噴火1か月 一時帰島めど立たず 口永良部島

 2015年、水無月、6月29日 。石川県内は、晴れ。金沢の最高気温は27度。

 朝の散歩は、生ごみ捨てのコースで、バス停の方向へ。

 久々に青空が広がり気持ちがいい。越田さんちのアジサイ、井筧さんちの赤白のセージがきれいだ。畑には河田さん夫妻が出ており行く。

 井筧さんちの横の畑、最近見かけないが彦三からやってくる爺さんの畑、トウモロコシが倒れて居た。ゴミステーション、シートを掛けない輩が

 捨てたままのゴミ袋にカラスがつついであたりを散らかしていたので、シートや網をかけてきた。アパート横の裏通りから道心建材、

 北さんち前の四つ角を行く。コンビニ裏からバス通りを渡って、旧ため池から、みすぎ公園を一回り。ここではごみ捨てに来られた方に

 「お早うございます」。清水の御婆さん宅あたりから、丘陵地の上にある学院大、犀奥の山々がきれいに見えたが、少し雲がかかっていた。

 やがて、在所の中にきた。なかの公園を過ぎた四つ角で、洋菓子屋さんの御婆さんに会い「お早うございます、お久し振りですね」、

 「晴れて良かったですね」とバス停に向かわれた。宇野さんはゴミ捨ての用意中で、息子さんに会い「お早うございます」。

 西さんちの四つ角から、舘山への四つ角へ、途中出会った親父さんに「お早うございます」坂道からバス通りへ。停留場では通学の高校生や

 勤め人ら10人余り、体育館辺りから駆け込んできた、白い帽子の付属の小学生も滑り込みセーフて゛発射した。寺津用水の流れは速かった。

 一建の親父さんの柴犬を預かり散歩させている奥さんに会い「お早うございます」。アパート前から、1年生を送り出す幼児を抱えた母親に

 「お早うございます」。

 この後は、小屋に入って、緑茶を、一杯戴いた後、朝飯。後に豆を挽いて、カフェを4、5杯分を点てた。

 時間を見てゆっくり飲む時が至福のひとときだ。

   鹿児島。口永良部島の噴火で、住民全員が島を離れる「全島避難」が始まってから、けふ29日で1か月になる。

 7月下旬に仮設住宅が完成予定だが帰島の見通しはたたず、住民の生活支援が課題となっている。避難住民はきのふ現在、屋久島の2カ所の

 避難所に21世帯35人がおり、他は公営・賃貸住宅、町内外の知人宅などで過ごしている。

 新岳は18日に再噴火し、その後も火山性地震が多い日で20回発生している。避難は年単位になるとの見方もあり、町は世帯主に

 見舞金10万円を支給するなど支援した。しかし、複数の住宅全壊などを条件に支援金を支給する被災者生活再建支援法は、家屋被害が

 確認できず適用が困難な状態となっている。町は午後、住民説明会を開いて、要望を聞き一時帰島などを検討した。

 町によると、独居の避難住民55世帯のうち、屋久島内に点在する公営住宅に11世帯、民間の賃貸住宅に12世帯が居住している。

 町は公営・賃貸住宅の33世帯との電話連絡網を整備したが「緊急時の相談は誰にすればいいのか」といった不安の声もあり、

 災害対策本部に窓口を設けた。町と県は週2、3回、保健師を巡回させており、町は仮設住宅には避難者が集える「談話室」を併設する方針だ。

 町長の荒木耕治は「仮設住宅の人以外にも談話室を利用してほしい」と話す。しかし、建設予定地から離れた公営住宅に避難している男は

 「車がないので利用できないと思う」と懸念する。

 口永良部島で、消防団分団長を務める山口正行さん(46)、真木まきさん(41)夫妻は屋久島の戸建て住宅を借り、「山海留学」で

 島に来た女の子を含めて5人で暮らす。夫妻と生活しているのは、中学3年の次女、同1年の三女、自然の中で学ぶ「山海留学」のため

 4月に横浜市からやってきた小学6年の女の子。先月29日の爆発的噴火以降、屋久島の避難所に身を寄せてきた。今月18、19日の再噴火で

 帰島の見通しが立たなくなる中、山口さんは「これ以上みんなに不便な生活をさせるわけにはいかない」と思い、21日、猫も一緒に暮らせる住宅を借りた。

 家賃は町が負担している。口永良部島で、伊勢エビ漁や大工などの仕事で生計を立てていた山口さん。今は収入がほとんどなく、親類や知人からの

 見舞金や消防団活動の日当で何とか生活している。「仕事をするにしても、島に漁船や道具を置いたまま。一時帰島の見通しも立たない」と悩みを口にする。

 島での生活を楽しみに留学してきた女の子のことも心配だ。全島避難が決まり、不自由な生活を送るよりも横浜に帰してあげた方がよいのではないかとも考えた。

 しかし、女の子は「みんなと一緒に島に帰りたい」と避難生活を選んだ。山口さんは横浜の両親とも話し合ったうえで、本人の希望を優先させることに決めたという。

 真木さんは「せっかく島での生活を楽しみにしていたのに、申し訳ないと思う。でも、これが口永良部で暮らすということだと分かってほしい」と語る。

 次女は現在、屋久島の中央中に通っている。口永良部島の中学生は卒業後、ほとんどが進学のために島を出て行く。「古里の島で卒業させたい」と、

 両親が強く願うのは、そうした理由もある。山口さんは「まずは子どもたちも一緒に一時帰島したい。だが、噴火警戒レベル『5』(避難)という状況で

 それが許されるか。消防団員としての立場も踏まえ、町と話し合いながら最善策を考えていきたい」と話している。

 避難所で暮らす林信昭さん(69)は、口永良部島の中心部、本村地区の区長で、長引く避難生活の疲れから一時、体調を崩たが、回復し、

 今朝は近くのコインランドリーで衣類を洗濯した。林さんは「避難所での生活は1日1日、とても長く感じますが、過ぎてみるとあっという間でした。

 自分たちではどうすることもできず、ぶつけようのない思いに毎日もんもんと過ごしています。島に帰れても家や畑が荒れてしまい、

 相当な苦労をしないと元に戻らないし、さらに長引けばもっと大変になると思います。島で畑を耕したり、魚釣りをしたり、山や夕日を眺めたりする

 日常が断ち切られ残念です。今の望みはただ1つ、みんなで早く島に帰りたいということです」と。

