「全島避難」から1週間 焦りも 口永良部島

 2015年、6月5日 。石川県内は、曇り後雨。金沢の最高気温は23度。

 水無月6月。朝の散歩は、何時ものコースで、寺の方向へ。

 左折しないで、寺の境内と配水池の間の坂道をまっすぐ行く。寺津用水の汚れは、徳田さんが来られて、ゴミを救って帰られるのが見えた。

 アジサイの額が大きくなっていて、間もなく色がつくだろう。空き地の隣の森、境内からキジバトの泣き声がした。

 バス通りを渡って、薔薇のハウスを左折して、坂道を下りた。この通りは久々だが、あるお宅の隣の空き地では鮮やかな空色のアジサイが満開だった。

 四つ角では、何時もの親父さんが畑に来ていて「おはようございます」。西さんちの四つ角はそのまま通り過ぎたが、バス通りの一角は、

 けふが不燃物の捨てる日で、当番が立っていた。後に、不要のプリンターを持っていくことにしている。洋菓子屋さんのヤマボウシ、今朝も

 見事に咲いていた。宇野さんが出かけるところで「おはようございます」空を見上げて「きょうは雨やな」。なかの公園はまっすぐ。

 あるお宅の庭では、ササユリがきれいに咲いていた。旧ため池前を左折したが、この辺りから登校する子供たちに「お早う」。

 自宅横の畑におられた京堂さんに会い「おはようございます」。大粒のイチゴ2つ採られて、戴いたので深謝。バス通りを渡って、

 コンビニの裏へ。そのまま、道心建材の方向へ。この辺りからも子供たちの登校が目に入り「お早う、お早う」。ダンプは出たあとだった。

 そのまま、まっすぐ歩いて、小林さんち前、孫の中学生の登校で「お早う」。畑の小林さんに「お早うございます」、「いつものように

 撒いたゴーヤの芽がなかなか出なくてね、天候のせいらしい」。黄色い花を戴いたので深謝。登校の学童に「お早う、いってらっしゃい」。

 この後は、小屋に入って、緑茶を、一杯戴いた後、朝飯。後に豆を挽いて、カフェを4、5杯分を点てた。

 時間を見てゆっくり飲む時が至福のひとときだ。

 北の大地。上富良野町の十勝岳温泉で、今朝、雪が降り積もり、一面が冬景色に逆戻りした。

 標高1280mと道内最高地の温泉宿である「凌雲閣」によると、朝の気温は2度ほど。今年は雪解けが早く、大型連休明けには

 建物の前から雪は姿を消したが、前夜から降り続いた雪が5センチと銀世界をよみがえらせ、宿泊客らも驚いた様子だったという。

 気象台によると道内の上空に4月下旬並みの寒気が流れ込んだ。各地の最低気温はオホーツクの遠軽町白滝で4度、上川の幌加内町朱鞠内で

 4・5度などを記録し、5月中旬から下旬並みだった。

 マレーシア。日本時間の今朝8時過ぎ、ボルネオ島北部のサバ州を震源とするマグニチュード6の地震があった。

 ボルネオ島のコタキナバルにある日本の領事事務所が、キナバル山(4095m)の公園管理事務所に問い合わせたところ、この地震の影響で、

 登山をしていた日本人を含む140人が下山できなくなり、キナバル山に取り残されているという。現地では崖崩れが起きたという情報があり、

 現在、ヘリコプターによる救助作業が行われている。取り残された人の国籍や人数、名前など詳しいことは分かっていないということで、

 領事事務所では確認を急いでいる。地元のボルネオ・ポスト紙によると、現地当局者は「105〜109人が頂上付近に、登山道に40人が  取り残されている」と語った。キナバル山は、東南アジア最高峰の山で、キナバルを中心とした公園はユネスコ=国連教育科学文化機関の  世界遺産に登録されていて、観光客にも人気がある。

