辺野古の土砂投入、支持しないは56% 支持は35・3%

 2018年、戌年、師走12月16日(日)、曇り一時晴れ。金沢の最低気温は0度、最高気温は12度。

 朝は、冷える。曇り空で、道路の雪は消えたが、屋根雪は一部残っている。散歩は、足の痛みがあり、今朝も中止しした。

 後十文字靭帯剥離の損傷については、25日に金大整形で検診してもらうことにしている。

 うちなーの辺野古、とうとう埋め立てを始めた。繰り返すが歴史的に見れば、軍隊で脅して琉球王国をつぶし、沖縄を「南の関門」と位置付けた1879年の琉球併合(「琉球処分」)とも重なる。

 日本から切り離し米国統治下に置いた1952年(昭和27年)のサンフランシスコ講和条約発効、県民の意に反し広大な米軍基地が残ったままの日本復帰はそれぞれ第2、第3の

 「琉球処分」と呼ばれてきた。

 今回は、いわば第4の「琉球処分」の強行だ。歴史から見えるのは、政府が沖縄の人々の意思を尊重せず、「国益」や国策の名の下で沖縄を国防の道具にする手法、いわゆる植民地主義だ。

 土砂が投入された12月14日は、4・28などと同様に「屈辱の日」として県民の記憶に深く刻まれるに違いない。

 たのしみは朝おきいでて昨日まで無かりし花の咲ける見る時
                        橘曙覧 (1812〜1868)

 ♪雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ お話しましょ 昔 昔よ 燃えろよペチカ
雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ 表は寒い くりやくりやと 呼びますペチカ

 雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ じき春来ます 今にやなぎも もえましょペチカ
雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ だれだか来ます お客さまでしょ うれしいペチカ
            1924年(大正13年)童謡・唱歌作詞:北原白秋 作曲:山田耕筰

 政府が米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先、名護市辺野古沿岸部への土砂投入を始めたことについて、共同通信が15、16両日に実施した世論調査によると、米軍普天間飛行場

 (宜野湾市)の移設先、名護市辺野古沿岸部への土砂投入開始について、移設を進める移設を進める政府の姿勢を支持しないとの回答は56・5%だった。

 支持は35・3%。また、先の臨時国会で政府、与党が外国人労働者の受け入れを拡大する改正入管難民法を成立させたことに関し「評価しない」は65・8%に上った。

 「評価する」は24・8%にとどまった。

 一方、内閣支持率は42・4%で、11月3、4両日の前回調査から4・9ポイント減った。不支持は4・6ポイント増の44・1%で逆転した。

 うちなー。月桃の花咲く島に軍用トラックふさわしくないヘリ基地反対
                         大阪府 道浦母都子(もとこ)

 沖縄は今。辺野古の埋め立て問題。

 防衛相岩屋が、きのふ米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設は「日米同盟のためでなく、日本国民のためだ」と発言したことに、新基地建設に反対する市民からは「日本国民の中に

 沖縄県民は入っているのか」、「正当化するための口実だ」など、怒りの声が噴出した。

 この日、辺野古の海上でカヌーに乗り抗議した芥川賞作家の目取真俊さん(58)は「政府は沖縄にだけに負担を押し付けている。防衛相岩屋に『日本国民』の中に沖縄が入っているか

 どうか、聞いてみたい」と語気を強めた。

 県民の民意を無視して新基地建設を強行する国に「日本全体のために一つの地域を犠牲にするやり方は民主主義から反している。国は沖縄に長年にわたって基地を押し付けてきた。

 政府が沖縄のことを何も考えていないことがよく分かる」と批判した。

 県立宜野湾高校の英語教諭で宜野湾市在住の宮城千恵さん(60)は、自宅でも学校でも米軍機の爆音による不快感や、事件・事故への危機感を抱えながら生活していると訴える。

 宮城さんは「繰り返し示された沖縄の民意は伝わっているのか。一度、基地のある街に住んでから発言してほしい」と憤りをあらわにした。

 沖縄国際大学であった米軍基地に起因する環境汚染問題を考えるシンポジウムに参加した70代の男は「米軍基地の存在感を正当化するための口実だ」と指摘し「本来、国防は国民を

 守るためのものだが、基地の過重な負担が続く沖縄にとっては危険を呼び込むのと同じ」と口調を強めた。

辺野古の新基地建設を巡り、沖縄防衛局はきのふ15日午前、前日に続き護岸で囲った埋め立て区域に土砂を投入する作業を進めた。

 新基地建設に反対する市民らは工事現場周辺でカヌー25艇と抗議船2隻を出し、「民意を無視して強引に進めるのは民主主義の破壊だ」と工事の中止を訴えた。

 土砂は米軍キャンプ・シュワブ沿岸の「K9」護岸に接岸している台船から、ダンプトラックが陸揚げした。ダンプは基地内を通り「N3」など3護岸で囲われた海域に次々と

 土砂を投げ入れた。投入作業は午前で終了した。14日現在で台船にあった土砂は全て投入したと見られる。

 午後には「K9」護岸付近で、台船が新たに土砂を積んだ運搬船1隻に接続され、2時間にわたり土砂を台船に載せ替える作業を実施した。

 市民らは、桟橋敷地内に置かれていた土砂を使ったとして「県赤土等流出防止条例に違反している」と批判した。

 立憲民主党代表枝野はきのふ山形市での会見で、「(米軍普天間飛行場の移設工事で、政府が名護市辺野古の沿岸部に土砂投入したことについて)政府が意固地になっているとしか

 思えない。長い目で見れば、日米安保にも悪い影響を与えかねないという状況だと強く危惧をしている。やはりこれだけ沖縄の直近の民意が示されている中で、意図的に逆なでしている

