熊本県で震度7 9人死亡1100人超けが

 2016年、卯月4月15日、曇りのち晴れ、金沢の最高気温は15度。肌寒い。

 きのふの夜から、熊本の地震のNEWSが続いた。熊本に居る荒木先輩や博多に居るの中野君の実家は大丈夫なのか気になるところだ。

 今朝の散歩は何時ものコースで、寺の方向へ向かった。

 真柄の前の空き地では、ヤマブキと雪柳がいつまでもきれいに咲いていた。寺津用水は、少し澱んで、流れも緩やかだった。土手上の枝垂桜き健在で、土手に花びらが

 散っていた。桝谷さんちの横の花梨畑では、かわいい花をつけていた。バス通りを渡ると、角家のリキュウバイに芝桜がきれいだ。坂道を下って左折。中條さんち裏の花見月は

 きれいに咲いていた。尾田さんちの八重の椿に雪柳がいい。西さんちの四つ角を通り過ぎた。更に行くと、鈴木の爺さんが、一輪車を横付けにして、ネギを一杯にしていたので

 「お早うございます、どうされたのですか」、「(地主の)清水さんのあんちゃんが(畑を他の人に)貸したので、全部持って行ってくれ」と言われたのでという。

 「(ネギは)固いのかね」、「少し持っていって食べてみんか」、「有難うね、(散歩が)終ったら取に伺うから、あんたとこの畑に置いておいて」と歩いた。

 Dr小坂、宇野さんはまだだ。なかの公園の桜はまだ健在で、右折して神社の方向へ向かった。清水の御婆さん隣のペンキ屋さんちのズオウや桃の花は綺麗だ。徳中さんちの庭、

 風車は動いたり止まったり、微風だ。神社の枝垂桜、明日いっぱいは持ちそうだ。田畑さんはまだだ。湯原さんちの花壇の紫のモクレンは満開で、色とりどりの芝桜を見つつ

 徳田さんちを右折。坂本さんちのリキュウバイやツツジ、シャクナゲも相変わらずきれいに咲いていた。吉井さんちのチュウリップを見ながら左折したら、ビーグル犬連れの

 奥さんに会い「お早うございます」、9歳という。京堂さんちのバス通りを渡ってコンビニ裏通りから帰還へ。ひょっとこ丸はまだだ。道心の四つ角は左折。

 前方のバス通りの歩道、時々見かける辰巳の歩きの先生が行く。その向こうの旧道には登校の学童が目に入る。手前の道を右折して、橋本さんの桃や真っ白な椿を見てバス通りを

 渡った。鈴木さんの畑の前、コーギ―連れの山市さんに「お早うございます」、「でかいことのネギ、どうする?」、「(清水さんが)持って行けというので‥」、

 「あんたも持っていかんか、はこんでやるさかい」、「後でいいわいや」と。老いドンは袋に入れてくれたので戴いて帰路に着く。自宅から出てきたDr木下の奥さん、

 「あははは」と笑いながら、近づいていてきたので「どうしたのですか」に、笑って答えず。ちと、おかしい、病のせいかな。時々そんなことに出くわすからだ。

 この後、小屋に戻って、緑茶。朝飯の後、カフェを立てて、時間を見てゆっくり飲む時が至福のひとときだ。

 熊本。今回の地震で震度7の揺れを観測し、大きな被害が出ている、益城町の町長西村博則は、午後、役場で、被災した住民の支援について、「コメなどの食料と水が

 不足している。明日から雨が降る予想で、屋根が崩れた家屋を保護するためにブルーシートも必要となる」と述べた。そのうえで「ものすごい揺れだったので、屋内が

 怖いと外で避難を続けている方もいる。復旧を一刻も急ぎたい」と話した。

 観光庁は、熊本県内のホテルや旅館に対し、熊本地震で自宅が損壊し、屋外に避難している住民を受け入れるよう要請した。

 明日16日は朝の冷え込みや降雨も予想されている。全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)と日本旅館協会を通じて呼び掛けた。観光庁によると、

