樹木希林さん 逝く 個性豊かな演技で高い評価

 2018年、戌年、長月9月16日(日)、曇り。金沢の最低気温は21度、最高気温は27度。

 朝の散歩は、何時ものコースだが、曇り一時雨、道路脇の寺津用水、濁っており、水量も少なかった。

 体育館に車は6台。開けたトランクから一杯のテニスボールが見えた。バス通りの四つ角は渡って坂道は右折、赤白のセージの咲いている石田さんち、過ぎた。雀のお宿の越野さんち、

 雀は周りの木々に群がっておらず。

 階段には紫のが5輪、上の生垣の網沿いに白のアサガオ5輪が目に入った。

 対面のお宅、ムラサキシキブが色づいていた。奥の坂道の上の角家の四つ角は左折。生垣には、薄い橙色のノーゼンカズラが咲き誇っているが、落下したのが散らばっていた。

 斜め前の斜面には大きな栗の木、枝が折れて、道路一杯に栗のイガが落ちたままで、イガは茶色が濃くなっていた。

 戸田さんちの崖、2〜3mの栗の木に5センチぐらいのイガが目に入る。沖縄産のシークワサーの緑の葉がいい。シェパードのお宅、ピンクのバラが咲いていたが、裏の敷地、

 「んーん」とうなるシェパードは今朝も檻の中におらず。

 朝日さんちの崖下の宅の、鉢のアサガオが、7輪、目の前の畑では、ホウセンカや千日紅に今年初めての曼珠沙華が咲いて、小さいひまわりは2輪のみ。中村さんち前の四つ角で、

 自宅に立てかけた網に大きな薄い水色の琉球アサガオが3輪咲いていた。

 才田さんちの庭で、樹齢100年という、ザクロの実が大きくなっていた。玄関先でアサガオが、5輪、白のガーデンテラスは2輪咲いていた。

 ここを過ぎて、四つ角は右折。涌波からやってくる軽4の親父さんは来ておらず。

 紙谷さんち、竹の塀の中からのアサガオの薄ピンクが5輪、濃い紫のが1輪咲いて、後は萎んでいた。この辺りを一回り。三叉路の手前のお宅、中宮さんちの生垣には今朝は

 11輪の朝顔、そして村上さんちの生垣、ピンクのガーデンテラスが落下していた。

 深紅のバラも消えた槌田さんち、鉢植えのアサガオは5輪咲いていた。山津さんちの四つ角は、右折。西さんち、ムクゲが3輪咲いていた。この辺りの柿畑の柿もかなり色ついて、

 虫の音が聞こえてきた。

 戸室と医王山の間から朝日が出てきたが、しばらくして雲間に隠れた。墓場を過ぎて、型枠工場では、お休みで、静かだ。型枠工場を過ぎて、金子さんちの対面や横の新築用地、

 大工さんや外壁やさんはお休みだ。

 Dr小坂はでられて、宇野さんはお休みだ。対面の土井さんち、玄関先の花壇のやピンクのアサガオは、萎んでいた。なかの公園の手前で、右折。

   修平さんちの実家を過ぎてペンキ屋さんち前、土井さんちの新築住宅、大工さんはお休みだ。

 徳中さんちの庭、ノーゼンカズラの花が落下して風車は回っておらず。庭の鉢のチョウチン草はいい。

 辰治さんちの納屋の横では濃い紫のアサガオが皆咲いていた。土谷さんちの松葉ボタンは、元気だ。谷口の婆さん宅、赤のセージがいい。田畑さんの車は相変らず停まったままだ。

 玄関先のムクゲは4輪咲いて、アサガオは1輪。

 神社前の清水さんち玄関先には朝鮮アサガオ5輪が開いて、後は萎んでいた。裏の畑、でっかい紅の花、タイタンビカスが、元気で幾つも咲いていた。湯原さんちの庭、ハマナスの

 赤紫の花は4輪咲いて赤い実を付けていた。ムクゲは、生き生きしていた。

 三差路へ。坂本さんち、庭の石鎚バラは、消えていた。ピンクのガーデンテラスや色づいたホウズキ、ノーゼンカズラも咲いている松本さんち前を過ぎて、三差路は真っ直ぐ。

 みすぎ公園では萩が咲いていた。ここで、先日もあった仏犬ビションフリーゼ連れの奥さんに「お早うございます」、「昼、示野で三県のこの子らと同じ犬と飼い主が集まり

 昼ごはんも御一緒します」なんて嬉しそうに話していた。

 京堂さんちの裏庭の白の百日紅も終わりでバス通りからコンビニの裏通りへ。北さんちの四つ角過ぎて、ひょっとこ丸はお休み。垂れた稲穂が更に倒れているのが目に入る

 徳田さんちの田圃の横では松浦の爺様が畑に来ておらず。

 北さんちの畑、オクラの花がきれいに咲いていた。濃い紫のアサガオが半分しぼんでケイトが元気な藤田さんちの四つ角過ぎて、自転車で畑へ向かう山本さんの奥さんに「お早う

 ございます」、「枝豆を採ってきます」と出て行かれた。

 小林さんちの庭、赤の百日紅の花も薄くなってきた。玄関前の松葉ボタンは元気な飯田さんちを過ぎた。奥村さんちのノーゼンカズラ、瀬戸さんちの畑のムクゲと半部黄色く

 なったゴーヤが今朝も待っていてくれた。

 たのしみは朝おきいでて昨日まで無かりし花の咲ける見る時
橘曙覧 (1812〜1868)

 小屋に戻って、朝飯を終えて、茶のあとカフェを飲む時が至福のひと時である。

 ♪卯の花の 匂う垣根に 時鳥(ほととぎす) 早も来 鳴きて 忍音(しのびね)もらす 夏は来ぬ
さみだれの そそぐ山田に 早乙女が 裳裾ぬらして 玉苗 植うる 夏は来ぬ
               1896年 夏は来ぬ 日本の唱歌 作詞:佐佐木信綱 作曲:小山作之助

