「黒い霧解散」参考にするか

 2014年、霜月、11月12日 。

 石川県内は、曇りのち雨。金沢の最高気温は19度。

 朝の散歩は、何時ものコース。寺の方向へ向かった。

 体育館には誰も来ていない。体育館の横では、相変わらず黒い車が駐車中。遠くに桝谷さんの奥さんが見えた。

 バス通りを渡って、坂道、ここで、久しぶりに神谷さんに会ったので「おはようございます」。しばし立ち話したが、明後日はお友たちと

 京都へ行かれるとか。ただし、宿は一杯で、手前の大津にされたという。四つ角へ。西さんちの四つ角もまっすぐ行く。洋菓子屋さん、枯葉を

 掃いたのか綺麗だった。資材置き場で、ミニユンボを積んだ親父さんらに「おはようございます」。

 宇野さんはまだのようだ。四つ角は左折した。二人連れの中学生が行く。バス通りを渡ったところで、ワンちゃん連れの玉井さんに会い

 「おはようございます」、歩きながら話したが、先般、松井田、横川近くの妙義山(相馬岳1103.8m)の岩場へ行ってきたという。

 鎖やはしごで、怖いところでしたという。帰って一週間は足腰痛かったというが、まぁ、元気あるワイ。

 このあたりで、登校する小学生らが目に入ってくる。資材置き場を左折、奥村さんちの三叉路で、柴犬連れの尾田さんに会い「おはようございます」。  ほんださんちの紫式部はまだ健在だ。小屋に戻って、緑茶の一杯が何ともうまい。

 気象庁は、発達する低気圧の影響で北日本(北海道、東北)と北陸は明日13日に大荒れの天気になるとして暴風や高波に警戒するよう求めた。

 けふ昼すぎからは竜巻などの激しい突風や落雷にも注意が必要だという。

 日本海中部にある低気圧が発達しながら北東に進み、明日13日はサハリン付近に位置する。このため日本付近は西高東低の強い冬型の

 気圧配置になる。北陸と東北では明日明け方から、北海道では明日昼前から、日本海側を中心に非常に強い風が吹く。

 明日13日に陸上で予想される最大瞬間風速は、北海道と北陸35m、東北30m。波の高さは6mと予想されている。

 中国。北京を訪れている安倍は、きのふ夜に開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)参加国首脳による夕食会で、

