辺野古移設巡り 沖縄県民投票に反対意見書可決 宜野湾市議会
２０１８年、戌年、師走１２月４日（火）、晴れ後曇り。金沢の最低気温は１４度、最高気温は２０度。
朝の散歩は、何時ものコース。比較的暖かい天候だ。寺の境内のカエデの紅葉は、ちと散ったがまだ綺麗だ。崖下の寺津用水は枯葉と泡で、極めて水量は少なかった。
体育館の駐車場には車は１台もおらず。バス通りの四つ角を渡って、坂道は右折。赤白のセージの咲いている石田さんち、過ぎた。
雀のお宿の越野さんち、雀は周りの木々に群がって居ない。スピッツ連れの髭の親父さんに「お早うございます」、「けさは暖かいね」。一番奥の坂道の上、角家の四つ角は左折。
医王山から朝日が見え隠れした。斜め前の斜面には大きな栗の木、沖縄産のシークワサーの緑の葉がいい。
シェパードのお宅、赤萩、黄色の菊が咲いていた。裏の庭には、何時も「ウーウー」と、うなるシェパードは見えず。
朝日さんちの崖の庭には、赤紫の菊に赤と白の山茶花も咲いていた。２匹のティ-プードル連れの若旦那に、次いで畑からケイトーを摘んできた御婆さんに「お早うございます」。
すだれの様に吊るしてある柿も茶色に変ってかたずけられた中村さんちや、小津さんちの納屋の前を過ぎた。
才田さんちの納屋の前には白のガーデンテラスが１輪になっていた。
ここを過ぎて、四つ角は右折。涌波からやってくる軽４の親父さんが来ておらず。この辺りを一回り。紅葉したドウダンツツジの生垣の上村さんち前から、深紅のバラが枯れて、
ナンテンの赤い実が綺麗な槌田さんち、過ぎて、雪つりが施されて、紅葉の紅葉が美しい山津さんちの四つ角は、真っ直ぐ。
大柳さんち前を右折。岡本さんち前は左折。相変らず、庭の小粒の白のバラと菊、山茶花が待っていてくれた。この辺りへ来ると畑の柿の葉や実はどれも色ついている。
型枠工場では、アーム付きのトラックは構内で準備中で他の作業員は出た後。
金子さんちの山茶花とバラがいい。横裏の新築住宅では、大工さんはまだ来られていない。Ｄｒ小坂、宇野さんは出られた後だった。なかの公園の手前で、右折。清水さんちの葉牡丹は元気だ。
修平さんちの実家の角には椿が咲いていた。生垣の山茶花も見事に咲きだしており、皐月の狂い咲きは３輪。更にナンテンも鈴なりに赤い実がなっていた。
白や黄色の菊の咲いているペンキ屋さんち前、土井さんちの新築住宅は大工さんはまだ来られていない。
徳中さんちの庭、風車は回っておらず。ガレージの鉢のバラやチョウチン草はいい。医王山の方向から出てきた出てきた朝陽がまぶしい。
辰治さんち過ぎて、土谷さんち、納屋の裏の松葉ボタンは、元気だった。谷口の婆さん宅、赤のセージやシュウメイギク、ウメモドキがいい。田畑さんの車は相変らず停まったままだ。
湯原さんちの庭、バラは３輪咲いて、ミカンに施された雪つりや弧がいい。サンシュウの赤い実にツワブキの黄色の花もいい。
徳田さんちの角から三差路へ。坂本さんち、マユミは色づいていいい。その横の道路わきのドウダンツツジの紅葉が半分散っていた。ピンクのガーデンテラスや赤白の萩や菊も咲いている
松本さんち前過ぎて、吉井さんち玄関先の松葉ボタンは元気で、雪つりが施されている八重の椿を見て三差路は真っ直ぐ。
登校の学童に会い「お早う、(先日大阪へ行くと話していたので)吉本は面白かったかい」、「２時間半で、面白かった。たこ焼きはタコが入っていなくてチーズが入っていたが美味しかった」と。
みすぎ公園では赤萩が待ってくれた。次の三叉路で「気を付けて行って来いよ」、逆Ｖターン。
京堂さんち前のバス通りを渡ってコンビニの裏通りへ。北さんちの四つ角を過ぎるとひょっとこ丸は出られた後。谷知江さんちの生垣のドウダンツツジの紅葉も半分散っていた。
ドウダンツツジの紅葉した藤田さんちの四つ角や山本さんち、バラが咲きだした飯田ちを過ぎた。
瀬戸さんちの畑では、白と黄色の菊が今朝も待っていてくれた。スイセンは９輪咲いてつぼみを付けていたのもあった。
たのしみは朝おきいでて昨日まで無かりし花の咲ける見る時
橘曙覧 (１８１２〜１８６８)
富山。昨夜１０時５０分ごろ、富山市犬島の住宅に銃弾のようなものが撃ち込まれた。
駆け付けた警察官が住宅のリビングから２発を発見。当時、住宅には住人の男女３人がいたが、けがはないという。富山北署は容疑者が銃器を所持して逃走しているとみて、
捜査本部を設置して、６０人態勢で銃刀法違反（発射）などの疑いで捜査を始めた。
当時、住宅には住人の夫と妻、娘の３人がおり、住宅の窓ガラスが割れていた。妻が１１０番した。周辺の防犯カメラの解析を進めるなどして詳しい状況を調べている。
富山市教委はけふ４日、富山市にある９１校の市立小中学校全てを臨時休校とした。
フランス。燃料税の引き上げに抗議するデモが相次ぎ、一部が暴徒化する事態になったことをめぐり、フランスのメディアは、首相フィリップが、来月から予定していた引き上げを
見合わせることを決めたと一斉に伝えた。
燃料税の引き上げは、大統領マクロンがみずからが最重要課題の一つとする地球温暖化対策の一環として導入を予定していただけに政権にとって、大きな痛手となりそうだ。
♪秋の夕日に照る山もみじ 濃いも薄いも数ある中に 松をいろどる楓（かえで）や蔦（つた）は 山のふもとの裾模樣（すそもよう）
溪（たに）の流に散り浮くもみじ 波にゆられて はなれて寄って 赤や黄色の色さまざまに 水の上にも織る錦（にしき）
１９１１年（明治４４年) 紅葉（もみじ） 作詞：高野辰之、作曲：岡野貞一 童謡・唱歌
日産自動車が前代表取締役会長のカルロス・ゴーン(６４) と同等の権限を持つ後継者を受け入れるようフランス大手ルノーから要求され、拒否していたことが分かった。
ゴーン１人に権限が集中した経営体制を見直すため、日産の社外取締役は、けふ後任会長の選定を本格化させた。
ルノーが人事面で主導権の維持にこだわれば、意見調整が難航する可能性もある。
日産は、企業連合を組むルノーから最高執行責任者（ＣＯＯ）などの上級役員を迎える協定を結んでいる。ゴーンは長く社長と最高経営責任者（ＣＥＯ）などを兼ねていた。
社民党の党首又市征治はけふの会見で「玉城さんが（沖縄の）辺野古建設に反対して知事選に当選したにもかかわらず、首相安倍は『沖縄に寄り添う』と口先だけで言ってみるけれども、
