フランス東部で発砲、4人死亡 テロで捜査、複数負傷

 2018年、戌年、師走12月12日(水)、小雨。金沢の最低気温は3度、最高気温は6度。

 朝の散歩は、足の痛みがありやむなく中止した。

 たのしみは朝おきいでて昨日まで無かりし花の咲ける見る時
                        橘曙覧 (1812〜1868)

♪雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ お話しましょ 昔 昔よ 燃えろよペチカ
雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ 表は寒い くりやくりやと 呼びますペチカ

 雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ じき春来ます 今にやなぎも もえましょペチカ
雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ だれだか来ます お客さまでしょ うれしいペチカ
            1924年(大正13年)童謡・唱歌作詞:北原白秋 作曲:山田耕筰

 フランス。東部ストラスブール中心部で11日夜、複数の発砲があり、ニュース専門テレビBFMによると、4人が死亡、10人前後が負傷した。

 当局はテロとみて捜査、逃走した容疑者の行方を追っている。現場付近の住民に自宅から出ないよう呼び掛けた。

 当局は容疑者の身元を特定したとし、内相カスタネールはテロ以外の犯罪に絡む記録があると明らかにした。BFMは、容疑者はストラスブール生まれの20代後半の男で、

 情報機関の公安上の警戒リストに名前があったと伝えた。大統領マクロンはカスタネールに現場へ向かうよう指示した。

 文科省が実施している医学部入試の緊急調査で、文科省が日本大に対し、一部の受験生を優遇したように見受けられるとして、不適切な入試運用の疑いを指摘していたことが、分かった。

 日大医学部とゆかりのある受験生を優遇した可能性がある。日大はけふ12日にも、入試の詳細や指摘への見解を明らかにする方向で調整しているもようだ。

 他にも調査が継続中の大学が1校あり、既に自主公表した昭和大や順天堂大など8校と合わせ、10校程度に上るとみられる。

 文科相柴山昌彦はきのふの閣議後会見で、「大詰めの段階」と述べ、文科省は近く結果をまとめ公表する方針とした。

医学部の不適切な入試が、新たに明らかになった。

 順天堂大医学部が、女子と浪人生を不利に扱い、合格ラインに達していた受験生を不合格にしていた。今年と去年で165人に上る。

 面接を行う2次試験の評価では男女で異なる合格ラインを設定していた。驚くべきは、その理由だ。「女子はコミュニケーション能力が高いため、補正する必要がある」、「20歳を過ぎると

 差がなくなるというデータがあり、男子学生を救う発想だった」というものだ。

 順大は、文科省の調査に対し不正を否定し、調査に当たった第三者委員会にも、性差を正当化するような学術論文を提出したという。だが、この弁明は開き直りに等しい。

 医学部1年生は全員寮生活を送る。順大は、女子寮の収容能力の限界も女子合格者抑制の理由に挙げたが、新たな寮の完成後も、判定基準は変わらなかった。

 順大は、過去6年間の入試の平均合格率が男子9・2%に対し、女子5・5%だった。医学部を置く全国81大学で最も格差が大きかった。

 無理な理屈をつけてでも女子の合格を抑えたかったのはなぜか。東京医科大が女子受験生の得点を一律減点していた問題では、系列病院の女性医師の離職率の高さが理由に挙げられた。

 そうしたことが背景にあるならば、女性医師が働きやすい環境整備をすべきだ。入試で女性を差別する理由にはならない。

 この時期まで不正の公表がずれ込んだのも極めて問題だ。先週末以降、金沢医科大や北里大なども不適切な入試があったことを発表した。入試の出願は始まっている。順大では、

 不正に伴う追加合格者のうち入学者数を来年の募集定員から差し引く。受験生への影響は大きい。

 文科省が大学の自主的な公表に任せたことも問題を長引かせる原因になった。受験生の立場に配慮すれば、もっと早く対応すべきだった。

 一連の医学部入試不正を受け、「全国医学部長病院長会議」は先月、性別や年齢で合否判定に差をつけることは不適切とする規範を公表した。来年入試から国公私立大の別なく

 規範に基づく入試が行われる。大学は、公正な入試を行う社会的な責任があることを改めて自覚すべきだ。

 うちなー。月桃の花咲く島に軍用トラックふさわしくないヘリ基地反対
                         大阪府 道浦母都子(もとこ)

 沖縄はいま。普天間基地移転に伴う新基地辺野古埋め立て問題。

 午前9時過ぎ、土砂を積んだ船がランプウェイ台船に接続。10時前、船上のクレーン車が土砂を台船に積み込む作業を始めた。K9護岸には数十人の作業員が待機している。

 名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沖では、新基地建設に反対する市民がカヌーに乗り抗議を続けている。

 政府は14日の土砂投入を予定しており、土砂を台船に積み替えた後にダンプトラックで陸揚げする。

 知事玉城はけふ上京し、明日13日に防衛相岩屋と面談する予定。14日の土砂投入を前に新基地建設の中止をあらためて求める考え。

 今朝9時半ごろ台船が護岸に接岸し、船上のクレーンで土砂を運搬船から積み替える作業が始まった。海上では新基地建設に反対する市民がカヌーで制限区域内に入り、海上保安庁の

 職員に拘束された。

 ♪泣けた 泣けた こらえきれずに 泣けたっけ あの娘と別れた 哀しさに
山のかけすも 鳴いていた 一本杉の 石の地蔵さんのよ 村はずれ

 遠い 遠い 想い出しても 遠い空 必ず東京へ ついたなら
便りおくれと 云った娘(ひと)りんごのような 赤いほっぺたのよ あの泪(なみだ)

 呼んで 呼んで そっと月夜にゃ 呼んでみた 嫁にもゆかずに この俺の
帰りひたすら 待っている あの娘はいくつ とうに二十はよ 過ぎたろに
    昭和30年 別れの一本杉  作詞:高野 公男 作曲:船村徹

