からは、タール火山があるバタンガス州で、地震が頻発している。タール火山は、カルデラ湖のタール湖の中にある火山。マニラ首都圏の南60kmの場所にある。

   タール湖は高原にあり、通常は観光地として人気だ。

 タール湖を小舟で渡り、湖の中にある山を馬で登ったり、トレッキングしたりすることができ、マニラからも日帰りでいけるため外国人観光客も多く訪れる。

 タール湖が見渡せるタガイタイを訪れていたフィリピン人女性は、「ホテルのバルコニーに火山灰や石のようなものが降ってきました。危ないと思い、どう避難しようかと話し合いました」と話す。

 ホテルの従業員らが宿泊客に避難を呼びかけてまわったが、マニラ方面へ向かう道の避難者による渋滞が酷く、火山灰で視界も悪かったので、夕方まで避難を待ったという。

 女性らは午後5時半ごろにタガイタイを出発し、マニラ首都圏へと向かった。日が落ちてから自宅へ到着すると、すでに火山灰が到達していたという。

   フィリピンの地震火山研究所によると、タール火山ではこれまでにも死者がでる噴火が何度も発生して、1911年には大噴火が起き、1000人以上が死亡した。最後に噴火したのは1997年10月だった。

   当局によると、13日未明時点では、犠牲者などは出ていない。しかし、火山灰がマニラ首都圏にまで到達するなど、被害は拡大している。

 地震火山研究所は、火山灰が降っている地域の住民には、不用な外出を避け、外出時にはマスクやゴーグルなどを着用するよう呼びかけている。

 学校の休校のほか、最高裁など、被災者支援などに関わらない政府機関も13日の業務を行わないと発表した。

   2019年版の海外在留邦人数調査統計によると、フィリピンには日本人1万6894人が住んでおり、うち1万2098人がマニラ首都圏を中心とするルソン地方に住んでいる。

 西アフリカ・ニジェール。報道によると、同国政府は12日、武装勢力が9日に西部の軍基地を襲撃し、兵士89人を殺害したと発表した。

 イスラム過激派の犯行とみられ、同国で近年起きた襲撃事件で最悪規模の被害となった。軍は当初、死者数は25人と発表していた。ニジェールでは昨年12月10日にも軍基地が

 襲われ、兵士71人が死亡したばかり。ニジェールや隣国マリ、ブルキナファソでは国際テロ組織アルカイダや過激派組織「イスラム国」(IS)に忠誠を誓う勢力が台頭し、治安が急速に悪化している。

 ♪何から何まで 真っ暗闇よ 筋の通らぬ ことばかり 右を向いても 左を見ても 馬鹿と阿呆の 絡み合い どこに男の 夢がある

 好いた惚れたとけだものごっこが罷(まか)り通る世の中でございます。好いた惚れたはもともと「こころ」が決めるもの…

 こんなことを申し上げる私もやっぱり古い人間でござんしょうかねえ。

 なんだかんだとお説教じみたことを申して参りましたが、そういう私も日陰育ちのひねくれ者、お天道様に背中を向けて歩く、馬鹿な人間でございます。
            昭和46年 傷だらけの人生 作詞:藤田まさと 作曲:吉田正

 北の大地。昨夜9時半頃、北広島市白樺町の道営団地「北広島白樺町団地」C1棟(鉄筋コンクリート5階)の3階の一室から出火、室内をほぼ全焼し、性別不明の1人の遺体が見つかった。

 道警は、遺体は一人暮らしの60歳代女性とみて身元の確認を進めている。

 道北・士別市の農業法人が地元の市民に特産のカボチャ5トンを無料で振る舞う催しがこのほど開かれた。

 士別市の農業法人「三栄アグリ」では表面に傷がつくなどして市場で販売できないカボチャを毎年この時期に市民に無料で配っていて今回で9回目になる人気の催し。

 配られたのはホクホクして甘みのある「白い九重栗」など3種類のカボチャ、あわせて5トン。ひとり10キロ程度まで持ち帰れるとあって11日は多くの人が会場を訪れてたくさんの

 カボチャを大きな箱や袋に詰めていた。

 岩手。平泉町の毛越寺常行堂二十日夜祭で奉納される「延年の舞」の総稽古が、きのふ常行堂で行われ、同寺ゆかりの子供たちらが1週間後に迫った本番に向けて立ち位置や舞の手順などを一つずつ入念に確認した。