 としか思えない。到底容認されるものではない」と述べた。

 名護市辺野古の新基地建設で政府が一昨日、土砂を投入したことを受けて、多くの著名人がツイッターなどで怒りのメッセージを投稿した。

 琉球新報によると俳優の宍戸開さんは「沖縄の人々は嫌だと言っているのに、なぜ政府は無理くり土砂投入するのん? きちんと説明せいよ!」と発信した。劇作家・演出家のケラリーノ・

 サンドロヴィッチさんは、車中で土砂投入のニュースに触れ「あまりの酷(ひど)さに『ひでえ』」と独り言を言った際、「仕方ないですよね」と返した運転手に「仕方なくないでしょう!」と

 怒ったとつづった。

 落語家の立川談四楼さんは、官房長官菅が14日「全力でこの埋め立てを進める」と語ったことに「菅さんは知らない。辺野古の人々がひとつも堪(こた)えてないどころか、意気軒昂

 であることを」とした。

 ノンフィクション作家の矢部宏治さんは「『可哀想(かわいそう)』にという同情ではなく、『次は自分がやられる』と恐怖することができるか」と投稿した。

 ウーマンラッシュアワーの村本大輔さん、小説家の盛田隆二さん、タレントの星田英利(ほっしゃん。)さん、経済学者の金子勝さん、映画監督の想田和弘さん、戦史・紛争史研究家の

 山崎雅弘さんらが政府の姿勢を疑問視するコメントなどを発信した。

 ♪泣けた 泣けた こらえきれずに 泣けたっけ あの娘と別れた 哀しさに
山のかけすも 鳴いていた 一本杉の 石の地蔵さんのよ 村はずれ

 遠い 遠い 想い出しても 遠い空 必ず東京へ ついたなら
便りおくれと 云った娘(ひと)りんごのような 赤いほっぺたのよ あの泪(なみだ)

 呼んで 呼んで そっと月夜にゃ 呼んでみた 嫁にもゆかずに この俺の
帰りひたすら 待っている あの娘はいくつ とうに二十はよ 過ぎたろに
    昭和30年 別れの一本杉  作詞:高野 公男 作曲:船村徹

 解散総選挙。安倍内閣の2年間の評価を問う第47回衆院選は、2014年暮れ12月の14日に投開票された。

 「景気回復、この道しかない」――。解散総選挙で、安倍自民党が掲げた景気浮揚策は日本に「格差」という負の側面をもたらしている。

 戦後最低のわずか52%という投票率、衆院選をしらけさせた大きな責任が野党第1党の民主党(民進党→現 無所属)の野田佳彦らにもあったのは今さら言うまでもない。

 安倍政権の製造物責任は「私にある」と前首相野田佳彦は、ここにきて初めて本音を喋った。

 ポーランド・カトウィツェで開かれた国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)は15日(日本時間16日)、会期を1日延長した激しい交渉の末、2020年に始まる

 パリ協定の実施ルールについて大枠で合意した。

 先進国と発展途上国が、共通の厳しいルールの下で温室効果ガスの排出削減を進めることになり、運用開始へ準備が整った。

 国際的な温暖化対策は仕組み作りに力を注ぐ段階を終え、深刻な被害を避けるために各国が脱炭素の取り組みをどう強化するのか、具体的な行動が問われることになる。

 ♪僕はYesと言わない 首を縦に振らない 周りの誰もが頷いたとしても 僕はYesと言わない
絶対沈黙しない 最後の最後まで抵抗し続ける

 叫びを押し殺す 見えない壁が出来てた  ここで同調しなきゃ裏切者か 仲間からも討たれると思わなかった
僕は嫌だ

 不協和音を僕は恐れたりしない 嫌われたって僕には僕の正義があるんだ 殴ればいいさ
一度妥協したら死んだも同然  支配したいなら僕を倒してから行けよ‥
              歌:「欅(けやき)坂46」の「不協和音」。

 宮城。きのふの午後3時半過ぎ、名取市増田の3階建てマンションで、1階の三沢拓也さん(31)方から出火した。三沢さんの長男で小学2年の拓美さん(8)と次男の友也ちゃん(1)と

 見られる幼児の死亡が確認された。両親は無事でけがはなかった。

 県警岩沼署によると、駆けつけた消防署員が部屋の中で倒れている2人を見つけた。拓美さんは搬送された仙台市内の病院で、幼児は救助された直後に、それぞれ死亡が確認さた。

 三沢さんは妻と子ども2人の4人暮らし。警察は出火原因を調べている。

 長男が通う名取市立増田小の校長吉木修さん(60)は「本当に悲しく、残念だ。まだ幼いのに…」と言葉を詰まらせた。

 現場はJR名取駅から北東に500mの住宅街。

 ♪破れ単衣に 三味線だけば よされよされと 雪が降る 泣きの十六 短い指に
息をふきかけ 越えて釆た アイヤー アイヤー 津軽 八戸 大湊

 三昧が折れたら 両手を叩け バチがなければ 櫛でひけ 音の出るもの 何でも好きで
かもめ啼く声 ききながら アイヤー アイヤー 小樽 函館 苫小牧

 鍋のコゲ飯 袂でかくし 抜けてきたのか 親の目を 通い妻だと 笑ったひとの
髪の匂いも なつかしい アイヤー アイヤー 留萌 滝川 稚内
1980年  風雪ながれ旅 作詞:星野哲郎 作曲:船村 徹

 韓国。ソウル中央地裁は、公共放送の報道に介入したとして放送法違反の罪に問われた韓国大統領府の元広報首席秘書官李貞鉉に懲役1年、執行猶予2年の有罪判決を言い渡した。

韓国メディアは、政治権力者が放送に介入したとして刑事処罰を受けた例はないと伝えた。

李は2014年に発生した旅客船セウォル号沈没事故の直後、政府の対応や救助活動の問題点を重要ニュースとして扱った公共放送KBSの報道局長に電話し「(批判的内容を)外してほ