 解散総選挙。安倍内閣の2年間の評価を問う第47回衆院選は、2014年暮れ12月の14日に投開票された。

 「景気回復、この道しかない」――。解散総選挙で、安倍自民党が掲げた景気浮揚策は日本に「格差」という負の側面をもたらしている。

 戦後最低のわずか52%という投票率、衆院選をしらけさせた大きな責任が野党第1党の民主党(民進党→現 無所属)の野田佳彦らにもあったのは今さら言うまでもない。

 安倍政権の製造物責任は「私にある」と前首相野田佳彦は、ここにきて初めて本音を喋った。

 外国人労働者の受け入れを拡大する改正出入国管理法の成立を受けて、政府がアジアを中心とした8カ国で日本語試験を実施する方針を固めたことが、わかった。

この8カ国との間で、悪質なブローカーを排除するために情報を共有する「政府間文書」の取り交わしも来春までに目指す。

 改正法に盛り込まれた新在留資格「特定技能」取得のためには、一定の技能水準のほか、日常会話レベルの日本語能力が必要とされている。政府はインドネシア、カンボジア、タイ、

中国、フィリピン、ベトナム、ミャンマーの7カ国で日本語試験を行うことを決め、さらに1カ国で調整を進めている。

 技能実習生送り出しの実績も高く、当面はこれらの国の出身者が「特定技能」の中心になると想定しているという。技能実習制度では、送り出し国で悪質なブローカーの存在が指摘されている。

 このため、新制度では二カ国間で情報を共有し、こうしたブローカーが関与した労働者は受け入れない仕組みを目指す。

 「政府間文書」は、国会での批准を必要としない形になる。

 技能実習生は来日してからも給料が現金で支払われることが多く、受け入れ機関による「ピンハネ」などの問題も起きている。政府はこうした事態を防ぐため、外国人が金融機関で口座を

 開設することを容易にする方針で、金融庁が金融機関向けに指針を作るという。

   口座を確保することで、新制度で義務づけられた「日本人と同等以上の給与」のチェックができることも期待する。政府はこのほか、外国人との共生策の柱として、地方自治体が

 「生活相談の一元化窓口」を設けることを支援するため、10億円規模の財源を来年度予算案に盛り込む方針という。

 窓口は都道府県、政令指定都市のほか、外国人が多く住む自治体を中心に全国で約100カ所ほど想定している。政府は年内にも、「外国人材の受け入れ・共生のための総合的対応策」を

 取りまとめる予定。こうした施策も盛り込まれる見通しだ。

   ♪僕はYesと言わない 首を縦に振らない 周りの誰もが頷いたとしても 僕はYesと言わない
絶対沈黙しない 最後の最後まで抵抗し続ける

 叫びを押し殺す 見えない壁が出来てた  ここで同調しなきゃ裏切者か 仲間からも討たれると思わなかった
僕は嫌だ

 不協和音を僕は恐れたりしない 嫌われたって僕には僕の正義があるんだ 殴ればいいさ
一度妥協したら死んだも同然  支配したいなら僕を倒してから行けよ‥
              歌:「欅(けやき)坂46」の「不協和音」。

 自民党の幹事長代行萩生田光一の資金管理団体が、団体の有志が主催するバス旅行の事業収支を政治資金収支報告書に記載していなかったことが明らかになった。

 政治資金規正法は全ての政治団体に収入の記載を義務づけており、新聞毎日の指摘に対し、萩生田の事務所は不記載を認め、次年度から事業収入に記載する意向を示した。

 専門家は「実質的な後援会活動であれば、主催や会計が別でも記載すべきだ」と指摘している。

 萩生田の事務所などによると、資金管理団体「はぎうだ光一後援会」は萩生田が1991年の東京都八王子市議当選当初から、後援会の有志が企画するバス旅行などの行事を毎年開催している。

 2017年のバス旅行は支援者ら330人が申し込み、三重県のホテルに宿泊。萩生田も駆けつけた。

 会費は1人3万円で、収支はおおむね均衡。後援会は会費の徴収を代行した。後援会は少なくとも14〜6年の政治資金収支報告書にはこの収支を記載していなかった。

 事務所は「有志による実行委員会形式で、参加者が個人で旅行会社に参加費を支払っているため、後援会の事業収入はない」と説明した。

 だが、新聞毎日の指摘に対し、「昨今の政治と金を巡る動きに鑑み、後援会行事に位置づけをする」と回答し、次年度以降は記載する考えを明らかにした。過去分は、旅行業者が

 参加者に領収書を発行しており、「回収して後援会名義で領収書を再発行するのは困難」とし、記載は改めないとしている。

 一方、後援会は17年分はいったん「女性部主催春の旅行会」として970万円の収入と950万円の支出を記載していたが、これを今月7日付で訂正し、削除した。

 「事務所で預かった参加費を旅行会社に渡した際、旅行会社が後援会あての領収書を発行し、担当者が事業収支として誤って記載した」としている。

 自民党の元副財務相菅原一秀の関連する政治団体「菅原一秀後援会」も、後援会主催のバス旅行をほぼ毎年開催したが、収支報告書に記載しなかった。事務所は「担当者が旅行業者に

 任せており、後援会の収支として報告する必要がないと誤解した」と説明。

 先月28日付で17年分の収支報告書を訂正し、バス旅行3回分計820万円の収入と920万円の支出を記載した。さらに、13〜15年の3年分のバス旅行も訂正して記載したという。

 会費制の催しを巡っては、自民党の国土交通政務官工藤彰三が代表を務める政治団体が13〜15年、国政報告会などの集会で参加者から会費を集めたのに収支報告書に記載していなかった。

 立憲民主党の衆院議員近藤昭一が代表を務める資金管理団体も14〜16年に開いた会費制イベントの収支を記載せず、ともに訂正した。

 政治資金問題に詳しい日本大学の教授岩井奉信は「議員との親睦を目的とした行事の収支は記載するのが当然」と指摘し、「議員も応援されていることを知らない任意団体による行事とは違い、