 全旅連は県との間で、災害時の高齢者らを中心とした避難者受け入れに関する協定を締結済みという。

 今朝、熊本県の地震に対応するため、岡山、広島、高知、福岡、佐賀、長崎、大分、宮崎、鹿児島の9県から569人の緊急消防援助隊が出動した。

 国際医療援助団体「AMDA」(岡山市)は、熊本地震の被災者治療に当たるため、災害時の連携協定を結んでいる岡山県総社市と合同で医師や看護師、同市職員ら8人の

 チームを熊本県益城町に派遣した。

 AMDAによると、総社市と合同の緊急支援活動は、大震災や広島市の土砂災害などに続き今回で6例目。医療チームは正午ごろ、粉ミルクや防災食といった生活用品や

 医療資機材などの救援物資を積んだトラックとワゴン車で総社市役所を出発した。

 昨夜9時26分ごろ、熊本地方の深さ11キロを震源とするマグニチュード6.5の地震があり、益城町で震度7の激しい揺れを観測した。

 今回の地震で熊本県では、これまでに益城町と熊本市で合わせて9人が死亡した。益城町で死亡が確認されたのは広崎の伊藤俊明さん(61)、惣領の荒牧不二人さん(84)、

 安永の福本末子さん(54)、木山の村上ハナエさん(94)と、村上正孝さん(61)、馬水の宮守陽子さん(55)、寺迫の富田知子さん(89)の7人。

 また、熊本市で死亡が確認されたのは、いずれも東区の坂本龍也さん(29)と、松本由美子さん(68)の2人。

 また、午後3時現在、怪我をしたのは13の市町村で少なくとも1108人に上っている。内訳は、益城町で400人以上、熊本市で662人、宇城市で25人、八代市で4人、

 嘉島町で4人、御船町で4人、氷川町で2人、相良村で2人、合志市で1人、大津町で1人、甲佐町で1人、南阿蘇村で1人、それに西原村で1人。このほか住宅にも多数の

 被害が出ていて、それぞれの自治体が被害の確認を進めている。午前11時の時点で、18の市町村でおよそ1万6000人が避難している。

 震度7を観測した益城町は熊本市に隣接する人口3万5千人の町。地震で2820人が自主避難し、余震が続く中で不安な一夜を過ごした。

 町の保健福祉センターは900人を超える町民らが避難し、廊下やロビーにも人があふれた。職員が配る毛布が足りず、毛布の入っていた段ボールを床に敷いて横になる住民も。

 犬や猫などのペットを連れて避難した住民らが、建物の外で夜を明かす姿も見られた。救援に来た迷彩服の自衛隊員も、水や菓子パンなどの食料を運び込んだ。

 「おー、やったぞ」。地震発生から6時間以上経過した今朝3時40分ごろ、暗闇の中から歓声と拍手が上がった。最も被害が大きい益城町安永(やすなが)で、

 倒壊した家屋から生後8カ月の女児が無事救出された。消防隊員らが2階の屋根の部分から1階部分まで慎重に掘り進めての救出劇だった。

 町の「有料老人ホーム桜花」の入居者9人も職員と一緒に避難した。高齢者の多くは車椅子に座ったまま。入居者の白木トミエさん(88)は「こんな揺れを経験したことはない。

 緊張で眠れなかった」。認知症の人もおり、施設の職員が「大丈夫、大丈夫」と声をかけ続けていた。施設の代表の奥村哲生さん(35)は「人工透析を受けている人もいる。

 入居者の体調が心配です」。

 看護師の山本春美さん(50)は、自宅2階のソファで座っていた時に激しい横揺れに襲われ、突然、家の電気が消えた。テレビやタンスが倒れ、足の踏み場もないほどになり、

 転倒した母は「戦争の時の防空壕のよう」と話したという。

 余震は断続的に起きた。避難者はそのたびに、顔を上げたり、隣の家族の背中をさすったりして、不安な様子だった。町総合運動公園の体育館に70代の両親と避難してきた

 江森勝幸さん(51)は、「少しうとうとしたけど、余震で起こされた。これが続くのかと思うとイヤだな」とうつむいた。両親の健康への不安も募る。

 150人が一夜を過ごした公民館前の駐車場。夜間は冷え込み、町を行き交う救急車や消防車のサイレンが響いた。寒さを和らげようと、役場職員が毛布のほかにアルミの

 梱包材も配った。段ボールを重ねて寒さをしのいだという御婆さん(86)は「気力だけで一晩過ごした」と疲れた表情だった。

 空が明るくなり始めた午前5時ごろから、自宅の様子を見に帰る人が目立った。近くのマンションに住む城戸順子さん(80)は「夫が家を見てきたが、足の踏み場もない状態。

 片付けをしたいが余震が怖くて戻れない」と話した。

 午前6時過ぎには、役場職員が非常食のビスケットを配った。母や姉らと避難した塘田(ともだ)俊輝さん(12)は「おなかがすいた。少し硬いけどおいしい」。

 前夜、熊本市内で家族で買い物をしていた時に地震が起きた。益城町内の自宅マンションに戻る途中の道は所々、隆起していたという。避難した駐車場では、余震のたびに

 アスファルトの地割れが広がった。「夜はパニックだった。これからどうなるのか心配です」。

 熊本での地震を受け、自衛隊員1600人、警察官1915人、消防隊員1337人が救命、救出活動などに当たっている。

 熊本県で起きた地震に伴い、14500戸で停電、4600戸でガスの供給停止、2万5千戸で断水した。

 熊本市の熊本赤十字病院救命救急センターには、午前3時までに負傷者ら234人が運び込まれた。

 救急車のほか、警察車両やタクシーで訪れる患者も相次ぎ、センターの入り口には医師や看護師が待機し、患者が到着するたび駆け寄って容体を確かめた。

 ロビーには、診療を待つ患者や家族らの姿も目立った。熊本市東区の介護士の女性(22)は、倒れた本棚の下敷きになってけがをした長男(2)を連れて車で駆けつけ、

 「この子も心配だが、家に残してきた家族も心配」と不安そう。一方、未明には医師ら9人を乗せた特殊医療救護車が、被害が大きい益城町へ向けて出発した。

 市立熊本市民病院では、1階の天井が2m四方にわたって崩れ落ちたほか、給水管が破損し、水漏れが発生。医療スタッフとは別に、事務・技術系の職員ら50人が

 夜通しで患者の誘導や院内設備の点検などにあたった。救急患者を優先するため急を要しない外来診療は控えるようホームページで呼びかけた。

 御船町の希望ヶ丘病院でも水漏れが発生し、3、4階部分が水浸しに。天井パネルが落下する恐れがあるうえ、停電や断水も起きたため、入院患者ら200人を

 救急車や自衛隊の車両で熊本市の東稜高校に避難させた。院長の松本武士さんは「今後、どうなるかわからず不安だ」と漏らした。

 震度6弱の揺れは、熊本市の東区、西区、南区、玉名市、宇城市、西原村で、震度5強の揺れを熊本市の中央区、北区、菊池市、宇土市、合志市、美里町、

 大津町、菊陽町、御船町、山都町、氷川町で観測した。また、熊本県と宮崎県の各地で震度5弱の揺れを観測した。

 熊本県ではその後、余震とみられる体に揺れを感じる地震が続いていて、午前0時すぎには、熊本地方の深さ10キロを震源とするマグニチュード6.4の地震で

 宇城市で震度6強を、熊本市南区や熊本県氷川町で震度6弱をそれぞれ観測した。また、午前9時までに震度1以上の余震を120回観測。気象庁は今後1週間は激しい揺れを伴う