 金沢。夏の人気の味覚がお目見え、金沢では、きのふ小玉スイカの収穫が始まり、初出荷を迎えた。

 甘味もたっぷりで品質は上々のようだ。金沢市粟崎のJA金沢市砂丘地集出荷場には、収穫された200玉の小玉スイカが運び込まれた。

 今年は4月の気温が低かったものの、5月に入り気温と日照に恵まれ、平年より5日ほど早い初出荷となった。出荷されたのは「味のひみつ

 ek」という品種で、肉質は硬くシャリシャリとした食感が特徴。糖度は12〜13度と甘みも十分。小玉スイカの出荷は今月下旬に

 最盛期を迎え、「五郎島こだま西瓜」のブランド名で県内のほか、関東、関西などへ6万ケースの出荷を見込んでいる。

 鹿児島。口永良部島の噴火で、住民全員が島を離れる「全島避難」が始まってから、けふ5日で1週間。

 避難所に避難している本村地区の区長、林信昭さんは、「あっという間に1週間という時間がたちました。帰りたいのに帰れないという

 ジレンマがあって焦りやいらだちが募ります」。また、「住民の間では顔を合わせる度に『島に帰りたい』という話が出ている」とした上で、

 「いつ島に帰れるかわかりませんが、地区の人たちは畑や家畜の世話をしたいと思っているので、みんなが何回かにわけて一時帰島を

 させてもらえるよう行政にお願いしていきたい」。一方、本村地区の元区長の畠豊二さんは「島では仕事で体を動かしていましたが、

 こちらでは体を動かせずストレスも相当たまっていて限界に近い状態です。山が沈静化して早く島に帰れることを願っています」。

 口永良部島の東部にある湯向地区の区長畠喜人さんは、「避難所では食事も出してもらい、元気でいられているので感謝しています。

 しかし、住民たちはこれまでは言いたいことを抑えてきたが、1週間がたって、島はもう安全なのではないかとか、すぐにでも帰りたい、

 などという不満の声が出始めている。私も島で漁を再開したい気持ちが強く、早く島に帰れるよう行政に要望していきたい」。

 島に帰るめどが立たない中で、住民たちの健康管理や住まいの確保など生活再建に向けた支援をどのように進めていくのかが課題だ。

 口永良部島を離れて避難している住民130人余りのうち、これまでに高齢者4人が持病の悪化などの体調不良を訴えて町内や鹿児島市の病院に入院した。

 住民の4割りは65歳以上の高齢者で、町では医師や保健師が避難所を巡回しているが、慣れない環境でストレスがたまっているとみられる人も多く、

 避難の長期化が懸念される中、住民の健康をいかに維持していくかが課題だ。また、屋久島町内の3つの避難所にはきのふの時点で

 73人が避難していて、町では住民の公営住宅などへの入居を今週末にも始めたいとしているほか、仮設住宅の建設についても鹿児島県と調整を始めている。

 一方で、いったん鹿児島市などに避難したあと、一時的な島への立ち入り、一時帰島の情報が得られないなどとして屋久島の避難所に戻ってくる人や、

 自宅に被害がないため早く口永良部島に帰りたいという人も出ている。住民の思いに寄り添いながら住まいの確保など生活再建へ向けた支援を

 どのように進めていくかも課題となっている。

 屋久島町は、公民館などの避難所で過ごす一部の避難者を早ければ7日に公的住宅へ移す方針を決めた。現状はプライバシーが保ちにくく、

 住環境を改善する。全島避難から1週間が過ぎ、経済的な不安を訴える声も多い。住宅被害が確認できないため、既存の公的支援を活用するのは

 難しく、町は独自の対応を進めている。住民はまとまった場所での生活を望み、町は条件に合う公的住宅23戸を確保した。

 森林管理署や町、県などの所有で、間取りは2K〜3DK。掃除など受け入れ準備をほぼ終え、けふ5日は住民の代表者らが住宅内部を見た。

 先月29日の爆発的噴火の後、島の見どころや施設の情報を紹介してきた「口永良部島ポータルサイトひょうたん島」

 (http://kuchi-erabu.org/index.html)のトップページに、島の高齢者ボランティアグループ「えらぶ年寄り組」の7人のメンバーが、

 噴火当日、空を覆い尽くした噴煙の写真をサイトに載せた。「再び新岳が噴火しました!」。そして島の魅力を伝えるサイト本来の役割を変更し、

 島民同士の情報交換の場として活用すると宣言。2日には避難者向けの住宅対策などをサイトで紹介した。

 「一日も早い全員での帰島に向けて、島民が団結する懸け橋にしたい」。

 中国。湖北省荊州市監利県の長江で、乗員乗客456人が乗っていた客船「東方之星」(2200トン)が転覆した事故。

 中国政府は5日朝、2隻の大型クレーン船を使い、転覆した船体の引き起こし作業を始めた。

 現場周辺では新たに20人の遺体が見つかり、死者は97人になった。作業チームは5日朝までに、クレーンから伸びる鉄製のロープを

 船体に固定するなどの準備作業をし、今朝7時(日本時間 午前8時)すぎに引き起こし作業を始めた。転覆して裏返しになっていた船体は、

 2時間ほどで引き起こされた。作業チームは船体をつり上げて内部の水を抜いた後、すべての船室内を捜索した。

 中国政府は船体を動かさずに船内の捜索を続けてきたが、4日夜、船内に生存者がいる可能性はなくなったとして方針を転換。すぐに作業を始めたが、  川底につかえていた船首部分にクレーンのロープをかける準備に手間取り、作業開始が朝にずれこんだ。

 一方、当局は、遺体の身元を確認するため家族からDNAのサンプルの提供を求めることにしていて、きのふ現場近くの町で行われた江蘇省の

 乗客の家族を集めた会合で、江蘇省南京市の担当者は、DNAのサンプルを採取する作業を5日午前から始めたいと説明した。

 客船の転覆事故の現場に近い町で、4日夜、数千人の市民が参加して、乗客乗員やその家族のために祈りをささげた。

 転覆事故は、発生から3日がたっても、乗客乗員300人以上が依然、行方不明のままで、事故現場に近い監利県の中心部にある広場には

 4日夜、数千人の市民が集まり、亡くなった人や行方不明者、そして、その家族のために、ろうそくをともして祈りをささげた。

 集会には、南京から来たという乗客の家族らも参加し、中には泣き崩れる人の姿もあった。30代の市民の男は、「とても悲しい気持ちでいっぱいです。

 救助隊には1人でも多くの人を救ってほしい」、60代の女性は、「本来なら幸せな老後を送るはずだった人たちのことを思うと、とてもつらい」。

 今回の集会は、中国版「LINE」とも呼ばれる「ウェイシン(微信)」上での呼びかけに賛同した人たちが集まったという。

 ただ、中国では、目的によっては集会が厳しく規制されていることに加え、4日は、民主化を求める多くの若者が武力で鎮圧された

 天安門事件からちょうど26年に当たり、集会が始まると警察官がみるみるうちに増え、広場は一時、ものものしい雰囲気に包まれた。

 ♪でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た
哀しみは 島わたる 波のよう 哀しみは 島わたる 波のよう

 ウージの森で あなたと出会い ウージの下で 千代にさよなら
島唄よ 風にのり 鳥と共に 海を渡れ 島唄よ 風にのり 届けておくれ わたしの涙

 でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ ささやかな幸せは うたかたぬ波の花
ウージの森で 歌った友よ ウージの下で 八千代に別れ

 島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を
海よ 宇宙よ 神よ 命よ このまま永遠に夕凪を

 島唄は 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄は 風に乗り 届けてたもれ 私(わくぬ)の涙(なだば)
島唄は 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄は 風に乗り 届けてたもれ 私の愛を
        1992年 島唄  THA BOOM 作詞作曲:宮沢和史

 米国。米国務省は3日、知事翁長と、国務省の日本部長ヤング、国防総省の副次官補代行アバクロンビーとの会談直後に、異例の早さで

 声明を発表した。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設は「日米両政府が共有する揺るぎない約束だ」と見解を示した。