 韓国の大統領朴槿恵(パククネ)と会話を交わした。両首脳は北京、ミャンマー、オーストラリアと続く一連の国際会議に出席するが、

 公式の首脳会談は今のところ予定がない。関係改善へ第一歩を踏み出した日中関係に比べ、日韓の雪解けは遅れている。

 夕食会で、両首脳は隣席に。旧日本軍による従軍慰安婦問題などをテーマとした日韓外務省局長級協議の「円滑な前進」を促すことで一致し、

 「さまざまな事項」も話したという。首相は会見で「自然な形で対話が始まった。さまざまな事項で、互いに胸襟を開いて話ができた」と語った。

 日韓関係は、従軍慰安婦問題や、島根県・竹島(韓国名・独島)の領有権をめぐる対立で、長く冷え込んでいる。

 二国間の首脳会談は2012年5月、当時の首相野田佳彦が大統領李明博(イミョンバク)と北京で会ったのが最後。安倍と朴は

 今年3月、オランダで日米韓三カ国首脳会談をしたが日韓首脳会談は実現していない。

 12年末の第二次安倍政権発足後、首相は中韓両国を訪ねていなかったが、今回のAPECで中国を訪問し、国家主席習近平と会談した。

 日韓関係について、日本政府関係者は「このままでいいはずはない」と話す。

 だが、具体的な見通しは立たない。安倍政権は、旧日本軍による従軍慰安婦への関与と強制性を認めた官房長官河野洋平談話の検証を行い、

 韓国側が「強い遺憾の意」を表明するなど、関係悪化が進んできた。

 韓国側は慰安婦問題の解決に向けて、日本側が新たな提案など「誠意ある態度」を示さなければ首脳会談に応じない方針。

 一方、日本政府は会談に前提条件はつけないという立場だ。

 来年は日韓国交正常化50周年の節目だが、日本政府高官は「首脳会談はやろうと思えばいつでもできる」と関係修復を急ぐ雰囲気はない。

 ♪おおきな くりの きの したで あなたと わたし
なかよく あそびましょう おおきな くりの きの したで

 おおきな くりの きの したで おはなし しましょう
みんなで わになって おおきな くりの きの したで

 おおきな くりの きの したで おおきな ゆめを
おおきく そだてましょう おおきな くりの きの したで
        大きな栗の木の下で 作詞:不詳 2〜3作詞:阪田寛夫 作曲:不詳

 長野県と岐阜県にまたがる御嶽山(3067m)の噴火の大惨事。

 57人が死亡し、今も6人の行方が分からない御嶽山の噴火から、先月の27日で1か月が経った。

 戦後最悪となった御嶽山の噴火で、来年の春以降降り積もった雪がとけ、火山灰とともに土石流を引き起こすおそれがあるとして、

 研究者のチームが雪どけの状況などをきめ細かく把握するための観測機器の設置作業を始めた。

 観測機器を設置するのは、新潟大学災害・復興科学研究所の准教授河島克久と、信州大学理学部の教授鈴木啓助ら6人でつくる研究チームで、

 特別な許可を得て、今朝、御嶽山のふもとの長野県王滝村から観測機器を設置する7合目に向けて出発した。御嶽山では、9月の噴火で

 降り積もった火山灰の上に雪が降り続くと見られていて、来年の春以降、大量の雪どけ水が火山灰と一緒になって流れ下り、

 土石流が発生しやすくなる恐れがあるという。このため研究チームでは観測機器を設置して、積雪の深さや気温、それに風速などを計測し、

 これらのデータをもとに1時間ごとにどの程度雪がとけているかを割り出し、土石流発生の予測などにつなげたいとしている。

 新潟大学の准教授河島は「観測したデータを地元の役場などにも提供することで災害を未然に防ぐことにつなげていきたい」と。

 御嶽山のライチョウ。1980年代には国内で3000羽ほど確認されていたが、現在は2000羽にまで減少、絶滅危惧種にされている。

 数が減ったのは、温暖化の影響に加え登山者が残すゴミが病原菌の発生源になったり、キツネやカラスに卵が食べられたりしたことが原因とされている。

 40年以上ライチョウを研究している専門家は「御嶽山の噴火がこの減少傾向に拍車をかけるのではないか」と心配している。

 「ライチョウが食べる物は高山植物。今回の噴火によって、高山植物がどれくらいダメージを受けているか気になる」(信州大学 名誉教授中村浩志)。

 現在、御嶽山に生息するライチョウは70羽。火山灰によりエサとなる高山植物が枯れるおそれがある。さらには、御嶽山に生息する

 ライチョウならではの特徴があるという。「御嶽山にいる集団は完全に孤立。ライチョウは飛べるが、一番近くの乗鞍岳までは

 移動できない」(信大名誉教授中村浩志)。ライチョウの飛行距離は20キロm。そのため、別の生息地である隣の乗鞍岳までは

 移動できない。こうしたことから、御嶽山のライチョウは独特の進化を遂げてきた。「噴火の影響で急激に数が減ると、絶滅してしまう

 危険性が高くなる」(信大名誉教授中村浩志)。急激な環境の変化に弱く、入山を規制されている現状では守る手だてはないという

 御嶽山のライチョウ。中村さんは来週にも独自に調査を開始したいとしていて、長野県も今後、個体数調査を実施したい考えを示している。

 ♪白い花が 咲いてた ふるさとの 遠い夢の日 さよならと 云ったら 黙ってうつむいてた お下げ髪
悲しかった あの時の あの 白い花だよ

 白い雲が 浮いてた ふるさとの 高いあの峰 さよならと 云ったら 木霊がさよならと 呼んでいた
淋しかった あの時の あの 白い雲だよ

 白い月が ないてた ふるさとの 丘の木立に さよならと 云ったら 泪の眸でじっと 見つめてた
悲しかった あの時の あの 白い月だよ
     昭和25年 白い花の咲く頃 作詞:寺尾智沙 作曲:田村しげる