しい」と介入したとして在宅起訴されていた。判決は14日付。

 ネパール。AFP時事によると、ネパール中部で14日、葬儀の参列者を乗せて帰る途中のバスが舗装されていない狭い道路から脱輪して河岸に転落し、20人が死亡、14人が負傷した。

 現場は首都カトマンズから北に70キロほど離れた丘陵地。

 警察は事故現場から18人の遺体を収容した。地元警察によると、病院に搬送されている途中で1人が死亡し、さらに治療中に別の1人が死亡した。警察は、「遺体は河岸や土手に散乱した

 状態で発見された」と述べ、乗車人数を把握できていないため、今も現場を捜索中であることを明らかにした。

 当局は事故の原因をまだ特定できていないが、警察は狭い道路上でのスピード超過が原因の一つとみている。

 中国。国営新華社通信によると、南西部の炭鉱で、15日事故が発生し、作業員7人が死亡、3人が負傷した。

 新華社によると、重慶市の炭鉱で午後6時(日本時間 15日午後7時)頃、運搬設備の連結部品が破損し、立て坑内で落下。7人が死亡、負傷者3人が病院に搬送された。

 事故原因については現在調査中。

 中国では炭鉱での死亡事故が相次いでおり、当局は生産現場の環境改善や違法炭鉱の取り締まりに力を入れているものの、業界全体で安全面に問題があるとされる。

 スリランカ。AFP時事によると、前首相派と大統領派が対立していたスリランカで、15日首相マヒンダ・ラジャパクサが辞任した。

 首相が7週間続いた権力闘争から身を引いたことで、「憲政の危機」に収束の兆しが見えてきた。

 ラジャパクサは自宅で、10月26日に就任した首相職を辞する旨を記した書類に署名。73歳の元大統領である氏は、声明は出さなかったものの、側近らによると、争点となっていた

 首相就任以来利用していたリムジンを返却する予定だという。

 同国では、大統領マイトリパラ・シリセナが首相ラニル・ウィクラマシンハを解任し、その後任として宿敵だった元大統領ラジャパクサを任命したことから政治的混乱が発生。

 ウィクラマシンハは解任は違法として応じず、同国は2人の首相が並立する事態に陥っていた。

 だがラジャパクサ内閣に対しては先月14日、不信任案が可決されていた。

 エチオピア。南部で13〜14日、最大民族オロモ人と少数派ソマリ人が衝突し、少なくとも21人が死亡、61人が負傷した。

 ロイター通信が15日、国営メディアの話として報じた。オロモ人には農民が多く、主に放牧を営むソマリ人と土地の支配権を巡り対立。過去数カ月間で対立が激化していた。

 衝突は隣国ケニアとの国境に近い町モヤレで発生した。現地の人権活動家によると、商店が爆破されたり家屋が放火されたりして、多数の住民がケニアに逃れた。

 ロシア。極東サハリン州の州都ユジノサハリンスクで、きのふ北方領土の日本への引き渡しに反対する集会が開かれた。

 ロシア共産党が呼び掛け、サハリン州のメディアによると150人が参加。「領土は渡さない」、「祖国を売ることは許されない」などと訴えた。

 日ロ両首脳は11月、色丹島と歯舞群島の引き渡しを明記した1956年の日ソ共同宣言を基礎に平和条約交渉を加速させることで合意。北方領土を事実上管轄するサハリン州では

 共産党を中心に、2島引き渡しへの反対運動が活発化している。ロシア政府は、こうした運動が政権批判に発展することを警戒している。

 米国。米大統領トランプは15日、内務長官ジンキが今年いっぱいで辞任するとツイッターで明らかにした。

 後任を来週発表するとしている。ジンキには不正利得疑惑などを巡り複数の調査が行われており、ワシントン・ポスト紙電子版によると、ホワイトハウスからの強い圧力を受けて

 15日に辞表を提出した。11月の中間選挙後に辞任するとの観測が出ていた。

 同紙によると、ジンキに対する調査案件は少なくとも15に上る。最も深刻とされるのは、自身が関わった西部モンタナ州の土地開発計画で利益を得た疑惑で、内務省監察官が調査した後、

 司法省が調べている。

 米大統領トランプは14日、ホワイトハウスの職員を統括する首席補佐官ケリーの後任に、行政管理予算局(OMB)の局長ミック・マルバニーを首席補佐官代行として指名した。

 再選を目指す2020年大統領選に向けた足場固めだ。ただ、後任人事で意中の候補者から次々と断られるなど求心力に陰りもみえる。

 「一応言っておくが、ホワイトハウスの首席補佐官になりたい人は『たくさん』いた」。トランプは14日、マルバニーを代行に指名した後、ツイッターで強調した。だが、この言葉とは

 裏腹に、後任人事は難航を極めた。

 トランプは8日、ケリーが「年末に辞める」と公表。「後任は一両日中に決める」と語った。副大統領ペンスの首席補佐官のエアーズが本命だったが、トランプが残り任期の2年間務めるよう

 求めたのに対し、エアーズは「来春まで」と譲らず、人事は振り出しに戻った。

 フランス。内務省は15日、マクロン政権に抗議する黄色いベスト運動が5週連続で同日実施した全国一斉デモの参加者数について、午後6時(日本時間16日午前2時)時点で

 6万6千人だったと発表した。前週の8日からほぼ半減した。地元メディアが伝えた。

 パリや南西部ボルドーなどでデモ参加者と警官隊の小競り合いがあり、警察は催涙ガスを使用するなどしたが、今月1、8の両日に多発した店舗の破壊、略奪はなかったもようだ。