 北の大地。最大震度7を観測した北海道地震の被災地では、3連休の初日、大勢のボランティアが集まり復旧に汗を流した。

 厚真町のボランティアセンターでは午前8時半の受け付け開始前から続々とボランティアが訪れ、早速、被災した住宅の家具の片付けや清掃などに向かった。

 「大学生でいろいろなことにチャレンジできる。少しでもサポートになれば」(ボランティア)、「本当に大変なことになっている。何かの助けになるかと思って来た。介護職

 なので、経験を生かせれば」(ボランティア)。

 今月6日未明に最大震度7を観測した厚真町では、今も900人以上が避難所で生活し、1200戸で断水が続いている。きのふ15日は厚真町と近隣の安平町、むかわ町で

 600人以上のボランティアが、復旧に向け活動した。

 36人が亡くなった厚真町では、防災ハザードマップに記載された危険な区域以外でも多くの大規模土砂崩れが起きていた。町長宮坂尚市朗は「雨の被害の延長に土砂災害が

 あると思っていた」と、地震は想定外だったと説明。全国的に土砂災害の警戒区域は豪雨を前提にしており、地震時の被害予測の難しさが浮き彫りになった。

 ハザードマップは、津波や洪水、土砂崩れといった自然災害で被害が及ぶと予測される範囲を記した地図。自治体が作成する。

 一方、札幌市は地震で壊れた一般家庭の食器やガラス製品などの臨時回収を始めた。通常、燃やせないゴミの収集は4週間に1回だが、処分に困った被災市民からの問い合わせも

 多いことからきのふ15日とけふ16日、市内の13か所に回収拠点を設けた。

 液状化現象などにより被害が大きかった清田区では、区役所など2か所で回収を実施している。「割れた茶わんと花びんを持って来た。食器棚の食器が全部落ちてほとんど

 割れた」(札幌市民)。北海道内では900棟以上の住宅が被害を受けている。

 連続テレビ小説「はね駒」や映画「万引き家族」などに出演し、個性豊かな演技で高い評価を受けた女優の樹木希林さんが、逝った。

 75歳。樹木さんは東京都の出身で、文学座の研究生だった昭和39年、民放のドラマに出演し、人気を集めた。

 映画でも活躍し、今年フランスのカンヌ映画祭で最優秀賞のパルムドールに選ばれた監督是枝裕和の映画「万引き家族」にも出演するなど、国際的にも高い評価を受けていた。

 このほか、富士フイルムのCMなどテレビのコマーシャルにも数多く出演し、個性派の俳優として幅広い年代から親しまれた。

 歯に衣着せぬ発言でも知られる。私生活では、73年にロック歌手の内田裕也さんと結婚。03年に網膜剥離で左目を失明し、05年には乳がんで右乳房摘出手術を受けた。

 13年、樹木さんはがんが全身に転移していることを公表し、その後も芸能活動を続けていたが、先月13日には階段で転び、左大腿骨を骨折して入院していた。

 きのふ15日未明、自宅で、家族に囲まれながら逝ったという。

   ♪やさしさと かいしょのなさが 裏と表に ついている そんな男に 惚れたのだから
私がその分 がんばりますと 背(せな)をかがめて 微笑み返す 花は越後の 花は越後の 雪椿

 夢にみた 乙女の頃の 玉の輿には 遠いけど まるで苦労を 楽しむように
寝顔を誰にも 見せないあなた 雪の谷間に 紅さす母の 愛は越後の 愛は越後の 雪椿
          昭和62年 雪椿 作詞:星野哲郎  作曲:遠藤 実

 最大震度7を記録した北海道地震

   うちなー。月桃の花咲く島に軍用トラックふさわしくないヘリ基地反対
                         大阪府 道浦母都子(もとこ)

 米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設問題。

 県知事選。知事翁長の死去に伴う知事選はきのふ15日、告示後初めての週末を迎えた。安倍政権の全面支援を受ける前宜野湾市長佐喜真淳(54)=自民、公明、維新、希望推薦

 =と、前衆院議員玉城デニー(58)が争点の米軍基地問題を巡り舌戦を展開。

 2人は各地を選挙カーで回り、街頭演説などで支持を求めた。投開票は30日。佐喜真は「都市部にある那覇軍港や、(宜野湾市の)町のど真ん中にある世界一危険だと言われる

 米軍普天間飛行場などを整理縮小させようではないか」と訴えた。普天間飛行場の名護市辺野古移設の是非については触れなかった。

 「理想だけを語り、対立だけを求め、何一つ結果を残さない政治ではなく、政府に予算を要求し、交渉していく。それができるのは私だ」と翁長を批判し、政権との関係性を

 アピールした。

 一方の玉城は「辺野古に新基地を絶対に造らせないという約束はぶれることはない」と断言した。県による辺野古沿岸部の埋め立て承認撤回については「翁長は新基地建設を

 断念させるため、命を懸けた。その姿勢をしっかりと堅持する」と、翁長の遺志を継承する考えを改めて強調した。

 その上で「子供たちの未来のためにも米軍基地があるという異常な状況を放置してはいけない」と語った。

 沖縄県知事選。告示日の13日午前11時過ぎ、出陣式を終えた佐喜真淳(54)は地元・宜野湾市の長田交差点でマイクを握り、熱く訴えていた。

 「普天間飛行場の返還をこの宜野湾から実現させよう」。次の街頭演説先に向かう街宣車から身を乗り出しながら、その場を離れるまで声を振り絞った。

 政治家になったのは宜野湾市議会議長だった父・博が公務中に、くも膜下出血で倒れ、帰らぬ人になったことがきっかけだった。それまで政治の道に進むことは考えていな

 かったが、愛する地元のため、周囲の声に推される形で補欠選挙に出馬して当選、2001年に宜野湾市議となった。

 その後は県議、宜野湾市長と政治家としての経験を重ねた。

 今回、自民党県連などでつくる県知事選の候補者選考委員会から出馬要請を受けた。任期途中だったが、政府と対立が続く県政で沖縄関係予算は減り、市町村の一括交付金も

 減少した。この状況が続けば「宜野湾市だけでなく、県全体の発展、暮らしが置き去りにされかねない」との思いから、現状を打開しようと一念発起、出馬を決意した。

 「申し訳ないと思いながらも、知事選挙に立候補した。

 どうか市民の皆さんに理解いただきたい」。愛着を持って市政運営を進めてきた佐喜真。集まった支援者や行き交う車に頭を下げ、市長職を途中で辞して出馬した知事選への

 支援を呼び掛けた。

 そんな佐喜真は市政運営の実績や自身の経験を県政にも反映させたい考えだ。重点政策である普天間飛行場跡地への国連機関誘致、子どもの保育料や給食費、医療費の無償化は

 市政運営の実績を発展させる狙いがある。プロ野球による沖縄の活性化など野球経験も生かす考え。文字通り血の通った政策の実現を目指す。

 一方、告示日の13日、前衆議院議員の玉城デニー(58)は母親の故郷の伊江島で出発式に臨んだ。青空にそびえ立つ城山の駐車場で「みんなで手を取り合いながら生まれてくる

 命を大切に育んでいく。生まれる前から差別など存在しない。本当の沖縄のちむぐくるを政治で実行したい」と貧困対策や経済政策を訴えた。

 伊江島出身の母と米海兵隊員の父との間に旧与那城村で生まれ、母子家庭で育った。学校が休みの時には親戚のいる伊江島で牛の世話や草刈りをして過ごした。今も年に何度も

 通い、仏壇や御嶽に手を合わせ、自らの原点を確認する。

 伊江島での出発式は、知事翁長の後継として「イデオロギーよりアイデンティティー」の理念を継ぐ玉城たっての強い希望だった。

 伊江島は、激しい地上戦を経験し、戦後米統治下で米軍基地の土地接収にあらがい、県民を挙げた「島ぐるみ闘争」の源流の場所でもある。出発式後、「戦後をどう振り返り、

 総括するかということは、未来を考える上で欠かせない」と語った。辺野古新基地建設が進む現状と島の歴史を重ね、建設阻止への決意を新たにした。

 玉城は、社会福祉専門学校を卒業しラジオパーソナリティーを経て政治の道に進んだ。沖縄市議会議員を経て2009年に衆院議員に初当選。4年前の知事選で辺野古新基地

 建設阻止を掲げた翁長を応援。同年の衆院選では「オール沖縄」から推薦を受けて当選した。それでも知事選への出馬は想定外だった。

 翁長からの後継指名には驚いたが、「知事翁長のあらゆる意思を引き継ぎたい」と出馬を決意した。議員経験が政策実現への自信につながっている。ラジオで培った表現力と、

 持ち前の軽いフットワークを生かし日夜、街頭を駆け回る。(琉球新報から)