 知事は移設反対を訴えており、それを強く打ち消した。

 一方、翁長は声明発表後の3日夜、会見で中東の衛星テレビ、アルジャジーラの質問に「(話を)聞いてもらった2人は、雰囲気から言うと

 沖縄問題に関して理解が深まったという感じを受けた」と述べた。

 国務省は声明で「辺野古移設は新基地ではなく、既存基地に機能を加えるものだ」と指摘し、新基地と呼ぶ翁長に反論している。

 地元の名護市長稲嶺進は「一言で言えば詭弁だ。二つの滑走路、弾薬搭載エリア、軍港並みの桟橋など、今の普天間にない新しい機能を持った基地だ」と憤り、

 機能強化した新基地との見方をあらためて示した。

 翁長はヤングらとの会談後にも、国務省の玄関前で、各社の質問に応じていた。17分で終了した直後、国務省職員が記者たちに声明文を配布した。

 あらかじめ用意していたとみられる。タクシーに乗り込もうとしていた記者を追いかけ、手渡す場面もあった。 声明(要旨)は以下の通り。

 国務省の日本部長ヤングと国防総省の副次官補代行アバクロンビーは知事翁長雄志と会談し、日米同盟、東アジアの平和への沖縄の貢献に感謝を示した。

 会談で、ヤングとアバクロンビーは、日米両政府は普天間飛行場の代替施設をキャンプ・シュワブに建設する確固たる約束を共有していると強調した。

 代替施設は新基地ではなく、日米両政府は現存する基地に機能を加えるものだと指摘した。

 米当局は、代替施設建設計画が運用上、政治的、財政的、戦略的な面から普天間飛行場の継続使用を回避する唯一の解決策だと繰り返してきた。

 代替施設の完成は、地域の同盟を強め、脅威を抑止し、平和と安定を強化する。

 2人は、訓練移転や岩国基地へのKC130空中給油機の移転、西普天間住宅地区の返還など負担軽減にも言及した。

 知事翁長が、名護市辺野古の新基地建設反対を訴えるため訪れた米ワシントンですべての日程を終えたことを受け、県議会では与党5会派、

 中立2会派の代表者らから「県民の代表として新基地反対を直接米側にアピールした意義は大きい」と評価が相次いだ。

 一方で野党の自民は「議論は平行線で、奥行きがない要請活動だ」と否定的な見方を示している。

 社民・護憲の仲宗根悟は「3万人が集まった県民大会を踏まえ知事が生の声で辺野古反対を訴えてくれた」と評価。与党県議でも

 訪米団を結成するなど独自の行動を模索するため、週明けにも代表者会議を開きたい考えを示した。

 県民ネットの奥平一夫は「前知事が埋め立てを承認したため、米側とは厳しい交渉だったが知事自ら反対を訴えたことはインパクトがあったと思う」と、

 県政として米側への訴えを継続するよう求めた。共産の嘉陽宗儀は「知事は日米安保を認めつつ、辺野古を強行すれば安保が維持できないとの

 考えを堂々と伝えた。辺野古が唯一との米側の考えはすぐには変えられないが、行動を続ければ壁は乗り越えられる」と激励した。

 社大の大城一馬は「米政府、議員などそれなりの人物と面談でき、民意を明確に表明した。それだけでも大きな成果だと言っていい」と意義を強調した。

 うまんちゅの会の具志堅徹は「知事は名護市長とともに沖縄の思いを米側に伝えてくれた。今後も県議会与党として連携するため、帰国後に

 ワシントンの詳しい状況を聞きたい」と訪米団をねぎらった。

 中立の公明県民無所属の金城勉は「米政府の壁は厚く辺野古阻止のハードルは高いが、これからも粘り強く訴え続けてほしい。議会などでは

 問題を解決するため具体的にどう取り組むのか質問したい」と述べた。

 維新の當間盛夫は「ワシントン事務所を設置したことで効率的な行動ができていた印象で、一定評価する。ただ、普天間飛行場を早期返還するための

 解決策を知事自ら示すことも重要だ」と注文を付けた。

 野党の自民は視察で海外を訪れているため、県連がコメントを発表し「沖縄から出発する際の意気込みとは裏腹に、会談では米側から

 『辺野古が唯一』としか言われずに内容が薄かった。訪米の根回しが不十分だったのではないか」と成果の乏しさを指摘した。

 知事翁長に同行する訪米団は3日夜、全日程を終えた。3チームに分かれ、下院議員15人、上院議員補佐官7人、下院議員補佐官23人、

 シンクタンクなど70人と面会し、名護市辺野古の新基地建設に反対する県民の思いを伝えた。

 那覇市長城間幹子、名護市長稲嶺進、読谷村長石嶺傳實、参院議員糸数慶子や県議5人、那覇市議5人らで構成。党派を超えた「オール沖縄」で

 知事を支えていることを米国内でアピールした。一行は3日、米下院軍事委員会の下院議員(民主、ジョージア州選出)ハンク・ジョンソンと面談した。

 那覇市議上原快佐は「元上院議員ジム・ウェッブは辺野古見直しを唱え、沖縄と米国間の懸け橋になると申し出てくれた」と指摘。

 ジョンソンは「計画の中止を願う皆さんのため、私に何ができるか分からないが、流れをしっかり検証して対応したい」と述べた。

 上院議員ジェームズ・インホフの補佐官ボソンポウェルは、訪米団が米下院の国防権限法案に明記された「辺野古が唯一の選択肢」の

 文言削除を求めていることに「沖縄の人々の意思を尊重するよう議員に伝えたい」などと述べたという。

 ♪卯の花の、匂う垣根に 時鳥(ほととぎす)、早も来鳴きて 忍音(しのびね)もらす、夏は来ぬ

 さみだれの、そそぐ山田に 早乙女が、裳裾(もすそ)ぬらして 玉苗植うる、夏は来ぬ

 橘の、薫るのきばの 窓近く、蛍飛びかい おこたり諌むる、夏は来ぬ

 楝(おうち)ちる、川べの宿の 門遠く、水鶏(くいな)声して 夕月すずしき、夏は来ぬ

 五月やみ、蛍飛びかい 水鶏(くいな)鳴き、卯の花咲きて 早苗植えわたす、夏は来ぬ
        明治29年 夏は来ぬ 作詞:佐々木信綱 作曲:小山作之助

 長野。57人が死亡するなど戦後最大の犠牲者を出した去年9月の御嶽山(3067m)の噴火から、先月27日で8カ月になった。

 噴火で、行方不明となっている6人の再捜索に向けた動きがついに本格化してきた。

 知事阿部守一はきのふ、山頂の状況を確認する調査隊を来週に派遣すると発表し、「継続的に家族と連絡を取り、思いを受け取ってきた。

 行方不明者の発見に向けて全力で対応したい」と述べた。

 再捜索は調査隊と先遣隊、捜索隊の三段階で行う。本格的な捜索を開始する前に二度の下見を重ねることで、隊員の安全確保を万全にする考えだ。