 延年の舞は、国重要無形民俗文化財に指定された古式ゆかしい歌舞。

 常行堂に祭る摩多羅神(またらじん)の祭礼結願の日となる1月20日に毎年営まれる二十日夜祭では、常行三味供(ざんまいく)の修法に続く法楽として奉納されている。

 境内の大泉が池も結氷する厳しい寒さの中行われた総稽古には一山の僧侶のほか町内外から童子役4人が参加。

 当日の演目7番のうち童子が参加する「田楽」、「唐拍子」、「王母ケ昔」を中心に稽古が行われた。童子役は例年、一山の僧侶の子弟が務めてきたが、少子化の影響もあり

 今年は4人のうち3人を檀家から募った。2年目の参加となる一関市立山目小1年の宇都宮諒君(7)は「去年は唐拍子だったけど、今回は田楽にも参加する。

 中啓(扇の一種)を回すところが難しい」と語り、貫主藤里から直接手足の動かし方などの指導を受けていた。

 「王母ケ昔」に参加する平泉小3年の松島和久君(9)は「長いせりふをしっかり覚えて頑張る」と真剣な表情で稽古に臨んだ。常行堂二十日夜祭は当日午後3時からの献膳式に始まり、

 7時には本行列(献膳行列)がJR平泉駅前を出発し、常行堂までを練り歩く。

 延年の舞は9時から夜半にかけて奉納され、今年1年の五穀豊穣や除災招福を祈る。

 福島。からむしを生産する昭和村を舞台にしたドキュメンタリー映画「からむしのこえ」の上映会と座談会は、きのふ会津若松市の県立博物館で開かれ、来場者がからむしに携わる人々の思いに触れた。

 映画には、からむしを絶やすまいと奮起する人々や村特産の「奥会津昭和からむし織」の体験生事業に参加する新たな担い手たちの声を収録し、交流の様子なども描いた。

 上映後、信州大准教授の監督分藤大翼、映画製作に携わった国立歴史民俗博物館の客員准教授春日聡、明治大の准教授鞍田崇が「会津のものづくりの未来像」をテーマに座談会を繰り広げた。

 監督分藤は、からむしに携わる村民らの丹念な手仕事の様子を記録した映画の製作過程を振り返った。

 自然豊かな土地で生み出されるものは都市部の人々にとって不足しているものだとし、「会津の暮らしには、これからどう生きていけばいいのかのヒントがある」と述べた。

 長野。災害から3ヵ月が経った今も、長野市の被災地ではボランティアの力を必要とし、この3連休も、900人が活動した。

 一方、今週末以降、ボランティアは「事前登録制」に代わる。「本日、最終日になります。みんなで頑張ってお願いします」(係員)。

 朝から多くのボランティアが集まった、長野市のボランティアセンター。「新年、新しくなりましたので、少しでも早く元の生活に戻っていただきたいと思って」(東京から)

 連休最終日のきのふも、各地から大勢のボランティアがかけつけ、作業を行った。

 被害が大きかった長沼地区では、土砂の搬出はほぼ終わり、家の掃除など住宅内の作業で要望があるという。「助かります、一人じゃ何もできませんからね」(被災者)。

 この3連休は、11日と12日が300人以上、きのふは200人が活動した。ボランティアの受け入れは、今週末からホームページや現地での「事前登録制」に代わり、登録は「きょうまで」。

 その中から被災者のニーズにあわせて派遣を依頼する仕組みで、すでに800人以上が登録したという。

 長野県社協の主任山崎博之さんは 「今までより細くなる部分はありますが、(登録制は)長く活動を継続していくために必要。ぜひ、ご協力いただきたい」。

 来月からは所有者に代わり、市が被災家屋の解体・撤去をする「公費解体」が始まり、新たなニーズも増えるとみられ、息の長い支援が必要だ。

 千葉。市川市ゆかりの作家、永井荷風と親交が深かった作家、谷崎潤一郎。

 二人の原稿や愛用品など160点を展示する「永井荷風と谷崎潤一郎展」が市川市文学ミュージアム(市川市鬼高)で開かれている。明治・大正・昭和の時代とともに文学史上、名高い作家の交流をたどっている。