 屋久島にある公営住宅に夫婦で避難した峯苫尚美さん(38)は口永良部島の郵便局に勤めていた経験を生かして、避難先の屋久島でも

 郵便局で働けないか相談し、採用が決まった。今朝、初めて屋久島の郵便局に出勤することになり、公営住宅から車で40分のところを、

 今朝は余裕をもって出勤時刻の1時間前の7時半に家を出た。出勤すると、峯苫さんは早速、窓口に座って先輩の職員から指導を受けながら

 現金の振り込みを受け付ける仕事などをこなしていた。漁業をしていた峯苫さんの夫は、避難する際に漁船を持ち出すことができなかったために

 漁ができず、峯苫さんが夫婦の避難生活と鹿児島市内の高校で寮生活をしている長男を支えるという。峯苫さんは「いつ島に帰れるか分からないという

 不安と帰りたいという気持ちとで複雑な思いです。現実を見ると避難生活でどれだけお金がかかるかも分からないので、働けるだけ働いておきたいと思います」。

 屋久島で避難生活を続ける関口浩さん(49)と久子さん(43)の夫妻は10年前、群馬県から口永良部島に移り住んだ。今は、公営住宅で

 避難生活を送っており、この1か月について、妻の久子さんは「現実の感覚がなく、あっという間にすぎました」と振り返った。

 口永良部島の住宅は3年間かけて自分たちで建てたということで、夫の浩さんは「このままだと湿気やシロアリで家が傷み、家中にカビが生え、

 住めなくなってしまいます。島に帰れるようになったとき、住宅の補助などがどうなるのか心配です」。また、長期化する避難生活について

 「ここでどのように生活すればいいか全く考えられません。島に帰れる見通しを聞きたいし一時帰島も強く要望したいです」。

 口永良部島の新岳爆発で、屋久島町は、入居希望の27世帯のために、このほど仮設住宅27戸を来月下旬をめどに着工している。

 町を管轄するハローワーク熊毛によると、避難所で開いた相談会では9人が屋久島での就職を希望。生活が落ち着けばさらに増えるとみられるが、

 担当者は「避難者の希望は一日も早い帰島。屋久島での就職に二の足を踏む人もいる」と話す。

 避難生活を送る口永良部島の人たちへの義援金を集めようと、名古屋市在住の会社経営者中村健一さん(43)がリストバンドの製作販売を進めている。

 屋久島の一部の民宿や土産物店などで売り出し始めた。「応援島ス!プロジェクト」と書かれた幅1センチのゴム製の白のリストバンドで、

 一つ500円。今後、町内30カ所で販売し、売上金の一部を義援金として屋久島町へ寄付する。

 中村さんが初めて口永良部島を訪れたのは2年前の12月。離島振興への関心から島民と交流を深め、毎月のように訪れてきた。

 噴火を知ってリストバンドを作り、10日からネット販売。すでに1700本売れた。26日、町役場を訪れた中村さんは「帰島して元通りの

 生活を送るための糧にしてほしい」と話した。町は、避難住民への見舞金の支給を始めた。辞退した1世帯をのぞく85世帯が対象で、

 これまでに45世帯に665万円が支給された。町は総額1200万円の予算を計上している。

 新岳は18〜19日に再噴火しており、避難指示解除の見通しは立たない。天候が回復すれば、町は車や家畜などの持ち出しのための

 一時帰島を行いたい考えで、けふは避難者向け説明会を開く。町長は「いつ帰れるのかはっきりしないのが一番の不安要因だ。避難者の疲れも

 たまっている」と語った。

 住み慣れた島を離れて1か月、何時になったら島へ戻れるか。住民たちの願はいつかなえられるかだ。

 先月29日の爆発的噴火の後、島の見どころや施設の情報を紹介してきた「口永良部島ポータルサイトひょうたん島」

 (http://kuchi-erabu.org/index.html)のトップページに、島の高齢者ボランティアグループ「えらぶ年寄り組」の7人のメンバーが、

 噴火当日、空を覆い尽くした噴煙の写真をサイトに載せた。「再び新岳が噴火しました!」。そして島の魅力を伝えるサイト本来の役割を変更し、

 島民同士の情報交換の場として活用すると宣言。2日には避難者向けの住宅対策などをサイトで紹介した。

 「一日も早い全員での帰島に向けて、島民が団結する懸け橋にしたい」。

 必要な情報が伝わりにくいと、屋久島の避難所で暮らす住民らは、「えらぶ避難所ニュース」をほぼ毎日発行。「一日も早く全員が

 島に帰るためには、受け取る情報に差があってはいけない」との思いを込め、インターネットで公開している。

 ニュースを発行するのは、ボランティアサークル「えらぶ年寄り組」。5月29日の噴火後は島民向けの情報に切り替え、サイトに掲載。

 印刷したニュースを屋久島に3カ所ある避難所に張り出した。家族と避難所に身を寄せる代表の山口英昌さん(72)は、公営住宅の

 入居見通しや見舞金の申請方法などをまとめ、メンバーと協力してニュースに掲載している。

 ♪でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た
哀しみは 島わたる 波のよう 哀しみは 島わたる 波のよう

 ウージの森で あなたと出会い ウージの下で 千代にさよなら
島唄よ 風にのり 鳥と共に 海を渡れ 島唄よ 風にのり 届けておくれ わたしの涙

 でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ ささやかな幸せは うたかたぬ波の花
ウージの森で 歌った友よ ウージの下で 八千代に別れ

 島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を
海よ 宇宙よ 神よ 命よ このまま永遠に夕凪を

 島唄は 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄は 風に乗り 届けてたもれ 私(わくぬ)の涙(なだば)
島唄は 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄は 風に乗り 届けてたもれ 私の愛を
        1992年 島唄  THA BOOM 作詞作曲:宮沢和史