 告示後、初の週末となったきのふ15日、立候補した佐喜真淳(54)は那覇市や本島南部を遊説し、玉城デニー(58)は那覇市の街に出て、支持を訴えた。

 ともに若者が集まる場を訪れ、自身の政策や思いを伝えた。

 けふ16日に引退する歌手の安室奈美恵(40)がきのふ15日、宜野湾市で開催された音楽イベントで最後のライブを行った。

 安室は8曲を歌い「皆さん、本当に本当に、ありがとうございました」と、笑顔でステージを後にした。歌やダンスだけでなく、ファッションや生き方でも魅了した“平成の歌姫”

 が故郷でファンに別れを告げた。

 安室は黒いTシャツに赤いブーツ姿で登場。観客3500人を前に、切れのあるダンスと張りのある声で歌い「騒げ! 沖縄!」と会場を鼓舞する場面もあった。

デビューから16日で26年。数多くのヒット曲を生み、社会現象も起こした「平成の歌姫」、ベントでは平井堅や沖縄出身のバンド「BEGIN」「MONGOL800」ら

が出演。安室は 那覇市出身。オリコン調べで、1997年発表の「CAN YOU CELEBRATE?」は女性アーティストとして歴代トップの230万枚を売り上げ、

 2017年まで23年連続のシングルトップ10入りも歴代1位の記録だ。

 40歳の誕生日を迎えた昨年9月20日に、1年後の今年9月16日に引退することを発表。最後のツアー映像を収めたDVDとブルーレイディスクは音楽映像作品として

 史上初のミリオンセラーとなった。

 ♪泣けた 泣けた こらえきれずに 泣けたっけ あの娘と別れた 哀しさに
山のかけすも 鳴いていた 一本杉の 石の地蔵さんのよ 村はずれ

 遠い 遠い 想い出しても 遠い空 必ず東京へ ついたなら
便りおくれと 云った娘(ひと)りんごのような 赤いほっぺたのよ あの泪(なみだ)

 呼んで 呼んで そっと月夜にゃ 呼んでみた 嫁にもゆかずに この俺の
帰りひたすら 待っている あの娘はいくつ とうに二十はよ 過ぎたろに
    昭和30年 別れの一本杉  作詞:高野 公男 作曲:船村徹

 解散総選挙。安倍内閣の2年間の評価を問う第47回衆院選は、2014年暮れ12月の14日に投開票された。

 「景気回復、この道しかない」――。解散総選挙で、安倍自民党が掲げた景気浮揚策は日本に「格差」という負の側面をもたらしている。

 戦後最低のわずか52%という投票率、衆院選をしらけさせた大きな責任が野党第1党の民主党(民進党→現 無所属)の野田佳彦らにもあったのは今さら言うまでもない。

 立憲民主党の代表枝野は14日、訪問先のワシントンで「(国民民主党の国会対策委員長原口一博が野党で「次の内閣(NC)」を作る提案をしていることについて)国会の中で

 意見が共通する部分について、最大限の幅で連携協力することは望ましいし、国民民主党の国対委員長のそういう提起は歓迎すべきことだ。

 ただ、共通でNCみたいな話は、現状で前提になる政策的な共通性を今詰める段階ではない。国会内で共通できるテーマをもとに連携を深めていく中で、場合によっては将来

 そういったことが見えてくる可能性は否定しないが、現状では時期尚早だ。特に我々にとって大事な原発政策で一致できないと、なかなか政権をともにするようなことも難しい。

 我が党の原発ゼロ法案に賛同してもらえるかどうかが大変重要だ。それから安保法制の違憲部分は明確にやめる。そういった基本的なところについてどうされるのかが全ての

 前提だ」と述べた。

 ♪僕はYesと言わない 首を縦に振らない 周りの誰もが頷いたとしても 僕はYesと言わない

 絶対沈黙しない 最後の最後まで抵抗し続ける

 叫びを押し殺す 見えない壁が出来てた  ここで同調しなきゃ裏切者か 仲間からも討たれると思わなかった

 僕は嫌だ

 不協和音を僕は恐れたりしない 嫌われたって僕には僕の正義があるんだ 殴ればいいさ

 一度妥協したら死んだも同然  支配したいなら僕を倒してから行けよ‥
              歌:「欅(けやき)坂46」の「不協和音」。

 自民党総裁選(9月7日告示、20日投開票)。立候補した首相(総裁)安倍と元幹事長石破はけふのテレビ番組で、社会保障制度改革を巡って議論を交わした。

 安倍は全世代型の社会保障制度を3年間で構築すると表明。石破は、新たな社会保障制度を確立するため国民会議を創設する考えを示した。

 また、外交・安全保障政策でも激論になった。安倍は「少子高齢化に真正面から立ち向かい、全ての世代が安心できる社会保障制度に変える」と強調。

 石破は国民会議を新設する理由について、人口減少社会を迎えて経済を維持しにくくなる実情を挙げた。

 首相安倍と元幹事長石破の両候補が並ぶ初めての街頭演説会がきのふ15日、佐賀市内であった。

 アベノミクスの成果を強調する首相に対し、石破は「正直」な政治の必要性を訴えた。

 15日夕のJR佐賀駅前には、1200人(自民党佐賀県連発表)が集まった。首相は、2012年の政権復帰以降に改善した経済の指標を次々と挙げ、「まっとうな経済を

 私たちは取り戻すことができた」と声を上げた。

 締めくくりには「いよいよ憲法改正に取り組む時が来た」として、9条に自衛隊を明記する意義に触れ、「子どもたちの世代に、誇りある日本を引き渡していく先頭に立っていく」