土砂を船に積み込んで埋め立てに突き進もうとしている。原状回復できない格好になっていく重大な問題だ。沖縄県が来年２月２４日に新基地建設の賛否を問う県民投票を企画しているが、
そういうことを諦めさせるため、反対の機運を抑え込むための既成事実をつくろうということは明らかだろう。しかし、諦めるどころか、沖縄はずっとこの間、政府に裏切られ、
まったく民意が聞かれないまま今日まで戦ってきている。むしろ、ますます火に油を注ぐと思う」と述べた。
うちなー。月桃の花咲く島に軍用トラックふさわしくないヘリ基地反対
大阪府 道浦母都子（もとこ）
沖縄はいま。普天間基地移転に伴う新基地辺野古埋め立て問題。
宜野湾市議会は、米軍普天間飛行場（宜野湾市）の名護市辺野古移設の賛否を問う県民投票条例に反対する意見書を審議し、可決した。
県内では石垣市議会も１０月に同様の意見書を可決している。県内全市町村で投票が実施されるかどうかは見通せない状況だ。宜野湾市は市長松川正則が住民投票に慎重な姿勢を示しており、
意見書は議会の多数を占める市政与党会派が提案した。
意見書は知事玉城宛てで、「賛成」、「反対」を選択する県民投票について「多様な県民の意思を表すことに配慮が欠ける」と指摘した。同時に「危険性の除去については（条例に）
明記されていない」と批判した。
防衛相岩屋毅は今朝の会見で、米軍普天間飛行場（宜野湾市）の名護市辺野古移設工事に関して、名護市安和（あわ）の民間会社「琉球セメント」の桟橋で、きのふ始めた埋め立て用土砂の
搬出作業を一時停止していることを明らかにした。
知事玉城が、沖縄県公共用財産管理規則で定める桟橋の工事完了届が搬出作業開始までに県に提出されておらず、「違法だ」と指摘したことを受けた措置。
岩屋は会見で「事実関係を確認中だ。もし不備があれば適切に対応した上で事業を進める」と説明した。そのうえで、１４日にも予定する埋め立て予定海域への土砂投入の開始については
「影響がないようにする」と述べた。
埋め立て用土砂が置かれている名護市安和の琉球セメントの桟橋（安和桟橋）では午前１１時現在、運搬船への積み込み作業は中断したままとなっている。
新基地に反対する市民５０人が桟橋のゲート前に集まり、「土砂の違法な搬出作業、新基地建設をやめろ」と抗議した。
政府はきのふの３日午前、桟橋を使い、埋め立て土砂を運搬船に積み込んだ。土砂搬出の手続きについて、県はきのふ３日午後、県公共用財産管理規則に照らして「違法」と琉球セメント側に通知した。
通知後の午後、搬出作業は中断した。
米軍普天間飛行場（宜野湾市）の名護市辺野古への移設工事で、年内の実現が困難になっていた土砂投入に政府が強引に踏み切ることになった。
当初予定にない民間の港を使ってまで土砂搬出を急ぎ、沖縄の民意を受けた知事の訴えは聞き置くだけで、ひたすら突き進む。県との対立の長期化は必至だ。
政府が辺野古の埋め立てで土砂の搬出に使うセメント会社「琉球セメント」の桟橋。名護湾に面した近くの国道沿いできのふの朝８時ごろから、作業が始まることを知った市民ら５０人が座り込み、
腕を組んで声を張り上げた。「土砂で海を壊すな」、「違法な工事はやめろ」、そこへ、県警の機動隊員３０人が現れ、１人ずつ強制的に排除していった。
１時間後にはダンプカーなど１０台が、湾に突き出た桟橋の敷地内に入り、船にベルトコンベヤーで音を立てながら土砂を積み込む作業が始まった。
直後の１０時半ごろ、東京の防衛省で、防衛相岩屋が辺野古沿岸部への土砂投入を１４日に開始すると表明。１カ月にわたる対話も含めて話し合いは行ってきたので、十分に丁寧な
段取りを踏ませていただいた」と述べた。
岩屋がいう「対話」とは、官房副長官杉田和博と副知事謝花（じゃはな）喜一郎の間で１１月９日から４回行った集中協議のことだ。
最終日の２８日には首相安倍晋三と知事玉城が会談したが、物別れに。そもそも政府は辺野古への移設撤回を求める沖縄県と折り合いをつけるつもりはなく、政権幹部は早い段階から
「集中協議が終われば土砂投入をする」と明言し、沖縄の意見を聞き置くだけだった。
土砂を運び出す予定だった本部（もとぶ）港（本部町）は９月末の台風で６カ所の岸壁のうち３カ所が損壊。港を管理する県から使用許可の権限を移されている本部町は、使える３カ所の岸壁が
他の業者で飽和状態だと主張して港の使用を認めず、年内の土砂投入は困難な状態だった。
しかし、移設工事にとって大きな節目となる土砂投入が年明けにずれ込めば、沖縄県が２月２４日に実施する移設の是非を問う県民投票、さらには春の統一地方選、４月実施の可能性がある
衆院沖縄３区補選への影響は避けられない。
そこで政府は「本部港がダメならほかの手段を考える」（首相官邸幹部）と、なりふり構わず年内に土砂を入れる代替案を探った。
浮上したのが「琉球セメント」の桟橋を使うという奇策だ。本部港に近く、自治体の許可も不要だった。防衛省関係者によると、この奇策については箝口令（かんこうれい）を敷き、
１１月下旬時点でも、知っていたのは官邸や防衛省の一部幹部だけだったという。
辺野古への移設工事で政府が奇策を用いるのは、県が８月に辺野古沿岸部の埋め立て承認を撤回したのに対して、防衛省が効力停止を「身内」である国交相石井に申し立て、強引に突破した
パターンと通じる。年末のうちに土砂投入を済ませれば国会は閉幕している可能性が高く、野党からの追及も受けにくい。
正月休みをはさむことによって沖縄以外の世論の関心が薄れるのでは、という思惑も垣間見える。
相次ぐ強硬策に出る政府に対し、沖縄は収まらない。知事はきのふの会見で「国との協議の直後で、本当に残念で遺憾だ」と強調した。その上で政府の姿勢について「辺野古に反対する民意が
繰り返し示される中で、違法に土砂の投入を行うことは断じて許されるものではない」と厳しく批判した。
県は、きのふ沖縄防衛局に対し、辺野古への土砂投入に向けた作業の「一時停止」を求めた。その根拠として玉城が会見で挙げたのは、完成したばかりの琉球セメント桟橋の工事完了や、
敷地内の土砂の堆積の際に必要な届け出がされていないといった内容だった。