 長野。57人が死亡するなど戦後最大の犠牲者を出した去年9月の御嶽山(3067m)の噴火から、9カ月になる。

 県災害対策本部は、行方不明者の再捜索に向けて、二回目となる調査隊を明日30日に派遣する。

 調査隊は前回の半分の規模に縮小し、県警や山小屋関係者など20人で編成。火山専門家や気象庁、岐阜県側は参加しない。

 行方不明者がいるとみられる剣ケ峰山頂、八丁ダルミ、一ノ池、二ノ池付近を調べ、金属探知機の性能確認や、前回調査で損傷があった山小屋の補強工事も行う。

 悪天候の場合は来月2日以降に延期する。行方不明者の本格的な捜索は7月下旬に始まる見通し。

 気象庁が噴火警戒レベルを「レベル2」に引き下げるとともに、警戒が必要な範囲を火口から1キロ程度に縮小するのにあわせて、

 今後、入山規制についても段階的に1キロ程度に縮小する。具体的には木曽町の黒沢口の登山道は山開きが行われる7月1日から

 当面は、火口から2キロ程度の8合目の山小屋「女人堂」まで入山を許可する。そして、今後、予定されている行方不明者の捜索が

 終わり次第、登山道の安全確認などを行った上で、火口から1キロ程度の9合目にある山小屋「二ノ池本館」まで入山できるようにする。

 一方、王滝村の王滝口は火口から3キロ程度の7合目の「田の原」から上の登山道に避難できるような山小屋がないため、当面は引き続き

 7合目までの入山のみを許可する。王滝村では今後、シェルターを設置するなど入山規制の緩和に向けた安全対策を検討するという。

 去年9月に起きた御嶽山の噴火では、今も6人の行方が分からないままとなっていて、梅雨明け後の7月下旬にも捜索が再開される。

 王滝村は、御嶽山の七合目にある田の原遥拝所まで入山できるように、王滝口登山道の入山規制を緩和されている。

 遥拝所には村がヘルメットを備え付け、登山客らの安全確保を図られている。

 昨年9月の噴火を受けた入山規制は、今年3月末に火口から2キロ圏内に緩和され、現在は大黒天まで入山が可能になっている。

 大黒天から450m先まで入れるようになった。田の原遥拝所は火口から2・5キロの地点にあり、規制区域の外だが、雪解けを待ち

 村が登山道の安全確認をしていた。遥拝所にはヘルメットのほか、避難所を示す看板などを取り付けたほか、その先の登山道には入れないように

 立ち入り禁止の看板を立てた。登山道近くにある田の原自然公園の遊歩道も一部が開放され、展望台も利用可能になった。残りの遊歩道は、

 壊れた木道などを修理し次第、立ち入りを可能にする。

 木曽町は、御嶽山の黒沢口登山道の中の湯(6合目)から「行場山荘」(7合目、火口から2・5キロ)付近までの入山規制を解除している。

 町は、7月1日に8合目までの入山規制を緩和する方針だが、予定通り実施するかどうかは、登山道の状況や「女人堂」(火口から2キロ)の

 安全装備などを確認して判断する。町は、気象庁が今年3月末に噴火警戒範囲を火口から半径2キロ圏内に縮小した後、雪解け状況や

 登山道の安全確認などをした上で入山規制を緩和することにしていた。

 9合目(2800m)にある岐阜市有の山小屋「五の池小屋」は、3月に噴火警戒範囲が火口から半径2キロに縮小されて範囲外になったのを受けて、

 7月1日からの営業再開を目指している。

 ♪卯の花の、匂う垣根に 時鳥(ほととぎす)、早も来鳴きて 忍音(しのびね)もらす、夏は来ぬ

 さみだれの、そそぐ山田に 早乙女が、裳裾(もすそ)ぬらして 玉苗植うる、夏は来ぬ

 橘の、薫るのきばの 窓近く、蛍飛びかい おこたり諌むる、夏は来ぬ

 楝(おうち)ちる、川べの宿の 門遠く、水鶏(くいな)声して 夕月すずしき、夏は来ぬ

 五月やみ、蛍飛びかい 水鶏(くいな)鳴き、卯の花咲きて 早苗植えわたす、夏は来ぬ
        明治29年 夏は来ぬ 作詞:佐々木信綱 作曲:小山作之助

 首相安倍は、今朝、官邸で自民党の幹事長谷垣と会談した。

 谷垣によると、安倍は党の勉強会で報道機関への圧力を求める発言があったことについて、「表現の自由は民主主義の根幹だから、それに配慮していく

 姿勢をはっきり示さなくてはいけない」と、発言は不適切だったとの認識を示した。

 沖縄への侮蔑的な発言があったことについても「沖縄のことを一生懸命考え取り組まれた先輩がたくさんいる中で、極めて遺憾なことだ」と強調した。  政府、自民党は、きのふ党所属議員の勉強会で報道機関に圧力をかけて言論を封じようとする発言が相次いだ問題で、幹事長谷垣が謝罪し、沈静化を急いだ。

 しかし野党は追及姿勢を緩めず、首相安倍の責任や政権全体の対応を批判した。安全保障関連法案の審議に影響するのは避けられない情勢だ。

 谷垣はきのふのテレビ番組で、「大変申し訳なかったという気持ちだ」と陳謝。「軽率で、報道の自由に対する自民党の姿勢への誤解を招いた」とも述べた。

 勉強会での作家の百田尚樹らの発言には「沖縄の問題に一生懸命取り組んできた(党の)先輩の歴史がある。それに反する議論だった」とした。

 公明党の幹事長井上義久は「報道に圧力をかけると考えているなら、政治家として基本的認識が間違っている」と苦言を呈した。

 番組後、谷垣は、首相による謝罪が必要かとの質問に「党がやったことには、自分が管理者として責任を持っている」と語った。

 これに対し民主党の幹事長代理福山哲郎は番組内で、発言について「自民党の体質が表れている」と批判。勉強会代表の若手議員らを処分した

 自民党の対応をめぐって「トカゲのしっぽ切りでは収まらない」として、勉強会に出席した官房副長官加藤勝信らの責任も追及する考えを示した。

 自民党執行部は勉強会の代表者らを処分したことで早期の幕引きを図る。ただ、党内では「恐怖政治だ」との不満がくすぶり始めたほか、

 野党も国会で引き続き追及する方針。余波は今後も続きそうだ。

 きのふ秋田市で講演した官房長官菅は勉強会問題には触れず、安保関連法案について「今国会で何としても成立させていただきたい」と訴えた。

 党内には、勉強会の発言について「面白かった」と賛同する声がある一方、閣僚経験者の一人は「同じ自民党として恥ずかしい」と批判する。

 さらに、党内で主立った政権批判は出ていないものの、首相(党総裁)安倍や谷垣らの判断で代表者更迭などとした対応には不満の声が上がりはじめた。

 ある派閥領袖の一人は党幹部に「木原が発言したわけでも、発言を促したわけでもない」と抗議。首相に近いベテラン議員も「処分すると

 責任を認めたことになる。一気呵成に更迭するのは問題だ」と話す。

 また、党執行部は問題発言に過敏になり、若手議員の番組出演にまで締め付けを強める。一昨日27日未明放送のテレビ朝日の討論番組

 「朝まで生テレビ!」では、出演を決めていた複数の議員を呼び出し、出ないよう指示。議員は「日程の調整がつかない」という理由で

 出演をとりやめた。これに対し、党三役経験者は「圧力だ」と批判。閣僚経験者の一人は「恐怖政治だ」と指摘する。

 野党は攻勢を強める。民主党の幹事長代理福山哲郎が「トカゲのしっぽ切りではまったく収まらない」と批判。民主は勉強会の発言内容に関して

 謝罪を拒む安倍を追及する方針だ。安保関連法案を審議する衆院特別委員会は7月6日に沖縄県で参考人質疑を開く。民主幹部は「問題はまだ終わらない」と話す。

 ♪白い花が 咲いてた ふるさとの 遠い夢の日 さよならと 云ったら 黙ってうつむいてた お下げ髪
悲しかった あの時の あの 白い花だよ

 白い雲が 浮いてた ふるさとの 高いあの峰 さよならと 云ったら 木霊がさよならと 呼んでいた
淋しかった あの時の あの 白い雲だよ

 白い月が ないてた ふるさとの 丘の木立に さよならと 云ったら 泪の眸でじっと 見つめてた
悲しかった あの時の あの 白い月だよ
     昭和25年 白い花の咲く頃 作詞:寺尾智沙 作曲:田村しげる