 9〜11日の間に予定される調査隊は、火山灰や登山道の状況など基本的な情報を調査する。王滝村側から入山し、王滝頂上から剣ケ峰に向かう計画で、

 必要があれば追加派遣も実施する。県警は昨年10月の捜索終了後、遺留品の発見場所や登山者から寄せられた写真などを参考に不明者が

 どこにいるのか検証してきた。先遣隊は、調査隊が得た山頂付近の情報にこれまでの検証も加え、本格捜索の際の活動場所、手法を検討する。

 会見で県の危機管理監野池明登は、再捜索に向けて行方不明者の家族と面談を重ねてきたことを明かした。面談では、意見を聞いた

 すべての家族が再捜索を望んだという。「ぜひ捜索をしてほしいという強い思いを感じた。家族の思いにできるだけ寄り添った対応をしたい」と話した。

 「火山灰がドロドロなのか、固まっているのか。それが分からないと計画を立てようがない」、県の幹部は再捜索に向けた課題をこう語った。

 昨年の捜索では重く泥状にぬかるんだ火山灰によって隊員の活動は妨げられた。火山灰が降り積もったまま冬を越した山頂付近はどうなっているのか。

 県の担当者は「山頂の様子はブラックボックス。表面の雪が解けていても中は凍っているかもしれない。火山灰がどうなっているのか、実際のところ分からない」と話す。

 昨年11月の山頂調査に参加した産業技術総合研究所の火山活動研究グループ長石塚吉浩は「火山灰は粘土分が多く、水分を含むので

 再捜索のころには、ぐちゃぐちゃに解けているだろう。靴にまとわり付き、転倒しやすくなるのではないか」と推測する。

 再捜索に向け、隊員の携行品や捜索手法など具体的な計画を立てる必要がある。火山の有識者や気象庁職員を交えた調査隊を派遣するのは、

 火山灰がどんな状態なのかといった基本情報を集めるためだ。

 知事はきのふの会見で、「火山灰が冬を経てどういう状況になっているのか、調査隊が行って確認しなければ分からない。基本的な状況を

 把握した上で次のステップを考えないといけない」と。

 昨年の捜索は、噴火翌日の9月28日から19日間、警察や自衛隊、消防が最大1日2千人態勢で行った。

 御嶽山は火山活動が続き、気象庁の噴火警戒レベルは3(入山規制)を維持。火口からの噴火警戒範囲は当初の4キロから、今年3月に

 2キロに縮小した。

 木曽町はけふ5日から、御嶽山の黒沢口登山道の中の湯(6合目)から「行場山荘」(7合目、火口から2・5キロ)付近までの入山規制を解除する。

 御嶽山の中腹にある「御岳ロープウェイ」(三岳)は6日から今季の営業開始を予定しており、規制の解除により飯森高原駅(2150m)まで行けるようになる。

 きのふは、御岳ロープウェイで防災避難訓練が、行われ、噴火に備えた非常サイレン動作などの確認をした。

 町は、7月1日に8合目までの入山規制を緩和する方針だが、予定通り実施するかどうかは、登山道の状況や「女人堂」(火口から2キロ)の

 安全装備などを確認して判断する。町は、気象庁が今年3月末に噴火警戒範囲を火口から半径2キロ圏内に縮小した後、雪解け状況や

 登山道の安全確認などをした上で入山規制を緩和することにしていた。

 御岳ロープウェイの例年の運行は5月下旬から11月上旬で10万人が利用するが、昨年は5万人にとどまった。

 9合目(2800m)にある岐阜市有の山小屋「五の池小屋」は、3月に噴火警戒範囲が火口から半径2キロに縮小されて範囲外になったのを受けて、

 7月1日からの営業再開を目指している。

 ♪白い花が 咲いてた ふるさとの 遠い夢の日 さよならと 云ったら 黙ってうつむいてた お下げ髪
悲しかった あの時の あの 白い花だよ

 白い雲が 浮いてた ふるさとの 高いあの峰 さよならと 云ったら 木霊がさよならと 呼んでいた
淋しかった あの時の あの 白い雲だよ

 白い月が ないてた ふるさとの 丘の木立に さよならと 云ったら 泪の眸でじっと 見つめてた
悲しかった あの時の あの 白い月だよ
     昭和25年 白い花の咲く頃 作詞:寺尾智沙 作曲:田村しげる

 うちなー。月桃の花咲く島に軍用トラックふさわしくないヘリ基地反対
                         大阪府 道浦母都子

 米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設計画をめぐり海上保安庁は、けふ午前、名護市辺野古沖の海上で計画に抗議する市民2人を一時的に拘束した。

 市民らは船4隻とカヌー複数艇を出し、海保のゴムボートが、きのふ海上で市民に衝突したことに抗議した。

 辺野古沖では、けふ午前11時現在、スパット台船1基と大型クレーン船1基によるボーリング(海底掘削)調査が行われた。

 きのふ新しく投入された3基目の台船にも作業員の姿があった。一方、米軍キャンプ・シュワブ前では市民らが、今朝6時ごろから抗議行動をし、

 工事関係車両などの基地内進入を阻止しようとした。民間警備会社が県警機動隊と共に市民らを取り囲み、市民らが警備員に「権限外だ」と抗議する場面もあった。

 午前8時ごろには30人の市民がシュワブの第1ゲート前で「県民は頑張るぞ」と声を上げて行進した。9時半すぎから行われたゲート前での

 集会には70人が集まった。ヘリ基地反対協議会の共同代表安次富浩は海保のゴムボートが抗議中の市民に衝突したことについて

 「パトカーが通行人をはねるようなもので、海は陸よりも危険だ。モラル以前の問題で、徹底的に追及したい」と非難した。

 沖縄市の中城海上保安部で抗議行動が行われたことも報告した。

 ♪白樺 青空 南風 こぶし咲くあの丘 北国の ああ 北国の春 季節が都会ではわからないだろうと届いたおふくろの小さな包み あの故郷へ帰ろかな 帰ろかな

 雪どけ せせらぎ 丸木橋 落葉松の芽がふく 北国の ああ 北国の春  好きだとおたがいに言いだせないまま別れてもう五年 あの娘はどうしてる  あの故郷へ帰ろかな 帰ろかな

 山吹 朝霧 水車小屋 わらべ唄聞こえる 北国の ああ 北国の春  兄貴も親父似で無口なふたりがたまには酒でも飲んでるだろか あの故郷へ帰ろかな 帰ろかな
         1977年 北国の春 作詞:いではく 作曲:遠藤実