これに対し、防衛省関係者は「必要な届け出をすればよく、工事を止める明確な材料を県は持ち合わせていない」とし、手続きを済ませれば作業は続けられるとみる。
知事玉城は会見で改めて「辺野古に新基地は造らせないという公約の実現に向けて全身全霊で取り組む」と強調したが、その公約を実現させる有効な手立ては見当たらないのが実情だ。
県は総務省の第三者機関「国地方係争処理委員会」に対して、埋め立て承認撤回の効力停止を国交相が認めたのは違法と申し出た。
しかし、２０１５年に辺野古問題を巡って訴えを一度却下されており、見通しは明るくない。
市民団体からは、セメントの出荷目的で設置許可を得た桟橋で、土砂搬出は目的外使用にあたるとの主張も出ていたが、県は「設置許可を県は出したが、使用目的まで問えるのか疑義がある」（幹部）としている。
玉城県政の命綱とも言える辺野古埋め立ての是非を問う県民投票にも不安材料がある。
普天間飛行場を抱える宜野湾市、安倍政権と近い保守系首長の石垣市では、関連予算案の議会での成立が危ぶまれており、そこでは投開票できない可能性もある。
このまま年内に土砂が投入されれば、過去最多得票で誕生した玉城県政も、辺野古阻止を期待した支持者の失望を招きかねない。玉城は「政府に対して、対話によって解決策を粘り強く
求めていくことに変わりはない」とも語った。
♪泣けた 泣けた こらえきれずに 泣けたっけ あの娘と別れた 哀しさに
山のかけすも 鳴いていた 一本杉の 石の地蔵さんのよ 村はずれ
遠い 遠い 想い出しても 遠い空 必ず東京へ ついたなら
便りおくれと 云った娘（ひと）りんごのような 赤いほっぺたのよ あの泪（なみだ）
呼んで 呼んで そっと月夜にゃ 呼んでみた 嫁にもゆかずに この俺の
帰りひたすら 待っている あの娘はいくつ とうに二十はよ 過ぎたろに
昭和３０年 別れの一本杉 作詞：高野 公男 作曲：船村徹
解散総選挙。安倍内閣の２年間の評価を問う第４７回衆院選は、２０１４年暮れ１２月の１４日に投開票された。
「景気回復、この道しかない」――。解散総選挙で、安倍自民党が掲げた景気浮揚策は日本に「格差」という負の側面をもたらしている。
戦後最低のわずか５２％という投票率、衆院選をしらけさせた大きな責任が野党第１党の民主党（民進党→現 無所属）の野田佳彦らにもあったのは今さら言うまでもない。
安倍政権の製造物責任は「私にある」と前首相野田佳彦は、ここにきて初めて本音を喋った。
外国人労働者の受け入れを拡大する入管難民法などの改正案は午後も、参院法務委員会で審議が続いた。
失踪した技能実習生への聴取票のうち、６７％に当たる１９３９人が最低賃金を下回ったとする野党の分析結果について、法相山下は改めて「重く受け止める」とし、違法性が疑われる
受け入れ先の調査を指示したと述べた。
新たな在留資格で受け入れる外国人が大都市圏に集中し、地方の人手不足が解消されないとの懸念に対し、山下は「実情に応じ、特区制度が活用できないか、（改正案成立後に策定する）
分野別運用方針を検討する中で関係省庁と協議したい」と言及した。
皇太子が新天皇に即位される来年５月１日と、即位礼正殿の儀が行われる１０月２２日を来年に限って祝日とする特別法案はけふ４日の衆院本会議で、共産党を除く与野党の賛成多数により
可決され、衆院を通過した。参院に送付され、今国会で成立する見通し。
祝日法の規定により来年４月２７日から５月６日まで１０連休となる。祝日とするのは「天皇の即位に国民こぞって祝意を表すため」（官房長官）。１０連休でゆとりのある生活を
実現する狙いもある。衆院内閣委は１１月に可決した際、１０連休に伴う金融機関や病院などの休業で国民生活に支障を来さないよう政府に求める付帯決議を採択した。
政府、与党は、住宅ローン減税を受けられる期間を現在の１０年間から３年延長し、１３年間とする方向で最終調整に入った。
官民ファンドの産業革新投資機構（ＪＩＣ）の高額報酬を経済産業省が認めず対立している問題で、経産相世耕弘成は今朝、自らの監督責任を問い、大臣給与を１カ月自主返納すると発表した。
また、事務的な手続きに不手際があったとして、事務方トップの事務次官嶋田隆を厳重注意処分にし、嶋田も給与を１カ月（３０％）自主返納する。
ＪＩＣ株の９割超は国が握っており、世耕は閣議後の会見で「今後の報酬のあり方は、国の意向をしっかりと反映させたい」と指摘。事態の早期収拾を事務方に指示したと強調した。
経産省は９月、年間１億円を超える場合もある報酬案を文書でＪＩＣに提示したが、これに政権内から異論が噴出。１１月に報酬案を白紙撤回した。
ＪＩＣは反発し、９月の報酬案をもとに報酬規定を届け出たが、経産省は３日、認めないことを決めた。
世耕は、９月に経産省が示した報酬案について「具体的な金額を提示するとの報告は受けていなかった」と事務方の独断だったと釈明。報酬案の撤回で「事務的な失態を起こし、
相互不信の状況を招いた」と処分理由を説明した。大臣給与の自主返納は「組織全体に責任を持つ監督責任の観点からだ」と述べた。
ただ、世耕も１１月の会見で「優秀な人材を確保するための一定の相場観はある」と高額報酬を一定程度容認する考えを示していた経緯がある。この点について「ある程度の報酬を
約束しないと世界的な人材は獲得できない」としつつ、「国の資金で運営する（官民ファンドの）報酬は、国民が納得できる相場観がある」と説明。
「私の考え方はぶれていない」と話した。適正な報酬の水準は「今後しっかり議論したい」と明言を避けた。
経産省は、ＪＩＣに報酬規定の再考を求めるが、ＪＩＣ経営陣が応じない場合、社長田中正明らの解任なども視野に入れる。田中は昨夜、「取締役が全員一致して行動する。世耕の４日の会見を
楽しみにしている」と対決姿勢を崩していない。
♪僕はYesと言わない 首を縦に振らない 周りの誰もが頷いたとしても 僕はYesと言わない
絶対沈黙しない 最後の最後まで抵抗し続ける
叫びを押し殺す 見えない壁が出来てた ここで同調しなきゃ裏切者か 仲間からも討たれると思わなかった
僕は嫌だ
不協和音を僕は恐れたりしない 嫌われたって僕には僕の正義があるんだ 殴ればいいさ
一度妥協したら死んだも同然 支配したいなら僕を倒してから行けよ‥