 団体有志や会計が別という理由は言い逃れに過ぎず、法の趣旨に逆行している」と批判する。

 来年10月の消費増税に向けた対策として検討されているポイント還元策について、政府は、コンビニエンスストアや外食などの大手系列のフランチャイズチェーン店は、ポイントの還元率を

 2%にする方向で調整に入った。チェーン以外の中小店は5%を還元する方針。

 2種類の還元率が入り乱れることで、消費者の混乱を招くおそれがある。ポイント還元は、消費増税後、中小小売店で現金を使わずにクレジットカードなどで決済した買い物客にポイントを還元し、

 その費用を国が負担する対策。政府内では当初、消費増税分と同じ2%分を還元する方向で調整を進めていたが、首相安倍が先月、還元率を5%、還元期間を増税後9カ月間にする方向で

 検討すると表明していた。

 国が費用を補助する対象は、中小店に限られる。コンビニなど大手チェーンでは中小企業にあたる個人経営のフランチャイズ店と、大企業にあたる本部が運営する直営店が混在し、

 同じ看板を掲げながらポイント還元対象の店と対象外の店が混在しかねない、との懸念もあった。

 このため、大手コンビニなどは、直営店の還元に必要な費用は自ら負担し、フランチャイズ店と同様のポイント還元を実施する方向で検討していた。

 ただ、コンビニが直営店も含めて一律で5%分の還元を実施することには「コンビニ優遇だ」との批判が出ていた。

 コンビニ側からは本部の負担が膨らむとの懸念もあった。そこで政府はフランチャイズ店とそれ以外の中小店舗の間で還元率に差をつけることにしたとみられる。

 制度設計を担う経済産業省幹部は「一律5%の還元とすると、(客が)コンビニに集中しかねない」と語った。

 ♪破れ単衣に 三味線だけば よされよされと 雪が降る 泣きの十六 短い指に
息をふきかけ 越えて釆た アイヤー アイヤー 津軽 八戸 大湊

 三昧が折れたら 両手を叩け バチがなければ 櫛でひけ 音の出るもの 何でも好きで
かもめ啼く声 ききながら アイヤー アイヤー 小樽 函館 苫小牧

 鍋のコゲ飯 袂でかくし 抜けてきたのか 親の目を 通い妻だと 笑ったひとの
髪の匂いも なつかしい アイヤー アイヤー 留萌 滝川 稚内
1980年  風雪ながれ旅 作詞:星野哲郎 作曲:船村 徹

   フランス。全土で大規模デモが起きる「暗黒の土曜日」は、8日で4回目になった。

 そろいの「黄色いベスト」を着て抗議運動に加わるのは、郊外や地方で苦しい生活を強いられている人たちが多い。彼らは何に怒っているのか。

 8日、パリ中心部のシャンゼリゼ通りにデモ隊が集まり、動きを封じようとする治安部隊との間で衝突が起きた。治安部隊は催涙弾を発射。辺りに白煙が立ちこめた。

 その催涙弾を投げ返すデモ参加者もいた。「マクロン(大統領)、辞任」の連呼が響き、国歌を歌う人々であふれ、暴徒が車両や植え込みに火を放った。仏メディアによると、仏全土で

 900人超(午後4時時点)が警察に拘束された。

 パリから300キロ離れた仏東部ナンシーから8日朝駆けつけた男(35)は「自動車工場で働いて毎月の手取りが1300ユーロ(16万7千円)。貯金なんて全く無理。

 マクロンは底辺の人々の暮らしをまったく気にしていない。マクロンは貧しい人々を愚かだと思っているだろうが、そうではない」と憤った。

 政府は8万9千人の治安部隊を動員。装甲車も登場した。エッフェル塔やルーブル美術館、デパートなどは暴動を恐れ、軒並み閉鎖。大規模デモは11月17日から毎週土曜に繰り広げられており、

 仏メディアは「暗黒の土曜日」と呼ぶ。

 ブラジル。南部サンパウロ州カンピナスの教会で11日、ミサの最中に男(49)が発砲し、4人が死亡、4人がけがをした。男はその場で自殺した。

 男はかつてサンパウロ州検察に勤務していたが、うつ病を患い数年前から無職だった。ピストルと回転式拳銃を所持し、ミサの終盤に20発を発射した。被害者らと面識はなかったとみられ、

 警察当局が詳しい動機などを調べている。

 中国。ロイター通信は11日、中国でカナダの元外交官が拘束されたと報じた。

 カナダ当局が米国の要請で中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の幹部の孟晩舟を拘束したことに対する中国側の報復措置の可能性もあるが、ロイターは、関連は不明としている。

 元外交官はマイケル・コブリグで、現在所属するシンクタンク「国際危機グループ」(本部・ブリュッセル)は釈放を求めるとともに「所在確認と安全確保に向け、情報収集に全力を

 尽くしている」との声明を発表した。

 同グループによると、コブリグは北東アジア担当の上級顧問。拘束された日や場所は不明。

 カナダ。西部バンクーバーの裁判所は11日、米当局の要請に応じてカナダ当局が拘束した中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の副会長兼最高財務責任者(CFO)、

 孟晩舟(46)の保釈を認める決定をした。現地メディアが報じた。

 中国がカナダの元外交官を拘束したと11日報じられた直後の決定になった。カナダの首相トルドーは11日、カナダ人拘束について「とても深刻に捉えている」と語った。

 孟は、関連会社を通じたイラン側との取引について、米金融機関に虚偽説明をした疑いが持たれている。検察は逃亡の恐れがあるとして、保釈に反対していた。

 米国。大統領トランプは、来月から議会下院の多数派を握る野党・民主党の幹部と会談し、公約に掲げるメキシコ国境の壁の建設に予算を認めるべきかをめぐって激しい口論を繰り広げ、