 余震に警戒するよう呼び掛けた。県警と消防は被災者の救出作業を続ける一方、被害状況の確認を急いでいる。

 国内で震度7を観測したのは2011年の大震災以来で、九州では初めてとなった。

 今回の地震を受け、熊本県内に設置している公衆無線LAN、いわゆるWi−Fiを業者との契約がなくても無料で使えるように開放した。

 コンビニや駅などに設置している公衆無線LANを災害時には誰でも使えるようにするもので、無線LANに対応しているスマートフォンやパソコンを公衆無線LANが

 設置されている場所に持っていき、ネットワーク名を「00000JAPAN」に設定することで、インターネットを使えるようになる。

 これまでにKDDIとソフトバンクが開放している。

 ♪でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た
哀しみは 島わる 波のよう 哀しみは 島わたる 波のよう

 ウージの森で あなたと出会い ウージの下で 千代にさよなら
島唄よ 風にのり 鳥と共に 海を渡れ 島唄よ 風にのり 届けておくれ わたしの涙

 でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ ささやかな幸せは うたかたぬ波の花
ウージの森で 歌った友よ ウージの下で 八千代に別れ

 島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を
海よ 宇宙よ 神よ 命よ このまま永遠に夕凪を

 島唄は 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄は 風に乗り 届けてたもれ 私(わくぬ)の涙(なだば)
島唄は 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄は 風に乗り 届けてたもれ 私の愛を
        1992年 島唄  THA BOOM 作詞作曲:宮沢和史

 うちなー。月桃の花咲く島に軍用トラックふさわしくないヘリ基地反対
                         大阪府 道浦母都子

 米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で、米軍キャンプ・シュワブのゲート前には、午前中、新基地建設に反対して県内外から40人が集まり、

 座り込みを続けた。辺野古海上ではブイやフロート、オイルフェンスの撤去に向けた動きは、確認されていない。

 ゲート前テントでの集会では、県外から参加した女性が「40年前に観光で来たが、その時に戦闘機の音に驚いて子どもが胸にしがみついたのを思い出した」と振り返り

 「頑張って下さいと言うのは酷なので、お互いに元気に頑張ろう」とあいさつ。参加者で『沖縄を返せ』を歌うなどして、抗議の意志を示した。

 名護市は、きのふ、2015年度の「ふるさと納税」の寄付者が1227人で、前年度の2・5倍になったと発表した。

 一人で2億円を寄付した人がいたため、金額は約2億5800万円と12倍になった。名護市への「納税」に見返りはないが、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先とされる

 辺野古があることから、基地移設に反対する市を応援する声が多く寄せられているという。

 従来は10年度の640人、2800万円が最高だった。2億円の寄付者は匿名希望で市は詳細を公表していないが、東京在住だという。寄付者は多くがメッセージを添え、

 市は内容をホームページで公開している。「辺野古の海を守って」(山口県)、「基地のない平和な町にして」(愛知県)などと基地問題で市を応援するものがほとんどだ。

 市幹部は増加の背景を「移設問題で県と国の対立が激しくなったことで注目された」とみている。

 ふるさと納税制度は08年度に始まり、寄付分が一定額まで所得税や住民税から控除される。注目を集めて寄付を増やそうと、特産品などを返礼として贈る自治体が多い中、

 名護市は何もしていない。市長稲嶺進は「基地問題について『がんばって』というコメントがついており、純粋に地域を支援したいということだろう」と喜んだ。

 防衛相中谷は、けふ午前の会見で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を巡る代執行訴訟の和解に基づく作業部会で、政府がフロート(浮具)の撤去を検討する考えを

 示したことについて「現時点で確たる時期を答えるのは困難だ」と述べ、撤去に向けた具体的な作業日程は明言しなかった。

 政府は和解条項に明記された工事中止の範囲について「工事を進めずに現状維持すること」(官房長官)としており、和解に基づく協議の趣旨から県の要望を受けて

 「フロートの撤去を前向きに検討する」としている。中谷も同様の見解を示した上で「引き続き協議されると認識している」と述べ、今後も話し合われるとの見方を示した。

 ♪白い花が 咲いてた ふるさとの 遠い夢の日 さよならと 云ったら 黙ってうつむいてた お下げ髪
悲しかった あの時の あの 白い花だよ

 白い雲が 浮いてた ふるさとの 高いあの峰 さよならと 云ったら 木霊がさよならと 呼んでいた
淋しかった あの時の あの 白い雲だよ

 白い月が ないてた ふるさとの 丘の木立に さよならと 云ったら 泪の眸でじっと 見つめてた
悲しかった あの時の あの 白い月だよ
     昭和25年 白い花の咲く頃 作詞:寺尾智沙 作曲:田村しげる