歌：「欅（けやき）坂４６」の「不協和音」。
大分。気象台によると、国東市の国見で正午、２７度を観測した。県内で１２月に２５度以上の夏日となるのは観測史上初めてという。
シャープが亀山工場（三重県）で手掛けていた米アップルのスマートフォン「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）」用のセンサー部品について、今年に入って親会社の台湾・鴻海精密工業の
中国拠点に生産を移管していたことが、分かった。
多くの外国人労働者が亀山工場で働いていたが、下請け会社グループによる雇い止めの原因になったとみられる。
亀山工場では、２０１７年１１月発売の「アイフォーンＸ（テン）」に搭載された顔認証機能などに使われるセンサー部品の組み立てを受注。人手を必要とする工程のため、１７年夏ごろから
多くの期間労働者を受け入れた。
政治団体の政治資金収支報告書の訂正が相次いでいる地方創生相片山さつきは、けふの閣議後会見で、３回目の訂正をした際に「それ以上ない」と国会で答弁しながら４回目の訂正が
あったことについて、「（過去３回の訂正で）繰り越しが増えるので反射的に増えてしまうものだ」と釈明した。
相次ぐ訂正には「大変申し訳ない」と謝罪。片山は先月２８日、自身が関連する三つの政治団体の２０１７年分の収支報告書について、６００万円の資金の出入りを訂正した。
過去３回の訂正は１６年以前のものだった。
片山によると、３回目の訂正をした先月１３日の時点で１７年分の収支報告書の繰越額が増えることは分かっていたという。その時点で公表しなかったことについて「未公表だった
１７年分については申し上げるべきではないと判断した」と説明。
また、先月３０日の報告書公開直前まで訂正しなかったことについては、「何かが出てこない可能性がゼロではなく、ぎりぎりまで見ていた」と話した。
片山は先月１４日の衆院内閣委員会で、野党議員から「もう間違いはないか」と問われ、「団体、支部などを含めすべてチェックした。それ以上ないと考えている」と答弁していた。
♪破れ単衣に 三味線だけば よされよされと 雪が降る 泣きの十六 短い指に
息をふきかけ 越えて釆た アイヤー アイヤー 津軽 八戸 大湊
三昧が折れたら 両手を叩け バチがなければ 櫛でひけ 音の出るもの 何でも好きで
かもめ啼く声 ききながら アイヤー アイヤー 小樽 函館 苫小牧
鍋のコゲ飯 袂でかくし 抜けてきたのか 親の目を 通い妻だと 笑ったひとの
髪の匂いも なつかしい アイヤー アイヤー 留萌 滝川 稚内
１９８０年 風雪ながれ旅 作詞：星野哲郎 作曲：船村 徹
フランス。フランス国内で続く燃料税引き上げに抗議するデモを巡り、経済財務相ルメールは３日、「経済に深刻な影響が出ている」と述べ、懸念を表明した。
企業経営者らとデモの影響について協議した後の会見で語った。
ルメールによると、デモがあった地域では、道路が封鎖されたり、店舗が破壊されたりした影響で、外食業の売り上げが最大で５０％減少し、小売業も最大４０％落ち込んだ。
治安の悪化に対する懸念から、ホテルの予約の１５〜２０％がキャンセルされたという。
デモはガソリン価格高騰が引き金となったが、マクロン政権の痛みを伴う様々な経済改革にも対象が拡大している。パリでは３日、救急車の運転手らが車両で道路を封鎖し、
中小の民間救急車両会社が経営面で不利になるとされる制度改革に抗議した。
米国。先月３０日に９４歳で死去した米国の第４１代大統領ジョージ・Ｈ・Ｗ・ブッシュの遺体を納めたひつぎが３日、南部テキサス州から首都ワシントンに到着し、長男の元大統領ブッシュら
大勢が見守る中、連邦議会議事堂に安置された。
夜には大統領トランプ夫妻が訪れ、弔意を表した。５日にワシントン大聖堂で国葬が行われ、夫妻も参列する。米メディアによると、４月にバーバラ夫人が亡くなった後、ブッシュに
介助犬として付き添ってきたサリーも同行。関係者がツイッターで、ひつぎの前にしゃがみ込むサリーの写真とともに「任務完了」の言葉を投稿すると、一気に拡散した。
南米ウルグアイ。大統領タバレ・バスケスは３日、ペルーの元大統領アラン・ガルシアによる亡命申請を却下したと発表した。
「法的に厳密に検討した結果、政治亡命に該当しない」とし、ペルーの首都リマのウルグアイ大使館にいるガルシアに対し、早急に退去するよう求めた。
ガルシアにはペルー当局から汚職の嫌疑がかけられており、裁判所から出国禁止を命じられた直後の１１月１８日、リマにあるウルグアイ大使公邸に駆け込んだ。
♪何から何まで 真っ暗闇よ 筋の通らぬ ことばかり 右を向いても 左を見ても 馬鹿と阿呆の 絡み合い どこに男の 夢がある
好いた惚れたとけだものごっこが罷（まか）り通る世の中でございます。好いた惚れたはもともと「こころ」が決めるもの…
こんなことを申し上げる私もやっぱり古い人間でござんしょうかねえ。
一つの心に 重なる心 それが恋なら それもよし しょせんこの世は 男と女 意地に裂かれる 恋もあり 夢に消される 意地もある
なんだかんだとお説教じみたことを申して参りましたが、そういう私も日陰育ちのひねくれ者、お天道様に背中を向けて歩く、馬鹿な人間でございます。
昭和４６年 傷だらけの人生 作詞：藤田まさと 作曲：吉田正
北の大地。道は、地震で被害が大きかった安平町、むかわ町に仮設住宅１０戸を追加、建設すると発表した。
鵡川高校（むかわ町）の寮生向けに寄宿舎型の仮設住宅を建てることも公表した。厚真町を含む３町からこれ以上の要望がないため、道は「最終工事」と位置づけ、年内の完成をめざす。
青森。１０月に８４歳で他界した弘前市出身の直木賞作家、長部日出雄さんの追悼展が弘前市立郷土文学館で開かれている。
直筆の原稿や色紙、著作の初版本など４０点の資料を展示。津軽を深く愛した一方で、幅広い分野に関心を寄せた作家の文業をたどる内容になっている。来年１月３１日まで。
「津軽」、「歴史小説、ライフワーク、日本のルーツ」などのテーマ別の展示で、長部さんが直木賞受賞作の「津軽じょんから節」と「津軽世去れ節」を浄書した原稿や、自身が監督した
映画「夢の祭り」の台本や津軽ロケの写真なども見られる。