 政府は全国に警官や憲兵計6万9千人を配置し、うちパリでは前週同様8千人で警戒に当たった。パリで夜までに168人が拘束された。

 ベトナム。太平洋戦争後もベトナムにとどまった元日本兵が現地でもうけた子どもやその孫ら20人が家族会を設立し、首都ハノイで15日、会合を開いた。

元日本兵の帰国で現地に残された子どもたちは高齢化が進んでおり、家族会を通じて親睦を続ける。

 日本側の支援で昨年訪日し、加賀市で亡き父の墓参りをしたカオ・カイン・トゥオンさん(69)は「父の国を訪問でき、ありがたく思う。会を通じ(元日本兵の)子や孫らで連携を

 続けていきたい」と話した。ベトナムでは日本兵の一部が終戦後も現地に残り、独立運動に参加するなどした。

 ♪何から何まで 真っ暗闇よ 筋の通らぬ ことばかり 右を向いても 左を見ても 馬鹿と阿呆の 絡み合い どこに男の 夢がある

 好いた惚れたとけだものごっこが罷(まか)り通る世の中でございます。好いた惚れたはもともと「こころ」が決めるもの…

   こんなことを申し上げる私もやっぱり古い人間でござんしょうかねえ。

 一つの心に 重なる心 それが恋なら それもよし しょせんこの世は 男と女 意地に裂かれる 恋もあり 夢に消される 意地もある なんだかんだとお説教じみたことを申して参りましたが、そういう私も日陰育ちのひねくれ者、お天道様に背中を向けて歩く、馬鹿な人間でございます。
         昭和46年 傷だらけの人生 作詞:藤田まさと 作曲:吉田正

 北の大地。最大震度7を記録した9月6日の北海道胆振(いぶり)東部地震から100日が経過したきのふ15日、36人が犠牲になった厚真(あつま)町で町主催の慰霊式があった。

 遺族や犠牲者をしのぶ人たちが参列し、花を手向けて「別れのことば」を告げた。

 慰霊式は、今月6日まで避難所として利用されていた町総合福祉センターが会場になった。午前9時の気温は零下6・1度。多くの町民が白い息を吐きながら雪道を通って集まった。

 式では黙?の後、町長宮坂尚市朗が「最愛のご家族やご親戚、ご友人を失われた方々のお気持ちを思うと、今なお哀惜の念に堪えません」とあいさつ。

 犠牲者一人ひとりの名前を読み上げ、「皆さんの肉声をもう聞くことはかないませんが、歩んだ足跡や人生は遺族や友人とともに残された厚真町民がしっかりと受け継いでまいります」と話した。

 遺族代表として、両親を亡くした畑島武夫さん(57)が「別れ」を告げた。「両親を含め、お亡くなりになられた皆様は、厚真町の基盤を築き、この町で生活し、田園風景が大好きだったに

 違いない。遺志を受け継ぎ、誇れるふるさと厚真に復興することを約束する」とし、「さようなら、そして、ありがとうございました」と語りかけた。

 道知事高橋はるみ(64)は、きのふ札幌市内で、来春の知事選に出馬せず、来夏の参院選道選挙区(改選数3)にくら替えすると表明した。

 現在4期目で、女性知事としては最多の当選回数。

 きのふ15日に開かれた後援会会合でくら替えを伝えた後、9月の北海道の地震を受けて「思いが揺れることもあった。難局を乗り越えなければならないと思う時期もあった」と、

 知事選出馬を悩んだことも明らかにした。

 来春の知事選では、自民党道連が夕張市長鈴木直道(37)を擁立する方向で調整している。

 青森。県内40市町村で最も人口の少ない西目屋村が、本年度の成人式の開催を見送ることが、分かった。

 村は当初、8月11日に式を開く予定だったが、対象者の都合が付かず日程を再調整。冬季開催に向け、複数の候補日を設定し、対象者の意向を確認したが、各日とも最大1〜2人の

 出席にとどまる見通しとなり、やむを得ず断念した。県内自治体で成人式が開かれないのは初。

 村の人口は1355人で、本年度の成人式対象者は13人。村教委によると、村では毎年8月、満20歳に達した学年の人を対象に成人式を開催しているが、本年度の夏季の開催が

 できなくなったため、対象者に12月〜来年1月の間の候補日を提示し、冬季開催を模索していた。

 しかし、出席者数が一番多いと見込まれる1月3日で最大2人、別の日は1人にとどまる見通しとなったことから、村議会などと話し合い、開催中止の結論に至ったという。

 村教委では「大変残念。来年度の新成人は8人とさらに少ないが、開催できるよう期待したい」とした。

 県内では来年1月に22市町村が成人式を開く予定で、このうち八戸など20市町村が13日に開催する。

 岩手。大震災の津波で大きな被害を受けた宮古市鍬ケ崎地区。

 空き地が目立つ区画整理地にキッチンカーを使ったラーメン屋ができた。津波で被災した夫婦が「街を元気にしたい」と温かい料理を出している。

 「ラーメン9つ。後で取りに来るから」。近くで高さ10mの防潮堤の建設が進む更地に今月初め、キッチンカーがお目見えした。

 「中華そば」ののれんが掛けられ、「宮古発ラーメン」、「いもドーナツ」など手書きのメニューが貼ってある。さっそく、近所の人や会社の従業員が注文に来ている。テーブルが

 1台あるが、持ち帰る客が目立つ。

 宮城。震災で今も2500人を超える人が行方不明となっている中、捜索活動を続けている団体が女川町に集まり、捜索の現状などについて話し合った。

 大震災では今も2534人が行方不明となっていて、毎月11日の月命日を中心にボランティアなどによる捜索活動が続いている。

 けふは、捜索を行っている団体や専門家、行方不明者の家族ら20人が女川町に集まり、今の捜索の状況などについて話し合った。このうち、女川町で捜索を続けている団体は、

 深さ30m以上の海底から今も車やカバン、衣類などが見つかっていると説明。

 水深が深いため捜索できる時間が限られ、個人を特定できるものはなかなか見つかっていないというが、発見した車に目印をつけて記録し、次の捜索につなげているという。

 震災から7年9か月が経過し、防潮堤や土地のかさ上げなどによって被災地の景色は大きく変わったが、行方不明者の捜索は地中レーダーなど最新の技術も活用して地道に続けられている。