 来月からの議会との関係を占う一幕として注目されている。

 米国の連邦議会では、先月の中間選挙の結果、野党・民主党が下院で多数派を奪還し、トランプ政権が目指す法案や予算案を成立させるには民主党との協力が不可欠となっている。

 こうした中、トランプは11日、民主党下院トップの院内総務ペロシと上院トップの院内総務シューマーをホワイトハウスに招き、2019年度の予算案の成立に協力を呼びかけた。

 しかし、話題がみずからの公約であるメキシコとの国境沿いの壁の建設計画におよぶと、トランプは、建設費50億ドルを予算に計上すべきだと強く主張し、これに対しペロシらは

 「不法移民対策に壁は必要はない」と反発して、激しい口論となった。

 この中でトランプは「国境を守るための予算が議会で認められなければ、私は、政府機関が閉鎖に陥ることも辞さない」と述べ、民主党側をけん制した。

 また、この会談に先立ってトランプはツイッターで、「民主党が予算案に反対すれば、軍が壁を建設する」と投稿し、公約実現のためには手段を選ばない考えを示していて、来月からの

 大統領と議会との関係を占う一幕として注目されている。

 トルコ。「欧州に行くのに、お前の金を使わせてもらったよ」、エーゲ海に面したトルコ西部イズミル県にある車の修理工場で働くシリア人のムハンマドさん(38、仮名)はこの夏、

 欧州への渡航費用として密航業者を名乗るシリア人の男に渡した1800ドル(20万円)をだまし取られた。金は親族から借りたものだった。

 金を持ち逃げした男は行方不明になり、2週間後にかけてきた電話で、こう言ったという。

 「ありがとう。欧州に着いたよ。俺も欧州に渡る金が必要だったんだ。ドイツで金を稼げたら、返すから」。ムハンマドさんはもともと、シリアの北部アレッポの自動車修理工だった。

 内戦の激化に伴い、アサド政権からかかった予備役への召集を逃れるため、反体制派の支配地域へ移り住んだ。「私はアサド政権支持でも反体制派支持でもない。でも、私が兵隊に

 取られれば、どうやって妻と2人の子どもは食べていくのか。他に選択肢はなかった」と振り返る。

 転居後の14年、戦闘の激化に伴い、アサド政権軍に狙撃された。

 病院に搬送されて一命は取り留めたが、体内には弾が残る。寝たきりの生活を経て1年後、タクシー運転手として働いていたところ、今度は流れ弾が車体を貫通。足を負傷した。

 16年6月、迫り来る政権軍から逃れるため、反体制派が最大拠点とするトルコ国境の北西部イドリブ県に転居。

 その頃、オランダに渡った友人から、「オランダでの生活は素晴らしい。子どもは学校に通えていないんだろう。君も欧州に来いよ」と電話で誘われたという。

 ムハンマドさんはまずトルコに渡ろうと決意し、工面した1200ドル(13万円)を一家の渡航費用として、密航業者に支払った。トルコへの越境を試みてはトルコ側で拘束、

 送還されることを繰り返した後、15回目の挑戦でようやくトルコに脱出できた。  だが、トルコでの生活も楽ではなかった。労働許可は得られず、ようやく探した修理工場の仕事は月給1200トルコリラ(2万5千円)。半分は月の家賃で消えてしまう。

 トルコ語もわからず、トルコ人の友人もいない。「自分に学問さえあれば、トルコでも、もっといい条件の職を見つけられたはずだ」と語り、今でも欧州を目指す理由をこう説明した。

 「欧州で、子どもに最高の教育を受けさせたい。トルコに来ても惨めな暮らししかできない。戦争から逃れてきたのだから、シリアには絶対に戻りたくない。欧州に行くしかない。

 死ぬ覚悟はできている」。

 ♪何から何まで 真っ暗闇よ 筋の通らぬ ことばかり 右を向いても 左を見ても 馬鹿と阿呆の 絡み合い どこに男の 夢がある

 好いた惚れたとけだものごっこが罷(まか)り通る世の中でございます。好いた惚れたはもともと「こころ」が決めるもの…

 こんなことを申し上げる私もやっぱり古い人間でござんしょうかねえ。

 一つの心に 重なる心 それが恋なら それもよし しょせんこの世は 男と女 意地に裂かれる 恋もあり 夢に消される 意地もある なんだかんだとお説教じみたことを申して参りましたが、そういう私も日陰育ちのひねくれ者、お天道様に背中を向けて歩く、馬鹿な人間でございます。
         昭和46年 傷だらけの人生 作詞:藤田まさと 作曲:吉田正

 北の大地。旭川市は、住民票などの各種証明書の交付や国民健康保険の手続きなど市民と相対する19種類の窓口業務について、2019年12月にも民間委託する方針を明らかにした。

 道内で水道料金徴収など個別業務を民間委託する自治体はあるが、市によると窓口業務の広範囲にわたる委託は珍しい。

 20年度に着工予定の新市庁舎に開設する、各種市民窓口を一括した総合窓口の業務も民間委託する方針。道などによると、苫小牧市が20年1月に総合窓口を民間委託する方針を決めている。

 旭川市が委託対象としているのは、各種税の証明書交付、介護保険手続き、パスポート交付、市営墓地の使用申請受け付けなど。

 窓口業務のほか、職員の年末調整の事務手続きなどの庁内業務も対象としている。年間で委託料1億9千万円が見込まれるが、正職員や臨時・嘱託職員計50人が減員できるとして、