幼なじみの女性にサイン代わりに「何度も初恋をした町にて」と書いたレースのハンカチは初公開。学生服姿の長部さんが写っている弘前高校卒業アルバムも展示している。
同館企画研究専門官の櫛引洋一さんは「津軽を原点にしつつ、日本人のルーツや人間を追究し続けたスケールの大きな作家だった。この機会に若い人にもぜひ知ってもらいたい」と話している。
岩手。大槌町の旧役場庁舎南側の更地で、きのふアスファルト舗装や残っていた建物基礎などの撤去作業が始まった。
１週間程度で終わる見込み。作業は、旧庁舎の解体工事を請け負う大槌町上町の建設業まるたに商事の下請け業者の４人が実施。重機などでアスファルト舗装や震災で被災した個人の建物の
基礎などの撤去を進めた。献花台を除く範囲で行い、作業中も献花や拝むことができる。
今後、庁舎内で検出された粉じんになる程度が「比較的低い」レベル３のアスベスト（石綿）除去工事を行い、庁舎本体の解体着手は１月中旬ごろを見込む。
町長平野公三はきのふの会見で、役場職員遺族への旧庁舎の内部公開や、本体解体前の追悼行事などは行わない方針を改めて強調。
「あの建物で手を合わせることがなくても、震災や亡くなった方々を忘れることはない」と述べた。
福島。東京電力福島第一原発の事故を巡り、故郷での生活が失われたなどとして、双葉郡などから避難した住民２１６人が東電を相手取り、総額１８億円の損害賠償を求めた控訴審が
きのふ、仙台高裁（裁判長小林久起）で始まった。
３月の一審判決は東電に６億円の支払いを命じたが、原告と被告双方が控訴していた。原告は福島地裁いわき支部の一審で、土地や建物の財物賠償と月額５０万円の「避難慰謝料」のほか、
生活環境を事故で壊されたとして２千万円の「ふるさと喪失慰謝料」を求めた。
だが一審判決は、財物はすでに国の指針を基に東電が賠償しているとして増額を認めなかった。２種類の慰謝料を分けて考えるのは適当ではないと判断し、１人当たり７０万〜１５０万円の
慰謝料の支払いを命じた。原告側弁護団は「被害実態を反映していない不当な判決」と批判した。
これを受けて原告側は控訴審で請求内容を一部変更。一審判決で認められた慰謝料に加え、やはり２種類の慰謝料を分けるべきだとして避難慰謝料と、ふるさと喪失慰謝料を請求。
慰謝料の合計金額の一部として、１人当たり８４７万〜９３５万円を求めている。
東京。ＪＲ東日本は、２０２０年春に山手線・品川〜田町駅間（港区）で開業する新駅の名称を「高輪ゲートウェイ」にすると発表した。
山手線の新駅は１９７１年開業の西日暮里駅以来半世紀ぶり。山手線では３０番目の駅となる。ＪＲ東は名称を一般公募していた。
警視庁は３日、速度超過や信号無視などの交通違反で摘発されたにもかかわらず出頭要請に応じなかったなどとして、１１月中に２０〜７０代の男女計３８５人を道路交通法違反の疑いで逮捕した。
そのうち５８人は同種事案での逮捕が２回目以上だったという。
交通執行課によると、１１月は計５３１人を逮捕した６月に続き、長期間出頭しない違反者の捜査強化月間。逮捕者は前年１１月より７２人多かった。逮捕は都内の男の会社員（３９）が
５回目と最多で、調べに「仕事が忙しくて行けなかった」と話しているという。
愛知。犬山市にある野外型の博物館明治村では、「乗り物」を楽しむ人も多い。
展示物の蒸気機関車や路面電車は往時をほうふつとさせる。ボンネット式バスは広い村内を巡る足として利用されている。２両の蒸気機関車（ＳＬ）が博物館明治村で活躍している。
新橋〜横浜間で日本初の鉄道が開業した２年後の１８７４年（明治７年）に英国から輸入され、同区間を走った「１２号」と、明治末期の米国製で富士身延鉄道などで使われた「９号」。
どちらかがほぼ毎日、８００ｍある「東京〜名古屋」間を、入村客を乗せて往復している。
「電気やディーゼルで走っていると思う方も多く、練炭や蒸気を見て驚かれます」と職員の近藤雅隆さん（４４）。２台とも「本物」で、近藤さんら機関士と機関助手の職員計４人で
運行を担当。車掌も乗り込む。
三重。熊野灘に面したリアス式海岸沿いに、漁港が点在する尾鷲市。
毎週末、観光客らが訪れるようになった人口４３０人の漁村がある。地域住民と移住者が協力して開いた食堂が原動力だ。尾鷲市中心部から南に延びる山道を下ると、突然視界が開け、
太陽の光を浴びた海面がきらきらと輝いていた。
尾鷲市九鬼（くき）町は、戦国時代に武力を誇った九鬼水軍発祥の地とされ、今も漁船が行き交う。１１月下旬、海に面した赤い屋根の飲食店「網干場（あばば）」は老夫婦や家族連れ、
ライダーたちでにぎわっていた。
営業は毎週土日の昼間で、地元住民が調理や接客にあたる。名物はワラサやムツなど地元産の魚を使った刺し身とフライの定食だ。店を１５回以上訪れた奈良県橿原市の竹中妙子さん（６６）は
「魚の種類が多くておいしい。九鬼町は静かで潮の香りがする」。
飲食店が途絶えていた九鬼町に、網干場が開店したのは２０１５年５月だった。調理を手がける元幼稚園教諭の川上尚子さん（７２）は「町がにぎやかな時は、うどん屋やお好み焼き屋があったのに、
急に人が減り、灯が消えていくようだった」。飲食店の経験もない地域住民が、過去に営業していたスナックを衣替えした。
助っ人となったのが、東京都出身の豊田宙也さん（３２）だ。早大などで哲学を学んでいたが、祖父が亀山市にいた縁もあり、１４年９月、地域おこし協力隊員として九鬼町に移住。
「隔絶された漁村に独特の文化や言葉、祭りが息づき、一つの世界を作っているのが魅力的でした」。
議論を重ね、地元の人が協力しやすいよう、魚がメインの飲食店を考えた。豊田さんは海が一望できる大きな窓のカーテンを開けようと提案した。外から丸見えになるため反対もあったが
「シーサイドビューが一番の売り。町の人にこそ見てほしかった」。
開店から３年あまり。店には一時、１日１００人前後が訪れ、今も３０〜４０人が来る。観光客だけでなく、九鬼町出身者が店で何十年ぶりに再会して、同窓会のような集いの場になることもある。
協力隊員の任期は満了したが、豊田さんは九鬼町に残った。
「交易の拠点だったこの町には、人が行き交う開放感があったはず。九鬼町に住むことを面白がり、誇りに思ってもらえるようにしたい」、川上さんは町の変化を感じている。