 解散総選挙。安倍内閣の2年間の評価を問う第47回衆院選は、一昨年暮れ12月の14日に投開票された。

 「景気回復、この道しかない」――。解散総選挙で安倍自民党が掲げた景気浮揚策は日本に「格差」という負の側面をもたらしている。

 戦後最低のわずか52%という投票率に象徴されるように、衆院選をしらけさせた大きな責任が野党第1党の民主党にもあったのは今さら言うまでもない。

 連合が民進党との関係について、民主党時代の「連携、支援を強化」から「連携を図る」にいったん格下げする方針であることが分かった。

 けふの衆院特別委員会で、首相安倍は、熊本県で震度7を記録した地震の被害状況について、死者9人数百人が負傷、数万人が避難していると説明。「警察や消防、

 自衛隊など3千人を超える人員を投入した。(救助は)時間との勝負であり、部隊を最大限投入し、住民の安全確保に全力を尽くす。被災自治体と連携して食料や

 毛布などの必要な物資の確保やインフラの復旧など被災者支援に万全を尽くす」と述べた。

 環太平洋経済連携協定(TPP)の承認案や関連法案を審議する衆院特別委員会は首相発言後、休憩になった。与野党はこの日に予定していた衆参の各委員会について、

 政府が災害対応に集中できるよう原則として審議を行わないことで合意した。

 防災担当相河野太郎は、けふの会見で、熊本県の地震で、が求めている激甚災害の早期指定について「現地の情報収集の報告を受けて、必要なら動きたい」と

 検討を急ぐ考えを示した。政府は午前、内閣府副大臣松本文明をトップとする現地対策本部を熊本県庁に設置した。

 ♪泣けた こらえきれずに 泣けたっけ あの娘と別れた 哀しさに
  山のかけすも 鳴いていた 一本杉の 石の地蔵さんのよ 村はずれ

 遠い 遠い 想い出しても 遠い空 必ず東京へ ついたなら
便りおくれと 云った娘(ひと)りんごのような 赤いほっぺたのよ あの泪(なみだ)

 呼んで 呼んで そっと月夜にゃ 呼んでみた 嫁にもゆかずに この俺の
帰りひたすら 待っている あの娘はいくつ とうに二十はよ 過ぎたろに
    昭和30年 別れの一本杉  作詞:高野 公男 作曲:船村徹

 熊本。気象庁は、熊本県で、昨夜に震度7を観測した地震を、「平成28年熊本地震」と命名した。

 益城町の惣領地区。昨夜10時過ぎ、街灯は消え、車の行き来がなければほとんど真っ暗の状態だった。

 歩道には大小の瓦が散らばる。古い瓦屋根の家屋は1階部分がつぶれ、屋根が地上に横たわる。プレハブの工場の壁が大きくゆがみ、ブロック塀は波打っている。

 この地区に住む村上恵美さん(40)は、震度7を記録した地震の発生時、娘1人と息子2人の3人の子どもたちと4人で自宅にいた。「地面がぐるぐる回るように揺れた。

 5分ほどにも感じた」。家族は無事で、倒壊も免れたが、外に出ると向かいの家の1階がつぶれていた。

 村上さんによると、ここには高齢の夫婦が住んでおり、近所の男性たち十数人が集まり、救出作業にあたった。呼びかけに対し、家の中から声が聞こえたようだった。

 やがて男たちが2人を救出したという。その後も、しばしば余震がこの地域を襲った。村上さんは、そのたびに子どもたちを抱き寄せ、励まし合った。少し離れた地域では、

 強い余震が起こった際、近くの住宅が「バーン」と音を立てて崩れた。「もうだめだ。撤収だ」。住民のだれかが叫び、現場を離れた。熊本県などによると、益城町内では、

 あちこちで家屋が倒壊。ガス漏れも各地で発生し、火災が起こっている家屋もあったという。

 スーパーなど運営のイオンは、イオンモール熊本(熊本市)とイオン宇城店(宇城市)は建物の安全確認が必要として全館を臨時休業にしている。

 ただ、食料品については住民からのニーズがあるとして、両店の駐車場を利用して販売を継続している。被災地への支援物資の搬送も取りまとめを急いでいる。

 コンビニエンスストア大手では、セブン−イレブン・ジャパンが、おにぎり1千個と2リットル入りの飲料水のペットボトル1千本を午後までに益城町役場に搬送することを決めた。  ファミリーマートも555ミリリットル入りのペットボトルの飲料水500本とおにぎり500個を益城町役場に届けた。