 永井は明治12年(1879年)、東京・山の手で生まれた。谷崎は明治19年(1886年)、東京・下町で生まれている。

 永井は青年時代、米国に遊学した。帰国後、「あめりか物語」を刊行し、脚光を浴びる。永井はまた、若い谷崎の文学的才能に注目。作品を激賞した。

 二人の交流は時代を超え続いていく。第二次世界大戦中、東京は米軍の空襲で焼け野原と化した。永井は日本各地を転々とし、岡山県に疎開していた谷崎を頼った。谷崎は当時、貴重だった牛肉を入手。

   すき焼きで歓待したと伝えられる。戦後、永井は市川に移住。晩年まで日記文学「断腸亭日乗」を書き続け、昭和34年、自宅で死去した。

 企画展には時代背景とともに原稿や書簡、帽子、コート、懐中時計、筆道具などが展示されている。

 学芸員柳澤真美子さんは「二人はお互いを尊敬し合い、生涯、支え合った。二人の直筆原稿を見比べることができる貴重な機会です」と来場を呼びかけている。

 19日まで(14日は休館日)。一般500円、中学生以下無料。午前10時~午後7時半(土日は午後6時)。問い合わせは同文学ミュージアム(047・320・3334)。

 埼玉。今朝1時半ごろ、羽生市北の谷口浩二さん(80)方から出火し、木造平屋建てが全焼し、焼け跡から3人の遺体が見つかった。

 羽生署によると、谷口さんと妻(79)、長男(54)と連絡が取れなくなっており、羽生署は、遺体はこの3人とみて身元の確認を進めている。

 谷口さんは妻、長男と3人暮らしで、自宅で靴の中敷きを加工する仕事をしていたという。

   きのふの午後2時まえ、熊谷市上之の市道で、同所の大久保磐次郎さん(80)が運転する軽乗用車が道路左のガードレールに衝突した。

   車は大破し、助手席に乗っていた妻の敬子さん(80)が胸を強く打って病院に搬送され、3時間後に死亡が確認された。大久保さんも胸を強く打つ重傷。

 現場は片側1車線の直線道路で、熊谷署が事故原因を調べている。

 東京。今朝7時前、豊島区駒込の木造2階建て店舗兼住宅から出火し、隣接する建物を含め計4棟300平方mを焼いた。

 警視庁巣鴨署幹部によると、火元の住宅1階から運び出された男が病院で死亡。2階にいた60歳代の女性と、30歳代の長男と長女の3人も煙を吸うなどして重軽傷を負った。

 巣鴨署は、死亡したのは女性の70歳代の夫とみて確認を進め、出火原因を調べている。

 現場はJR駒込駅の北西500mの商店街。火元の建物には住宅のほか、八百屋と飲食店が入っていた。

 静岡。きのふの午後3時半ごろ、静岡市駿河区丸子の農業村松二六さん(79)方から出火して、木造2階建て住宅と製茶工場など3棟が全焼した。

 けが人はいなかった。丸子地区は国内の紅茶生産発祥の地で、村松さんは丸子紅茶の一つ「紅富貴」の栽培と生産に、民間で初めて成功した農家として知られる。

 静岡南署などによると、全焼した工場では主に紅茶を生産していた。

   当時、この工場から煙が出ているのを近隣住民が目撃しており、同署は、工場内で稼働していた機械から出火した可能性もあるとみて調べている。

 三重。今朝5時半過ぎ、津市香良洲町の信号のある交差点で、交差点内を歩いていた近くの長谷川文子さん(83)が、軽乗用車にはねられた。

   長谷川さんは病院に運ばれたが、全身を強く打ち死亡した。車を運転していた男(54)にけがはなかった。長谷川さんは、毎朝、墓参りを兼ねて、現場周辺を散歩していたという。

   警察は、車を運転していた男性から事情を聴き、当時の信号の状況などを調べている。

 大阪。今朝1時ごろ、大阪市東淀川区の70代の夫婦が住む住宅に複数人の男らが押し入った。

 2階で寝ていた73歳の女性が物音に気づいて1階に降りると、男の1人が『殺すぞ』と言って刃物を突きつけた。女性(73)は、男に倒された際に腰を打ち軽いけがをした。

 1階で寝ていた夫(72)は無事だった。侵入した男らは女性を脅して現金を保管している場所を聞き出し、室内にあった現金30万円とキャッシュカード4枚を奪って逃走した。