 と訴えた。

 首相にとって、街頭演説は鬼門でもある。森友・加計学園問題の批判が高まっていた昨夏の東京都議選では、「辞めろ」コールをする聴衆を指さし、「こんな人たちに負ける

 わけにはいかない」と反論して物議をかもした。昨秋の衆院選では一時、街頭演説の日程公表を控えていたほどだ。

 13日に首相を支持する国会議員らが都内で開いた街頭演説会では、参加者から「首相安倍は逃げているんじゃないか」と言われる一幕もあった。

 首相はきのふ15日の演説では、「私は至らない人間だ。謙虚に丁寧に政権運営にあたって参る決意だ」と反省を口にした。

 一方、地方票に活路を求める石破は世論の喚起につなげようと各地での街頭演説に力を入れてきた。この日、首相が直前に京都市のホテル内で行った演説会の内容をほぼ踏襲した

 のに対し、石破は街頭では党員以外の聴衆が多いことを意識し、「正直」という言葉を何度も使って政治の信頼回復の必要性を訴えた。

 演説終盤には、佐賀にゆかりがあり、武士の心構えを説いた「葉隠」の一節を紹介したうえで、「私利私欲を考えたり、保身を考える自民党であってはダメだ。首相官邸、国会、

 政府は国民のためのものという原点を取り戻したい」と訴え、「いろんな数字をごまかしてはいけない」、「すべて正直に、すべて公開し、すべて謙虚に」とたたみかけた。

 国民にアピールする機会となる総裁選の演説会は、北海道での地震の影響や首相の外遊日程などを受け、選挙戦となった12年総裁選に比べて大幅に減少。

 2人そろって街頭に立つのは、この日の佐賀とけふ16日の仙台市の2カ所にとどまる。

総裁選の地方遊説が、始まった。首相安倍と元幹事長石破がこの総裁選で初めて、市民や党員に向けて直接考えを語った。しかし、議論が歓迎されないような閉塞感や、世論との

 隔たりも指摘される。遊説先の人たちはどう聴いたか。

 きのふの夕、安倍、石破は佐賀市中心部のJR佐賀駅前で演説会に臨んだ。安倍は「まっとうな経済を取り戻すことができた」と実績をアピール。石破は「もう一度地方に雇用と

 所得を取り戻す」と強調し、佐賀の観光産業の成功例などをたたえた。

 買い物帰りに足を止めた女性(60)は、安倍、石破2人を見て「何の選挙だっけ?」。自民党の総裁選と知り最後まで聴かずに立ち去った。自民党国会議員の関係者は「盛り

 上がってはいないかな」と漏らす。

 「オスプレイの話が全く出なかった」、演説会を聞きに来た佐賀市議でノリ漁師の川崎直幸さん(68)は残念がった。県は今年8月、陸上自衛隊のオスプレイの佐賀空港への

   配備計画を容認。1998年の開港以来、経営が厳しい県営空港。

 100億円を国から受ける条件をのんだ形だったが、地元では賛否が渦巻く。川崎さんは市議会で自民党会派に所属していたが、会派内で配備計画を容認する決議に賛成するよう

 求められ、昨年12月に離脱した。

 「漁師には反対が多く、県民にも賛否がある。自分の意見を曲げ、反対の声を上げなかったら議員生命に関わる」と思った。賛否両論があるのに、自民の地方議員から異論が

 聞こえてこないのが不思議だ。「今の自民の議員は、なあなあに見える。来年の統一地方選など、次の選挙で党に支援してもらうことしか考えていない」。川崎さんにはそう映る。

 防災やにぎわいづくりなど佐賀市のまちづくりに取り組むNPO「地球市民の会」の事務局長の岩永清邦さん(35)は、安倍、石破2人の演説に「貧困など地方の課題について

 もっと議論を聞きたい。物足りなさがあった」と口にした。

 ♪破れ単衣に 三味線だけば よされよされと 雪が降る 泣きの十六 短い指に
息をふきかけ 越えて釆た アイヤー アイヤー 津軽 八戸 大湊

 三昧が折れたら 両手を叩け バチがなければ 櫛でひけ 音の出るもの 何でも好きで
かもめ啼く声 ききながら アイヤー アイヤー 小樽 函館 苫小牧

 鍋のコゲ飯 袂でかくし 抜けてきたのか 親の目を 通い妻だと 笑ったひとの
髪の匂いも なつかしい アイヤー アイヤー 留萌 滝川 稚内
1980年  風雪ながれ旅 作詞:星野哲郎 作曲:船村 徹

 トルコ。最大都市イスタンブールで、日本人観光客の50歳代の女性が8日、路面電車にひかれた。

 その後、病院で治療を受けていたが、在イスタンブール日本総領事館によると、13日に死亡した。トルコメディアによると、この女性は電車の下敷きとなって20m引きずられ、

 重体となっていた。現場では一緒にいた別の日本人女性も事故にあったが、軽傷という。

 事故があったのは、多くの歴史遺産があるイスタンブールの旧市街で、人気の観光スポット。地元の報道によると、2人は路面電車の線路を横切ろうとした際に事故にあったという。

 米国。南東部沿岸に14日上陸したハリケーン「フローレンス」の影響で、米CNNテレビは15日、少なくとも7人が死亡したと報じた。

 14日夕に勢力が弱まり熱帯低気圧に変わったが、ノースカロライナ州などで「壊滅的な洪水」が続く可能性があるとして気象当局が住民に警戒を呼び掛けている。

 ロイター通信によると、ノースカロライナ州ウィルミントンでは家屋が倒木の下敷きとなり母親と乳児が死亡し、父親も負傷して病院に搬送された。

 郊外では78歳の男が電気の延長コードをつなげる作業をしていた際に感電死した。

 米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は15日、米大統領トランプが中国からの年2千億ドル(22兆円)分の輸入品に対する第3弾の制裁関税の発動を17日か18日に

 表明する方針だと伝えた。米国の消費者への悪影響を軽減するため、税率は予定している25%から10%に引き下げる見通し。

 一方で中国の副首相劉鶴いる代表団が訪米し、米財務長官ムニューシンらと27、28日に閣僚級の貿易協議をワシントンで開催する。米側は協議前に制裁関税発動を表明する

 ことで、対中圧力を一段と強化する。

 フィリピン。大統領府当局者は16日、大型で非常に強い台風22号に伴う土砂崩れなどで、少なくとも25人が死亡したことを明らかにした。

 山間部などに被災地が多く、救助当局は被害の全容把握に難航しているもようだ。今後、犠牲者がさらに増える恐れもある。

 当局者によると、多くの被害が出ているのはルソン島北部の山間部。犠牲者の大半が土砂崩れに巻き込まれたという。同島北部では、道路が寸断された場所があり、関係当局など

 が復旧を急いでいる。

 地元当局は、住民100万人に避難命令を出していたが、AP通信によると、一部地域で通信が遮断されていて、今後、犠牲者の数が増える可能性がある。

 台風22号は南シナ海に抜け、強い勢力を保ったまま西に進んでいて、16日には中国南部に上陸する見通し。

 中国。ドラマ「大地の子」で、残留孤児の養父役を演じた俳優朱旭さん(チュー・シュイ)が、15日、病気のため北京の病院で死去した。88歳。

 中国東北部の遼寧省瀋陽出身。華北大学戯劇学部を卒業後、北京人民芸術劇院の俳優として活躍した。味わい深い表情や演技で知られ、映画やドラマにも多数出演。1995年に

 中国残留孤児の苦難を描いた日中共同制作のドラマ「大地の子」(山崎豊子原作)で、上川隆也さんが演じる残留孤児の養父役を演じた。

 96年の東京国際映画祭では、中国映画「変臉」(監督呉天明)で最優秀男優賞を受賞した。

 パレスチナ。自治区ガザ地区で14日、イスラム教の金曜礼拝後の抗議デモに参加していた12歳の少年を含む3人がイスラエル軍による発砲で死亡した。

 ガザの保健省によると、248人が負傷したという。

 イスラエル軍によると、この日のデモにはガザ地区の数カ所で1万3千人が参加。デモ隊がイスラエル軍に投石したり、タイヤを燃やしたりしたのに対し、イスラエル軍が実弾や

 催涙弾を発砲した。

 ガザ地区とイスラエルの境界付近では、イスラエルや米国への抗議デモが3月末から続く。米トランプ政権が国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への拠出金の停止を