 ローソンも熊本市の県民総合運動公園陸上競技場に500ミリリットル入りのペットボトルの水1200本、カップ麺1000個、割り箸1000本などを夕方までに届けた。

 厚労省によると、御船町の希望ケ丘病院(精神科)ではライフラインが途絶え、倒壊の恐れがあるため、入院患者177人が近くの高校に一時避難をしているという。

 日本透析医会の災害時情報ネットワークによると、人工透析ができない医療機関が少なくとも4カ所ある。

 脱線により運転を見合わせていたJR九州の九州新幹線は終日運休を決めた。

 震度7を観測した地震で、熊本県内で公私立の小中高校など342校が休校になっている。短縮授業とする学校も29校にのぼっている。

 休校しているのは、公立が幼稚園22園、小学校204校、中学校90校、高校12校など336校。私立が中学校1校、高校5校の6校。

 熊本城(熊本市中央区)では、急勾配の造形が美しく「武者返し」の名で親しまれている国特別史跡の石垣が6カ所で崩落するなど損壊が相次いだ。

 国重要文化財の周囲の長塀が半分ほど100mにわたって倒壊し、平櫓(ひらやぐら)も損壊。天守閣の瓦も落下した。熊本城総合事務所によると、被害の大きい石垣は

 高さ10m、幅10mにわたって崩壊し、直径1mほどの石が道路に転げ落ちている。熊本城に通じる付近の道路は進入禁止となった。

 総合事務所は「長い歴史の中で、これほど石垣が崩れた被害は聞いたことがない。余震で石垣に亀裂が入り、再び崩れる可能性もある。復旧するには相当の時間が

 かかるだろう」としている。

 多くの人たちが避難所に避難し、熊本県が支援物資を届けるなどの対応に当たっている。

 これを受けて、埼玉県蕨市は被災した人たちを支援しようと、市役所や公民館、それに市立病院など市内16か所に募金箱を設置し、義援金の受け付けを始めた。

 このうち、市役所で募金した50代の女性は「被害の大きさに驚いています。熊本には知り合いもいるので、少しでも力になれればと募金しました」。義援金の受け付けは

 5月1日まで行われる。

 長野。一昨年11月に震度6弱を観測した地震で大きな被害を受けた長野県白馬村では、熊本県益城町に支援物資を送ることを決めた。

 村役場近くのホールでは、午後から総務課の職員7人が出て、災害発生時のために備蓄してあるペットボトルの水2800本を運び出す作業にあたった。また、村の

 社会福祉協議会も家屋の保護に使えるシートや軍手などを準備し、夕方、運送会社のトラックに積まれて熊本県に向けて出発した。また白馬村役場などには募金箱も設置された。

   新潟。12年前の中越地震で、68人が亡くなるなど大きな被害を受けた長岡市山古志地区では、被災地を支援しようと、募金活動が始まった。

 避難生活などで全国から支援を受けたことから、山古志地区では地元の住民でつくる団体が「熊本地震」の被災地を支援しようと、午前中、中越地震をきっかけに建てられた

 山古志地区の復興交流館「おらたる」の窓口に職員が募金箱を設置し、支援を呼びかけた。中越地震で被災し、現在「おらたる」で働く23歳の女性は「全国から支援を

 受けたので恩返しの思いを込めました。必ず復興するので、熊本の人には前向きに頑張ってほしい」。

 茨城。去年の関東・東北豪雨で大きな被害を受けた常総市は、現地に向けて飲料水を送った。

 けふは、常総市の飲料水を備蓄している施設で発送作業が行われ、飲料水のペットボトル2100本と給水用の袋を、市の職員と運送会社の従業員がトラックに積み込んだ。

 17日の午前中に現地に到着する予定だという。常総市は今後も熊本地震の被災地への支援を検討していきたいとしている。

 また、茨城県は毛布や水などの支援物資を現地に送ることを決め、筑西市にある県の防災倉庫で発送作業が行われた。今回の地震で、支援物資として毛布3000枚と

 水3000リットル、それに簡易トイレ5000個を現地へ送ることを決めた。けふは筑西市横塚にある県の防災倉庫で発送作業が行われ、県の職員と運転手ら10人が

 支援物資が入った段ボール箱を次々に大型トラックの荷台に積み込んでいた。

 福井。熊本市と姉妹都市の関係を結んでいる福井市は、必要な支援を行うため職員を現地に派遣し、今夜、非常食などの救援物質を積んだトラックが出発した。

 福井市では、昨夜の地震発生直後から職員4人が出て姉妹都市関係を結んでいる熊本市に電話で連絡をとるなど徹夜で情報収集にあたった。そして、現地で情報収集にあたるため

 職員を派遣することになり、けふ正午前、2人の職員が福井駅を出発した。午後からは福井市内各地の防災ステーションに備蓄しているブルーシートや水などをトラックに積み、

 さらに、防災センターの備蓄倉庫からおかゆや缶詰などの非常食1万5000食を積み込み、今夜、熊本市に向けて出発した。福井市と熊本市は平成6年から姉妹都市提携を

 結んで交流を続けているほか、平成9年には災害時の相互応援協定を結び、平成16年の福井豪雨では熊本市から職員の派遣や物資の提供などの支援を受けている。

 横浜。横浜市はがれきなどの処理の支援にあたる職員を、18日から現地に派遣することを決めた。

 派遣されるのは廃棄物処理などを担当する資源循環局の職員2人で、倒壊した住宅のがれきや家具など地震によって出た大型の廃棄物を効率よく処理するための

 支援にあたるという。

 ♪破れ単衣に 三味線だけば よされよされと 雪が降る 泣きの十六 短い指に
息をふきかけ 越えて釆た アイヤー アイヤー 津軽 八戸 大湊

 三昧が折れたら 両手を叩け バチがなければ 櫛でひけ 音の出るもの 何でも好きで
かもめ啼く声 ききながら アイヤー アイヤー 小樽 函館 苫小牧

 鍋のコゲ飯 袂でかくし 抜けてきたのか 親の目を 通い妻だと 笑ったひとの
髪の匂いも なつかしい アイヤー アイヤー 留萌 滝川 稚内
        1980年  風雪ながれ旅 作詞:星野哲郎  作曲:船村 徹

 北朝鮮。15日午前5時半ごろ、日本海沿いの江原道元山(カンウォンドウォンサン)付近から弾道ミサイル1発の発射に失敗した。

 韓国軍合同参謀本部が明らかにした。本部は発射を試みた機体は中距離のムスダン(射程3千キロ)とみている。北朝鮮がムスダン発射を試みたのは初めてで、国際社会の

 強い反発を招きそうだ。北朝鮮は最近、移動発射台に搭載したミサイルを日本海沿いに展開していた。発射した機体は爆発したか、ごく近距離に墜落した模様だ。

 展開したミサイルが複数との情報もあり、日米韓は追加の発射の可能性について警戒している。

 ムスダンは旧ソ連の潜水艦搭載型弾道ミサイルを改造。これまで試射したことはないが、北朝鮮はイランを通じてデータを収集し、数十発を実戦配備しているとされる。

 日米韓はムスダンについて、米軍基地があるグアムを狙ったミサイルとみている。米国は1月、グアムから核搭載可能な戦略爆撃機B52を韓国に派遣しており、軍事的に

 対抗する狙いもありそうだ。北朝鮮が米領土への脅威となる弾道ミサイルについて実戦形式で発射を試みたのは初めて。

 北朝鮮は最近、米国に対話を促すメッセージを繰り返し流している。軍事関係筋はムスダン発射について「米に対する硬軟取り混ぜたメッセージの一つ」と語った。

 15日は国家主席故金日成(キムイルソン)の生誕記念日。5月7日からは36年ぶりに労働党大会を開く予定で、日米韓は5回目の核実験実施の可能性についても警戒している。