 7千万円の経費削減を見込む。

 青森。星野リゾート青森屋の六戸町側の敷地内にあり、東京都内への移築が決まっている町有形文化財「旧渋沢邸」の移築先が、東京都江東区であることが、分かった。

 旧渋沢邸は現在地に建つ前に何度か移築されているが、江東区は最初に建てられた場所。140年ぶりにゆかりの土地に戻ることになる。

 岩手。大震災の発生から7年9月となったきのふ、多くの職員が津波の犠牲になった、大槌町の旧役場庁舎で、遺族が思いを語った。

 凍てつく寒さの中、大槌町の旧役場庁舎を訪れたのは、福祉課の職員だった当時26歳の娘を津波で失った釜石市の小笠原人志さんで、小笠原さんは今月5日、町が家族の死について

 説明するまで旧庁舎の解体を中断するよう、町長平野公三に申し入れている。

 小笠原人志さんは 「(町長は)遺族に向き合うことが無かった、不足していたと。一方でそう言いながら、解体だけは別問題ということで、進める姿勢にはやっぱり今も納得がいかない。

 そんな思いです」と。

 津波で被災した大槌町の旧役場庁舎は、町が今年5月に解体に着手したものの、相次ぐ手続きの不備や、想定していなかった有害物質、アスベストの処理に時間を要し工事が遅れている。

 建物本体の解体は早ければ年明け、来月の中頃にも始まる見通し。遺族がこの場所で亡き家族を偲ぶ時間は残り少なくなった。

 大震災で被災した陸前高田市の旧「道の駅高田松原」(タピック45)と旧気仙中学校が、内部の見学ができる震災遺構として保存されることになった。

 きのふ11日で震災から7年9カ月となる中、陸前高田市と岩手県は津波の脅威を後世に伝える貴重な遺構と判断。保存が決まっていた2施設の内部公開を決めた。

 2021年度の全面公開をめざしている。きのふの県議会の復興特別委員会で明らかになった。

 県内で内部が公開される震災遺構は、たろう観光ホテル(宮古市)に続いて2例目となる。タピック45は1991年に完成し鉄筋コンクリート造りで高さ19m。震災時、津波は

 高さ13・7mに達したが、浸水を免れた施設上部に屋外階段で避難し津波を免れた人もいた。旧気仙中は81年に建てられ鉄筋コンクリート造り。

 福島。先月、小野町で7人が犠牲になった住宅火災を受け、町は、生活保護受給などの非課税世帯や低所得者を対象に住宅用火災警報器の設置費用を助成する方針を固めた。

 関連予算を計上した一般会計補正予算案を、きのふ議会に提出した。

 町によると町内の住宅用火災警報器の設置率は75%。設置に関する費用は比較的高額なことから、低所得者層の設置費を町が負担したり、一部を補助したりするなどして町内の

 警報器設置率100%を目指したい考え。今後は火災警報器の買い替えなどへの補助なども検討する。

 東京。故郷や地域を応援してもらうという趣旨のふるさと納税。

 出身地から移転した人らからの応援寄付を増やしたいと、返礼に知恵を絞る自治体がある。町田市と多摩市だ。高齢者の見守りや家事支援などのサービスは、お年寄りの孤立防止にもつながり、一石二鳥も狙う。

 町田市は11月から「親想(おも)い・まちだ想い」というメニューを用意。

 ふるさと納税で寄せられた寄付を介護予防事業に使い、寄付者には離れて暮らす両親らの見守りなどをお返しする。これまでは市財政課が中心となり、庁内各課と協議しながら、

 ふるさと納税の返礼品を決めていた。しかし、昨年4月のメニュー一新の際に、初めて各課の提案により採用する形を導入し、今回の拡充でも踏襲した。

 財政課の担当者は「モノによる返礼品合戦の土俵にのらず、サービスを考えて提供することで、市政にもっと関心を持ってもらえると考えた」と話す。

 愛知。尾張旭市の市長水野義則(47)は、週刊誌「週刊文春」に報じられた自身の女性問題を受け、「相手方と500万円で示談になったのは事実であり、市民の不信感や不快感を

 招いた」として市長を辞職する意向を表明した。残務処理などを理由に辞職の時期は未定で、出直し選には立候補しないとしている。

 公職選挙法の規定により、市選管が市議会の議長から辞職の通知を受けた翌日から起算して50日以内に市長選挙が行われる。水野は名古屋大学工学部卒業。コンピュータソフトウェア会社を経て

 水野は1971年愛知県豊山町生まれ、尾張旭市育ちで現在47歳。名古屋大学工学部情報工学科を卒業。1994年にコンピュータソフトウェア会社に入社。1999年の尾張旭市議選に

 27歳で立候補し初当選。以降、4回の当選。本来の任期は2020年3月までだった。

 蒲郡市海陽町の「ラグナマリーナ」で、ヨットやプレジャーボート100艇が電飾で彩られている。

 来年1月11日まで、毎夜午後10時まで楽しめる。マリーナには234艇が収容され、全国有数の規模。マリーナが開設された2001年から、ヨットやボートの所有者らによる

 イルミネーションが始まった。ただ、ここ数年は参加する所有者が減り、60〜70艇ほどになっていたため、ラグナマリーナが所有者らに呼びかけ、4年ぶりに大規模なイルミネーションにしたという。

 社長堀井敦さん(57)は「マリーナの電飾では日本一の規模。来年はさらに電飾を増やして、まちのにぎわいを創出したい」と話している。

 大阪。「天皇陵古墳を歩く」(朝日新聞出版)から出版されたことを記念する講座が22日午後3時半から、大阪市北区の朝日カルチャーセンター中之島教室で開かれる。

 著者の関西大学非常勤講師(考古学)今尾文昭が「陵墓」と「古墳」の違いなど天皇陵古墳の基礎知識を解説するほか、陵墓の公開運動や宮内庁への情報公開請求などを通じて新たに

 得られた情報から天皇陵古墳の実像に迫る。

 今尾さんは、奈良県立橿原(かしはら)考古学研究所(橿考研)で調査課長などを歴任。その一方で、宮内庁が管理し、一般の立ち入りを禁じる陵墓の公開運動にも取り組み、

 2008年から複数の学会による学術目的での立ち入り観察に参加するなど天皇陵古墳研究の第一人者として知られる。

 書籍化にあたり、世界遺産候補になっている大阪府の百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群なども加筆した。講座は二部制。第1部は「天皇陵古墳を歩くこと」というテーマで、