「宙也が町外でも顔を広げ、店に知り合いの人たちを連れてきてくれる。九鬼以外の人が歩いても不思議ではない町になった」。
網干場から徒歩５分。迷路のような道の石段を上ると、１軒の古本屋が現れた。店の名は「トンガ坂文庫」で、築８０年ほどの古民家を改装して今年７月に開店した。金土日の営業で、
小説や絵本、思想書など２千冊が並ぶ。
トンガとは地元の言葉で「大風呂敷を広げる」という意味だ。店を運営する本沢結香さん（３２）は「かつて店の周りに『トンガ』と呼ばれる人が３人ほど住んでいて、坂の俗称になったそうです」。
長野県出身。１６年秋に東京から移住した。ともに本が好きな網干場の豊田さんと意気投合し、古本屋を作った。読書を通じたコミュニケーションの場にしようと、店では飲み物なども販売している。
開店から４カ月。大阪から客が来たり、市中心部の尾鷲高校の女子生徒が反対方向の列車に乗ってきたりした。
店にある１９２３年発行の九鬼町の同人誌には短歌や詩、エッセーが掲載されている。「同人誌が作られていた九鬼は、文化的素地があったと思う。町に楽しく住み続けられるようにするため、
本で出会いの場を作りたい」。歴史ある漁村に、活気と文化の香りが少しずつ漂い始めている。
大阪。大阪府は、きのふ開会中の９月定例会に提案する総額６億８５００万円の補正予算案など計２５議案を議会運営委員会に示した。
府の独自制度で大阪北部地震と西日本豪雨、台風２１号の被害で住宅が全半壊した世帯に対して、被災者生活再建支援法と同等の支援をするための費用を盛り込んだ。
同支援法では、全壊の場合は最大３００万円など、被害状況と再建方法に応じて支援金が支給される。
府内の被災地では高槻市に同支援法が適用されたが、他の市町村は全壊１０世帯という条件に満たず、適用されなかったため、府が独自の制度を設けることにした。
財源として地震については府に寄せられた義援金の活用を想定し、豪雨と台風については対象の市町村に半額を負担してもらうように協議している。
補正予算案では、ほかにも台風２１号で被災した保育所といった社会福祉施設の復旧工事への補助１億８９２６万円などを計上した。
箕面市は３日、市内の公立小中学校にあるすべてのブロック塀を撤去し、代わりにフェンスなどを設置すると発表した。
６月の大阪北部地震の直後、道路に面した学校外壁やプール外壁などのブロック塀をすべて撤去していたが、安全性を確保するために範囲を広げた。市によると、主に道路に面していない
プール外壁のブロック塀が残っていたという。対象となるのは８小学校と３中学校で、新たに必要な工事費５８０６万円を盛り込んだ補正予算案を１２月市議会に出した。
先行した撤去費も含めた総額７１２０万円のうち、国の交付金などを活用して４３％を国が実質的に負担する見込みという。
兵庫。今朝１０時過ぎ、芦屋市の路上で神戸市東灘区の女性（８６）が、イノシシに左手の薬指をかみちぎられたと１１９番した。
芦屋署によると、女性は指を失って重傷とみられ、イノシシは１時間後に付近で捕獲された。
イノシシは女性を襲った後に逃げ回り、別の女性にも衝突したとみられる。消防や市職員らが捜索し、地元猟友会のメンバーが付近の小学校周辺で捕まえた。
現場はＪＲ芦屋駅の南２キロにある住宅街。
岡山。神戸市を拠点に阪神・淡路大震災の被災者支援を続ける任意団体「阪神高齢者・障がい者支援ネットワーク」の代表宇都（うと）幸子さん（７４）が先月２９日、倉敷市真備町の
ライフタウンまびで講演した。テーマは「高齢者と復興＋まちづくり」。
医療・福祉関係者３０人が、復興の緒についた西日本豪雨被災地での支援やまちづくりについて共に考えた。宇都さんは震災翌年に神戸市長田区内などで支援活動に参加。
大震災で大きな被害を受けた宮城県気仙沼市へも繰り出して被災者支援を続けてきた。
現在は神戸市須磨区の災害復興公営住宅でお年寄りらの見守り活動を続ける。神戸で長く支援に関わったのは、ピーク時に１８００人が身を寄せた仮設住宅。孤立死を出さない、寝たきりに
させない、良好なコミュニティーを創る、の三つを目標に取り組んだ。
広島。広島市中区の平和記念公園がある地区に原爆投下前、広がっていた街並みの遺構の保存・展示を目指す広島市は、公園内で試掘調査を始めた。
試掘場所は、平和記念資料館東館の北側にある緑地帯の一角。峠三吉詩碑の近くで、爆心地の南３００ｍに位置する。
天神町筋と呼ばれた南北の通りの周辺にあたる。幅５０センチ、長さ５ｍのトレンチ（試掘用の溝）を２〜３区画に入れ、保存・展示に適した遺構が見つかるかを調査。
来年３月に開く有識者懇談会で報告する。
けふ午前、市の関係者ら１０人が鍬などを使って地面を削り取るように慎重に掘り下げていった。平均６０〜７０センチ掘り下げるという。天神町を含む「中島地区」と言われた地域は、
かつて広島屈指の繁華街だった。木造の家屋や商店などが立ち並び、１３００世帯４４００人が暮らしていたが、原爆で壊滅した。
遺構の保護の観点から、作業は一般には非公開で進められる。広島市の中被爆体験継承担当課長川治昭は「この場所に多くの人々の日常の営みがあったということがストレートに
伝わる展示にしたい」と話した。
愛媛。西予市宇和町のＪＲ卯之町駅の待合室で、毎冬恒例となっている「愛の火鉢」が火入れされた。
来春の彼岸ごろまで豆炭がくべられ、駅の利用者をあたためる。手をかざした子どもたちは「あたたかい」、「気持ちいい」とつぶやいた。ＪＲ四国などによると、卯之町駅は標高２００ｍにあり、
県内の有人駅では最も標高が高い。冬の冷え込みが厳しく、地元の観光協会などが１９５９年から火鉢を設けてきた。
火が入るのは午前６時半ごろから午後５時半ごろまで。
高知。中国産の生ショウガを高知産と偽って販売したとして、高知県警は、いの町大内のショウガ販売・加工会社「西村青果」社長、高知市桜馬場の西村政晃（４３）を不正競争防止法違反
（原産地を誤認させる行為）容疑で逮捕した。
「会社ぐるみで偽装したことは間違いない」と供述している。高知県警によると、西村は「高知県産」と表示した袋に中国産の生ショウガを詰め、７〜９月に４４キロを、関東、近畿、
北陸、中四国のスーパー運営会社など７社に販売した疑い。