 ♪波の背の背に 揺られて揺れて 月の潮路の かえり船
霞む故国よ 小島の沖に 夢もわびしく よみがえる

 捨てた未練が 未練となって 今も昔の せつなさよ
瞼あわせりゃ 瞼ににじむ 霧の波止場の 銅鑼の音

 熱いなみだも 故国に着けば うれし涙と 変わるだろう
鴎ゆくなら 男のこころ  せめてあの娘に つたえてよ
     昭和21年 帰り船 作詞:清水みのる 作曲:倉若晴生

 江戸東京。歌舞伎町の飲食店街「新宿ゴールデン街」で12日に発生した火災に絡み、出火元の建物に立ち入ったとして逮捕された男が「お金になるものがほしくて入った」と

 供述していることが、わかった。現場を立ち去った直後に出火していることから、警視庁が出火との関連を調べている。

 建造物侵入容疑で逮捕されたのは、住所不定の春名弘(66)。別の複数の店舗のドアが施錠されているか確かめた後、出火元の木造2階建ての2階空き店舗に入る様子が

 付近の防犯カメラに映っていた。空き店舗からは5分後に立ち去っており、調べに対して「金目になるものはなかったので部屋から出た」と話しているという。

 翌13日に逮捕されたときにはライターとたばこを持っていたといい、捜査1課が空き店舗内での行動を詳しく調べている。

 火災は12日午後1時半ごろ発生。出火元の空き店舗は内装工事中で、この日は朝から業者4人が出入りしていた。だが4人は午後0時半ごろまでに現場を離れ、出火当時は

 無施錠だったという。

   ♪何から何まで 真っ暗闇よ 筋の通らぬ ことばかり 右を向いても 左を見ても 馬鹿と阿呆の 絡み合い どこに男の 夢がある

 好いた惚れたとけだものごっこが罷(まか)り通る世の中でございます。好いた惚れたはもともと「こころ」が決めるもの…

 こんなことを申し上げる私もやっぱり古い人間でござんしょうかねえ。

 一つの心に 重なる心 それが恋なら それもよし しょせんこの世は 男と女 意地に裂かれる 恋もあり 夢に消される 意地もある

 なんだかんだとお説教じみたことを申して参りましたが、そういう私も日陰育ちのひねくれ者、お天道様に背中を向けて歩く、馬鹿な人間でございます。
            昭和46年 傷だらけの人生 作詞:藤田まさと 作曲:吉田正

 中国。国家統計局が15日発表した2016年1〜3月期の国内総生産(GDP、速報値)は、物価変動の影響を除いた実質で前年同期比6・7%増となり、成長率は

 15年10〜12月期の6・8%から減速した。リーマン・ショック後の09年1〜3月期(6・2%)以来7年ぶりの低水準。投資の不振などが響いた。

 「第2の経済大国」中国の成長鈍化は減速感を強める世界経済を一層圧迫しそうだ。中国政府はインフラ投資の拡充や減税などで景気をてこ入れする方針。

 政府が3月に設定した16年の成長率の目標「6・5〜7%」の範囲内に収まった。

 ♪遠き別れに 堪えかねて この高楼(たかどの)に 登るかな 悲しむなかれ わが友よ 旅の衣を ととのえよ
君がさやけき 目のいろも 君くれないの くちびるも 君がみどりの くろかみも またいつか見ん この別れ

 別れといえば 昔より この人の世の 常なるを 流るる水を 眺むれば 夢はずかしき 涙かな
君の行くべき やまかわは 落つる涙に 見えわかず 袖のしぐれの 冬の日に 君に贈らん 花もがな
       昭和20年 惜別の歌 作曲:藤江英輔 作詞:島崎藤村