 解散総選挙。安倍内閣の2年間の評価を問う第47回衆院選は、去年暮れの14日に投開票された。

 「景気回復、この道しかない」――。解散総選挙で安倍自民党が掲げた景気浮揚策は日本に「格差」という負の側面をもたらしている。

 戦後最低のわずか52%という投票率に象徴されるように、今度の衆院選をしらけさせた大きな責任が野党第1党の民主党にもあったのは

 今さら言うまでもない。

 去年、一番痛快だったのは、先月の沖縄県知事選挙で、普天間基地の辺野古移設に反対する前那覇市長翁長が当選したことだ。

 敗戦から70年となる年が明けている。

 日本は焼け跡から奇跡の高度成長を達成したが、バブル崩壊を経てデフレに陥り、少子高齢化という大きな転機に立っている。

 「戦争を知らない世代」が大半を占め、体験を聞く機会はどんどん減ってゆく。外に目を向ければ、東アジアはもちろん世界の環境も大きく変わった。

 くしくも、「戦後レジームからの脱却」を信条とする安倍が、衆院選の勝利を受けて新しい年へ踏みだしている。

 きのふ行われた衆議院憲法審査会の参考人質疑で、安全保障関連法案を巡って、自民党・公明党・次世代の党が推薦した早稲田大学法学学術院教授の

 長谷部恭男が、「集団的自衛権の行使が許される点について憲法違反だと考えている。従来の政府見解の基本的な論理の枠内では説明がつかず、

 法的な安定性を大きく揺るがすものだ」と述べるなど、3人の学識経験者がいずれも、「憲法違反に当たる」という認識を示した。

 これについて、官房長官菅が、会見で、「憲法解釈として、法的安定性や論理的整合性は確保されている」と反論したほか、自民党の幹事長谷垣も

 「手だてを尽くして今後も説明し、国民に理解を求めていく」と述べるなど、政府・与党は、今の国会で成立を期す方針に変わりはないとしている。

 ただ、自民党内からは、「与党が推薦した学識経験者が、憲法違反と指摘したことで、今後の国会審議に影響が出るのは避けられない」という声も出ており、

 政府・与党は、国会審議への影響を最小限にとどめたいとしている。

 これに対し、民主党の幹事長枝野は、「いかに無理なでっち上げの論理で法案が出されたのかをみずから認めているようなものだ」と指摘したほか、

 共産党の委員長志位も、「今回の法制が憲法学の立場から見ても成り立たないことが明瞭になった」と述べた。

 民主党の代表岡田は、会見で、衆議院憲法審査会で、出席した学識経験者3人全員が安全保障関連法案は「憲法違反にあたる」という認識を示したことについて、

 「国民に非常に分かりやすいメッセージになった」と、法案の問題点などを、さらに追及していく考えを示した。

 この中で、岡田は、「憲法学者に聞けば、違憲だという人が圧倒的だというのは、最初から分かっていることで、もし、それで驚いている

 与党議員がいるとしたら、そのことに驚く。私は、今の政府の考え方では憲法9条をクリアできないと考えており、国民にとって非常に

 分かりやすいメッセージになった」。そのうえで、岡田は「この法案は憲法に関わる話であり、しかも、戦後の安全保障法制の大転換なので、

 民主党にとっても正念場だ。まずは、法案のおかしさや矛盾を明らかにしていくのが重要だが、政府は、いろいろなところで説明不能な

 事態に陥っており、かなり功を奏しつつある。さらにしっかりやっていきたい」と、法案の問題点などを、さらに追及していく考えを示した。

 日本年金機構の個人情報流出問題で、維新の党の代表松野頼久はきのふの会見で「厚労省の責任もある。大臣も政府も責任がある」と、

 厚労相塩崎恭久の責任を国会で追及する考えを示した。「公表が遅れたことは『危機感があるのか』と疑わざるを得ない」とも批判した。

 民主党の代表代行蓮舫らは東京都杉並区にある機構の本部を視察し、機構側から説明を受けた。蓮舫は「(最初の不正アクセスの)5月8日から

 (複数のパソコンに感染が拡大した)18日までは極めて危機意識が低かったという印象を受けた」と語った。

 一方、安倍は自民党の幹事長谷垣と首相官邸で会談。谷垣は第1次安倍政権時の「消えた年金」問題を踏まえ、「(当時の)社会保険庁で

 いろいろなこともあったから、気をつけてやらなければいけない」と指摘。首相は「そうですね」と応じ、再発防止に努めることで一致した。

 ♪泣けた こらえきれずに 泣けたっけ あの娘と別れた 哀しさに
山のかけすも 鳴いていた 一本杉の 石の地蔵さんのよ 村はずれ

 遠い 遠い 想い出しても 遠い空 必ず東京へ ついたなら
便りおくれと 云った娘(ひと)りんごのような 赤いほっぺたのよ あの泪(なみだ)

 呼んで 呼んで そっと月夜にゃ 呼んでみた 嫁にもゆかずに この俺の
帰りひたすら 待っている あの娘はいくつ とうに二十はよ 過ぎたろに
    昭和30年 別れの一本杉  作詞:高野 公男 作曲:船村徹

 ナイジェリア。イスラム過激派ボコ・ハラムのテロ攻撃が広がるナイジェリア情勢を巡り、国際人権団体「アムネスティ・インターナショナル」(本部・ロンドン)は

 3日、ナイジェリア軍が2011年以降にボコ・ハラムのメンバーと疑って拘束した7000人以上が、軍施設内で死亡していたとの調査結果を発表した。

 拷問や飢えなどが死亡原因とみられるという。アムネスティはさらに、ボコ・ハラムの鎮圧作戦の過程で軍が1200人以上を超法規的に殺害したとも指摘した。

 ナイジェリア軍は発表内容を否定したが、今後、軍に対し国際的な批判が高まる可能性もある。

 ボコ・ハラムは09年にナイジェリア北東部で政府機関やキリスト教会などへのテロ攻撃を開始した。アムネスティの調査によると、

 テロ激化に伴い、少なくとも2万人がボコ・ハラム戦闘員などの疑いで軍に拘束され、うち7000人が死亡した。

 多くの遺族には死亡したことが知らされていないという。軍による殺害としては、14年3月に北東部マイドゥグリで少なくとも640人が

 1日で殺された例を挙げた。

 アムネスティは、軍の行為について「適切な捜査が行われてこなかった」と批判し、先月29日に就任した大統領ブハリに「軍が行った

 残虐行為に関する捜査」を進めるよう求めた。

 アムネスティは、ボコ・ハラムのテロと当局の掃討作戦により、これまでに1万7000人が死亡したと推計している。

 ♪背のびして見る 海峡を 今日も汽笛が 遠ざかる あなたにあげた 夜をかえして 港 港 函館 通り雨

 流す涙で 割る酒は だました男の 味がする あなたの影を ひきずりながら 港 宮古 釜石 気仙沼

 出船 入船 別れ船 あなた乗せない 帰り船 うしろ姿も 他人のそら似港 三崎 焼津に 御前崎
     昭和44年 港町ブルース  作詞:深津武志 補作:なかにし礼 作曲:猪俣公章