農水省によると、２０１７年度の高知県のショウガ出荷量は全国最多の１万６６００トン。西村青果は全国５００社に生ショウガや加工品を販売しており、１７年９月期の売り上げは
１７億円だった。
熊本。お歳暮シーズンを迎え、天草特産のヒオウギガイ（緋扇貝）の出荷が盛んだ。
苓北町富岡の福島水産では箱詰め作業が本格化している。近くの富岡湾沖で１年半かけて養殖している。色は天然で赤、黄、だいだい、紫、茶の５色。出荷は１０月に始まり、１２月下旬にピークを迎える。
年内に１２トンの出荷を見込み、出荷は来年４月まで続く。
代表の福島さん（５８）は「今年はすばらしい出来。昨年の種苗がよく、秋の台風で海水が適度にかき混ぜられ、プランクトンが豊富になって貝がぐんぐん成長した」と話している。
１８個入りは九州や関西へ送ると３８００円、関東や東北だと４千円（いずれも送料・税込み）。問い合わせは福島水産（０９６９・３５・２３７７）。
♪遠き別れに 堪えかねて この高楼（たかどの）に 登るかな 悲しむなかれ わが友よ 旅の衣を ととのえよ
君がさやけき 目のいろも 君くれないの くちびるも 君がみどりの くろかみも またいつか見ん この別れ
別れといえば 昔より この人の世の 常なるを 流るる水を 眺むれば 夢はずかしき 涙かな
君の行くべき やまかわは 落つる涙に 見えわかず 袖のしぐれの 冬の日に 君に贈らん 花もがな
昭和２０年 惜別の歌 作曲：藤江英輔 作詞：島崎藤村
富山。大震災の被災地産のカキを食べて復興支援を−。
全国各地で期間限定で開催されている「出張カキ小屋 牡蠣（かき）奉行」が７日、富山市の富山駅南口駅前広場で始まる。
宮城県産のカキとともに、富山市産の水産物を炭火で焼いて堪能できる。２４日まで続き、富山県内での開催は初めて。２０１１年の震災後、宮城県石巻市でボランティア活動に携わった
岡山市の飲食コンサルタント岡本航平さん（４８）が１２年に岡山市で始めた。
震災後に石巻の漁師から「カキを買ってもらえない」と風評被害の悩みを聞き、出張カキ小屋を企画。その後、支援の輪は全国に広がり、今年は富山を含めた３０会場で開かれる。
富山駅前では期間中、横幕で囲った大型テントを設置する。座席は８０席を用意する。カキの他、富山市産のシロエビやズワイガニ、ゲンゲなども味わえる。
営業時間は午前１１時〜午後９時。岡本さんは「まだ東北の水産物には海外輸出の規制がある。これからも安心安全ということを伝えていきたい」と話している。
福井。あわら市北潟で、冬の風物詩になっている寒ブナ漁が始まった。
漁師らが手繰り寄せた地引き網には、丸々と太った体長４０センチ前後のヘラブナがごっそりとかかり、関係者は今季の豊漁に期待を膨らませた。
網元の茶谷嘉雄さん（５４）と北潟漁協の組合員１６人で湖内に仕掛けた網を引き、魚群を岸辺へ追い込んだ。「入ってるぞ」。きらめく銀鱗に、網を引く手には力がこもり、
跳ねる魚をタモですくい上げると笑みがこぼれた。
漁期は来年３月まで。初日の水揚げは１００キロ２００匹とまずまずで、組合長の辻下義雄さん（６５）は「雪が降れば魚が集まり、取りやすい。身も締まってうまい」と話した。
北潟湖の寒ブナは独特の甘みがあり、県内スーパーや石川県の市場へ出荷するほか、直売も行う。（問）茶谷さん０７７６（７９）１０６８。
能登。時おり、高い波が打ち寄せる能登外浦、志賀町福浦港で冬の風物詩「岩ノリ」採りが始まった。
朝からカゴを手にした地元の人たちが岩場にある「のりじま」に向かい、黒くつややかに育った岩ノリを摘み取って行った。しかし、今年は先月の温暖な気候とシケが少なかった影響から
生育は遅れ気味で、中にはノリがほとんど付いていない場所も見られた。岩ノリを真水で洗ったあと型に入れて形を整え、竹で編んだすだれに一枚一枚貼り付ける。
そして、４〜５日ほど自然乾燥させて商品として仕上がる。今後の生育が心配されるが、次第に寒さが増すにつれノリの風味も増す。
子どもの成長や無病息災を祈る能登の奇祭「おんねも祭り」が、きのふ輪島市で行われた。
参加したのは、門前西小学校の１、２年生１２人。これは、６００年ほど前から輪島市門前町の道下(とうげ)地区に伝わる祭りだ。「おんねも」とは「俺にも」という意味の方言で
言い伝えでは、指が動かない子を持つ親がお告げ通りに村の子どもたちに赤飯を配ったところ、「おんねも」と言って手を差し出したその子どもの指が自然に開いたという。
手に載せる仕草が面白いのか、子どもたちは何回もおかわりしていた。
参加者は、この地に伝わる祭りに思いを馳せながら子どもの成長と五穀豊穣を祈っていた。
金沢。けふの石川県内は南から暖かく湿った空気が入った影響で気温が上がり、正午までの最高気温は金沢と小松で２４度など、七尾を除く１０地点で１２月の観測史上最高を記録した。
９月下旬並みまで気温が上昇した金沢市内では、コートを脱ぐ人が多く見られた。
気象台によると、県内は今夜遅くにかけて寒冷前線が通過し、大気の状態が不安定になるため、落雷や突風、激しい雨に注意が必要となる。前線の通過後は気温が急激に下がるため、
気象台は体調や農作物の管理に注意するよう呼び掛けている。
金沢市で４日、イロハカエデの落葉が観測された。イロハカエデはイロハモミジとも呼ばれる。平年より１日早く、昨年より１日遅かった。
金沢市は、きのふ一般会計で３８億８００万円余りの１２月補正予算案を市議会の各会派に内示した。
災害復旧費用や小中学校へのエアコン設置費用などが盛り込まれている。金沢市の１２月補正予算案は一般会計で３８億８００万円余りで、今年度全体の累計は１７６８億１００万円となり、
前の年度と比べて２．５％増えている。
主な事業としては９月の大雨や台風による、道路や河川、農地、街路樹などの復旧・補修費用として合わせて１億７２００万円。小中学校のエアコンの設置費用として１６億２１００万円が
盛り込まれている。１２月補正予算案は今月１０日に開会する定例議会に提出される。
加賀。能美市の山の中で大麻を栽培し、所持していたとして、金沢市東山に住む会社員、越田裕太（３４）が逮捕された。