 うちなー。月桃の花咲く島に軍用トラックふさわしくないヘリ基地反対
                         大阪府 道浦母都子

 「いったい何の勉強か」。「沖縄の二つの新聞社をつぶさないといけない」など作家の百田尚樹(59)らが言いたい放題だった自民党の若手勉強会。

 地元の沖縄では「報道規制が敷かれた戦前への回帰だ」などと批判が相次ぎ、反発が収まる気配はない。早期に幕引きを図ろうとする自民党の姿勢にも

「ご都合主義だ」と怒りの声が上がっている。

 今朝7時ごろ、米軍キャンプ・シュワブゲート前で、名護市辺野古沖のボーリング調査に向かう作業車両に対し、市民ら40人が立ちはだかるなどして抗議した。

 一時機動隊と激しいもみ合いとなった。その後の集会で、ヘリ基地反対協議会の代表安次富浩は作家の百田尚樹の発言問題に触れ、

 「安倍政権と一対をなすもの。普天間基地をめぐるでたらめな発言は許してはならない」と訴えた。

 知事翁長はけふの県議会定例会で、自民党若手議員の勉強会で報道への圧力をかけようとする発言が出た問題に関し「表現の自由が大変大切だ」と述べた。

 この問題について翁長が公の場で言及するのは初めて。翁長は「自ら基地を差し出したことがないとか、ほとんど本土の方は知らない。

 沖縄でどういう出来事があったのか、戦後を知らない」とも語った。勉強会で講師を務めた作家の百田尚樹の発言を念頭にしたものとみられる。

 同時に「あと20年たったら(基地問題は)余計に風化する。今のうちに発言しないと、本土の理解を得られない」と強調した。

 作家の百田尚樹や出席者から出た米軍普天間飛行場の成り立ちや県内2紙への批判についての発言への反発が、県内の自民党国会議員の支持者にも広がっている。

 問題発覚後初めての週末、国会議員が出席した会合では「百田の発言は浅はかだ」「事実誤認だ、けしからん」などの意見が噴出。

 議員は今後、党内で正しい沖縄の歴史や情報を伝える考えを説明するなど対応に追われた。

 知事翁長は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先、名護市辺野古沿岸部の前知事による埋め立て承認の取り消しや撤回の判断時期を

 8月上旬とする方向で調整に入った。昨年の知事選で翁長を支えた県議玉城義和県議が、きのふ那覇市の会合で明らかにした。

 政府が「夏ごろ」とする辺野古沿岸部の埋め立て着工時期より前に、県側の意思を鮮明にする狙いがあるとみられる。

 玉城は会合で「8月初旬に知事は意思表示をする。決断を受け、何らかの行動を起こす必要があるのではないか」などと述べた。

   「沖縄建白書を実現し未来を拓(ひら)く島ぐるみ会議」は、きのふ米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設へ向けた前知事による埋め立て承認を

 現知事翁長が8月初旬にも取り消すことを想定し、県内全域の各市町村支部が同時多発的に翁長の取り消し判断を支援する統一行動を実施することを確認した。

 総会と市町村組織の交流集会を那覇市で開き、統一行動の具体的内容を今後、議論していくことになった。

 島ぐるみ会議事務局長の県議玉城義和は、きのふの総会などで、有識者の第三者委員会が埋め立て承認を検証した結論を7月末に出すことを念頭に

 「8月初旬に(知事の取り消し判断の)Xデーが来るだろう。島ぐるみ会議としても知事の決断を支持するため、地域の組織を母体にして

 統一的な集会を同時刻に県内各地で開くなど何らかの行動が必要だ」と行動提起し、参加者から賛同の声が上がった。

 ♪白樺 青空 南風 こぶし咲くあの丘 北国の ああ 北国の春 季節が都会ではわからないだろうと届いたおふくろの小さな包み あの故郷へ帰ろかな 帰ろかな

 雪どけ せせらぎ 丸木橋 落葉松の芽がふく 北国の ああ 北国の春  好きだとおたがいに言いだせないまま別れてもう五年 あの娘はどうしてる  あの故郷へ帰ろかな 帰ろかな

 山吹 朝霧 水車小屋 わらべ唄聞こえる 北国の ああ 北国の春  兄貴も親父似で無口なふたりがたまには酒でも飲んでるだろか あの故郷へ帰ろかな 帰ろかな
         1977年 北国の春 作詞:いではく 作曲:遠藤実