 決めたことなどから、デモの規模は広がる傾向にある。

 韓国。韓国政府は18日から平壌で開く南北首脳会談で、日朝首脳会談の開催を北朝鮮に促す方針だ。

 日朝対話の本格化が、北朝鮮に厳しい国際社会の雰囲気や制裁の緩和につながると判断。4月に続き今回の南北首脳会談でも、韓国の大統領文在寅(ムンジェイン)が朝鮮労働党

 委員長金正恩(キムジョンウン)に改めて働きかける。

 南北関係筋が明らかにした。同筋によると、韓国国家情報院の院長徐薫(ソフン)らが5日、平壌で北朝鮮側に対し「拉致問題などは日朝が直接交渉して解決すべき問題だ」と

 指摘。日朝首脳会談を開くよう促した。

 徐は10日、東京で首相安倍と面会した際にも、同じ趣旨の考えを伝えた。首相安倍は徐に対して「金正恩と直接会う用意がある」と答えたという。文はこうした日本政府の

 意向を踏まえ、正恩に働きかける。

 オランダ。化学兵器禁止機関(本部オランダ・ハーグ)が使用するスイス中部シュピーツの研究施設のコンピューターへのハッキングを計画した疑いで、オランダ情報当局が

 ロシア情報機関員2人を今春拘束し、オランダから追放していたことが分かった。オランダ紙などが14日報じた。

 施設では、英国で3月に起きたロシア軍参謀本部情報総局(GRU)の元大佐スクリパリらの襲撃に使われた神経剤ノビチョクや、シリア内戦で使われた化学兵器の分析も

 行われていたという。

 2人は英当局がスクリパリ襲撃の容疑者として特定したGRUの2人とは別人だが、いずれもGRUに所属している。

 ブータン。ヒマラヤの王国ブータンで15日、国民議会(下院、47議席)予備選が開かれた。

 国営ブータン放送の暫定集計によると与党の国民民主党は敗れ、10月18日の本選に進出できなかった。2013年の前回選挙に続き、政権交代する運びとなった。

 首相トブゲイは15日、フェイスブックで「国民の決断を受け入れる」と敗北を認めた。選管は16日にも正式な結果を発表する見通し。

 国民議会選は、全ての政党が参加する予備選の上位2党が本選に進む仕組み。今回は4党が参加し、暫定集計によると第1党が協同党、第2党は調和党だった。

 ♪何から何まで 真っ暗闇よ 筋の通らぬ ことばかり 右を向いても 左を見ても 馬鹿と阿呆の 絡み合い どこに男の 夢がある

 好いた惚れたとけだものごっこが罷(まか)り通る世の中でございます。好いた惚れたはもともと「こころ」が決めるもの…

 こんなことを申し上げる私もやっぱり古い人間でござんしょうかねえ。

 一つの心に 重なる心 それが恋なら それもよし しょせんこの世は 男と女 意地に裂かれる 恋もあり 夢に消される 意地もある

 なんだかんだとお説教じみたことを申して参りましたが、そういう私も日陰育ちのひねくれ者、お天道様に背中を向けて歩く、馬鹿な人間でございます。
         昭和46年 傷だらけの人生 作詞:藤田まさと 作曲:吉田正

   北の大地。大雪山系では紅葉が始まり、15日からマイカー規制もスタートした。

   6日の胆振東部地震で、ふもとの温泉街はキャンセルに苦しむが、「ここから元気を発信したい」と新たなイベントにも力を入れる。大雪山系の赤岳(2079m、上川町)。

   登山口の銀泉台から1時間登ると、山腹一面が赤く色づいている。さらに登ると、チングルマやウラシマツツジの草紅葉も広がる。神奈川県からツアーで来た江尻英一さん

   (69)は「素晴らしい紅葉。地震の影響を心配したが、宿のサービスも何の問題もなかった。知人に『北海道への観光は大丈夫』とアピールしたい」。

   銀泉台までの15キロは、マイカー規制になっている。

   一方、上川町にある層雲峡温泉は、地震によるキャンセルが相次いでいる。停電は1日だけで建物などに被害はなかったが、層雲峡観光協会によると、10日の段階で9千人分の

   予約が取り消しになったという。

   岩手。岩手競馬のレースに出走した競走馬から禁止薬物の筋肉増強剤が検出された。

   岩手競馬では7月にも別の馬から同じ薬物が検出されている。禁止薬物が検出されたのは、水沢競馬場・高橋純厩舎所属の「ウバトーバン」号。今月10日、水沢競馬場で

   行われたレースの後の検査で、尿から筋肉増強剤の「ボルデノン」が検出された。

   この馬は失格となり、出走停止30日の処分を受けたほか、同じ厩舎の馬は、17日のレースから除外されるという。岩手競馬では7月のレースでもほかの厩舎の馬から同じ

   薬物が検出されたが、先月行った全厩舎への立ち入り検査では違反などは見つかっておらず、岩手県競馬組合では、競馬法違反の疑いもあるとして警察に届け出た。

   宮古市の第34回みやこ秋まつりは15、16の両日開かれている。

   町中を踊り歩く手踊りには市内の企業や市役所など26団体1600人が参加し、宮古に秋の訪れを告げている。きのふ15日は宮古市五月町の県合同庁舎前からスタートし

   「宮古大漁御祝(ごいわい)唄」、「宮古アイヤ節」に合わせて市街地を1・1キロ踊り歩いた。

   山口太鼓、陸中宮古青年会議所OBなどの船山車も4台参加し、山車の上から踊りや太鼓を披露した。第1回から毎年手踊りに参加する「うみねこ会」の宮古市小山田の

   菊池節子さん(79)は「見る人も踊る人も市民みんなが一体になる大規模なイベント。いろんな人に会えるし、踊りも好き。一年の楽しみ」と気持ちを高ぶらせた。

   けふ16日は船山車9台が同じコースを進み、駅前中心にステージや出店も並ぶ。

 山形。今年で30回目を迎える山形市の日本一の芋煮会フェスティバル。

 今年お披露目となった直径6.5mの日本一の大鍋「三代目鍋太郎」で、里芋3トン、牛肉1.2トン、ネギ3500本など、およそ3万食分の芋煮を煮込んでいった。

 秋晴れの下、山形市の馬見ケ崎川の河川敷会場には多くの人が訪れ、大鍋で煮込まれた山形の秋の味覚に舌鼓を打っていた。

 芋煮を1万2695人に配って、ギネス世界記録に認定された。ただ、午後2時ごろには芋煮が足りなくなり、食べられずに払い戻しする来場客が続出。笑顔の少ない世界記録

 達成となった。コンニャク3500枚、ネギ3500本、しょうゆ700リットル、酒50升を投入した大鍋が煮え、大きな湯気が青空へ上がった。

 燃料のナラの間伐材も含め、どれも地元産だ。

 潤滑油としてバターを塗った新品のバックホーがおたまとなる。小鍋へよそい、午前9時半に配食スタート。いち早く受け取った静岡県掛川市の中村善治さん(69)は前日

 午後6時に自宅を出て、午前7時半から並んだという。「5年ほど前からの念願がやっとかなった。鍋は全体が見えないほどだね」と喜んだ。

 福島。芥川賞作家の柳美里(ゆうみり)さん(50)が主宰する演劇ユニット「青春五月党」の復活公演が一昨日14日夜、南相馬市小高区の小劇場「La MaMa 

 ODAKA」であり、ふたば未来学園高校(広野町)の演劇部員らが出演した。

 芝居には大震災の体験も盛り込まれた。高校生の熱演に、劇場は拍手に包まれた。上演した作品は「静物画」。柳さんが21歳の時に書いた戯曲を基に、高校生から震災体験を

 聞いて新たに書き直した。物語はある高校の文芸部が舞台。部活動の中で、2011年3月11日の震災体験を話し合ったりする。

 原発事故で帰れなくなった町や家の大切な記憶、思い出なども語られた。「青春五月党」は柳さんが18歳の時に旗揚げし、1993年には「魚の祭」で岸田国士戯曲賞を受賞した。