逮捕された越田は、今年の春頃から９月末頃までの間、能美市の山中で大麻草を栽培したほか、自宅で乾燥大麻を所持していたというもので、すべて認めているという。
警察によると、一般の人からの通報により、能美市の山中で大麻が栽培されていることが発覚。その後の捜査で、越田が浮上した。警察では大麻や栽培道具のほか、吸引するための
パイプなどを押収。越田は「自分で使う目的で持っていた」などと供述していて、警察は種の入手先や共犯者の有無などを調べている。
Ｄｏ ｉｔ！（ともかくやりなさい）
Ｇｏ ａｇａｉｎｓｔ！（風に向かって走れ）
熊川哲也
朝の来ない夜はない 春の来ない冬もない 人生万事地球と同じ春夏秋冬 花も咲けば雨も降る。
往く道は精進にして、忍びて終わり悔いなし
酒井雄哉 高倉健の座右の銘
もののふの、八十(やそ)娘子(をとめ)らが、汲み乱(まが)ふ、寺井(てらゐ)の上の、
堅香子(かたかご)の花 家持 万葉集第１９巻 ４２４３
苦しいこともあるだろう。
云い度いこともあるだろう。
不満なこともあるだろう。
腹の立つこともあるだろう。
泣き度いこともあるだろう。
これらをじつとこらえてゆくのが男の修行である。
山本五十六 「男の修行」
他人から「どう思われるか」より、他人のために「何ができるか」。
冷に耐え、苦に耐え、煩に耐え、閑に耐え、競わず、争わず、もって大事をなすべし
高倉健
「出合いこそ力」と訴えていたのは白山麓、白峰に「僻村塾」を開いて、ゴルフ場などの乱開発を戒めた直木賞作家の故高橋治。
回光（えこう）返照（自らの光を外へ向けるのではなく、 内なる自分へ向けて、心の中を照らし出し、自分自身を省みること）
人に愛 花に水
People love to water the flowers
師走４日。時の経つのは何とも早い。
松本さんから湯涌温泉は如何ですかの電話あり、明日の午後、行くことにした。これから三口新町の水道やさんへ修理の支払いなどを済ませて野暮用で野町へ向かう。
郵便局で、野中、中野、達也君に心ばかりの甘納豆を送った。
午後の散歩は、何時ものコース。寺津用水は雨風で枯葉は一杯、水の流れも少なかった。
体育館の駐車場では車が１５台。体育館の横ではバスケの音がしていた。バス通りを渡って坂道は左折。和田さんち前を経て尾田さんちの庭ては雪つりが施されているのがいい。
紅葉した生垣の上村さんちや、深紅のバラが朽ちた槌田さん過ぎて、雪つりに紅葉したドウダンツツジの山津さんちの四つ角はそのまままっすぐ行く。
大柳さんちの御隣の前から岡本さんちの角を左折。山茶花の金子さんち、御隣の横の新築住宅では大工さんが来ていて「こんにちわ。
型枠工場は、炉から煙が出ていたが静かだ。松本さんちの対面の柿畑にはダンプが砂利を運んでいた。また、生コン車が来て、流し込んでいた。Ｄｒ小坂、宇野さんは出られていて
まだ帰っていない。なかの公園の四つ角は右折。清水さんちの葉牡丹がいい。
修平さんの実家の生垣のツツジの狂い咲きに山茶花もいい。新築の戸田さんち、大工さんは来ていない。徳中さんの風車は勢いよく回っていた。辰治さんちや谷口の御婆さん過ぎて、
田畑さんち車は停車したままだ。
湯原さんちの庭や坂本さんちの色づいたマユミも見つつ、松本さんちを過ぎて、みすぎ公園を一回り。次の次の三叉路は逆Ｖターン。おぉ、辻の爺さん戻ったようだ。娘さんが
畑で使ったのか耕運機洗って自宅へ手押ししていくのが目に入った。コンビニの裏通りから帰還へ。
北さんち前を過ぎたが、ひょっとこ丸はまだ帰っておらず。途中、孫と散歩している河原の奥さんに「こんにちわ」、「きのふも(花梨)有難うね」、「孫どもが近くへ引っ越ししてきたので
幼稚園から帰ると遊びに来るのです」と。瀬戸さんちの畑のスイセン１４輪と白や黄色の菊がまっていてくれた。奥村さんち前で、柴犬と高瀬さんに会い「こんにちわ」、「今日は
何とも暑い日になったね」。ようやく小屋に戻った。
朝夕の散歩は〆て、１万４１２歩。距離は７、２キロ、消費カロリーは２２２ｋｃａｌ、脂肪燃焼量は１５グラム。
「スーパーボランティア」が新語・流行語大賞のトップ１０に入った尾畠春夫さんは受賞を辞退し、表彰式を欠席した。
マスコミに踊らされず、マイペースの尾畠翁、何ともすがすがしい。拍手。大分県日出町の自宅近くで尾畠は「うれしくも悲しくもありません。皆さんがスーパーボランティアだと声をかけてくれますが、
私は当たり前のことをしていただけでスーパーになるようなことはしていません」と顔色を変えずに答えたという。
これぞ男の中の男だ。
年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず
唐代の詩人 劉 希夷（６５１〜６７８）
だっておやすみ やさしい顔した娘たち
おやすみ やはらかな黒い髪を編んで
ちょ
おまへらの枕もとに胡桃色にともされた燭台のまはりには
快活な何かが宿つてゐる（世界中はさらさらと粉の雪）
立原道造「眠りの誘ひ」から
年ごとに語り部の減り原爆忌
身ほとりに どかと居座る残暑かな
初燕 造り酒屋の軒先を(呉春の酒蔵)
軒下の土塊に生れ つくづくし
落椿 産土(うぶすな)の径 明るうす
袋帯 ぽんと叩きて年新た
年の瀬や 独り第九をイヤホーン
おでん屋の棚に鎮座し 招き猫
思う事多くなりけり 年の暮れ
桜蘂降るを踏みしめ女坂
のどけしや ゆったり動く象の耳
春光に映ゆるステンドグラスかな
耕人の影うごき初む朝まだき
紅椿 一輪部屋を明るうす
突堤に巨船の泊つる晩夏かな
学びたし夏の球児の一途さを
盂蘭盆や 人見て法を説けと母
隣り合ふ 受験子の絵馬 恋の絵馬
箕面市 藤堂俊英
掃けば散る掃かねばなおもよりつもる 庭のもみじもおのが心も
詠み人知らず
漁り火に 鰍（かじか）や浪の 下むせび
松尾芭蕉 山中温泉にて
水鳥の往くも帰るも後絶えて されども道は忘れざりけり
萩野浩基
能登はやさし海の底まで小春凪
東京日野市 棚山波朗 歌碑は出身地の明蓮寺(志賀町長沢)にある。
九条を骨抜きにする多数決
小松市 妻木義山
trust me.
I Have a Dream
２０１８年 師走４日（ふ）
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回天蒼生塾 『能登・加賀 東風に吹かれて』創刊