 解散総選挙。安倍内閣の2年間の評価を問う第47回衆院選は、去年暮れ12月の14日に投開票された。

 「景気回復、この道しかない」――。解散総選挙で安倍自民党が掲げた景気浮揚策は日本に「格差」という負の側面をもたらしている。

 戦後最低のわずか52%という投票率に象徴されるように、今度の衆院選をしらけさせた大きな責任が野党第1党の民主党にもあったのは

 今さら言うまでもない。

 去年、一番痛快だったのは、先月の沖縄県知事選挙で、普天間基地の辺野古移設に反対する前那覇市長翁長が当選したことだ。

 敗戦から70年となる年が明けている。

 日本は焼け跡から奇跡の高度成長を達成したが、バブル崩壊を経てデフレに陥り、少子高齢化という大きな転機に立っている。

 「戦争を知らない世代」が大半を占め、体験を聞く機会はどんどん減ってゆく。外に目を向ければ、東アジアはもちろん世界の環境も大きく変わった。

 くしくも、「戦後レジームからの脱却」を信条とする安倍が、衆院選の勝利を受けて新しい年へ踏みだしている。

 「報道規制」発言問題で、午前の衆院安保特委で民主が追及した。

 民主党の代表代行長妻は、勉強会に参加していた官房副長官加藤に対し、「責任を感じないのか」と繰り返し質した。

 「非常に言語道断だと思いますのは、自民党の会合で報道に対する暴言があった。官房副長官加藤ご自身が、その発言をいさめなかった等々、

   責任というのはお感じになっておられないんですか」(民主党 長妻昭)。「百田の講演部分とその後の質疑の部分がございましたけれども、

 私が出席したのは、その前半の講演の部分でございました。少なくともマスコミに関する、あるいは沖縄に関する、そうしたお話があったと

 いうふうには認識をしておりません」(官房副長官加藤勝信)。加藤は「問題とされる点の質疑の部分では退席していた」と述べ、自らの責任については言及しなかった。

 さらに民主党の長島は、自民党が会を主催していた青年局長木原を更迭したことについて、「トカゲの尻尾切りで、非常に後味が悪い」と批判したほか、

 幹事長枝野は、「総理安倍がどういう対応をされるのか厳しく見守りたい」と強調するなど、民主党は、この問題での追及を強めている。

   きのふも触れたが、各方面からの抗議や反発を受けて、自民党は、報道機関への批判が噴出した党若手議員勉強会の代表を務める青年局長木原稔を更迭し、

 1年間の役職停止処分。また、問題の発言を行った大西英男(東京16区)、井上貴博(福岡1区)、長尾敬(比例近畿ブロック)の

 各衆院議員(いずれも当選2回)だとして、3人を厳重注意とした。

 民主党の代表岡田克也は、「青年局長の首を切れば済む話ではない。(加藤勝信)官房副長官も(萩生田光一)総裁特別補佐も(会に)出ている」と述べ、

 さらに追及していく考えを示した。岡田は首相安倍の対応にも触れ、「まるで人ごとだ。もっと真剣に受け止めてしっかり首相としての発信をすべきだ」と批判した。

 自民党若手議員による勉強会での沖縄2紙を「つぶす」発言や報道機関に対する規制と受け止められる意見があった問題で、27日付から28日付の

 地方紙やブロック紙31紙中18紙が社説でこれを批判した。緊急声明や社説を速報で報じる新聞社もあり、言論の自由の圧力に反発する新聞社の動きが広がっている。

 山形新聞は28日付1面で「言論封殺の暴挙許すな」との見出しで、主筆・社長寒河江浩二名の緊急声明を掲載した。緊急声明では圧力をかけ

 言論を封じる動きを「誠に遺憾であり、残念なこと」とし、沖縄2紙だけの問題ではなく「言論の自由、報道の自由、そして新聞の独立という

 民主主義の根幹にかかわる問題」と指摘し「(山形)県民にその是非を問いたい」と訴えた。山形新聞社によると、「緊急声明」の掲載は、

 少なくても1989年(平成元年)以降はないという。山形新聞社常務取締役の編集局長深山洋は「今後も言論の自由や報道の自由が脅かされるような

 事態があれば、今回同様に対応していきたい」と答えた。神奈川新聞社は26日午後5時半すぎ、27日付朝刊の社説を「速報社説」として

 ネットで公開した。社によると、異例な対応。「速報社説」では百田発言を「沖縄を捨て石にした差別意識がなお息づくのをみることができる。

 自らはこらしめ、つぶす側に立っているというおごりが生んだ発言」などと批判。執筆した報道部次長兼論説委員石橋学は、速報の理由を

 「普通ではないことが起こっているということを示すため」と説明し「報道に携わる機関として抗議の声を上げなければならない」。

 京都新聞や山陽新聞は沖縄2紙の編集局長のコメントを社説に盛り込んだ。京都新聞は2紙が名護市辺野古の新基地建設などに批判的な報道をしていることに

 「政府・与党は苦々しく思っているのだろう」と指摘。その上で「だが、両紙の主張は県知事選や衆院選などで示された民意に沿っている。

 そんな地元の声と真剣に向き合おうとせず、政権に批判的な世論を生んだ責任を報道機関に転嫁しようとする考えは筋違いだ」とした。

 茨城新聞や山陰中央新報など複数紙も沖縄2紙は選挙で示された民意を踏まえて報道していると訴えた。南日本新聞など複数の新聞社からは、

 若手議員から言論の自由を軽視するような発言があったのは「自民1強」のおごりの体質が根底にあると指摘した。

 信毎、信濃毎日新聞では「民意より自身の信条や国家観を重視する首相の政治姿勢がこの状況を招いてはいないか」と不信感をあらわにした。

 ♪泣けた こらえきれずに 泣けたっけ あの娘と別れた 哀しさに
山のかけすも 鳴いていた 一本杉の 石の地蔵さんのよ 村はずれ

 遠い 遠い 想い出しても 遠い空 必ず東京へ ついたなら
便りおくれと 云った娘(ひと)りんごのような 赤いほっぺたのよ あの泪(なみだ)

 呼んで 呼んで そっと月夜にゃ 呼んでみた 嫁にもゆかずに この俺の
帰りひたすら 待っている あの娘はいくつ とうに二十はよ 過ぎたろに
    昭和30年 別れの一本杉  作詞:高野 公男 作曲:船村徹

 ギリシア。ギリシャの債務問題を巡っては、ユーロ圏各国が27日、今月末の期限を延長せずに金融支援を終了する方針を示した一方で、

 ギリシャ議会が財政緊縮策の賛否を問う国民投票について来月5日の実施を承認し、債務不履行への懸念が一段と強まっている。

 ギリシャでは銀行からの預金の流出が加速していて、週明けの銀行の資金繰りが懸念される中、ヨーロッパ中央銀行は28日、ギリシャの

 中央銀行を介して行っている銀行への資金供給を維持することを決めた。ただ、ヨーロッパ中央銀行は、ギリシャが債務不履行に陥った場合には

 この資金供給を打ち切るとみられていることから、銀行の経営不安も急速に高まっている。

 こうしたことから、各国の株式市場で株価が不安定な値動きになるという見方や、外国為替市場でも単一通貨ユーロが大きく売られるのではないかという

 指摘も出ており、週明けのヨーロッパの金融市場は波乱含みの展開となることも予想される。

 米国の大統領オバマは28日、ドイツの首相メルケルと電話会談を行い、ギリシャの債務問題について協議した。会談で双方は、ギリシャが

 ユーロ圏に残り、改革と成長を取り戻すためにあらゆる努力をすることが極めて重要だという認識で一致したという。そのうえで双方は、

 今後の情勢の推移を注意深く見守り、緊密に連携していくことを確認したという。

 ドイツ政府によると、ギリシャ債務問題を巡ってドイツのメルケルは現地時間の29日午後、ドイツの各政党と連邦議会の各会派の長を

 ベルリンの首相府に集め、協議することになった。終了後にはメルケルが会見するということで、どのような考えを示すのか注目される。

 一方、フランスでは、大統領オランドも急きょ、29日午前に関係閣僚を集めた会議を開き、今後の対応などについて協議することを決めたという。

 ギリシャの債務問題でIMF=国際通貨基金などへの返済が不履行となる懸念が強まっていることに関連して、IMFの専務理事ラガルドは

 声明を発表し、「今の状況には失望しているが、IMFはギリシャ政府との協議を続けることを約束する」としたうえで、「この数日間は

 極めて重要で、IMFは、ギリシャと周辺のユーロ圏各国の対応を注意深く監視し、必要に応じて支援を行うつもりだ」として、事態の解決に

 ぎりぎりまで協力する姿勢を示した。

 ♪背のびして見る 海峡を 今日も汽笛が 遠ざかる あなたにあげた 夜をかえして 港 港 函館 通り雨

 流す涙で 割る酒は だました男の 味がする あなたの影を ひきずりながら 港 宮古 釜石 気仙沼

 出船 入船 別れ船 あなた乗せない 帰り船 うしろ姿も 他人のそら似港 三崎 焼津に 御前崎
     昭和44年 港町ブルース  作詞:深津武志 補作:なかにし礼 作曲:猪俣公章