 大分。元首相細川護煕(もりひろ)は、衆院解散の可能性が高まっていることについて「仮に選挙があれば、原発問題はぜひ争点にすべきだ。

 非常に将来に影響を及ぼすことなので」と、大分県の九州電力八丁原地熱発電所を視察後、述べた。

 一緒に視察した元首相小泉純一郎は「選挙があろうがなかろうが、再稼働反対運動を進めていく。ただ、選挙には関わらない」と強調。

 解散については「専権事項なので首相が判断すればいい」と述べた。

 社会福祉法人の制度改革を検討している厚労省は、事業で蓄積した内部留保のうち、当面の運転資金などを除く「余裕財産」を

 地域での社会貢献活動に使うことを義務付ける方針を固めた。

 一定規模の法人に会計監査人を置くことも義務化する。来年の通常国会に社会福祉法改正案を提出し、2016年度からの実施を目指す。

 厚労省によると、社会福祉法人が運営する特別養護老人ホーム(特養)の内部留保は平均で、1億6000万円に上り、ずさんな運営が問題化している法人も存在する。

 内部留保は、建物の修繕費や運転資金といった事業継続に必要な最低限の財産と、それ以外の余裕財産に区分。

 余裕財産は(1)生活困窮者への福祉サービス(2)生活保護世帯の児童への教育支援(3)高齢者の生活支援−などの公益活動や

 職員の待遇改善に充てることを義務付ける。

 法人は、地域のニーズをくみ取りながら実施計画を策定。自治体が計画を審査した上で承認し、指導監督も行う仕組みにする方針だ。

 また厚労省は、きのふの社会保障審議会の福祉部会に、一定規模の法人に会計監査人の設置を義務付けるほか、地域や施設利用者の意見を聴いて

 運営に反映させる「運営協議会」を任意で設置できる案を提示した。法人への指導監督を強化する狙いで、対象法人の規模は今後詰める。

 ♪白樺 青空 南風 こぶし咲くあの丘 北国の ああ 北国の春 季節が都会ではわからないだろうと届いたおふくろの小さな包み あの故郷へ帰ろかな 帰ろかな

 雪どけ せせらぎ 丸木橋 落葉松の芽がふく 北国の ああ 北国の春  好きだとおたがいに言いだせないまま別れてもう五年あの娘はどうしてる  あの故郷へ帰ろかな 帰ろかな

 山吹 朝霧 水車小屋 わらべ唄聞こえる 北国の ああ 北国の春  兄貴も親父似で無口なふたりがたまには酒でも飲んでるだろか あの故郷へ帰ろかな 帰ろかな
         1977年 北国の春 作詞:いではく 作曲:遠藤実