 天皇陵古墳の基礎知識や連載の意図などについて詳しく解説する。第2部は「箸墓(はしはか)古墳の頂上―情報開示で明かされた資料から―」と題し、倭の女王卑弥呼の墓との説もある

 奈良県桜井市の箸墓古墳をとりあげ、ベールに包まれた天皇陵古墳の実像に迫る一つの試みを紹介する。

 2012年、新聞朝日が宮内庁への情報公開請求で入手した箸墓古墳の頂上付近で行われていた未公開の発掘調査記録をめぐって、新聞朝日大阪本社生活文化部の次長塚本和人と対談しながら

 読み解き、今後の課題についても考える。受講料はカルチャー会員3348円、一般3672円。問い合わせはカルチャーセンター中之島教室(06・6222・5222)。

 朝日選書「天皇陵古墳を歩く」は税別1700円。

 岡山。力強い筆致とともに復興を―。倉敷市真備町箭田と真備町尾崎の2カ所の交差点付近に「がんばろう真備」などと記した看板(縦2・7m、横1・8m)が掲げられている。

 7月の西日本豪雨で被災した真備町の会社員木谷倍三さん(54)が、被災者を勇気づけるとともにボランティアに感謝を伝えようと、福山市の広告会社などの協力を得て設置した。

 揮毫は、地域で習字教室を開くなど、生き生きと生活している高齢者として本年度の内閣府「エイジレス章」を受章した加藤久子さん(94)に依頼した。

 加藤さんも自宅が全壊した被災者の一人だ。「文字からは前向きに生きようとする気持ちがにじみ出ている。被災者の生活再建への励みになれば」と、木谷さんは願っている。

 広島。西日本豪雨の災害から5カ月になった。

 豪雨災害では、住宅だけでなく住民の健康を支える広島県内の64の医療機関も被災し、地域住民の生活に大きな影響を与えている。そのうちのひとつ、浸水被害に遭った地域の

 総合病院が存続の危機に直面している。地域住民にとって命綱となっている病院が、職員の雇用もままならない状況だ。

 茶色く濁った水が完全に町を覆っている状況で、道がどこにあって田んぼがどこにあったのか、その様子は現在はもう完全にわからない状態となっている。

 今年7月、泥水に呑み込まれた三原市本郷地区。100人あまりの入院患者を抱えていた本郷中央病院にも、その水が迫った。

 谷本康信さん「避難したのははっきり時間は覚えていないけど9時ごろ。夜の9時に避難して、それからずっと夜中の1時2時ごろにはずーっと2m近くまで水位が上がってきて…」。

 当時を語る谷本さんは、この地区の地域医療を担う本郷中央病院の院長で、入院患者や病院スタッフは2階に避難し全員助かったものの、診察スペースだった病院の1階部分は

 ほぼ水没。合わせて3億円相当の医療機器や患者の病状を記録してきた大切なカルテも失われ、病院は休診することを余儀なくされた。

 医療機器は「全滅」。いま必要な機械はリースで借りていますが、今後、どの医療機器をそろえていくか、まだ計画もたてられる状況にないという。

 西日本豪雨では、本郷中央病院を含む95の医療機関が浸水や停電などの被害を受け、入院患者を転院させなければならなくなったり限定的な治療しかできなくなったりするなど、

 水害対策への課題が浮彫りになった。広島県内では、12の市町で64の医療機関が浸水被害を受けた。1階の天井付近まで浸水した本郷中央病院のほか、地下の電源室に浸水した

 病院もある。広島市や坂町などの6つの医療機関には土砂が流れ込み、復旧には長い時間を要している。

 愛媛。西予市野村町の住民グループ「野村の未来を守る会」が主催する「野村ダム放流の説明をきく会」が一昨日夜、地元の野村小学校で開かれた。

 7月の西日本豪雨では野村ダムの緊急放流で肱川があふれ、町内で5人が亡くなった。

 8月にはダムを運用する国交省と市の説明会があったが、「納得できる説明がなかった」として開催を決定。市長管家一夫らが出席して住民の質問に答えた。

 会合では、避難指示の周知方法の改善など9項目の質問に対して市の担当者が回答。「暗闇での避難の危険性を考慮し、午前5時10分に避難指示を出した。ダムの放流量から

 浸水想定区域を把握していれば、事前に避難勧告を発令するなどの段階的な対応ができたのではないかとも考えている。策定される浸水想定区域をもとに避難のあり方を検討する」などと答えた。

 「安心して暮らせる野村町にするための政策は」との質問に対しては、市長は生業の再建や安心して暮らせるインフラ整備などを進める考えを示した。

 会によると、国交省四国地方整備局野村ダム管理所と県にも会合への出席を求めていたが、出席連絡が直前だったために準備が間に合わないとして、市だけを対象に開いた。

 会は管理所と県の出席のもと、来年に改めて会合を開きたいとしている。

 熊本。地震や豪雨など自然災害が発生した時に、正しい情報をどう集めるのかなどを考えるセミナーが熊本市内で開かれた。

 セミナーには警察や消防、地域の自主防災クラブのメンバーラ240人が参加。災害などが起きた時に、LINEなどSNSを有効に利用する方法などが紹介され、訪れた人は熱心に

 耳を傾けていた。また、熊本市の昨年度から設立が始まった、校区防災連絡会の進捗状況も報告された。

 「災害に備えて地域のみなさんと行政とが一体となって日ごろから顔の見える関係を構築して災害に備えるという組織づくり、それが校区防災連絡会です」(熊本市危機管理防災総室・室長村上孝之)