 会を主催した復興支援プロジェクトSTEPの代表郷右近巧さんは「捜し続けないと見つけることはできません。1人でも多くの行方不明者がご家族のもとへ帰れるよう活動を続けて

 いきたい」と話していた。

 山形。今朝4時前、鶴岡市湯野浜温泉のホテル「愉海亭みやじま」から出火して、2時間後の午前6時に消し止められた。

 この火事で3階の客室内の空調設備の一部が焼けたが、けが人はいなかった。煙は空調設備の吹き出し口から出ていたということで、警察と消防が詳しい原因を調べている。

 ホテルによると、空調設備の保守作業を委託している業者が今年10月下旬に定期点検を行った際には、異常はなかったという。

 このホテルは地下1階、地上7階建てで、109人の宿泊客全員とホテルの従業員など3人が一時、1階のロビーに避難し、避難の際に気分が悪くなった人などはいなかったという。

 宿泊客の60代の男は「5階に泊まっていましたが、朝早くから起こされ、2時間余りも避難したので疲れました」と。

 現場はJR鶴岡駅から10キロほどの日本海に面する温泉地で、10軒余りの旅館やホテルが建ち並んでいる。

 福島。東京電力福島第一原発事故によって、福島県から東京都内に避難している人たちが、きのふいわき市を訪れ、交流会を行った。

 避難者ら20人が参加。市内からの参加者には避難生活を経験して福島に戻った人もおり、お互いが現状の悩みや移住先の生活の様子、ふるさとの様子などを語り合った。

 交流会は、避難者らでつくる「むさしのスマイル」が主催し、年3回ほど行っている。

 原発事故から7年9カ月たち、避難者への支援は少なくなりつつある。避難住宅の提供は昨春から段階的に打ち切られ、来春には南相馬市や飯舘村など5市町村からの避難者の

 無償提供が終わる。また、打ち切り後に国家公務員宿舎に有料で避難してきた人も来春での退去を求められている。

 東京。都は、今年10月に開場した豊洲市場(江東区)で来年1月15日から始める専用デッキでのマグロの競り見学について、インターネットか専用電話での事前申し込み制にする。

 定員は1日当たり120人まで。応募者多数の場合は抽選となる。

 マグロの競りは、活気ある様子を間近で見られるため、移転前の旧築地市場で観光客に人気だった。豊洲では衛生面と安全面に配慮し、競り場の一角に設けられた専用デッキからの

 見学となる。見学は日曜、祝日と休市日以外の午前5時45分から30分間で、交代制のため、1回10分程度になる見込み。

 世田谷区で一家4人が殺害された事件から18年となるのを前に、事件解決を願う集会が開かれた。

 集会では遺族の宮沢節子さんが殺害された息子夫婦や孫の思い出を話す映像が紹介された。2000年12月31日、世田谷区の自宅で会社員の宮沢みきおさん・泰子さん、にいなちゃん、礼ちゃんの

 一家4人が殺害されているのが見つかった。この事件で、警視庁は捜査を進めているが犯人逮捕につながる有力な手がかりは得られていない。

 事件は未解決のまま発生から間もなく18年を迎える。

 愛知。福島県に復興のシンボル「ひまわりの種」を贈り、新たな観光名所を創ったり、障害者の雇用につなげたりするプロジェクト。

 取り組む「マックスバリュ中部」の従業員や地域の園児らが育てて集めたひまわりの種150キロと応援メッセージが、きのふ、福島県の復興支援団体に贈られた。

 受け取った支援団体の担当者は「皆さまからの応援で少しでも復興につなげられれば」と話していた。

 京都。立憲民主党の代表枝野は、京都市内で会見し、来年の参院選京都選挙区に、新人で会社経営の増原裕子(40)を公認候補として擁立すると発表した。

 増原は自らが同性愛者であることを公表しており、経済評論家の勝間和代さんのパートナーとして知られる。

 枝野は、増原について「多様性のある社会に向けて貴重な経験と能力」を持っていると指摘。同席した増原は「すべての人が息がしやすい社会をつくるため、安倍政権と対峙していきたい」と

 強調した。

 大阪。古典落語「池田の猪(しし)買い」の舞台となった池田市で、落語にちなんでイノシシを使った創作メニューを期間限定で提供する「“池田の猪買い”はじめました〜」が開かれている。

 来年2月末まで、阪急池田駅の周辺を中心とした市内の12店が鍋をはじめ、カレーやお好み焼き、煮込みといった料理を出し、猪スタンプラリーも1月末まで実施している。

 イベントは「落語のまち・池田」のPRとともに、おいしくて低カロリー、栄養に優れた猪肉の良さを知ってもらおうと2012年度に始まった。

 猪スタンプラリーは、参加店で猪メニュー1品を注文してスタンプをもらう。スタンプ3個で参加店の食事券千円分(10人)、6個で食事券2千円分(3人)が当たり、応募した

 全員が参加店の10%割引券をもらえる。

 岡山。西日本豪雨で被災し休業していた倉敷市真備町川辺の人気洋菓子店「ウォールウォーレン」が、きのふ同じ場所で営業を再開した。

 同店で修業した洋菓子職人らの支援を力に、ケーキを楽しみにしてくれるファンのために―との思いを込めて、クリスマス前のオープンを果たした。客を待つ店内には、シュークリームや