 きのふも触れたが、介護が必要な高齢者が急増し、危機が迫る東京圏。日本創成会議はその回避策のひとつとして、医療・介護に余力がある地域への

 介護移住を打ち出した。大胆な提言を評価する声がある一方、戸惑いや懸念も広がっている。

 「東京圏では高齢者が介護施設(の入所枠)を奪い合う事態になる」、会見の冒頭、日本創成会議の座長増田寛也は言い切った。

 東京都の特養の待機者は4万3千人(2013年11月)。うち9千人は要介護度が高く、在宅で暮らす緊急度の高い人だ。

 都心部は建設地が確保しにくいため、東京23区外に特養を整備しようという動きも進む。杉並区は、静岡県、南伊豆町と共同で計画を進めており、

 17年度の開設を目指す。区内に14カ所ある特養はすでにいっぱいで、待機者数は4月末現在で1400人にのぼる。だが、「区内に

 土地を確保するのは困難」な状況だ。豊島区も、将来の介護需要の伸びに備え、区外特養整備の調査研究費を15年度予算に盛り込んだ。

 千葉県富津市にある区有地などが候補にあがる。

 郊外の事情も厳しい。東京都八王子市の特別養護老人ホーム「小松原園」では、定員117人の施設に1740人が申し込み、入居を待つ。

 うち300人は東京23区からだ。相談支援室長川津明弘・は「(待機者が)年に50〜100人ぐらいの勢いで増えている。

 収容力も足りず、人材も確保できない。大変申し訳ないが待ってもらうしかない」と。

 東京都は昨年、特養の定員を25年度末に6万人分(13年度末4万1340人分)に、認知症高齢者グループホームは2万人分

 (13年度末8582人分)に増やす目標を公表した。増田は、介護の人材不足などの課題を指摘。介護の需要は25年度以降も増え続けるとして

 「(対策を)東京都で自己完結するのは難しい」と述べた。

 高齢化は都市部で急速に進む。国立社会保障・人口問題研究所の推計(13年)によると、25年の大阪府、愛知県の75歳以上人口は、

 15年に比べて40%以上増える見通しだ。介護サービスの拡充は東京圏と同じく切実な課題だ。

 古くからの温泉療養地で病院も多い大分県別府市。日本創成会議の試算では、市と周辺地域の医療介護体制の充実度が最高位にランクされた。

 都市部から地方に高齢者の移住を進める提言について、市福祉保健部では「都会と地方が生き残るための一つの方策ではある」と。

 ただ、移住や定住に力を入れる政策が市にあるわけではなく、心配が大きい。「本来、都会でケアするものを地方でやるには財政的にも難しい。

 人材確保を含め、国全体でどう分担するかという仕組みづくりが必要だ」と。

 同じく充実度が高く評価された高知市。市健康福祉部長村岡晃は「高齢者に偏った移住や定住が、本当に地方創成につながるのか」と疑問視する。

 「地方にとっては、元気な若者をどう維持し、増やしていくかが大事な課題なのに」と。市の病床や介護施設の充実は、一方で過剰とも指摘されている。

 団塊世代が75歳を迎える25年に向け、見直しの検討が始まるという。「社会保障費や地方のコスト削減を進める国の考え方からすれば、現状維持は難しい」と村岡。

 昨年の提言で、将来、社会保障の維持が困難になる「消滅可能性都市」とされた秋田市は、今回の提言で医療介護体制に「余力がある」とされた。

 市内の高齢者施設で働く50代の男は「県外からの入所受け入れは制度的に可能だが、職員が慢性的に不足し、介護報酬も引き下げられて厳しいのが現状。

   『リタイアした首都圏の人たちを地方で引き受けて』とは虫のいい話だ」。市によると、市内の特別養護老人ホームに入所を希望する待機者は1千人に上る。

 一方、移住者が高齢であっても、働き手として期待する声もある。

 大震災で大きな被害を受けた岩手県釜石市は、提言では「余力がある」と認定された。人口はピークだった1963年(昭和38年)の4割の3万6千人。

 医療介護現場での人手不足が続いている。建設業や水産加工業では復興需要もある。市総務企画部長正木隆司は「元気なうちに移住して

 活躍してもらえば、人手不足の解消にもつながる」と期待する。

 ♪波の背の背に 揺られて揺れて 月の潮路の かえり船
霞む故国よ 小島の沖に 夢もわびしく よみがえる

 捨てた未練が 未練となって 今も昔の せつなさよ
瞼あわせりゃ 瞼ににじむ 霧の波止場の 銅鑼の音

 熱いなみだも 故国に着けば うれし涙と 変わるだろう
鴎ゆくなら 男のこころ  せめてあの娘に つたえてよ
     昭和21年 帰り船 作詞:清水みのる 作曲:倉若晴生

 2010年のサッカー・ワールドカップ南アフリカ大会のヨーロッパ予選でフランスに敗れたアイルランドが、フランスの選手に反則があったと抗議したあと、

 法的な手段に訴えないようFIFA=国際サッカー連盟からアイルランドのサッカー協会に多額の資金が提供されていたことが明らかになった。

 これは、アイルランドサッカー協会の会長ディレイニーが4日、地元の公共放送RTEのラジオに出演して明らかにした。

 2010年のサッカー・ワールドカップ南アフリカ大会を前に行われたヨーロッパ予選で、フランスに敗れて大会出場を逃したアイルランドの

 サッカー協会は、フランスのアンリ選手が手を使って決勝点をアシストしたと抗議し、再試合や特別枠での出場を求めたが、FIFAは認めなかった。

 会長のディレイニーは、FIFAからの資金提供について「協会が法的な手段に訴えないようにするためのものだった」と認めたうえで

 合法的な取り引きだったと説明した。一方、FIFAは500万ドル(日本円で6億円余り)をスタジアムの建設資金としてアイルランドサッカー協会に

 貸し付け、最終的に提供したと説明している。今回の証言で、試合の判定を巡る抗議が水面下で多額の資金によって処理されたことが明らかになり、

 FIFAの金権体質とアイルランド側の対応に批判が高まりそうだ。

 ♪何から何まで 真っ暗闇よ 筋の通らぬ ことばかり 右を向いても 左を見ても 馬鹿と阿呆の 絡み合い どこに男の 夢がある

 好いた惚れたとけだものごっこが罷(まか)り通る世の中でございます。好いた惚れたはもともと「こころ」が決めるもの…

 こんなことを申し上げる私もやっぱり古い人間でござんしょうかねえ。

 一つの心に 重なる心 それが恋なら それもよし しょせんこの世は 男と女 意地に裂かれる 恋もあり 夢に消される 意地もある

 なんだかんだとお説教じみたことを申して参りましたが、そういう私も日陰育ちのひねくれ者、お天道様に背中を向けて歩く、馬鹿な人間でございます。
       昭和46年 傷だらけの人生 作詞:藤田まさと 作曲:吉田正

 奈良。唐招提寺を開いた中国の高僧・鑑真をしのぶ法要「開山忌」が営まれ、国宝の「鑑真和上坐像」が公開された。

 唐招提寺では、奈良時代に寺を開いた中国の高僧・鑑真の命日にあたる6月6日とその前日の5日に毎年法要が営まれ、ふだんは見ることのできない

 国宝の「鑑真和上坐像」が公開された。境内にある国の重要文化財の「御影堂」では、今朝9時から僧侶がお経を唱える中、茶道の藪内流の

 次期家元がたてた茶が鑑真和上坐像に供えられ、参拝者が次々と焼香した。また、日本画家の東山魁夷が鑑真の故郷を描いたふすま絵や、

 鑑真が長い航海を経て日本にたどり着いた際の景色を描いた厨子絵も公開された。御影堂では今年末ごろから数年かけて修復工事が行われることになっていて、

 修復前に堂内で開山忌が行われるのは今回が最後だという。鑑真和上坐像などは、7日まで公開される。

 愛媛。去年12月、松山市千舟町のアパートの部屋で、この部屋に住む黒田美貴さん(37)が首を鋭利な刃物で刺されて殺害されているのが見つかった。

 警察は顔見知りによる犯行とみて、黒田さんが保険の勧誘の仕事などでたびたび訪れていたとみられる県外にも捜査員を派遣し、交友関係を中心に

 捜査を進めてきた結果、仕事上の知り合いの僧侶が、事件当日、黒田さんのアパートを訪れていたことが分かった。で、事情を聴いたところ、

 黒田さんを殺害したことを認めたため、昨夜遅く、殺人の疑いで逮捕した。逮捕されたのは、徳島市八万町の僧侶、来見佳典者(29)で、

 調べに対して「黒田さんを殺したことは間違いない」と容疑を認めているという。警察は、まだ見つかっていない凶器の特定など事件の詳しいいきさつや

 殺害の動機について調べを進める。

 ♪白い夜霧の灯りに濡れて 別れ切ないプラットホーム ベルが鳴る ベルが鳴る
さらばと告げて手を振る君は 赤いランプの終列車

 涙かくして 微笑み合(お)うて 窓に残した心の温み あの人は あの人は
いつまた逢える旅路の人か 赤いランプの終列車

 遠い汽笛に うすれる影に 一人たたずむプラットホーム さようなら さようなら
瞼の奥に哀しく消える 赤いランプの終列車
        昭和27年 赤いランプの終列車 作詞:大倉芳郎 作曲:江口夜詩