 校区防災連絡会は、市内96の地域での設立を目指していて、避難所の運営方針やルール作り、物資の供給方法の確認や情報伝達などを主に行う。

 現在設立が済んでいるのは、96地域のうち6割。熊本市では来年度の災害訓練で、市内すべての連絡会と連携しての訓練を目指している。

 ♪遠き別れに 堪えかねて この高楼(たかどの)に 登るかな 悲しむなかれ わが友よ 旅の衣を ととのえよ
君がさやけき 目のいろも 君くれないの くちびるも 君がみどりの くろかみも またいつか見ん この別れ

 別れといえば 昔より この人の世の 常なるを 流るる水を 眺むれば 夢はずかしき 涙かな
君の行くべき やまかわは 落つる涙に 見えわかず 袖のしぐれの 冬の日に 君に贈らん 花もがな
            昭和20年 惜別の歌 作曲:藤江英輔 作詞:島崎藤村

 富山。氷見高校農業科学科3年生が、海洋科学科やビジネス科と協力し、イノシシ肉のチャーシュー入りカレー缶詰「極味(ごくみ) 猪(ちょ)〜氷見?哩(びみカレー)」を開発した。

 きのふ、氷見市と連携協定を結んでいる名城大農学部の学部長小原章裕に発表した。

 氷見市内ではイノシシによる農作物への被害が多発しており、イノシシ駆除が行われている。イノシシ肉を有効活用できないかと、農業科学科が3年前からイノシシ肉を使った食肉加工品の開発に取り組んできた。

 食品製造班の3年生6人はイノシシ肉でチャーシューを作ろうと試行錯誤してきた。

 ばら肉を炭酸水やみそ、サラダ油に漬け込んで軟化させたが、焼くと全て再び硬くなった。しかしチャーシューをカレーと一緒にレトルト処理したところ、圧力鍋と似たような効果が得られて軟らかくなったため、

 カレー缶詰として開発することにした。

 カレーは海洋科学科が煮干しでだしを取って作った。ラベルはビジネス科3年の山田遥夏さんがデザイン。ネーミングは三年の堀威吹(いぶき)さんが考えた。

 海洋科学科と農業科学科が5組であることから「極味」を入れ、農業科学科の投票で選ばれた。

 きのふは農業科学科の6人が発表し、学部長小原さんにカレーを試食してもらった。小原さんから「電子顕微鏡で、カレーにしたチャーシューと硬いままのチャーシューのタンパク質の

 密度を比較し、違いを分析したら面白いのではないか」と提案があった。缶詰はさらに改良を重ね、来年以降の商品化を目指す。

 開発に携わった中瀬敦士さんは「肉が軟らかく、ちょっとかんだだけでほぐれていく、とてもおいしいカレーに仕上がった。自分たちの研究が形になりうれしい。きょう学んだことを

 生かし、次の学年に売れるものを渡したい」と話していた。

 福井。原子力規制委員会は、けふ都内で開かれた定例会合で、関西電力の美浜、大飯、高浜3原発について、200キロ離れた鳥取県の大山で大規模噴火が起きた場合の火山灰の

 影響評価を見直すよう関電に指示することを決めた。

 規制委は、3原発が既に合格した再稼働審査で、火山灰の影響評価は関電の想定を妥当だとしたが、火山灰に関する新たな論文発表などを受け、11月の会合で異例の影響評価の見直しを決めていた。

 再稼働済みの大飯3、4号機、高浜3、4号機(いずれも福井県)の停止は求めない。

 来年3月31日までに各原発の降灰量を予測し直し、報告するよう指示する。

 福井市で先月末、薬物捜査で事情を聴かれていた男が逃走した際、捜査員が捜索差し押さえ令状など12通を紛失した問題で、福井県警は、きのふ男が逃走後に乗り換えたとみられる車の中で

 12通すべてを発見し、押収したと明らかにした。県警は「第三者が令状などを見た可能性は低い」としている。

 男は、逃走を制止しようとした男の巡査長(25)に軽傷を負わせたとして、公務執行妨害と傷害の疑いで逮捕された福井市灯明寺3、自動車整備工寺島貴志(45)。

 県警は先月28日、覚醒剤事件の捜査で寺島の自宅兼職場を捜索。寺島は突然、車のドアを開けたまま発進させ逃走。その際に男の捜査員は、令状などを入れたクリアファイルを持ったまま

   制止を試み、その際にファイルから令状などが車内に落ちた可能性があるという。

 逃走から8日後の今月6日、寺島は福井市内で身柄を確保された。令状について調べに「気が付いたら(逃走時の)車の中にあった。乗り換えた車に隠した」と供述。

 県警が供述に基づき調べたところ、きのふ午後、福井市内にあった乗用車内で不明分全てが発見された。

 能登。16日未明に羽咋の気多大社で営まれる国重要無形民俗文化財「鵜祭で奉納されるウミウ「鵜様(うさま)」がきのふ、七尾市鵜浦町で2年ぶりに捕獲された。

   昨年は鵜様不在のまま神事が営まれただけに、関係者は今朝に鵜様を同大社へ届ける「鵜様道中」が予定通り始まることに安堵した。

 鵜様は、鵜捕(うとり)主任の小西寛之さん(56)がきのふ午後1時半ごろ、鵜浦町の通称「鵜捕崖」で、長男達矢さん(31)と連携して捕まえた。体長は50センチだった。

 小西さんによると、8日から11日午前まで、崖周辺でウミウを見掛けなかったが、きのう午後には5、6羽飛んでいた。小西さんは鵜様をカヤ製のかごに収め、鵜様の運び役

 「鵜捕部」の一員で、今年の鵜様の宿となる横川良栄さん(69)方に運んだ。

 鵜様道中では、鵜捕部3人がかごを担ぎ、3日間かけて気多大社までの約50キロを歩く。16日未明には、鵜様の動きで翌年の吉凶を占う神事が執り行われる。

 金沢。金沢の伝統野菜、わさびのような辛みが特徴の「二塚からしな」の収穫が始まった。

 金沢市西部の二塚地区で栽培されている「二塚からしな」は、戦前から栽培されている「加賀野菜」の1つで、葉や茎のわさびのような辛さを生かしてお浸しや漬け物として親しまれている。