 犯行グループの男らのうち、刃物で女性を脅した男は黒っぽい服を着ていたといい、警察が強盗致傷事件として行方を追っている。

 広島。柑橘類の栽培が盛んな尾道市瀬戸田町で広島の特産・ハッサクの出荷が始まった。

 初出荷を迎えた県内一のハッサクの産地、尾道市瀬戸田町の選果場では、実の大きさや色づき具合などをチェックしながら箱詰めが行われた。ほどよい甘さと特有のほろ苦さ、

 プチプチと弾ける食感が特徴の「ハッサク」は、尾道市因島が発祥の地といわれている。瀬戸田町の選果場では今シーズン、例年通りの1400トンの出荷を見込んでいる。

 「甘さもあり苦みとかあと酸味がちょうどいい感じになってすごく美味しいと思います。家族みなさんで一緒に食べて頂いたらいいと思います」(JA三原せとだ柑橘販売課・片山武志さん)。

 ハッサクの出荷は、3月末まで続くという。

 島根。午後2時半頃、出雲市神西沖町の運送会社「上田コールド」から、「刃物を持った男が立てこもっている」と110番があった。

 県警出雲署などが事務所内に入って、男の説得にあたっている。

 現場は、JR山陰本線の出雲神西駅から北西に1.5キロほど離れた場所で、周囲には住宅や畑が広がる地域。

 「上田コールド」のホームページによると、会社は出雲市神西沖町にある運送会社で、昭和48年6月に創業し、生鮮品の冷凍や冷蔵輸送に特化した営業展開を行っている。

 平成14年、出雲市長浜町で物流センターが稼働したほか、平成17年には神戸市でも関連会社の物流センターを稼働させたという。

 保有している車両は150台となっており、帝国データバンクの企業情報では、従業員の数は170人だという。

愛媛。正月のしめ飾りなどを焼いて1年の無病息災を願う伝統行事、「とうどおくり」がきのふの早朝、新居浜市沖の大島で行われ、訪れた人たちが、勇壮な火祭りを堪能した。

 300年以上の歴史を持つ「とうどおくり」は、大島に新年の訪れを告げる伝統行事で、門松や笹、それにしめ飾りなどで作られた高さ12mほどの「とうど」を燃やし、今年1年の無病息災を願う。

 きのふは早朝6時ごろ、大島の港近くに設置された2基の「とうど」にひとつずつ火が付けられるとパチパチと音を立てながら瞬く間に火柱が上がり、まだ明けきらぬ空を赤く染めた。

 そして炎が収まると訪れた人たちは、厄除けのお守りとして燃え残った竹を持ち帰ったり、持参した餅に灰を付けたりして無病息災や家内安全を願っていた。

 大分。大分合同新聞社(大分市)は14日付の朝刊社告で、3月31日付で夕刊を廃止すると明らかにした。

 4月からはビジネスや教育などをテーマにした「ハーフサイズ版」を週4回、朝刊に折り込む形で新たに発行する。月決め購読料は現在の3565円から3500円(いずれも税込み)とする。

 同社は朝刊と夕刊を完全セットで発行。廃止の理由について、人件費や原材料費の上昇、配達員の確保が難しくなってきたことなどを挙げている。

   日本ABC協会によると、2019年11月の同社の夕刊販売部数は19万505部。

 熊本。「激励のうちわをくれた山鹿市の少年に会いたい」、大震災で被災した宮城県気仙沼市の千葉しげ子さん(73)は、きのふ山鹿市の成人式に駆けつけ、励ましてくれた若者と

 念願の対面を果たした。当時、山鹿市の三玉[みたま]小6年生だった森正秀さん(20)=福岡県岡垣町。

 「心温まる言葉をありがとう」。大震災から3月で9年。ようやく会えた“うちわの少年”の健やかな門出を祝った。千葉さんは気仙沼市で生まれ育った。2003年、海の近くに