 青森。昨年1月の平川市長選を巡る現金買収事件で、市議20人中15人が逮捕された平川市議会の議員選挙(定数20)が、きのふ告示された。

 立候補したのは現職12人、元職1人、新顔9人の計22人。党派別では共産1人、無所属21人となっている。投票は7月5日で、

 午後8時45分から市平賀体育館で即日開票される。有権者数は2万7417人。各陣営は立候補の届け出を済ませると、ポスターを貼るために

 市内各所の掲示場へと向かった。「市政を一新」、「誠実に」。ポスターには事件を意識したとみられる表現があった。

 事件により、市議会では辞職者を含めて9人が公職選挙法違反での有罪が確定。6人が同法違反(被買収)の罪で懲役10カ月執行猶予5年

 追徴金20万円とした一審・青森地裁弘前支部の判決を不服として控訴。仙台高裁秋田支部で控訴を棄却された1人を除き、5人が控訴中だ。

 そのうちの1人は「(違反の)事実はない」として立候補した。また、5市議が辞職、失職して欠員が定数の6分の1を超え、公選法の規定により

 昨年7月の補欠選挙の当選者8人のうち、今回の本選挙までに1人が辞職、1人が立候補しなかった。新顔候補は「行政のチェックが

 1年以上停滞した。新しい平川をつくりたい」と告示日を迎え、リンゴを中心とする農業活性化のほか「クリーンな政治」の実現を訴えた。

 一方、別の新顔候補は届け出直後の第一声で人口減少対策などを訴えたが、事件を受けての今後の議会のあり方には触れなかった。

 ベテラン市議は「今日は各地域を回るので演説はしない」と選挙カーに乗り込んだ。ほかの候補者たちも地元を中心に選挙カーで名前を連呼する姿が目立った。

 弘南鉄道平賀駅近くに買い物に来た主婦(46)は「お金を配ることはないと思うけど、誰が当選しても議会への不信感は変わらないと思う」と。

 2011年の前回市議選の投票率は73・97%、昨夏の補選は39・87%だった。ある陣営は今回の本選挙の投票率について、

 「市民の関心は低く、前回選挙より大幅に下がるのでは」と予想する。黒石署は告示日までに、文書の掲示に関する事前運動で公選法違反の警告を1件出した。

 ♪波の背の背に 揺られて揺れて 月の潮路の かえり船
霞む故国よ 小島の沖に 夢もわびしく よみがえる

 捨てた未練が 未練となって 今も昔の せつなさよ
瞼あわせりゃ 瞼ににじむ 霧の波止場の 銅鑼の音

 熱いなみだも 故国に着けば うれし涙と 変わるだろう
鴎ゆくなら 男のこころ  せめてあの娘に つたえてよ
     昭和21年 帰り船 作詞:清水みのる 作曲:倉若晴生

 福島。東京電力が、福島第1原発事故による損害賠償の総額を7兆円前後と見積もっていることが分かった。

 近く改定する新総合特別事業計画(再建計画)に盛り込む。4月に示した再建計画で6兆1千億円前後と見込んでいた賠償総額が1兆円ほど増える。

 原子力損害賠償・廃炉等支援機構と調整のうえ経産相に申請し、7月中にも認定を受ける見通しだ。

 政府と東電は今月、原発事故による商工業者の営業損害の賠償は2016年度分で、避難者への慰謝料の支払いは17年度分で終了する方針を決めた。

 この方針に基づいて東電が追加の賠償額を試算したところ、除染費用の増加などもあり1兆円前後膨らんだ。賠償期間の終了後にも営業損害が出た場合、

 賠償総額はさらに膨らむ可能性がある。東電は新潟の柏崎刈羽原発が10月から順次再稼働する前提の収支見通しを金融機関に示している。

 同原発の再稼働審査の先行きが見通せないため、再稼働の時期を見直した上で、再建計画を再び改定する見通しだ。

 和歌山。和歌山電鉄貴志駅(紀の川市)の駅長として人気だった雌の三毛猫「たま」の社葬が、きのふ駅で営まれた。

 ファンら3千人が別れを告げ、最後の辞令として「名誉永久駅長」を命じられた。祭壇に飾られた写真のたまは、帽子をかぶってマントをまとい、

 堂々とした様子。献花台は多くの花束で彩られ、手紙やかつお節などが供えられた。電鉄の社長小嶋光信は弔辞で「和歌山電鉄だけでなく、

 (経営が)厳しい地方電鉄の救世主となった」と功績をたたえた。たまは岩出市の動物病院で22日夜、16歳で死んだ。人間の80歳に相当する“大往生”だった。

 ♪何から何まで 真っ暗闇よ 筋の通らぬ ことばかり 右を向いても 左を見ても 馬鹿と阿呆の 絡み合い どこに男の 夢がある

 好いた惚れたとけだものごっこが罷(まか)り通る世の中でございます。好いた惚れたはもともと「こころ」が決めるもの…

 こんなことを申し上げる私もやっぱり古い人間でござんしょうかねえ。

 一つの心に 重なる心 それが恋なら それもよし しょせんこの世は 男と女 意地に裂かれる 恋もあり 夢に消される 意地もある

 なんだかんだとお説教じみたことを申して参りましたが、そういう私も日陰育ちのひねくれ者、お天道様に背中を向けて歩く、馬鹿な人間でございます。
       昭和46年 傷だらけの人生 作詞:藤田まさと 作曲:吉田正