 海道順一さんの畑では、今週末の出荷を前に収穫作業が始まっている。海道さんは、25〜30センチに育った「二塚からしな」を鎌で丁寧に刈り取っていった。

 去年は記録的な大雪で出荷量が大幅に落ち込んだが、今年は収穫直前に冷え込みが強まったため辛みが十分にのって品質が良く、例年並みの250キロあまりの出荷を見込んでいるという。

 「二塚からしな」の生産者は年々減っていて、今年JAを通じて市場に出荷するのは海道さんだけだが、新たに栽培したいという人も出てきているという。

 海道さんは「後継者が生まれることに期待している。うまく栽培できるよう指導していきたい」と話している。

 「二塚からしな」は、12月15日から金沢市内のスーパーなどの店頭に並ぶという。

 大雪の際、特定の区間でタイヤチェーンの装着が義務となる動きが進む中、金沢で、きのふチェーンの取り付け方の講習会が開かれた。

 この講習会は、今年2月の大雪で、福井市で大規模な立ち往生や交通渋滞が発生したことを受けて行われたもの。県トラック協会に所属するベテランから若手のドライバーまで

 トラックの運転に携わる会員70人が参加。JAFの担当者が、チェーンの正しいつけ方を説明し、参加者が実践していた。

 担当者は、交換する時には、雪や寒さ、暗い中での作業もあり、何回も練習して慣れてほしいと強調していた。

 加賀。来年6月に任期満了を迎える野々市市の市長選挙で現職の粟貴章が立候補を表明した。

 粟はきのふ開かれた野々市市議会の一般質問で、今後の抱負を問われたのに対して、粟は「議会や市民の皆さんの支援・理解を得ることができれば、引き続き市政のかじ取りに全身全霊で

 取り組みたい」と述べた。

 粟は58歳で、県議を経て2007年に当時の野々市町長に初当選。市政移行後の前回の選挙には無投票で当選し、現在、町長時代と通算して3期目を務めている。野々市市長選挙を

 めぐっては、現時点で粟以外に立候補の動きは見られない。

 核なき国を
 夢に見て
 平和な世界を
 願う       広島・三良坂平和公園(三次市)

    Do it!(ともかくやりなさい)
 Go against!(風に向かって走れ)
                  熊川哲也

 朝の来ない夜はない 春の来ない冬もない 人生万事地球と同じ春夏秋冬 花も咲けば雨も降る。

 往く道は精進にして、忍びて終わり悔いなし
            酒井雄哉 高倉健の座右の銘

もののふの、八十(やそ)娘子(をとめ)らが、汲み乱(まが)ふ、寺井(てらゐ)の上の、
堅香子(かたかご)の花   家持 万葉集第19巻 4243

 苦しいこともあるだろう。
 云い度いこともあるだろう。
 不満なこともあるだろう。
 腹の立つこともあるだろう。
 泣き度いこともあるだろう。
 これらをじつとこらえてゆくのが男の修行である。
                 山本五十六 「男の修行」

 他人から「どう思われるか」より、他人のために「何ができるか」。

 冷に耐え、苦に耐え、煩に耐え、閑に耐え、競わず、争わず、もって大事をなすべし
                                    高倉健

 「出合いこそ力」と訴えていたのは白山麓、白峰に「僻村塾」を開いて、ゴルフ場などの乱開発を戒めた直木賞作家の故高橋治。

 回光(えこう)返照(自らの光を外へ向けるのではなく、 内なる自分へ向けて、心の中を照らし出し、自分自身を省みること)

 人に愛 花に水
 People love to water the flowers

 師走12日。時の経つのは何とも早い。

 午後の散歩は、痛みは取れず中止とした。

 年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず
           唐代の詩人 劉 希夷(651〜678)

 だっておやすみ やさしい顔した娘たち
 おやすみ やはらかな黒い髪を編んで
ちょ  おまへらの枕もとに胡桃色にともされた燭台のまはりには
 快活な何かが宿つてゐる(世界中はさらさらと粉の雪)
                   立原道造「眠りの誘ひ」から

 年ごとに語り部の減り原爆忌
 身ほとりに どかと居座る残暑かな
 初燕 造り酒屋の軒先を(呉春の酒蔵)
 軒下の土塊に生れ つくづくし
 落椿 産土(うぶすな)の径 明るうす
 袋帯 ぽんと叩きて年新た
 年の瀬や 独り第九をイヤホーン
 おでん屋の棚に鎮座し 招き猫
 思う事多くなりけり 年の暮れ
 桜蘂降るを踏みしめ女坂
 のどけしや ゆったり動く象の耳
 春光に映ゆるステンドグラスかな
 耕人の影うごき初む朝まだき
 紅椿 一輪部屋を明るうす
 突堤に巨船の泊つる晩夏かな
 学びたし夏の球児の一途さを
 盂蘭盆や 人見て法を説けと母
 隣り合ふ 受験子の絵馬 恋の絵馬 
            箕面市 藤堂俊英

 掃けば散る掃かねばなおもよりつもる 庭のもみじもおのが心も
            詠み人知らず

 漁り火に 鰍(かじか)や浪の 下むせび
          松尾芭蕉  山中温泉にて

 水鳥の往くも帰るも後絶えて されども道は忘れざりけり
          萩野浩基

 能登はやさし海の底まで小春凪
         東京日野市 棚山波朗 歌碑は出身地の明蓮寺(志賀町長沢)にある。

 九条を骨抜きにする多数決
         小松市 妻木義山

 trust me.
 I Have a Dream

            2018年 師走12日(ふ)

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