 ペンションを開き、ローンを完済した2年後の11年、大震災が襲った。

 津波に備えてペンション3階に避難したが、近所の男に説得されて高台の小学校に逃げた。その男は津波にさらわれて亡くなり、愛着のあるペンションも跡形もなく流された。

 その夏、喪失感にさいなまれながら暮らす千葉さんの手元に、1本のうちわが届いた。

 表には、熊本と宮城の人たちが手をつなぐ絵。裏には、森さんの名前とともに「みんな仲間です。いつも笑顔で」と書かれていた。森正秀さんが三玉小6年の時にうちわに書いた

 メッセージ。2011年夏、千葉しげ子さんの元に届いたうちわは、山鹿市鹿本町の若者でつくる招魂会と市商工会が被災地に6千本送ったうちの1本。

 メッセージを書いたのは山鹿の小中学生と園児だった。千葉さんは「1本のうちわに背中を押され、笑顔で頑張ることができた」と振り返る。

 12年10月、気仙沼市内の高台にペンションを再建した。それから夏が来るたびに、うちわを見ては「森君は中学生になった」、「高校を卒業した」と思いをはせるようになった。

 昨年7月、森さんが間もなく20歳になると気付き、お礼とお祝いに成人式へ行こうと決めた。

 日程を調べて航空券を購入。昨年末、山鹿市教育委員会に手紙を書くと、森さんと会えることになった。成人式の後、会場の市総合体育館で対面した森さんはスラリとした長身の

 青年だった。互いに抱き合い、握手を交わした。千葉さんはうちわを握り締め、自然と涙がこぼれた。

 地元の高校を卒業後、福岡県の自動車工場で働く森さんは「自分のうちわがどんな人の手に渡ったのか知りたくて、会ってみたいと思った。初めてなのに他人じゃない気がした」。

 森さんの成長を願っていた千葉さんから成人祝いの筆記具を贈られ、「自分でも気付かないうちに、知らない人から支えられているんだと思った」とはにかんだ。

 千葉さんは「感無量です。いつか気仙沼に遊びに来てほしい」。復興の月日とともに成長した青年を、優しく見つめた。

 ♪遠き別れに 堪えかねて この高楼(たかどの)に 登るかな 悲しむなかれ わが友よ 旅の衣を ととのえよ

 君がさやけき 目のいろも 君くれないの くちびるも 君がみどりの くろかみも またいつか見ん この別れ

 別れといえば 昔より この人の世の 常なるを 流るる水を 眺むれば 夢はずかしき 涙かな

 君の行くべき やまかわは 落つる涙に 見えわかず 袖のしぐれの 冬の日に 君に贈らん 花もがな
       昭和20年 惜別の歌 作曲:藤江英輔 作詞:島崎藤村

 富山。富山県の知事石井隆一(74)が、今年11月の任期満了に伴う知事選に5選を目指して立候補する意向を表明した。

 知事選には前北海道知事の自民党参院議員高橋はるみの実弟で、日本海ガス前社長の新田八朗(61)も出馬を予定。2人とも自民県連に推薦を要請しており、推薦の一本化は

 難航するとの見方が出ている。

 石井は富山市内で「自民党に推薦をいただいて出馬したいと伝えた。県連には適切に判断してもらいたい」と述べた。出馬理由に関し「北陸新幹線の敦賀、大阪延伸を控えるなど

 富山は非常な重要な局面にいる。さらなる発展が必要だ」と話した。

 山間部でも同様で県内のスキー場が雪不足で苦しんでいる。

 とりわけ、南砺市のスキー場では悩みが深刻で、南砺市のたいらスキー場では1月に入ったが、例年に比べて極端に雪が少なくまだ営業が出来ない状態が続いている。

 南砺市のたいらスキー場では7は、従業員が一日も早い営業開始に向け、駐車場や道路にたまった雪をゲレンデに運ぶ作業に汗を流していた。

 「初めてですよ。こんな暖冬は。たいらスキー場史上では初。(年末に)寒波が来るということで期待していたが。日が経つにつれて寒波が弱まりましたみたいな話になって。

   年末には一晩に10センチから15センチしか降らなかったから」(社長)。

 現在の積雪は山頂で50センチ、ふもとでは20センチほど。スキー場では当初、先月14日のオープンを予定していたが、ゲレンデの雪が少なく延期を余儀なくされた。

 年間2万人ほどのスキーヤーが訪れる、たいらスキー場は例年、年年末年始がかきいれどきだが、1月に入ってから営業できなかったのは、2000年以来、2回目。

 「だいぶ痛い。年末年始が一番お客さん多いんですよ。学校でいう冬休みの間。仕方ないどうしようもないこと。自然の現象やから。やきもきするけど」(社長)。

 急ピッチでゲレンデを整備するのにはもう一つ理由ある。

 スキー場は来月、開催される冬季国体・スキー競技の会場となっていて、来週には中学生や高校生の大会が予定されている。「ここの雪の段差が気になる」(スキー連盟の関係者)