 解散総選挙。年内に衆院解散・総選挙が行われる流れになった。

 安倍は、来年10月に予定される消費税率の10%への引き上げを延期する場合、解散して国民の信を問うことの検討を始め、

 アジアなどの歴訪から17日に帰国した後、早ければ来週中に増税と解散をするかどうか決断する。

 与党内には年内衆院選の容認論が広がり、公明党の代表山口は党幹部に衆院選準備を急ぐよう指示。野党各党も衆院選への態勢づくりを加速させた。

   年内衆院選なら12月2日公示で14日投開票、9日公示で21日投開票などの案が想定されている。

 山口は、きのふ公明党幹部と国会内で協議し、選挙準備を指示。公明党の支持母体である創価学会も、地方組織の選挙責任者を集めた

 緊急会合を都内で開き、衆院選をにらんで対応策を議論した。

 山口は会見で「早ければ年内衆院選というシナリオもある。対応できる構えを取っていきたい」と表明。首相は17日発表の7〜9月期の

 国内総生産(GDP)速報値などの経済指標を検討材料に、消費税増税の是非を判断する考えを示しており、山口は「首相が総合的に判断するだろう」と指摘した。

 自民党は役員会で、幹事長谷垣禎一が「首相が海外に出掛けたので申し上げることはない」と説明。会見でも「首相が留守の間は

 発言しない」と帰国後の判断を待つ考えを示した。執行部は空白区の候補者擁立作業などを始めており、総務会長二階は会見で

 「解散風が吹き始めることは、もう間違いない。自民党が圧勝できる態勢を整えたい」と強調した。

 民主党は、代表海江田万里ら幹部が党本部で対応を協議。早期解散に備え、候補者の擁立作業を加速させることや、選挙区での

 野党共闘を重視する方針を確認した。幹事長枝野幸男は会合後、首相が衆院解散に踏み切れば「大義なき疑惑隠しの党利党略解散だ」と批判した。

 維新の党は役員会で、野党間の候補者調整を急ぐため、他党との協力を進めていくことで一致。国会議員団幹事長小沢鋭仁は

 「野党統一の形が見える姿を目指したい。基本的な政策調整は不可欠だ」と述べた。

 首相はきのふ、北京での会見で、衆院解散・総選挙に関し「解散のタイミングは、私は何ら決めていない。臆測に基づく報道に答えることはしないが、

 私自身、解散について言及したことは一度もない」と述べるにとどめ、早期解散を否定しなかった。

 「内閣改造をするほど総理の権力は下がり、解散するほど上がる」。元首相佐藤栄作の言葉らしいが、安倍は、佐藤の「黒い霧解散」(66年)を

 参考にしているそうな。安倍が、黒い霧解散を参考に年内の衆院解散・総選挙に向け調整に入ったらしい。前経産相小渕優子らのダブル辞任や、

 その後も続く閣僚の「政治とカネ」の疑惑で国会審議が行き詰まった状態を一気に打開する「リセット」を狙ったものだ。

 政治日程から来年の解散は難しいという判断もあり、野党側の選挙準備が十分でない年内の総選挙に打って出た方が得策との判断に傾いたようだ。

 維新の党とみんなの党の幹事長らが会談し、安倍が近く衆議院の解散に踏み切る可能性が強まっているとして、両党の候補者どうしの

 競合を避けるため選挙区の調整を急ぐべきだという認識で一致した。国会内で行われた会談には、維新の党の国会議員団幹事長小沢と

 みんなの党の幹事長水野が出席し、両党の国会対策委員長も同席した。この中では、衆議院の解散・総選挙を巡って、安倍臣が

 近く解散に踏み切る可能性が強まっているという見方で一致。そのうえで、両党は、今の国会に、来年10月に予定されている消費税率の

 10%への引き上げを凍結させるための法案を共同で提出するなど政策の方向性は近いとして、両党の候補者の競合を避けるため、

 選挙区の調整を急ぐべきだという認識で一致した。また、野党側から安倍内閣に対する不信任決議案が提出された場合には、両党が