 執筆活動が忙しくなり、「青春五月党」は23年ほど活動を休止していた。

 15年に南相馬市に移り住み、演劇活動の再開を目指してきた。「静物画」は明日17日まで上演する。10月には地元の住民らと「町の形見」を上演する予定だ。

 柳さんは「演劇はもう一つの別の世界。体験した悲しみや苦しみ、寂しさにふれられる。私にとって芝居は弔うということ。共に悲しみ、悼みたい」と話している。

 東京。ノーベル文学賞の発表が選考組織のスキャンダルで見送られたことを受けて、スウェーデンの文化人などが今年1年限定で創設した新たな文学賞で最終選考の4人に残って

 いた村上春樹さんが、執筆活動に専念したいとして辞退を申し出ていたことがわかった。

 先月、村上春樹さんを含む4人を最終候補に選んだと発表していた。賞の選考組織「ニュー・アカデミー」のウェブサイトによると、村上さんは、最終候補に選ばれたことに

 感謝の思いを示しながらも、執筆活動に専念したいとして辞退する意向を伝えてきたという。

 ニュー・アカデミーは、ノーベル賞の各賞の発表が終わったあとの来月12日に受賞者を発表し、ノーベル賞の式典の前日の12月9日にストックホルムで授賞式を行う。

 山梨。甲府市にある県立美術館は19世紀のフランスの画家、ジャン=フランソワ・ミレーの名画を収集し、「ミレーの美術館」として親しまれている。

   このほど開館40周年に合わせ、新たに油彩画の「角笛を吹く牛飼い」を購入し、今月11日から常設の展示が始まっている。

 作品は米国のコレクターが所蔵し、20世紀の初めにボストンで展示されて以降、一般に公開されず、専門家の間でも存在が知られていなかったという。

 縦38センチ横28センチの作品には、牛飼いが角笛で牛を呼び寄せる様子が描かれている。農民を題材に描き続けたミレーが風景画を描くようになった18500年代中頃以降の

 作品と見られ、夕暮れ時の空の微妙な変化が豊かな色彩で表現されている。

 山梨県立美術館では「角笛だけではなく、風や牛の鳴き声など多くの音が聞こえてくるようです。小さな作品ですが大きな広がりを感じていただけると思います」と。

 大阪。米ニューヨーク発祥の屋台村「スモーガスバーグ」が14〜16日、大阪市北区の阪急中津駅近くの高架下で開かれている。

 大阪とニューヨークの人気店のほか、阪急電鉄が8月に開設した食ビジネスの支援施設の入居者も出店して腕を振るう。スモーガスバーグは、ニューヨーク州ブルックリンで

 週末に催される人気の屋台村で、食の起業家たちの登竜門としても知られる。

 阪急は拠点の梅田を「食」で盛り上げようと、昨年初めて高架下でスモーガスバーグを開催。3日間で2万4千人が来場した。今年8月には、食ビジネスに特化した起業家の

 育成プログラムを提供し、厨房などを備えた施設「フードインキュベーター」を高架下の700平方mの空間の一角に開設。

 起業家の首都圏などへの流出を防ぎ、沿線の自社物件で飲食店を開業してもらう狙いもある。

 岡山。西日本豪雨の被災家屋の公費解体が6千棟を超える見通しになった。

 費用は100億円を上回りそうだ。全半壊家屋の9割を占める広島、岡山、愛媛3県で、被害が大きかった市町が明らかにした。広範囲に浸水した真備(まび)町地区を抱える

 岡山県倉敷市は3千棟と想定しているが、完了まで1年以上かかる可能性もある。

 公費解体は廃棄物処理法に基づき、被災した個人の建物の解体費用を市町村と国が原則負担する制度。所有者が市町村に申請して解体してもらうケースと、解体後に所有者が

 事後申請するケースがある。半壊以上が対象だが、修繕して住み続ける家屋もある。

 総務省によると、7月の西日本豪雨では17府県で1万7千棟が全半壊し、9割が3県に集中した。10棟以上全壊した20市町に取材し、19市町から見込みや現在の申請数の

 回答を得た。

 岡山県の4市のうち、倉敷市は5363棟が全半壊した。2016年の熊本地震など過去の災害から、6割程度の3千棟の解体申請があると見込む。費用は50億円以上とみられる。

 広島県は9市町で、公費解体は2300棟、費用は計46億円と見込む。愛媛県では6市で計600棟を超えそうだ。

 広島。7月の豪雨で起きた大規模な浸水被害の要因や今後の対策を話し合う有識者の会議が広島市内で開かれ、当時行われたダムの緊急放流について意見が交わされた。

きのふ開かれたのは県が設置した有識者検討会の河川・ダム部会で、7人が出席した。この中では大規模な浸水被害が起きた呉市安浦町上流の野呂川ダムでルールと異なる形で

 ダムへの流入量を上回る量の緊急放流が行われていた点について、意見が交わされた。

 まず県の担当者が当時の状況を説明し、ダム周辺で起きた土砂崩れで回線が切断され、無線以外の通信機器が使えなくなっていたことや、応援の職員がたどりつけず2人だけで

 対応にあたっていたことを明らかにした。

 これについて出席者からは情報量や人員が限られる中で適切な判断ができなかったこと指摘する意見が出された。これに対し県側は、情報については県庁から無線で雨雲の位置

 などを伝えていたとして判断に影響を与えなかったとする一方で、人員については大雨が予想された段階での増員を今後検討する考えを示した。

 部会長を務める広島大学の教授河原能久は「今後、野呂川ダムで規定通りの対応を行っていた場合のシミュレーションを行い、ダム操作と浸水被害との関係を明らかにしたい」

 と話している。

   愛媛。きのふの朝4時前、伊予市湊町の日山麗子さん(79)の住宅から火が出て、2時間後に消し止められたが、この火事で日山さんの木造2階建ての住宅と隣接する住宅の

   あわせて2棟が全焼し、日山さんの住宅の焼け跡から男1人が遺体で見つかった。

   日山さんの住宅には日山さんと孫で会社員の豪也さん(27)が2人で住んでいたが、火事のあと2人と連絡が取れないという。 警察は死亡したのは豪也さんとみて身元の確認を

   急ぐとともに、警察と消防が日山さんの行方を捜している。

   現場は伊予鉄道郡中線の郡中駅から北西に200mほどの住宅が密集する地域の一角で、警察と消防が火事の原因を詳しく調べている。

 今治市を中心に西日本豪雨被災地の支援活動を続ける「NPO今治センター」に頼もしい「助っ人」が来た。

 理事長阿曽沼温良(あつよし)(67)と交流がある宮城県石巻市の一般社団法人「BIG UP(びがっぷ)石巻」から貸し出された2トンダンプトラックだ。

 重機を積んで島しょ部の土砂災害現場に駆け付けるなど、年内いっぱいは大震災の被災地「宮城」ナンバーのトラックが愛媛で活躍する予定だ。

 トラックは大震災後の復興を支援するため、日本財団から石巻市のNPOに贈られた5台のうち1台。「びがっぷ」の専務理事松本祐樹(37)、元代表原田豊さん(38)が

 12日、11時間をかけて石巻から今治に陸路で運んだ。

 大阪府出身の松本さん、東京都出身の原田さんはいずれも震災があった2011年春に石巻市で被災者の支援活動を始め、翌12年に在宅被災者の支援組織「びがっぷ」を

 旗揚げした。阪神大震災、大震災などで息の長い被災者支援を続ける阿曽沼さんとは11年に石巻市で出会い、16年の熊本地震でも復興支援現場で再会。情報交換を続けている。