 年金情報流出問題。この問題を受けて、経済再生担当相甘利は、けふマイナンバーを年金に活用するスケジュールについて見直しも含めて

 検討する考えを明らかにした。「年金へのマイナンバーの対応は、今回の検証を踏まえて導入時期を考えていきたい」(甘利)。  マイナンバー制度は国民一人一人に番号をつけて行政の効率化を図る制度で、来年から順次運用を開始し、2017年1月には年金の個人情報とも

 結びつけられる予定だった。経済再生相甘利は、今年10月から番号を通知し、来年1月から運用を開始するというマイナンバー制度自体の

 スケジュールは変わらないとした。しかし、マイナンバーを年金情報に結びつける時期については、今回の情報流出問題の検証を踏まえた上で、

 見直しも含めて検討する考えを示した。

 鹿児島。県議会はけふの議会運営委員会で、九州電力川内原発(薩摩川内市)の安全対策を審議してきた原子力安全対策等特別委員会を

 存続させないと決めた。特別委は4月の県議選で設置期限が切れ、改選後に改めて存続の要否を決めることになっており、正式に廃止が決まった。

 九電は早ければ8月にも川内原発を再稼働させる意向だが、県民は賛否が分かれており、市民団体からは「議会の役割放棄だ」との声が上がっている。

 特別委は福島の原発事故を受け、2011年6月、川内原発の安全対策を調査するため設置された。これまで23回開かれ、九電や

 原子力規制庁の幹部らを参考人招致。地震や火山による原発への影響や避難計画の妥当性などについて議論し、昨年11月、再稼働同意の判断をした。

 全ての特別委は設置時の議員の任期満了とともにいったん廃止されるが、改選後に存続させるか決めることになっている。

 県内90の市民団体でつくる「ストップ再稼働! 3・11鹿児島集会実行委員会」の事務局長向原祥隆(よしたか)(58)は

 「県民に根強い不安がある避難計画もきちんと議論できていない。常任委で議論することになれば、再稼働を素通りさせることになる。

 原発は一つ間違えば県民の命や土地を奪う」と批判している。

 ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの よしや うらぶれて異土の乞食となるとても

 帰るところにあるまじや ひとり都のゆふぐれに ふるさとおもひ涙ぐむ そのこころもて

 遠きみやこにかへらばや 遠きみやこにかへらばや
            犀星  抒情小曲集から

 政府は、来年2016年に日本で開かれる主要国首脳会議(サミット)の開催地を三重県志摩市にすることを明らかにした。

 日本でのサミット開催は、前回08年の北海道・洞爺湖に続き6回目となる。

 サミットの開催地をめぐっては、志摩市のほか、長野県軽井沢町、仙台市、新潟市、浜松市、名古屋市、神戸市、広島市の8都市が

 名乗りを上げていた。政府は、開催地の条件として、宿泊施設の多さや交通の利便性、警備のしやすさなどを挙げ、外務省や警察庁が

 昨年から現地調査をするなど、絞り込みを進めていた。

 富山。「津沢夜高あんどん祭り」の前夜祭が、きのふ小矢部市岩武の津沢あんどん広場周辺であり、本番さながらの熱気でにぎわった。

 前夜祭はミニあんどんの練り回しで幕開け。地元の幼児たちが「よいやさ」の掛け声とともに、二基のあんどんを引っ張った。

 夜高太鼓と笛のちびっこ競演会には小学生を中心に29チーム、94人が参加し、元気なばちさばきを見せた。踊りの披露などもあり、宵の街に活気が満ちた。

 祭りはけふ、明日に津沢地区一帯で催され、両日とも午後7時〜午前零時に、大あんどんの練り回し、午後9時前後から見せ場の「ぶつかり合い」が予定されている。

 福井。日本年金機構の個人情報が流出した問題に絡み、警察官などを名乗る不審電話が、きのふ県内でも相次いだ。

 警察官をかたる不審電話に関する相談が、きのふ日午後5時現在で4件。いずれも県警本部に電話があり、相談者は福井市在住で

 50〜80代の男女。本部の警察官と称して「年金流出について不審な電話がないか」などと持ち掛けた。3日夜には「年金機構の職員をかたる

 電話があった」との相談が福井署に1件あった。電話は年齢や使用する金融機関を尋ねる内容。いずれも現金の要求などはない。

 県警の担当者は「この件で警察から電話で連絡することは絶対にない。不審な電話があれば警察に相談を」と呼び掛けている。

 県消費生活センターと、福井、武生、敦賀の各年金事務所には、午後5時現在、県民からの相談はなかった。

 ♪夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る
あれに見えるは茶摘みぢやないか あかねだすきに菅の笠