 抹茶ロール、タルトといった定番商品のほか、焼き菓子なども並び、5カ月ぶりに甘い香りが広がった。

 店前には午前10時の開店を前に行列ができ、オーナーシェフ佐藤敦志さん(52)が姿を見せると拍手が起こった。浅口市の主婦(35)は「ここの商品がおいしくて、再開を待ち望んで

 いた」と笑顔を見せた。

 2000年オープンの同店は7月の豪雨で浸水。機材も廃棄となり、休業を余儀なくされた。同店から独立し総社市で洋菓子店「プティ・グレーヌ」を構える日置尚孝さん(35)を

 はじめ、岡山県内外の同業者からの寄付などに再建を後押しされた。準備が進む店の姿に涙を流してくれた住民もいたという。

 佐藤さんは「多くの支えに感謝したい。町外で暮らす人も多く不安はあるが『また来たい』と思ってもらえるよう頑張りたい」と。午前10時〜午後6時。月曜定休(祝日の場合は

 翌日)だが、年内は17、26日のみ休み。クリスマスや年末は営業時間を変更する。(086―697―0876)。

 広島。西日本豪雨で不通になっていたJR呉線の三原(三原市)〜安浦(呉市)間が復旧し、呉線全区間で5カ月ぶりに運転が再開された。

 きのふは、沿線各地では市民らが列車に旗や手を振って喜んだ。JR西日本はこの日、観光列車「瀬戸内マリンビュー」の運行も再開。「以前のように、多くの観光客が広島を訪れてほしい」と願った。

 竹原駅(竹原市)では、100人が三原行きのマリンビューを手旗を振って出迎えた。

 豪雨で自宅が浸水したという竹原市の外川(とがわ)敦己(あつみ)さん(54)は「竹原の復興がさらに進んでほしい」。市長今栄敏彦は忠海駅まで同乗し、乗客に観光パンフレットなどを手渡した。

 沿線の海上では、たけはらパドルスポーツ協会など10人がシーカヤックなどに乗って「おかえりなさい呉線」と書かれた横断幕を掲げた。

 協会の道面(どうめん)篤信さん(40)は「手を振り返してくれる乗客もいた。歓迎の気持ちが伝わって良かった」と話していた。

 愛媛。西日本豪雨により西予市野村町野村の三嶋神社が水没し、秋祭りの衣装や道具が流失したことを受け、伊予銀行(松山市)は、おねりなどの保存会3団体に新調費用約155万円を贈った。

 同行の地域文化活動助成制度の一環で、豪雨後に被災団体を対象に始めた特別募集を適用した。

 神社は氾濫した肱川(宇和川)に面し、天井まで4m浸水。10月の秋祭りでみこしや牛鬼などが地域を巡行する際に使う猿田彦や浦安の舞の衣装、道具などが流された。

 神社での贈呈式で常務三好賢治が「文化や伝統芸能は地域のネットワークをつくる大事な活動。継承・発展へお手伝いしたい」と3団体の代表に目録を手渡した。

 浦安の舞の4人分の衣装や道具は既に完成し、今年の秋祭りで使用。

 おねり保存会代表の兵頭洋史さん(72)は「助成をいただきありがたい。今年は住宅や商店街が無残な姿になり地域でのおねりは中止したが、以前の姿に近づくよう一歩一歩前に

 進みたい」と感謝した。

 熊本。熊本地震の発生から2年8か月、生活の再建や復旧工事など「復興の現在地」。

県内で避難指示が続くのは、宇土市花園地区の花園台23世帯25人と、神馬町4世帯13人だが、宇土市は、このうち花園台については、土砂崩れを防ぐ斜面の工事が終わる来月下旬をめどに

 解除する。県はこの他にも復旧・復興状況を明らかにしている。農業については、10月末の時点で、被災した農家の98%が営農を再開している。

 ただ、農地や農業用施設が復旧したのは46%にとどまっていて、工事業者の確保が一番の課題となっている。県は、来年度中にすべての農家が再開することを目指している。

 また、道路や河川といった公共土木施設などの災害復旧事業の進捗は、77.3%が発注済み、うち36.7%で完了している。

 県は大規模な工事になる大切畑ダムを除き、今年度末までに9割を発注、8割の完了を目指すとしている。

 ♪遠き別れに 堪えかねて この高楼(たかどの)に 登るかな 悲しむなかれ わが友よ 旅の衣を ととのえよ
君がさやけき 目のいろも 君くれないの くちびるも 君がみどりの くろかみも またいつか見ん この別れ

 別れといえば 昔より この人の世の 常なるを 流るる水を 眺むれば 夢はずかしき 涙かな
君の行くべき やまかわは 落つる涙に 見えわかず 袖のしぐれの 冬の日に 君に贈らん 花もがな
            昭和20年 惜別の歌 作曲:藤江英輔 作詞:島崎藤村

 富山。バタバタバタバタ。二本の茶せんがくっついた独特の「夫婦(めおと)茶せん」がせわしなく動き、五郎八茶碗に少なめに入れた黒茶を泡立てる。

 朝日町蛭谷(びるだん)地区で平安時代ともされる昔から伝わる「バタバタ茶」だ。

 「煮出した茶を泡立てることで味が軽く、まろやかになる」、地区の女性がたてた茶は白い泡がこんもりしている。脱力して手首だけで茶せんを左右に動かすのがこつだとか。

 黒茶は緑茶の状態から再度、木製容器「室」に入れ、一カ月間、発酵させる。プーアル茶に似ている。

 昔から健康に良いとされ、近年は加齢防止成分や発がん抑制成分などが豊富に含まれていることが富山大の研究で分かってきた。月命日、結婚、出産などの際、近所を招いて茶会を開き、