 2人は今年も島根県西部地震(4月)、大阪北部地震(6月)などの被災地で支援活動に当たった。

 西日本豪雨後、阿曽沼さんともやりとりを進めるうち、ダンプトラックが使えると土砂災害現場の復旧が確実に進むことが分かり、NPO今治センターに貸し出すことにした。

 センターは災害ボランティアの窓口となる今治市社会福祉協議会と連携して土砂のかき出しなどに役立てる。

 最大積載量はセンターが持つ軽トラックの350キロに対し、借り受けたトラックは2トン。阿曽沼さんは「島しょ部などでは土砂・崖崩れの被害箇所が残り、水路にたまった

 土砂などの除去も2次被害防止に不可欠。トラックはたいへん助かる」と話す。松本さんらも時期を見てこうした現場を訪れたいといい、「力を合わせることで復旧・復興が

 少しでも進めば」と願っている。

 熊本。熊本市南区と宇土市の境界などを流れる緑川水系に放置された300隻程度の船が、一向に減らない。

 20年間そのままにしてある鋼鉄製の船もある。台風シーズンがしばらく続くため、住民や漁業者は増水時に押し流された放置船の衝突事故などを心配している。

 国交省熊本河川国道事務所によると、放置船が集中しているのは国道3号以西から河口までの10キロの区間。

 支流の加勢川や浜戸川にもある。多いのは全長5〜7mの木造漁船。無許可設置の桟橋に不法係留したものや、一部が岸に埋まったものがある。

 中でも目立つのは、南区川尻の加勢川沿いにある国史跡「御船手渡し場跡」から1キロ下流に20年間放置されている全長17mの鋼鉄製の船。3年前から徐々に傾き、

 事務所が油の流出を防ぐオイルフェンスで囲っている。河川法上の不法占用に当たるとして、所有者に再三撤去を指導してきた。

 鋼鉄製の船について付近の住民は「景観を損ねる」、「増水時に押し流されたら、堤防や堰[せき]を壊しかねない」と危ぶむ。木造漁船の放置も「増水して水門に挟まり、

 水位の調節ができなくなれば二次災害が起き得る」といった不安があるという。

 放置船が海に押し流されれば、操業中の漁船と衝突する恐れも。航行している漁船のスクリューに10センチ四方の木片がぶつかり、航行不能になった例もあるといい、

 沖合でノリ養殖をする西区の漁業者(40)は「視界の悪い夜間操業で放置船に衝突すれば命に関わる」と心配する。

 緑川水系で木造漁船の放置が多い背景として、同事務所は「かつて河口付近で国内有数の漁獲量を誇ったアサリ漁、ハマグリ漁の不振や、漁業者の廃業が相次いでいることがある」

 と分析。表示義務がある船舶番号を外し、所有者の割り出しを妨げているケースも確認している。

 同事務所は熊本地震後、放置船の調査や取り締まりを休止していたが、7年ぶりとなる本格的な調査を今年5月に再開した。未調査区間が一部残るものの、既に約00隻を確認。

 来年度の取り締まり再開に向けて準備を進めている。

 同事務所は「調査結果をもとに関係自治体や漁協などと対応を協議する。強制撤去して費用を所有者に請求することも含め、十分な対策を取りたい」としている。

   ♪遠き別れに 堪えかねて この高楼(たかどの)に 登るかな 悲しむなかれ わが友よ 旅の衣を ととのえよ

 君がさやけき 目のいろも 君くれないの くちびるも 君がみどりの くろかみも またいつか見ん この別れ

 別れといえば 昔より この人の世の 常なるを 流るる水を 眺むれば 夢はずかしき 涙かな

 君の行くべき やまかわは 落つる涙に 見えわかず 袖のしぐれの 冬の日に 君に贈らん 花もがな
       昭和20年 惜別の歌 作曲:藤江英輔 作詞:島崎藤村

 富山。食べ物の販売を通じて台湾の文化を紹介する「まちなか台湾フェア」が、きのふ立山町五百石の町まちなかファームで開かれた。

 台湾フェアの開催は町内では初めて。大勢の買い物客が訪れ、異国情緒に浸った。夜市のちょうちん飾りやチャイナドレスの試着、観光ポスターの掲示などで、台湾の雰囲気を

 演出した。

 夏バテ解消に効果があるとされる飲み物「冬瓜(とうがん)茶」を先着100人に提供。夜市の名物「胡椒餅」や、朝食の定番「ネギパイ」の屋台販売には長い列ができた。

 台湾は、立山黒部アルペンルートを訪れる外国人出身地の半数を占める。町民との交流を促進しようと、台湾出身の町国際交流員、胡僑晏(フーチャオイェン)さん(31)が

 中心となって企画した。

 台湾出身者らでつくる県台湾総会や、まちなかファームに入居する店舗などが協力した。胡さんは「思っていたより盛況でうれしい。一過性のイベントではなく、文化交流事業

 として、来年も再来年も開きたい」と継続に意欲を見せた。

 福井。県内で産まれた卵から54年ぶりに誕生した国の特別天然記念物コウノトリの幼鳥三羽が明日17日、越前市坂口小学校近くの水田で放鳥される。

 幼鳥と親鳥の世話をする住民団体「コウノトリ育む会」のメンバーたちは、異常気象やひなの死を乗り越え、幼鳥たちが飛び立つ日を迎えようとしている。

 放鳥されるのは、5月に誕生した雄の「りゅうくん」、雌の「こころちゃん」「ひかりちゃん」。

 飼育ケージがある越前市白山地区の住民を中心に2015年に結成した育む会の会長堂下正道さん(71)と岡山秀昭さん(65)、宮崎礼三さん(75)、夏梅敏明さん(74)、

 山野長太郎さん(71)、三好栄さん(64)の6人が交代で世話を続けてきた。

 今年2月の大雪ではケージに続く道が積雪で閉ざされ、親鳥の雄の「ふっくん」、雌の「さっちゃん」の餌やりに苦労した。別のケージで飼育している一羽も含め「一日二回、

 雪をかき分けて餌を届けた」という。

 雪解け後に朗報があった。11年に着手した県による飼育・繁殖事業で、ふっくんとさっちゃんが初の有精卵を産み、待望の四羽のひながふ化。メンバーらは沸いた。

 しかし、6月にひな一羽が突然死。過去に世話したひなが死んだ例はなく、当時「何が悪いのか分からなかった」と困惑した。

 「残りの三羽は無事に」と願い、餌の食べ具合など気になることがあると一緒に世話をする獣医師に相談し、より連携を強化した。餌を運びに行くと、幼鳥が近くに寄ってくる

 ようになった。放鳥を控え堂下さんは「その瞬間にならないと、気持ちは分からない。五羽でにぎやかなケージも親鳥二羽だけになるんだな」と寂しさも感じている。

 飼育するペアからひなが誕生し、今回の放鳥で育む会としても一つの区切りを迎える。  三好さんは「飼育の経験を語り部として住民に伝え、関心を高めることが新たなステージになる」と見据えた。

 金沢。国宝「風神雷神図屏風」で知られる絵師、俵屋宗達(生没年不詳)を供養する宗達忌が、きのふ15日、宝町の曹洞宗宝円寺で営まれ、330人が琳派の祖の遺功をしのんだ。