 この日は、京都のスキー連盟の関係者が会場の下見に訪れていた。「かなり厳しい状況で、ここんとこ10年近くお世話になってるが雪不足とか考えたことなかたので、今年は

 ちょっと状況が違うなと。(会場変更も)十分にあります。それを決定しないとダメなので」(京都府スキー連盟競技部長)。

 冬季国体以外にも数多くの大会開催が予定されているたいらスキー場では、今後、寒波によるまとまった雪に期待を寄せている。「降ります。降らせます。でも言うとかないと

 おれんやろ。2月入って雪がなかった事は今まではないので今月20日過ぎには大概大寒波が来るのが通例なので降る事を期待してます。

 (国体は)これまでみなさんと準備してきたわけですからぜひ大成功させたいですね」(社長)。

 一方、この暖冬で恩恵を受けたところも…ある。南砺市によると、年末年始に世界遺産・相倉合掌造り集落を訪れた観光客は前年の同じ時期に比べ、970人増えて3563人。

 菅沼合掌造り集落も同様に1000人近く増え3132人となった。

 「昔っぽくておもしろい」、「結構雪がなくてよかったです。(雪が)全然ないかなと思ったけど思ったよりあってよかった」(埼玉県からの観光客)。

 「雪が少ないことで相倉まで来やすい。例年だと町のほうでも20センチとか降ったときには山ではもっと降っててとても車でいける状況じゃないな敬遠されがちなんですけど

 今年に関しては町のほうも雪が少なく、年末年始の観光に五箇山地域、山の地域を選んでくれたのだと思います」(相倉合掌造り集落保存団・中島仁司さん)。

 相倉合掌造り集落保存団の中島さんは、屋根の雪下ろしや除雪作業が楽なのは助かるものの雪化粧した合掌造りも楽しんで欲しいと話します。

 「本来の豪雪の五箇山合掌集落すごい一番きれいな光景は今のところまだ今年は見せれていない。雪が降っても敬遠されずに、地元の方々が一生懸命除雪してくれてるので、一番

 きれいな景色をみなさんに見てもらいたい」(中島さん)。

 今シーズンは1月でもコース上に雪がなく、愛好家達が快音を響かせています」。射水市の小杉カントリークラブでは、暖冬の影響で1月に入っても元日以外は営業している。

 「意外と暖かくて楽しいです。(雪がないだけで違いますか)違いますね」(プレイヤー)。

 例年12月は雪のため1週間ほど休みとなりますが先月は、なんと無休。31日間、すべて営業し、来客数は3100人と前の年の倍となっている。

 「全く雪がなくて、一昨年と比べますと概ね倍ぐらいの人数の方にお越しいただいたということで喜んでおります」(小杉カントリークラブ・副社長吉田清男さん)。

 暖冬のおかげで全国トップレベルのアマ選手も遠征せずに地元でプレーできることに喜びを隠せず。

 「晴れたら霜とかが凄くてカチカチに凍っていたりするんですけど、大体曇りが多く本当にやりやすくラウンドさせていただいてます」(野村昂生選手)。

 福井。栄養価の高いアブラナ科の野菜「プチヴェール」の収穫が福井市内で最盛期を迎えている。

 バラの花のような形をした小さな葉野菜で、味はくせがなく、上品でほんのりとした甘みが特徴。生産者は「野菜嫌いの人にも食べてもらいたい」と摘み取りに汗を流している。

 フランス語で「小さな緑」を意味するプチヴェール。静岡県の種苗会社が1990年、青汁の材料として有名なケールと芽キャベツを交配させて開発した。

 ビタミンCやカロテン、カルシウムなどが豊富に含まれている。

 福井市大瀬町の農業の男は15年前から栽培。1棟のビニールハウス内に800本の苗が植えられ、根元にできるたくさんのわき芽を一つ一つ丁寧に手摘みしている。収穫は12月から

 5月ごろまでで、主にJA福井市の農産物直売所「喜ね舎愛菜館」に出荷している。

 栽培当初は甘みを出すのに苦労したというが、温度管理や肥料など試行錯誤を重ね、品質を高めてきた。「今冬は気温が高くて栽培に苦労したが出来は上々。湯がいてサラダにしたり、