 富山。北アルプスを貫き、長野県大町市から富山県立山町を結ぶ「立山黒部アルペンルート」が明日16日、全面開通する。

 暖冬の影響で、最高地点の室堂(2450m)の積雪は昨年より3m低い5・5m。巨大な雪壁の間を通り抜ける「雪の大谷」では、例年より少し低いものの、

 10mを超える雪の壁が見られそうだ。立山黒部貫光によると、昨年のアルペンルートの利用者は、北陸新幹線の金沢延伸や外国人旅行者が増加した影響で、前年比1割増の

 99万7000人だった。今年もその効果を期待し、102万人を目標に掲げている。アルペンルートの通り抜けは11月30日まで。

 千葉県を拠点に全国で活動する陶芸家中野純さん(43)が手掛けた食器や花器などの展示が、富山市総曲輪の大和富山店で始まった。

 会場では、大震災の復興支援のために製作した箸置き(税込み千円)も販売されている。2014年から毎年開催。マツやクヌギなどの植物の灰を使ったグレーや

 茶色の落ち着いた雰囲気の湯飲みや茶わん、鮮やかな青い模様が目を引く花器など100百点を出展した。中野さんが美しさに魅せられた立山連峰や布橋、称名滝などを

 描いた陶板も並ぶ。裏面に「2011 0311」と同震災の発生日を記した箸置きは、11年6月から全国で開いた個展で販売。これまでに930個を売り上げ、

 全額を被災地の子ども支援活動に寄付している。中野さんは「日本中の人に箸置きを買ってもらい、支援の輪を広げたい」と力を込める。19日まで。

 福井。福井市岡西谷町、農業大林秀美さん(74)のハウスで、春の食材の一つ、アスパラガスが収穫期を迎えた。

 きのふの朝も、長さ25センチほどに育ったアスパラガスを大林さんが選んで、手で折り取った。ハウス内には500株が植えられ、次々と芽が出てくるという。

 今年は先月に寒暖の差が大きかった影響からか、収穫開始が二週間ほど遅れたものの、大林さんは「しっかり育っている」と出来に太鼓判を押す。

 収穫したその日のうちに出荷するので鮮度が良く、福井市河増町の農産物直売所「アグリらんど喜(き)ね舎(や)」でも人気だ。収穫は7、8月ごろまで続く。

 能登。能登伝統野菜の中島菜を使ったラーメンが、七尾市矢田新町のJAグリーンわかばの里の「キッチンわかば」で発売を始めた。

 麺に中島菜を練り込んだ通常版と、スープにも中島菜を使ったグリーンバージョンの二種類で、グリーンバージョンはきのふから限定で提供された。

 中島菜は苦味と辛味が特徴で、中島(七尾市)地域で伝統的に栽培されてきた。現在は「なかじま菜」の名称で地域団体商標を取り、種からJA能登わかばが管理。

 現在は同JAの管轄内のみで、年間30トンが生産されている。中島菜は血圧上昇抑止や、抗がん作用を持つ成分を豊富に含むが、収穫時期が冬場の11月から3月までと

 通年で生産できず、流通は限定的。何とか中島菜のおいしさを知ってもらいたいと、JA能登わかば特産物推進室が商品開発を進めてきた。

 これまで粉末状にしたものを練り込んだうどんやこんにゃく、麩、お茶などを考案。もっと身近なものにしたいとラーメンに練り込み、さらにペースト状にしたものを

 スープに入れたところ、緑が鮮やかな商品に仕上がったという。JA能登わかばでは「地元特産の中島菜のおいしさをもっと知ってもらう機会になれば」と期待している。

 販売はグリーンバージョンは一日限定十食で600円。通常版は限定なしで500円。午前10時から午後3時まで(売り切れ次第終了)。

 問い合わせは、JAグリーンわかばの里 0767(54)0202。

 金沢。深夜に利用できる銭湯、年代物の家具を買える店‥等々。

 金沢市の建築設計事務所「E・N・N・」が、移住や長期滞在の希望者向けに、ディープな金沢情報を集めた「金沢トライアルステイマップ」を作った。

 観光ガイドとは一線を画し、生活者の視点で金沢を楽しむ90のスポットを紹介。東京など県外の大都市を中心に3万部を無料配布し、金沢の移住先としての魅力をアピールする。

 トライアルステイは「試しに住む」(試住)の意味。移住希望者が金沢での暮らしを具体的に思い描けることをコンセプトにした地図で、衣食住に役立つ店や施設をジャンル別に

 写真付きで紹介している。

 最大の特徴が徹底した生活者目線だ。定番の観光地として知られる近江町市場も「食材の買い出し」に便利な場所として位置付け、道路向かいにある百貨店「めいてつ・エムザ」の