 日和つづきの今日このごろを 心のどかに摘みつつ歌ふ
摘めよ摘め摘め摘まねばならぬ 摘まにゃ日本の茶にならぬ
     明治45年 茶つみ 文部省唱歌

 能登。田鶴浜町(七尾市)の元建具店経営山岸正夫さん(68)が40年来、収集してきた日本画と九谷焼を中心とした私設美術館を、明日開館する。

 明治時代に校長だった東京美術学校を排斥され、日本美術院を起こした美術運動家岡倉天心に私淑。天心が東京を離れ、横山大観らを指導した

 茨城県北茨城市の五浦(いづら)にちなみ「田鶴浜美術の館 五浦」と名付けた。明日6〜8日に限定公開した後は、予約で鑑賞を受け付ける。

 山岸さんが美術品に目覚めたのは、建具店を経営していた現役時代の30代。自分が見本品を紹介する多くの展示会場に美術商らも出展。

 江戸時代の古九谷や古九谷の再興を目指した吉田屋窯に触れる機会があり、青手や九谷五彩の美しさに魅了された。収集の始まりだった。

 集めるうちに美術全般に目が開き、日本画にも関心が向いた。貧しさに耐えながらも志を貫く天心らの生き方に興味を持ち「五浦に集まり、

 苦労を重ねた大観らが好きになった」と、五浦の作家たちと呼ばれる大観の「不二山」、下村観山の「牧童」、木村武山の「菊日」などの

 軸装画を集めた。いずれも東京美術倶楽部などの鑑定を得て、真作との判断を得た。

 古九谷は山水図の輪花型鉢にはじまり、吉田屋窯、それに続く松山窯の優品、吉田屋窯風の作陶も得意とした初代徳田八十吉にも及ぶ。

 絵や焼き物の中には作品集に掲載されている作品も含まれる。商売は2年前に引退した。

 半年かけて自分で店舗跡をリフォーム。50点を展示し、作品に説明板も取り付けた。「子どもたちにも本物の絵や石川の伝統の焼き物を見てほしい」。

 一人の収集家としての思いが詰まる空間、「美術の館 五浦」は国道249号沿いの田鶴浜建具センター向かい。

 6〜8日は午前10時〜午後4時の開館。入場無料。予約は、山岸さん 0767(68)2926。

 金沢。自民党県連は、けふの議員協議会で、次の幹事長に小松市選挙区選出で6期の県議藤井義弘を充てるなど、新しい役員人事を決めた。

 明日開かれる県連の定期大会で、会長人事とあわせて正式に承認される。自民党県連の新しい役員については、会長に石川3区選出の

 衆議院議員北村茂男が就くことが決まっていて、議員協議会などで幹事長以下の役員人事について協議した。新しい県連幹事長には、

 適齢期とされる6期の県議のうち、最も年長の藤井義弘を充てることで異論は出ず、藤井の幹事長就任が内定した。

 また、新しい会長に就く北村代議士の意向から、地元のまとめ役となる会長代行に、県議福村章が引き続き就任することも承認された。

 金沢市中央卸売市場に、能登町沖と輪島市沖の定置網で漁獲されたクロマグロ54本が運ばれた。

 今季最多の入荷となり、市場が活気づいた。早ければ、けふ夕方にも県内のスーパーなどに並ぶ。

 先にも触れたが、民間の有識者でつくる「日本創成会議」が、きのふ発表した高齢化問題への提言。

 介護人材・施設の不足が深刻になる東京圏からの移住候補地として41地域が選ばれ、石川県内では金沢市が入った。提言では、全国を

 344の地域に分け、医療と介護サービスの提供能力などから、高齢者の移住を受け入れる「余力」がどの程度あるかを、独自の指標で評価した。

 「医療」については、早期の治療などが可能な急性期病院が1時間以内に行ける場所にどれくらいあるかを住民数に応じて判定し、

 金沢は7段階のうち「充実している」の6。「介護」では、2040年の介護需要に照らして施設の定員ベッド数がどの程度あるかで判定し、

 金沢は7段階のうち3。ただ、介護施設は医療施設より整備しやすい点が考慮され、移住候補地となった。

 市は、政府の地方創生政策に合わせ、「金沢版総合戦略」の策定を進めている。出生率の向上や、市内の大学生ら若年層の地元企業への

 就職・定住化推進策などを5カ年計画で進める。目標の一つとして、北陸新幹線開業による移住人口の増加もあげている。

 市企画調整課では今回の提言について「これまでの医療・福祉政策が評価され、とても光栄」とした上で、「高齢者は生産労働人口ではないので、

 賛否両論ある。まずは国の今後の動向を見つつ政策を精査したい」と慎重な姿勢をみせた。

 市は、明確に県外移住者を対象とした奨励金制度などは設けていないが、市内に新たに住居を設ける世帯を対象にした条件付きの住宅支援制度がある。

 提言では、高齢者の移住には向かない「過疎地域」のため41地域には選ばれなかったが、七尾市が医療レベル7、介護レベル5で

 サービス提供能力の余力があるとされた。

 安倍政権が進める新たな安全保障法制に反対する「平和・民主主義・革新の日本をめざす石川の会」(石川革新懇)が、きのふ

 金沢市の繁華街で街頭宣伝活動をした。代表世話人の鳥越順丸さん(71)が「国会の議論は戦争へ進もうとしているが、国民は乗ってはいけない」と、

 集団的自衛権の行使を認める安保関連法案の成立阻止を訴え、道行く人から署名を集めた。

 署名した金沢市の女性の御年寄り(79)は「いまの若い方の戦争観は、私たちの時代と異なっている。自衛隊が(海外に)出かけていって、

 情勢が変わったらどうやって戦争をせずに防げるのか、日々疑問に思う」。パートの女性(50)は「いまの国会は、国民の立場で

 ものを考えてくれているとは見えない」。

 加賀。農山村でボランティアをしながら生活するNPO法人地球緑化センター(東京)の緑のふるさと協力隊員が、今年も白山市白峰に派遣されている。

 旧白峰村時代から16代目となる松戸市出身の伊藤優さん(20)。着任から2カ月。すっかり地域に溶け込んだ。白山夏山開き準備のため、

 けふ5日にもヘリで南竜山荘に向かう。

 東京農大短期大学部で植物学や造園技術を学び、田舎へのあこがれから課外活動で東北の里山保全を経験した伊藤さん。造園関係への就職も考えたが

 「行ったことのない北陸の海や山を見てみたい。若いうちしかできない」と入隊を決めた。

 初めての一人暮らしに着任前は「自分を受け入れてもらえるか心配で眠れなかった」という。住民は温かく不安はすぐに吹き飛んだ。

 青年団にも加入。住民からは「ゆうちゃん」と呼ばれる。「名前や屋号を覚えるのに必死」と笑顔を見せる。

 特産品販売施設などでの接客や、小学校での絵本の読み聞かせに取り組みつつ大自然も満喫している。「空気の匂いが違う」。

 山菜採りは五、六回、連れて行ってもらった。「よしたい(ありがとう)」や語尾に「にゃー」を付ける方言も自然と口から出る。

 隊員の任期は一年。先のことは分からないが「山の仕事をもっと知りたい」と白峰での暮らしに意欲満々だ。山荘では、ふもとから空輸する

 物資の荷ほどきを手伝う。

 Do it!(ともかくやりなさい)
 Go against!(風に向かって走れ)
                  熊川哲也

 朝の来ない夜はない 春の来ない冬もない 人生万事地球と同じ春夏秋冬 花も咲けば雨も降る。

 往く道は精進にして、忍びて終わり悔いなし
            酒井雄哉 高倉健の座右の銘

 他人から「どう思われるか」より、他人のために「何ができるか」。

 冷に耐え、苦に耐え、煩に耐え、閑に耐え、競わず、争わず、もって大事をなすべし
                                    高倉健

 人に愛 花に水
 People love to water the flowers

 風薫る皐月も今や水無月、6月に替わって、5日。月日の経つのは、何とも早い。

 昨夜は浪速大阪の故桂枝雀さんの弟子の落語家、桂む雀さんから、「元気ですか」と、久々の電話あり。数年前、脳梗塞を患い、言葉が少し

 不自由になり、最近は、師匠の形見のハーモニカと習っているピアノの発表会を開いたりしている。

 今朝は、CT検査のため、金大へ。途中、たかみ公園近くの、不燃物ステーションで、プリンターを捨てた。近くの畑に居た和田さん、

 和田さんからニンニクの芽を戴いている玉井さんに会い「おはようございます」。薪の話から、小屋の椎の木伐採について、玉井さんの知人に

 聞いてもらうことにして、金大へ急いだ。工事中の駐車場は相変わらず混んでいて、更に血液検査も。廊下の待合室では、久々にDr岡本に会い

 「コンニチハ」。待っているのがあまりにも長いので、隣に座った91歳の爺さんとあれこれ話しているうちに、ようやく検査。ところが、

 採血がうまくできず、交代して三度目にしてようやく採血が終わった。そして、CTで、造影剤の為の造影剤注射もDrと看護士が

 二人がかりで失敗し、結局造影剤ナシで撮影した。結果説明は8日で、この日は内視鏡の撮影検査もある。

 午後から雨に変わって、いやー何とも冷える。

 しまってあった石油ストーブを引っ張り出して、暖を取った。

 薔薇美しき 真紅のバラの就中
            箕面 藤堂
 自由さに慣れて不自由 懐手
             (々)

 trust me.
 I Have a Dream

                 2015 水無月、6月5日(ふ)
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