 親睦を深める風習は今も残る。冬季を除いた週4日、風習を無料で体験できるのが、バタバタ茶伝承館。

 地区の女性5人が当番を回し、煮物、漬物などお茶うけを用意して訪れた人に振る舞う。

 当番の一人、米岡郁美さん(77)は「毎日、家で4、5杯は飲む。伝承館だと10杯はいく」と語る。人をつなげる茶、生活に欠かせない茶だ。

 福井。冬の越前海岸では恒例の水仙まつりが開幕し、越前水仙の無料配布が行われるなど多くの人でにぎわった。

 今年で44回目を迎えた水仙まつり、福井市の越前水仙の里公園では今年の水仙娘らが千個の紅白もちをまいて、まつりのオープンを祝ったほか、越前水仙の無料配布には長蛇の列ができ、

 もらった家族連れらは水仙が漂わせる甘い香りを楽しんでいた。

 今年は例年よりも2週間ほど水仙の開花が早かったため、越前海岸沿いの水仙畑ではすでに見ごろを迎えていて可憐な花が楽しめる。水仙まつりは来月21日まで、福井市と越前町

 それに南越前町で週末に様々な催しが開かれ、冬の越前海岸を盛り上げる。

 自民党県連の定期大会が、きのふ福井市内であり、議事にはない来春の知事選を巡って議論が紛糾した。

 一部の党員らは、県連執行部が前副知事の杉本達治さん(56)を推薦するよう党本部に上申したことに反発し、党員投票を提案した。執行部は、上申は規約に沿っているとして

 認めなかった。意見が対立したまま大会は終了し、県連の結束に不安を残す形となった。

 会長山崎正昭は、終了後の会見で「過去の弊害、しこりを見てきたので党員投票はしない。これから努力し、党員党友が一丸となって統一選、参院選に全力を挙げたい」と述べた。

   決定に従わない場合の罰則適用は「全く考えていない」との見解を示した。

 定期大会は県連最大規模の会合で、党員380人が出席した。来年の活動方針案などが議事になるが、この日は知事選が「一番のテーマ」(出席者)となった。党員の一人は、活動方針案にある

 組織力の強化に触れ「基盤となるのが個々の党員なら、民主主義に従い、党員投票しか解決はない」と切り出した。

 現職の西川一誠(73)を支持する県議も党員投票に賛同。先月28日の上申後、依然として党本部の推薦が出ないのは、県連が一本化したと見られていないためだ、と迫った。

 党本部の選挙対策要綱では「3期連続して知事職にあった者は公認または推薦しない」と定めている。県連規約もその要綱に準じる内容で、西川の推薦願は議題に上らなかった。

 幹事長斉藤新緑は「運営は党の規約に基づき行っている」と従来の説明を繰り返した。

 県議15人でつくる「西川県政と共に歩む会」の会長山岸猛夫は、執行部メンバーの県連会長代行でありながら「前回は知事西川を4期で推薦している。杉本さんしかテーブルに

 載せなかったから、党員の不信をあおる形になった」と声を上げた。

 議事が終わると、県連推薦を受けている杉本さんが会場に現れた。出席者とガンバロー三唱をしたが、途中退席する党員もいた。

 知事選の推薦を巡っては、県連が11月の執行部会で杉本の上申を賛成多数で決定。その後の総務会で報告し、了承された。上申書は提出済みだが、県連内での一本化を求めている

 党本部の判断は出ていない。

 知事選にはこのほか、県議の中井玲子(60)が立候補を表明している。共産党県委員会も候補擁立を模索している。

 口火を切ったのは衆院議員山本拓だった。来賓あいさつで「杉本が手を挙げ、ルール通りに県連執行部会で推薦を決めた」、「西川が出るのは自由。選ぶのは県民だ」と踏み込んだ。

 会場には「何言っているんだ」と怒号が飛び、杉本派、西川派の呉越同舟が一気に表面化した。

 議長席には、県連会長代理の県議田中敏幸が登壇したが、県連総務会長が就くのが慣例で、「司会者の指名です」の一言に、またもめた。杉本の推薦を決めている県連中枢の「できる限り

 波風を少なく」との思いが透けて見えた。

 議案の質問時間では、西川の支持者が次々に挙手。元県議らが「執行部が先走った推薦だ」、「党員の声を聞く機会がない。党員投票を」と迫った。「西川は隅々まで県民のための

 政治をしている。命を懸けて応援する」と話す男もいた。

 杉本の支持者も黙っていない。大野市のベテラン市議は「決まったら一致するのが自民党だ」。幹事長斉藤新緑は連続3期以上の知事を推薦しないという党本部、県連の規約を何度も

 説明。5選を目指す西川は対象にならず「杉本が知事職に値すると決めた」と理解を求めた。

 最後は議長田中が「このへんで…異議なしと認め」と閉会を宣言。会場は「それはあかん」と騒然。杉本が姿を現し、壇上であいさつを始めたが、退席する人もかなりいた。

 能登。鵜の動きで来年の吉凶占う奇祭『鵜祭り』が、今朝羽咋の気多大社で行われた。

 国の重要無形民俗文化財に指定されている気多大社の神事「鵜祭り」は拝殿に放たれた鵜の動きで来年の吉凶を占う。去年は鵜が捕まらず主役不在だった鵜祭り。今朝3時、

 氏子が見守る中2年ぶりに生け捕りされた「鵜様」が、古式にのっとったやり取りの後、薄暗い拝殿に放たれた。

「鵜様」は羽を羽ばたかせたが、飛び上がらず、そのまま神事を終えた。宮司の松尾孝夫さんは「徐々に進んでいけば徐々にあかるくなっていくんじゃないかと感じました」と。

 役目を終えた鵜は一宮海岸に放たれ、暗闇に消えていった。

 能登貴船神社の「あだけ祭り」は、きのふ中能登町徳丸の同神社で営まれ、地域住民が燃え上がる炎で焼いたミカンを味わい、来年の無病息災を願った。

 「あだけ」は「暴れる」「騒ぐ」を意味する方言「あだける」に由来し、神事の際にかがり火を見た子どもがはしゃぐ姿から「あだけ祭り」と呼ばれるようになったとされる。

 焼いたミカンを食べると風邪をひかないと伝わる。

 住民はしめ縄やお守り、お札などを火にくべた後、針金に刺したミカンを真っ黒に焼いて味わった。

 金沢。今朝の県内は、地表の熱が奪われる放射冷却現象が強まり厳しい冷え込みとなった。

 最低気温は輪島市三井で氷点下3.6度など、県内8か所の観測地点で今シーズン1番の寒さとなった。金沢でも0.7度まで下がり、初氷を観測した。平年より7日遅い観測となった。