 賛成する方向で党内調整を進めることも確認した。維新の党の国会議員団政務調査会長片山は会見で、「今の選挙制度では野党が共闘しないと

 勝つことができない。オール野党というわけにはいかないが、政策の幅が近い党どうしで連携する必要があるので、行政改革や地方分権などで

 共通政策を掲げることなども目指すべきだと思う」と述べた。

 維新の党の共同代表(大阪市長)橋下徹は、衆院解散・総選挙があった場合、公明党現職のいる大阪、兵庫の6選挙区への候補者擁立を

 検討していることを明らかにした。維新(当時は日本維新の会)は2012年衆院選で、大阪都構想への協力と引き換えに6選挙区での

 擁立を見送ったが、その後決裂している。都構想を巡っては先月、大阪府・市両議会で公明など野党の反対で協定書(設計図)議案が否決された。

 対決姿勢を強めてけん制する狙いがあるとみられる。橋下は自身の立候補についても「選択肢はいろいろ考える」と語った。

 一方、維新は今年6月、公明幹部の現職議員がいる衆院大阪3区と16区の選挙区支部長に、橋下と幹事長(大阪府知事)松井一郎が

 それぞれ就任したと明らかにしていたが、実際には就任していないことが分かった。維新幹部によると、都構想の実現を優先するため

 橋下、松井の出馬は見送る方針という。

 ♪泣けた こらえきれずに 泣けたっけ あの娘と別れた 哀しさに
山のかけすも 鳴いていた 一本杉の 石の地蔵さんのよ 村はずれ

 遠い 遠い 想い出しても 遠い空 必ず東京へ ついたなら
便りおくれと 云った娘(ひと)りんごのような 赤いほっぺたのよ あの泪(なみだ)

 呼んで 呼んで そっと月夜にゃ 呼んでみた 嫁にもゆかずに この俺の
帰りひたすら 待っている あの娘はいくつ とうに二十はよ 過ぎたろに
    昭和30年 別れの一本杉  作詞:高野 公男 作曲:船村徹

 うちなー。16日投開票の那覇市長選、選挙戦序盤の情勢は、前副市長で無所属新人の城間幹子(63)が先行し、前副知事で

 無所属新人の与世田兼稔(64)=自民、公明推薦=が追い上げる展開となっている。これは、琉球新報と沖縄テレビ(OTV)が

 8、9の両日、電話による実施した世論調査による。

 普天間基地移設に伴う新基地建設が予定されている名護市辺野古の海域では、きのふ沖縄防衛局の警戒船や調査船が出ており、

 潜水調査をしている様子が確認された。浮具(フロート)の再設置の様子は見られなかった。

 キャンプ・シュワブのゲート前には新基地建設に反対する市民ら50人が集まり、沖縄平和運動センターの議長山城博治らによる

 辺野古の現況などの説明を聞いていた。

 福島。東京電力福島第1原発事故で避難を余儀なくされた飯舘村の住民が、きのふ東京都内で会見し、村の人口の半数に当たる

 3千人が東電に損害賠償を求め、原子力損害賠償紛争解決センターに裁判外紛争解決手続き(ADR)を14日に申し立てると発表した。

 弁護団の保田行雄弁護士は「同じ避難地域の半数の人たちが集団で申し立てるのは恐らく初めて。画期的な動きだ」と強調。

 現在支払われている1人当たり月10万円の「避難慰謝料」を35万円に増額するよう請求する一方、「村に帰れずに生活が破壊された」として

 1人2千万円の慰謝料なども求めるという。

 ♪背のびして見る 海峡を 今日も汽笛が 遠ざかる あなたにあげた 夜をかえして 港 港 函館 通り雨

 流す涙で 割る酒は だました男の 味がする あなたの影を ひきずりながら 港 宮古 釜石 気仙沼

 出船 入船 別れ船 あなた乗せない 帰り船 うしろ姿も 他人のそら似港 三崎 焼津に 御前崎
     昭和44年 港町ブルース  作詞:深津武志 補作:なかにし礼 作曲:猪俣公章