 鍋物に入れたりして味わうのがお薦め」という。

 金沢。金沢市磯部町の白山市方面に向かう国道8号で、乗用車とワゴン車が衝突する事故があった。

 この事故でワゴン車に乗っていた40代とみられる男女2人と、乗用車を運転していた20代とみられる男1人の合わせて3人が病院に運ばれたが、全員意識はあるという。

 警察は、北陸自動車道の高架下を通る道路から国道に右折しようとしたワゴン車が、津幡町方面から走ってきた乗用車と衝突したとみて事故の原因を調べている。

 県高野連は、きのふ金沢の県地場産業振興センターで、県内高校野球部員を対象にスポーツ障害予防を目的とした肘と肩の検診を初めて実施した。

 日本高野連が春の選抜大会を含む春季大会から投手の球数制限を導入するなど、球児の健康管理を重視する流れが強まっており、県高野連も対応した。

 検診に参加した選手らは、専門家の指導を受けて普段のコンディションづくりに意識を高めた。

 金沢、加賀、能登地区の23校から投手、野手を問わず球児63人が受診し、医師3人と県高野連の大会運営に協力する理学療法士の有志15人が、専門的な指導をした。

 検診メニューは9項目で、肘のエコー検診のほか、関節が動く範囲や柔軟性、痛みのある部位がないかを確かめた。

 検診の合間に、けが予防のストレッチも教えた。金沢龍谷高の山川永遠(とわ)君(2年)は「思っていたより体が硬かった。勉強になった」と話した。

 県高野連によると、昨年11月に日本高野連は「1人の1週間の投球総数を500球以内」と決めたのに合わせ、準決勝、決勝の試合後、投手の関節機能検査を将来的に義務付ける方針を示した。

 これを受け、日本高野連の助成を得て肘肩検診を実施した。北陸三県では、富山、福井ではこれまでに行っている。

 県内の強豪校などでは個別に医療関係者と契約し、選手のスポーツ障害予防の検診や指導を行っている。年間予算の関係で専門家の指導を受けにくい高校では野球部顧問らが

 ある程度の知識を習得して障害予防を図っている。

 今後、県高野連は県大会でベスト16が決まって以降の試合は原則として休養日を設けて3連戦にならない日程を組む計画だ。対象都道府県はまだ決まっていないものの、日本高野連は

 新年度から20地区で準々決勝と決勝後の肘と肩の検診を試験的に行うという。

 検診を見学した金沢西高野球部の監督川場裕佑さんは「故障してからどうするかではなく、故障しないためのトレーニング指導がより重要だ。持ち帰って生かしたい」と語った。

 「平常心是道(びょうじょうしんこれどう)」「常行一直心(じょうぎょういちじきしん)」、鈴木大拙。

 Do it!(ともかくやりなさい)
 Go against!(風に向かって走れ)
                 熊川哲也

 朝の来ない夜はない 春の来ない冬もない 人生万事地球と同じ春夏秋冬 花も咲けば雨も降る。

 往く道は精進にして、忍びて終わり悔いなし
            酒井雄哉 高倉健の座右の銘

 苦しいこともあるだろう。
 云い度いこともあるだろう。
 不満なこともあるだろう。
 腹の立つこともあるだろう。
 泣き度いこともあるだろう。
 これらをじつとこらえてゆくのが男の修行である。
                 山本五十六 「男の修行」

 他人から「どう思われるか」より、他人のために「何ができるか」。

 冷に耐え、苦に耐え、煩に耐え、閑に耐え、競わず、争わず、もって大事をなすべし
                                    高倉健

 「出合いこそ力」と訴えていたのは白山麓、白峰に「僻村塾」を開いて、ゴルフ場などの乱開発を戒めた直木賞作家の故高橋治。

 回光(えこう)返照(自らの光を外へ向けるのではなく、 内なる自分へ向けて、心の中を照らし出し、自分自身を省みること)