 寺に宗達のものとみられる墓があり、茶人や作家らでつくる「宗達会」の主催で毎年営まれ、今年で105回となった。

 法要では、宗達会を代表して、表千家同門会県支部常任顧問、石黒勝さんら参拝者が焼香した。合わせて茶会が開かれ、宗へん流玩老庵向井宗無さんが席主を務める濃茶席では

 宗達の「はんかい草図」が飾られた。

    Do it!(ともかくやりなさい)
 Go against!(風に向かって走れ)
                  熊川哲也

 朝の来ない夜はない 春の来ない冬もない 人生万事地球と同じ春夏秋冬 花も咲けば雨も降る。

 往く道は精進にして、忍びて終わり悔いなし
            酒井雄哉 高倉健の座右の銘

もののふの、八十(やそ)娘子(をとめ)らが、汲み乱(まが)ふ、寺井(てらゐ)の上の、
堅香子(かたかご)の花   家持 万葉集第19巻 4243

 苦しいこともあるだろう。
 云い度いこともあるだろう。
 不満なこともあるだろう。
 腹の立つこともあるだろう。
 泣き度いこともあるだろう。
 これらをじつとこらえてゆくのが男の修行である。
                 山本五十六 「男の修行」

 他人から「どう思われるか」より、他人のために「何ができるか」。

 冷に耐え、苦に耐え、煩に耐え、閑に耐え、競わず、争わず、もって大事をなすべし
                                    高倉健

 「出合いこそ力」と訴えていたのは白山麓、白峰に「僻村塾」を開いて、ゴルフ場などの乱開発を戒めた直木賞作家の故高橋治。

 回光(えこう)返照(自らの光を外へ向けるのではなく、 内なる自分へ向けて、心の中を照らし出し、自分自身を省みること)

 人に愛 花に水
 People love to water the flowers

 長月16日。時の経つのは何とも早い。

   江戸の達也君から。武蔵が原は雨…。やっと、猛暑が治まりホットしています。秋葉原では、自民党の総裁選。沖縄では、県知事選。知事選で、玉城が勝つと、安倍政権も

   倒れるとカネとと人をブッ込んでいます。「保育園が無料になる。給食費が無料になる。医療費がただになる」と、血税でアンフェアーな選挙をしています。異常な選挙に

   見えないのが、不思議です。慰安婦記事で、タタカレていた朝日が、息を吹き替えしています。これからも、殖民地沖縄を続けるのか? 歴史的な選挙になりそうです。

   沖縄の唄姫・アムラーが消える日、新しい沖縄の歴史が幕を開けるか? うちなー人が試されています、なんて便り。

   10時過ぎ、例のかラスがまたまた鳴きだした。

   午後の散歩はいつものコース。雲行きが怪しいので傘を持って出たら案の定、降ってきた。真柄の寮の対面の空き地では、一面にはびこっていた葛、刈りとった葉はしなびて

   いたが虎刈りは虎刈りだ。

 寺津用水は濁りなどがあり、水量も少なかった。体育館の駐車場には13台。横の道路ではバスケの音がした。バス通りを越えた坂道は下りて、左折。ヒマワリや薔薇も消えた

   尾田、ガーデンパラソルが消えて紅いバラが1輪咲いている上村さんち、アサガオが萎んでいる槌田さんちから山津さんちの四つ角は真っ直ぐ。

 先日、救急車で搬送された大友さんは大丈夫なのか。自宅は静かだ。

   型枠工場では、炉が稼働して型枠を整理している作業員の音がするが姿は見えず。金子さんちの対面や横の新築現場では、大工さんや外壁屋さんが入っていた。Dr小坂、宇野さんも

   まだ帰っておらず。

 なかの公園は静かだ。四叉路は、右折。土井さんちの新築現場、大工さんはお休みで、姿は見えず。徳中さんち、玄関前の提灯草がいい、風車は回っておらず。半分しぼんでいる

   アサガオの辰治さんちの納屋を過ぎて、土谷の御婆さんちの納屋の松葉ボタンや庭のコスモスは元気。

 清水さんちの朝鮮アサガオも萎んで、わずかに3輪が開いていた。

 谷口の御婆さんち、赤のセージがいい。田畑さんち、相変らず車は停まったままだが、アサガオは1輪咲いていた。湯原さんちのハマナスの花は3輪咲いて、紅い実を付けていた。

   ムクゲは元気で、鹿の子ユリは消えていた。

 坂本さんちの石鎚バラの花は消えていた。松本さんちの白の百日紅や鉢のホウズキ、ピンクのガーデパラソルも元気だった。みすぎ公園を一回せず。

 京堂さんちまえのバス通りを渡ってコンビニの駐車場の横経由で帰還へ。

 北さんち過ぎてひょっとこ丸はお休み。北さんちのオクラの花を見つつ、四つ角の藤田さんち前へ。アサガオは殆どしぼんでいたが、ケイトは元気だった。

 小林さんち横の畑、92歳の辻の爺さんや娘さんが来ており「ご苦労様」。飯田さんちの畑のニラや庭のバラ、マツバボタンは2輪のバラとともに元気。

 奥村さんちのノーゼンカズラは元気で、瀬戸さんの黄色くなったゴーヤにムクゲの花が待っていてくれた。

 朝夕の散歩は〆て、9712、距離は6、7キロ、活動量0Ex、消費カロリーは196Kcal、脂肪燃焼量は14g。

 マウスは、取り換えた方が正解である。

 年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず
           唐代の詩人 劉 希夷(651〜678)

 だっておやすみ やさしい顔した娘たち
 おやすみ やはらかな黒い髪を編んで
ちょ  おまへらの枕もとに胡桃色にともされた燭台のまはりには
 快活な何かが宿つてゐる(世界中はさらさらと粉の雪)
                   立原道造「眠りの誘ひ」から

 年ごとに語り部の減り原爆忌
 身ほとりに どかと居座る残暑かな
 初燕 造り酒屋の軒先を(呉春の酒蔵)
軒下の土塊に生れ つくづくし
 落椿 産土(うぶすな)の径 明るうす
 袋帯 ぽんと叩きて年新た
 年の瀬や 独り第九をイヤホーン
 おでん屋の棚に鎮座し 招き猫
 思う事多くなりけり 年の暮れ
 桜蘂降るを踏みしめ女坂
 のどけしや ゆったり動く象の耳
 春光に映ゆるステンドグラスかな
 耕人の影うごき初む朝まだき
 紅椿 一輪部屋を明るうす
 突堤に巨船の泊つる晩夏かな
 学びたし夏の球児の一途さを
 盂蘭盆や 人見て法を説けと母
 隣り合ふ 受験子の絵馬 恋の絵馬 
            箕面市 藤堂俊英

 掃けば散る掃かねばなおもよりつもる 庭のもみじもおのが心も
            詠み人知らず

 漁り火に 鰍(かじか)や浪の 下むせび
          松尾芭蕉  山中温泉にて

 水鳥の往くも帰るも後絶えて されども道は忘れざりけり
          萩野浩基

 能登はやさし海の底まで小春凪
         東京日野市 棚山波朗 歌碑は出身地の明蓮寺(志賀町長沢)にある。

 九条を骨抜きにする多数決
         小松市 妻木義山

 trust me.
 I Have a Dream

            2018年 長月9月16日(ふ)

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