 食品売り場と同列に並べて掲載した。飲食店に関しては、「日中の食事」のジャンルで、カフェやうどん店を挙げる一方、「特別な夜」のために主計町の日本酒専門バーを

 勧めるなど、細かな気遣いも随所に施す。「E・N・N・」は金沢市新竪町に事務所があり、市内を中心に活動する建築家の小津(こづ)誠一さん(49)が

 2003年に開所した。07年からは不動産仲介も手がけ、主に都市部の客に住宅やオフィスビルを仲介してきた。北陸新幹線開業で移住希望に加え、クリエーターを中心に

 仕事の拠点を金沢に移す動きも今後増えると見込まれることから、地図作りに乗り出した。小津さんも会員を務めるNPO法人「趣都(しゅと)金澤」の事業として

 昨秋から作業を始め、外部のデザイナーや編集者の協力も得て完成させた。手軽に持ち運べる折りたたみ式のポケットサイズ。全国にいる仕事仲間を通じて、東京の

 シェアオフィスのほか、神戸や福岡などで無料配布する。「E・N・N・」でも数千部を用意し、市内在住者も入手可能だ。今後はウェブ展開も考えているという

 小津さんは「金沢への移住を考える人にとって便利な道具になるとうれしい」と。問い合わせ先は、NPO法人趣都金澤(076・223・3580)。

 加賀。一昨年9月の御嶽山の噴火では、マグマで熱せられた地下水から水蒸気が発生し、火口周辺の土砂や火山灰が水蒸気とともに吹き上げられる「水蒸気噴火」が起きた。

 気象庁は、御嶽山の噴火を受けて、水蒸気噴火の事前の兆候とされる周期の長い揺れを、いちはやく観測できる「広帯域地震計」を昨年度から全国の40の火山への

 設置を進めていて、白山については、このほど岐阜県側の火口周辺に設置することを決めた。

 これは、地面から伝わる揺れを観測するのに地盤の硬さが適切で、近くに障害物がなく、周期の短い揺れを観測する地震計がすでに石川県側に設置されていて、より広い範囲で

 火山の動きを把握することができるためだという。

 江戸後期、北陸から福島県へ移り住んだ農民たちがいた。

 実話を元にした朗読劇「相馬移民奇譚」が23、24の両日、石川県内で上演される。埋もれた歴史を掘り起こしつつ、現代社会が抱える問題と切り結ぶ。

 1780年代の「天明の大飢饉」で人口が激減した北関東や東北では1790年代以降、移民政策をとった。加賀藩だった石川、富山の農民は主に浄土真宗の門徒が

 集団で脱走し、1810年代には相馬藩だった福島県相馬市や南相馬市などへ移住したとされる。

 脚本を書いた白山市在住の原力雄(りきお)さん(52)は中学時代、相馬移民を題材にした児童書「虹のたつ峰をこえて」を読んでいた。2011年の大震災で

 繰り返し報道された「相馬」の地名に「聞き覚えがある」と思い出し、読み返して郷土にあった移民の事実をあらためて知った。

 13年、初めて相馬を訪れた。先祖が北陸出身であることを誇りにしている人々がいた。「地元では語られていない移民の事実を知ってもらいたい」と脚本化。この年に

 原さんらが立ち上げた「福島の民話を語る会」の朗読劇として、石川県内や相馬で上演した。

 劇は、人々が苦難を乗り越えて相馬へたどり着くものの、「ここにいていいのか?」と問いかけて幕切れとなる。震災や原発事故からの復興をめざす南相馬市民から

 「どうして」と問う声があった、と後に聞いた。

 「政府が再稼働を進めている原発が、北陸で事故を起こしたら、我々も移住せざるを得ない。ひとごとではない」という思いをこめているという。

 今回の再演は「3・11で被害を受けた地域が北陸と深いつながりがあることを刻みつけたい」から。寄付金を募り、8月に福島の子どもを招いた演劇合宿の活動資金に充てる。

 上演場所は23日午後2時、能美市大成町のコーヒー&ギャラリーいずみ。24日午後2時、野々市市三納1丁目の常讃寺。いずれも入場料2千円。問い合わせは語る会の

 奈良井さん(090・1886・6025)。

 山中温泉発祥の民謡「山中節」の継承に向け、加賀市山中青年団は本格的な習得に乗り出した。

 温泉街では宴席や祝いの席に欠かせない歌だが、地元では歌ったことのない若者が増えているためで、青年団は12日夜に初稽古に臨み、8月まで月2回、練習を重ねる。

 今後は祭礼行事などで披露し合い、温泉情緒が漂う民謡を後世に伝えるという。

 Do it!(ともかくやりなさい)
 Go against!(風に向かって走れ)
                  熊川哲也

 朝の来ない夜はない 春の来ない冬もない 人生万事地球と同じ春夏秋冬 花も咲けば雨も降る。

 往く道は精進にして、忍びて終わり悔いなし
            酒井雄哉 高倉健の座右の銘

 苦しいこともあるだろう。
 云い度いこともあるだろう。
 不満なこともあるだろう。
 腹の立つこともあるだろう。
 泣き度いこともあるだろう。
 これらをじつとこらえてゆくのが男の修行である。
                 山本五十六 「男の修行」

 他人から「どう思われるか」より、他人のために「何ができるか」。

 冷に耐え、苦に耐え、煩に耐え、閑に耐え、競わず、争わず、もって大事をなすべし
                                    高倉健

 「出合いこそ力」と訴えていたのは白山麓、白峰に「僻村塾」を開いて、ゴルフ場などの乱開発を戒めた直木賞作家の故高橋治。

 回光(えこう)返照(自らの光を外へ向けるのではなく、 内なる自分へ向けて、心の中を照らし出し、自分自身を省みること)

 人に愛 花に水
 People love to water the flowers

 卯月4月も早くも15日と、半ばに入った。

 肌寒く、朝からストーブの火は昼まで点けたままだ。

 博多に居る中野君から。本当に、何が起こるか分からないのが人生です。福岡の方は大したありません。熊本がかなりやられているようです、なんて便り。

 土佐は四万十の武さんから。なにをしても気がかりな朝、昨夜からの熊本の地震、衷心よりお見舞い申し上げます。こちらは揺れを感じることもなく、ジョンマン

 (山本一力)を読んでいる最中に東京から「大丈夫か!?・・」の電話で知りました。いずれこの辺も・・と覚悟よりも準備が先だと痛感しています。昨日はまぶしいほどの

 日射し、国道沿いもツツジとフジが盛りの中、我家のくたびれた庭は夕方からの草刈りで涼しげになりましたが、今朝は腰が・・・。筍の煮つけがあるのでそれで昼飯は

 すませます。やはり動かないと食欲はわかないですね、福ちゃんの毎日の散歩コースを拝読で、こちらまで歩いたつもりに・・・(汗)、なんて便り。

 午後の散歩は、何時ものコース。たかみ公園の八重桜見て、バス通りを渡って、左折。畑には、永安町の浦野さんがおられて「ご苦労様」、「朝、(自分ちの山=犀川上流の樫見集落)、

 タケノコ堀に行って来たら腰が痛くて」という。徳田さんの畑の脇には野蒜があった。今度徳田さんに聞いてみよう。ここから見る奥医王の山々も雪が消えていた。

 一回りすると、湯原さんに会い「ご苦労様」、「何なら、今(切っておいた柿木の切れ端)持って行ってあげようか」、「有難うね」と畑の片隅に置いてあった切れ端を

 軽四に乗せて、助手席に乗せてもらって小屋へ運び入れた。帰路もここまで送ってもらい、神社の辺りを一回りした。あれっ、Dr小坂、今日もお休みなのか車が停まっていた。

 神社の前を左折すると、時々お会いする錦町の御婆さん「あんたが通るのを待っていた、ホウレンソウを持っていかんか」と戴いてきた。深謝してコンビニの裏通りから帰還へ。

 途中、耕運機で、掘り返していた松浦の爺さんに会い「ご苦労様」。昔、農協青壮年部で活躍されていたことなどしばし立ち話して帰還す。

 年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず
             唐代の詩人 劉 希夷(651〜678)

 だっておやすみ やさしい顔した娘たち
 おやすみ やはらかな黒い髪を編んで
 おまへらの枕もとに胡桃色にともされた燭台のまはりには
 快活な何かが宿つてゐる(世界中はさらさらと粉の雪)
                   立原道造「眠りの誘ひ」から

 隣り合ふ 受験子の絵馬 恋の絵馬 
            箕面市 藤堂俊英

 漁り火に 鰍(かじか)や浪の 下むせび
          松尾芭蕉  山中温泉にて

 水鳥の往くも帰るも後絶えて されども道は忘れざりけり
          萩野浩基

 能登はやさし海の底まで小春凪
         東京日野市 棚山波朗 歌碑は出身地の明蓮寺(志賀町長沢)にある。

 九条を骨抜きにする多数決
         小松市 妻木義山

 trust me.
 I Have a Dream

                 2016年 卯月4月15日(ふ)

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