 人に愛 花に水
 People love to water the flowers

 午後の散歩は何時ものコース、空は曇って怪しくなったので傘は持って出た。体育館の駐車場には6台の車が停まっていた。

 体育館裏の野良猫は、桝谷さんちの玄関先に3匹居た。

 バス通りを渡って坂道を下った中ほど、和田さんち前庭には、葉牡丹やキクがきれいだ。四つ角は左折。尾田さんち庭の八重の椿の雪つりや葉牡丹を横に見つつ、行く。

 槌田さんち前では簡易除雪車が鎮座していた。雪つりのある山津さんちの四つ角過ぎた。Dr小坂の三叉路へ。右手を見ると型枠工場ではアーム付きのトラック2台ともまだ帰っていない。

 Dr小坂、宇野さんも。なかの公園での手前の四差は右折。徳中さんちの風車は回っていた。庭に居た爺さんに「コンニチワ」。

 右手前方のリサイクル工場から重機の音が消えた。自転車でコンビニへ向かう吉田の爺さんに「コンニチワ」。湯原さんちの庭、モチの木などの雪つりや孤はいい。坂本さんち過ぎて、

 狂い咲きのツツジのある松本さんちも過ぎて、みすぎ公園へ。

 清水の御婆さんち前過ぎて、次の次の三差路は逆Vターン。辻の爺さんの軽トラはいた。角さんち過ぎて、山手ハイツの裏やペンキ屋さんちの畑の前を経て、京堂さんち前から

 バス通りへ出た。1軒の新築住宅の大工さんは居て、2軒目の庭にはソテツやユーカリの木を植えていた職人さんに「ご苦労様」。

 ひょっとこ丸はまだ帰っていない。谷内江さんや藤田さんちの四つ角や修平さんち過ぎて、出来上がった持木さんち前の新築住宅横では大型のクレーン車が入って舘まえだった。

 瀬戸さんちの畑のバラ3輪と水仙や小菊、本田さんちのサルビアに葉ボタン、鱒井さんちの水仙が待っていた。

 朝夕の散歩は〆て、1万133歩、距離は6、9キロ、消費カロリーは187kcal、脂肪燃焼量は13グラム。

   国会の床きしむほど桜舞う よどむ大気にしず心無し
                      舩後靖彦

 困難に打ち勝つ精神力(Spirit)、相手を思いやる心(Sympathy)、自分を律する心(Self―control)」(金沢桜丘高の「3S歩行」

 年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず
             唐代の詩人 劉 希夷(651~678)

 だっておやすみ やさしい顔した娘たち
おやすみ やはらかな黒い髪を編んで
 おまへらの枕もとに胡桃色にともされた燭台のまはりには
 快活な何かが宿つてゐる(世界中はさらさらと粉の雪)
                   立原道造「眠りの誘ひ」から

 熱燗や肩のふれ合う立呑屋
 十能に炭つぎくれし下宿かな
 箒目の調ふ寺苑小六月
 をんな坂銀杏黄葉の累々と
 灘五郷この水ありてこそ新酒
 地芝居や昨日弁慶けふ馬脚
 大戦を仕掛けし国の敗戦忌
 ことのほか浪速の夜の秋暑し
 縄跳びす白シャツの児の二人して
 花篝 勇の歌碑を照らし居て(吉井 勇の歌碑は京都祇園白川にあり)
落椿 産土(うぶすな)の径 明るうす
 袋帯 ぽんと叩きて年新た
 年の瀬や 独り第九をイヤホーン
 おでん屋の棚に鎮座し 招き猫
 思う事多くなりけり 年の暮れ
 桜蘂降るを踏みしめ女坂
 のどけしや ゆったり動く象の耳
 春光に映ゆるステンドグラスかな
 耕人の影うごき初む朝まだき
 紅椿 一輪部屋を明るうす
 突堤に巨船の泊つる晩夏かな
 学びたし夏の球児の一途さを
 盂蘭盆や 人見て法を説けと母
 隣り合ふ 受験子の絵馬 恋の絵馬 
            箕面市 藤堂俊英

 掃けば散る掃かねばなおもよりつもる 庭のもみじもおのが心も
            詠み人知らず

 漁り火に 鰍(かじか)や浪の 下むせび
          松尾芭蕉  山中温泉にて

 水鳥の往くも帰るも後絶えて されども道は忘れざりけり
          萩野浩基

 能登はやさし海の底まで小春凪
         東京日野市 棚山波朗 歌碑は出身地の明蓮寺(志賀町長沢)にある。

 九条を骨抜きにする多数決
         小松市 妻木義山

 trust me.
 I Have a Dream

            2020年1月14日(ふ)

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