 こうした中、兼六園では寒い時期に咲き始める「八重寒紅梅」や可憐な白い花をつける「冬至梅」などが昨シーズンより1ヶ月ほど早く咲き始めた。

 長坂町の曹洞宗大乘寺の雲水3人は、きのふ市中心部で師走恒例の「歳末助け合い托鉢」を行った。

 雲水は鈴を鳴らしながら商店や民家を巡り、善意を募った。

 一行は大乘寺を午前8時に出発し、時折雪が降る厳しい寒さの中、尾張町や近江町市場周辺を回った。軒先で経を唱え、住民からねぎらいの言葉とともに浄財を受けた。

 新年の寒行托鉢は1月6日〜2月3日に行う。

 核なき国を
 夢に見て
 平和な世界を
 願う       広島・三良坂平和公園(三次市)

    Do it!(ともかくやりなさい)
 Go against!(風に向かって走れ)
                  熊川哲也

 江戸の達也君から。今日も、綿帽子をかぶった富士山が見えています。ちゅら海は、泥をかぶっている。辺野古を埋めても、ヤマトと沖縄の乖離は埋まらない。益々、広がるばかり。

 日米合意から22年。順調に行ってもこれから先、13年もかかるという。政府は、姑息な手段を使っているが・・・デーニ知事は、徹底抗戦を実施すると宣言。

 普天間移設は政府も沖縄も共有している→日米安保のため辺野古新基地は必要である→日本のために必要である、と政府の見解がコロコロ代わっている。しかし、皇土防衛のために

 犠牲になってもらうという構図は、何も変わっていない。多分、辺野古は頓挫する、なんて便り。

 朝の来ない夜はない 春の来ない冬もない 人生万事地球と同じ春夏秋冬 花も咲けば雨も降る。

 往く道は精進にして、忍びて終わり悔いなし
            酒井雄哉 高倉健の座右の銘

もののふの、八十(やそ)娘子(をとめ)らが、汲み乱(まが)ふ、寺井(てらゐ)の上の、
堅香子(かたかご)の花   家持 万葉集第19巻 4243

 苦しいこともあるだろう。
 云い度いこともあるだろう。
 不満なこともあるだろう。
 腹の立つこともあるだろう。
 泣き度いこともあるだろう。
 これらをじつとこらえてゆくのが男の修行である。
                 山本五十六 「男の修行」

 他人から「どう思われるか」より、他人のために「何ができるか」。

 冷に耐え、苦に耐え、煩に耐え、閑に耐え、競わず、争わず、もって大事をなすべし
                                    高倉健

 「出合いこそ力」と訴えていたのは白山麓、白峰に「僻村塾」を開いて、ゴルフ場などの乱開発を戒めた直木賞作家の故高橋治。

 回光(えこう)返照(自らの光を外へ向けるのではなく、 内なる自分へ向けて、心の中を照らし出し、自分自身を省みること)

 人に愛 花に水
 People love to water the flowers

 師走も、あと2週間になった。時の経つのは何とも早い。

 痛みは取れず朝夕の散歩は、けふも中止とした。

 年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず
           唐代の詩人 劉 希夷(651〜678)

 だっておやすみ やさしい顔した娘たち
 おやすみ やはらかな黒い髪を編んで
ちょ  おまへらの枕もとに胡桃色にともされた燭台のまはりには
 快活な何かが宿つてゐる(世界中はさらさらと粉の雪)
                   立原道造「眠りの誘ひ」から

 年ごとに語り部の減り原爆忌
 身ほとりに どかと居座る残暑かな
 初燕 造り酒屋の軒先を(呉春の酒蔵)
 軒下の土塊に生れ つくづくし
 落椿 産土(うぶすな)の径 明るうす
 袋帯 ぽんと叩きて年新た
 年の瀬や 独り第九をイヤホーン
 おでん屋の棚に鎮座し 招き猫
 思う事多くなりけり 年の暮れ
 桜蘂降るを踏みしめ女坂
 のどけしや ゆったり動く象の耳
 春光に映ゆるステンドグラスかな
 耕人の影うごき初む朝まだき
 紅椿 一輪部屋を明るうす
 突堤に巨船の泊つる晩夏かな
 学びたし夏の球児の一途さを
 盂蘭盆や 人見て法を説けと母
 隣り合ふ 受験子の絵馬 恋の絵馬 
            箕面市 藤堂俊英

 掃けば散る掃かねばなおもよりつもる 庭のもみじもおのが心も
            詠み人知らず

 漁り火に 鰍(かじか)や浪の 下むせび
          松尾芭蕉  山中温泉にて

 水鳥の往くも帰るも後絶えて されども道は忘れざりけり
          萩野浩基

 能登はやさし海の底まで小春凪
         東京日野市 棚山波朗 歌碑は出身地の明蓮寺(志賀町長沢)にある。

 九条を骨抜きにする多数決
         小松市 妻木義山

 trust me.
 I Have a Dream

            2018年 師走16日(ふ)

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