 会計検査院は、国の中央省庁や自治体、それに独立行政法人などを対象にした検査を基に税金のむだづかいをどれだけ削減できたか平成19年から毎年、公表している。

 今回公表されたのは一昨年10月から去年9月までの1年間に行った検査が対象で、実際に返還されたり、再発防止を求めたりして削減したとする

 「税金のむだづかい」の総額は4102億円とこれまでで3番目に多くなった。

 このうち最も金額が大きかったのは福島第一原発の事故による影響を受けた酪農家を支援するため農水省が所管する独立行政法人「農畜産業振興機構」への

 交付金で事業が終わっているのに、使われないままになっていたものなど合わせて798億円を国に返還させた。

 また、2番目に多かったのが厚労省が所管する「中央職業能力開発協会」が就職支援などのため設置した基金の一部で使う見込みが立っていなかった

 752億円を国に返還させた。この2つを含め、額が10億円以上となったケースが25件に上っていて会計検査院は今後も、税金のむだづかいがないか

 厳しくチェックすることにしている。毎年、毎回のことだが、役人のでたらめ、叩けば叩くほどほこりが出てくるではないか。

 自民党の若手議員、マスコミへの広告費を減らす為経団連へ圧力をかけよとか、沖縄の新聞二社をつぶせとす…わけのわからない勉強会なんぞに、

 うつつを抜かしていないで、もっ税金の無駄遣いを無くす方法を勉強したらいかがなものか。

 「60代以上の高齢者は節電行動をしている人が多いが、電気代は月1万円以上の世帯が3割に上るなど、若者に比べて高い」との調査結果を

 みずほ情報総研がまとめた。家での滞在時間が長いのに加え、エネルギー効率の悪い古い家電を使い続けるケースが多いことなどが原因と考えられるという。

 家電の買い替えに高齢者は腰が重くなりがちと考えられ、社は、相談に乗る立場にある子や孫の世代への省エネ家電の情報提供が重要だと分析している。

 ♪白い夜霧の灯りに濡れて 別れ切ないプラットホーム ベルが鳴る ベルが鳴る
さらばと告げて手を振る君は 赤いランプの終列車

 涙かくして 微笑み合(お)うて 窓に残した心の温み あの人は あの人は
いつまた逢える旅路の人か 赤いランプの終列車

 遠い汽笛に うすれる影に 一人たたずむプラットホーム さようなら さようなら
瞼の奥に哀しく消える 赤いランプの終列車
        昭和27年 赤いランプの終列車 作詞:大倉芳郎 作曲:江口夜詩

 越後新潟。コメどころの三条市は、7年前から小中学校の給食でパンや麺類をやめ、地元産の米を使った「完全米飯給食」を実施している。

 こうした中、「ご飯の給食に牛乳は合わない」という理由で去年12月からの4か月間、試験的に牛乳の提供を取りやめ、廃止するかどうかの検討を進めてきた。

 その結果、牛乳の代わりに「大豆」や「煮干し粉」などを使うことで、子どもたちの成長に必要なカルシウムの摂取量を満たすことができ、

 給食の食べ残しの量もほとんど変わらなかったとして、三条市は給食の献立から牛乳を外す方針を固めた。文科省によると、自治体が

 牛乳のない学校給食を実施する例はないという。一方、牛乳がないままでは必要なカルシウムの摂取量を保つメニューを作り続けることに

 限界があることも分かり、給食とは別の時間に「ドリンクタイム」を設けて牛乳の提供は続けるという。牛乳なしの給食の献立は、三条市の

 小中学校の2学期が始まる9月から実施される。

 ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの よしや うらぶれて異土の乞食となるとても

 帰るところにあるまじや ひとり都のゆふぐれに ふるさとおもひ涙ぐむ そのこころもて

 遠きみやこにかへらばや 遠きみやこにかへらばや
            犀星  抒情小曲集から

 富山。4月のネパール大地震のチャリティーコンサートが、きのふ高岡おとぎの森公園で開かれた。

 射水市青井谷のシンセサイザー奏者の滝沢卓さんが演奏を披露し、募金を集めた。滝沢さんを中心とした射水市民国際交流協会員でつくる

 実行委員会が主催。県内の合唱団やオカリナ奏者ら9団体が参加した。射水市内の写真教室のメンバーが、昨年ネパールで撮影した作品30点も展示。

 人々が祈る姿や活気ある街中の風景が写され、訪れた人がメッセージボードに「笑顔のあふれる生活が一日も早く戻りますように」などと書き込んだ。

 滝沢さんは「小さなことでも、被災者のよろこびにつながれば」とあいさつし、優しいメロディーの五曲を演奏。ネパール文化交流協会代表で、

 ネパール出身のダルマ・ラマさんは「音楽は国境を超える。富山の支えは必ずネパールに届けます」と感謝の言葉を述べた。

 募金は日赤を通じて被災者支援に使われ、メッセージボードはダルマさんがネパールに運ぶ。

 福井。越前海岸から大野市まで歩いてサバを運ぶ第9回「半夏生(はんげしょう)サバ買い出しウオーキング」が、一昨日27日の夕から

 きのふ28日朝にかけて行われた。40人が夜通しで60キロの道のりを完歩。7月2日に迫った半夏生に、サバの丸焼きを食する

 大野独特の食文化「半夏生サバ」も歩きながらアピールした。

 半夏生サバの風習は、江戸時代の大野藩が領民の夏バテ防止のために、領地だった越前海岸・四ケ浦からサバを取り寄せたことに由来すると伝わる。

 ウオーキングは、大野商工会議所青年部が一般参加者を募って実施。27日午後4時に、越前町小樟(ここのぎ)から冷凍サバを積んだ

 リヤカーを先頭に出発。風雨の中、鯖江、福井両市を通り28日午前8時すぎ、大野市明倫町の結(ゆい)ステーションにゴールした。

 初参加の公務員銭井泰紀さん(45)は「歩いてサバを運んだ昔の人はすごい、と頭が下がる思い。疲れましたが、今はすがすがしい」と、

 スタッフが用意した焼きサバやご飯の朝食を頬張っていた。

 ♪蚊帳の中から花を見る 咲いて儚い 翠芙蓉 若い日の美しい 私を抱いて欲しかった 忍び会う恋 風の盆

 私あなたの腕の中 はねてはじけて 鮎になる  この命欲しいなら  いつでも死んでみせますわ 夜に泣いてる三味の音

 生きて添えない二人なら 旅に出ましょ まぼろしの 遅すぎた恋だから 命をかけて覆す  おわら恋歌 道連れに
     1889年 風の盆恋歌 作詞:なかにし礼  作曲:三木たかし

 能登。輪島市マリンタウンにある輪島キリコ会館の入館者数が、きのふ5万人に達した。

 3月末のオープンから90日の到達に市観光課は「当初の予想より早いペース。キリコ祭りが日本遺産に認定されたことをもっとPRしたい。

 年間で10万人は超えそう」と期待を寄せた。輪島キリコ会館は、旧キリコ会館(塚田町)が2月末に閉館し、市がリニューアルする形で

 3月29日に開館した。旧会館の年間の入館者数は5万〜6万人。そのため市は当初、年間の入館者を8万人とし、開館から半年で5万人を目標としていた。

 北陸新幹線金沢開業や輪島が舞台となるテレビ小説「まれ」の放送などが追い風になったとみている。

 5万人目は、東京都板橋区の会社員檜原真理子さん(32)。栃木県鹿沼市に居る父の全糸(まさし)さん(56)と初めて輪島を訪れた。

 檜原さん親子には、輪島市から輪島塗の記念パネル(縦13・6センチ、横12センチ)とミニキリコなどが贈られた。

 金沢。金沢市東山1丁目の真言宗観音院で、8月22日(旧暦7月9日)に参拝すると4万6千日分の功徳があるとされる「四万(しまん)六千日」を

 知らせる張り紙作りが行われ、木版で刷られた張り紙が本堂に並んだ。8月22日(旧暦7月9日)までに、市内各地に張られる。

 この日、観音院で祈祷を受けたトウモロコシを買って帰り、自宅の軒先に吊しておくと家内安全や厄除けのご利益があるといわれている。

 トウモロコシの多い実は家族の繁栄に、そしてふさふさした毛は「儲け」や「魔除け」に通じるというわけ。

 甘みたっぷりの県産アールスメロンの出荷が、きのふ金沢市下安原町のJA金沢市砂丘地集出荷場で始まっただ。

 けふ昼には市内の果物店などの店頭に並ぶ。この日は150ケース(850個)を出荷。品種ごとに格付けし、アルバイトの女性らが箱詰めをした。

 今年は5月以降の好天で砂地が乾燥し、大きさにややばらつきはあるが、水分管理を徹底したため糖度は十分という。

 アールスメロンは、金沢市のほか、河北潟や白山市松任地方でも栽培している。今年は8月中旬までに4500ケースの出荷を見込んでいる。

 加賀。きのふの午後0時半すぎ、白山市東二口の国道157号線東二口第一トンネル付近で、土砂崩れのため国道が通行できなくなっている。

 現場は片側1車線の道路で、3mの岩や土砂などが10mにわたり流れ込み、両車線をふさいでいたが、午後6時までに片側の土砂の撤去を完了した。

 今回崩落した現場の先には白峰や桑島の集落があり、367世帯、919人が住んでいる。現場の隣の斜面も去年4月に土砂崩れを起こし

 復旧工事を終えていて、今回、崩れた現場はのり面を補強する工事の最中だった。先週からの雨で地盤が緩んで崩れた可能性もあるという。

 ほかに迂回路もないことから県などが対応を急いでいる。現場は金沢と白峰を結ぶ幹線道路で、通行止めが解除されなければ、住民らは

 福井県の勝山市を迂回して、金沢などの職場などに通うことになる。

 白峰地区の中学生25人は、今朝、尾口地区にある白嶺中学校へ通学できず、けふ29日は全員自宅待機となった。道路に広がった土砂は

 すでに撤去されており、今後は、斜面の安全確認をした上で防護柵を設置することにしている。

 通行止めから一夜明けた今朝、白山観光協会には、夏山開きを控えた白山の登山客から問い合わせが相次ぎ、2組7人が室堂ビジターセンターの予約をキャンセルした。

 白峰地域では、崩落現場を通って白嶺中に通学する生徒25人のために、市教委が仮教室を設けることを決めた。

 石川県は、午後、現場の安全性を確保するための監視体制が整ったとして、明日30日午前6時に通行止めを解除すると発表した。

 県では専門家による現地確認を踏まえ、現場に斜面の微かな動きを測る機器を設置するとともに監視員を1人、配置した上で片側のみの交互通行となる。

 夜間も通行できるというが、雨量が1時間に10ミリを超えた場合や連続して50ミリに達した時などは通行止めの措置を取るという。

 県によると斜面が再び崩落する危険性はゼロではなく、復旧工事を急ぎたいとしている。

 Do it!(ともかくやりなさい)
 Go against!(風に向かって走れ)
                  熊川哲也

 朝の来ない夜はない 春の来ない冬もない 人生万事地球と同じ春夏秋冬 花も咲けば雨も降る。

 往く道は精進にして、忍びて終わり悔いなし
            酒井雄哉 高倉健の座右の銘

 他人から「どう思われるか」より、他人のために「何ができるか」。

 冷に耐え、苦に耐え、煩に耐え、閑に耐え、競わず、争わず、もって大事をなすべし
                                    高倉健

 「出合いこそ力」と訴えていたのは作家の故高橋治。

 回光返照(えこう へんしょう)
 自らの光を外へ向けるのではなく、 内なる自分へ向けて、心の中を照らし出し、自分自身を省みること。

 人に愛 花に水
 People love to water the flowers

 風薫る皐月も今や水無月、6月に替わって、29日。月日の経つのは、何とも早い。

 空は晴れて、青空が広がっている。

 親しくしていた元MROの谷やん、こと谷本重成君が逝った…。家族は伏せていたらしいが、昼前、彼が親しくしていたレンガ屋の女将からの電話で知った。

 このところ、何の連絡もなく気になっていた矢先である。先日、SNSでどうしているのかと入れたばかり。女将さんによると、逝ったのは

 10日の朝らしい。前日の9日、小松の陶芸家の堂前さんに電話して「明日、日赤で会おう」と話していたという。んーん、現役のころからの付き合いで、

 かれこれ40年あまりになる。互いにリタイアした後は、週に一回は杜の里でカフェを一緒した。時に、既に鬼籍に入っている吉田先輩も

 誘って越前の勝山や大野。更に富山の氷見、福光などへドライブしたことがあった。去年の夏、突然心筋梗塞で倒れて、ペースメーカーを入れたあと、

 週3回の透析をしてから、運転免許状を返上して、奥さんの送り迎えで日赤へ通っていた。で、逢うのはもっぱら自宅だった。

 時に、彼の育った鶴来は樹木公園へ行ったこともある。心残りは、これまでにかなりシャッターを押した写真の個展である。彼に誘われて、

 数年前、2年続けて、上野の都美術館や西洋美術館で開かれている「三軌会展」を見に行ったこともあった。今度会ったら、個展の話をしようと

 思っていたが、かなわない夢で終わった。残念無念の一言に尽きる。合掌。

 野暮用で、三口新町へ出たついでに、板屋の氷室饅頭をテント張りの店頭で蒸していたので、求めて、いつも野菜などを戴く谷口さん、

 山市さん、小林さんへ届けたが、谷口さんは不在。山市さんの御婆さんは退院したばかりだが、元気そうだった。小林さんは、あら暖かい…と。

 谷口さんには、夕方の散歩の折に届けようと思う。

 夕方の散歩は、何時ものコースだ。

 「みるく世(ゆ)がやゆら(今は平和でしょうか)」
            沖縄・与勝高校三年 知念捷

 薔薇美しき 真紅のバラの就中
            箕面 藤堂
 自由さに慣れて不自由 懐手
             (々)

 trust me.
 I Have a Dream

                 2015 水無月、6月29日(ふ)
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