 福島。田村市で行われた国直轄の除染事業で、作業を請け負った業者側が、労働安全衛生法で義務づけられている作業員の健康診断の

 書類75人分を偽造した疑いがあることが分かった。発注した環境省と同法を所管する厚労省が調査に乗り出す。

 この除染事業は、ゼネコンの鹿島などの共同企業体が受注し、2012年7月〜13年6月に行われた。今年6月、下請けした

 横浜市の派遣会社の作業員1人について、診断書が偽造されていたことが判明。鹿島が、事業に参加した作業員2300人の健康診断書を

 内部調査したところ、75人の診断書で、実施されたはずの医療機関には記録が残っていなかったり、架空の医師が診断したことになったりしていた。

 医療機関などが個人情報を理由に調査協力を拒んだケースもあるという。社は、10月末に環境省と厚労省に調査結果を報告。

 環境省は、作業員や雇い主の下請け会社への追加調査を求めた。除染事業者は、作業者の雇い入れ時などに健康診断し被曝歴とあわせて

 個人票をつくり30年間保管することが、労働安全衛生法で定められている。違反の場合は50万円以下の罰金が科される。

 「復興の種は確実に芽吹いた。誇りある古里・福島を必ずつくって…」。

 きのふ、退任会見に臨んだ知事の佐藤雄平(66)は、大震災と東京電力福島第一原発事故からの県土再生に期待を込めた。

 放射線対策や避難者支援…。山積する課題解決に全力でぶつかってきた。笑った日も泣いた日もある。未曽有の災害対応に奮闘した指揮官は、

 晴れやかな「雄平スマイル」とともに県庁を去った。知事の任期最後の日は、くしくも震災と原発事故発生から3年8カ月の節目。

 「誠心誠意を胸に県政運営に全力で尽くし、本日を迎えることができた」。県庁応接室を会場に午後3時に始まった会見で、

 佐藤は一言一言かみしめるように話し始めた。2期目の当選から4カ月後に発生した震災と原発事故に話題が及ぶと、笑顔が消えた。

 津波を受け福島第一原発の電源が失われたと聞いた際、「生きた心地がしなかった」と当時を振り返った。

 現在も12万5000人の県民が避難生活を余儀なくされている中での退任について、「大変心残り」と心境を明かした。一方、震災と

 原発事故に伴うさまざまな困難を克服して活躍する県内の若者の姿に励まされたとも語った。県民に県政への協力を求め、「私も限りない

 郷土愛を胸に、県民と一緒に復興へ歩んでいきたい」と締めくくった。佐藤は引き続き、県庁正庁で幹部職員200人に最後の訓示をした。

 震災発生からの3日間で、災害対策本部会議を27回開き、県民の安全確保に向け奔走した当時に話題が及ぶと、声を高ぶらせた。

 「復興はこれからが大切な時期。これまでの流れを止めず、さらに加速させてほしい」と訴えた。本庁舎玄関前で、佐藤は職員、県議らの

 見送りを受けた。花束を受け取り、「ありがとうございました」と何度も頭を下げ、拍手を背に車に乗り込んだ。

 県民から、知事を退任した佐藤雄平をねぎらう声が上がった。原発事故により大熊町から会津若松市の借り上げアパートに避難している

 整備士七海大輔さん(34)は、「誰も経験したことのない災害時のリーダーとして大変だったと思う」と心中を察した。

 原発事故直後は不信感を募らせたが、東京電力や政府に厳しく接していることを知り、印象が変わったという。佐藤の生まれ故郷、下郷町で

 つるや旅館を営む渡部勇吉さん(60)は「家族をいたわるように県民を第一に考え、県政のかじ取りをしてくれた」と感謝した。

 一方、南相馬市原町区の主婦(27)は「在任中、相双地区への対応が不十分だった」と語った。

 群馬。きのふの午前11時すぎ、前橋市日吉町の住宅で、この家で1人暮らしの小島由枝さん(93)が寝室の布団の上で頭から血を流して

 あおむけで死亡しているのが見つかった。これまでの調べで、小島さんの頭や首、それに腕に複数の傷があったほか、同じ寝室にある

 仏壇やタンスの引き出しが何者かに開けられるなど、物色されていたことから、警察は金目当ての犯行と判断し、強盗殺人事件として捜査本部を設置した。

 近くに住む小島さんの67歳の長女がきのふの朝7時ごろ、電話をしたとき、電話に出なかったということで、現場の状況からも、

 それよりも前に殺害されたとみられている。現場は住宅地の一角にあり、警察は付近の防犯カメラを詳しく調べるとともに、周辺で

 聞き込みを続け、不審な人物や車が目撃されていないか、捜査している。

 ♪波の背の背に 揺られて揺れて 月の潮路の かえり船
霞む故国よ 小島の沖に 夢もわびしく よみがえる

 捨てた未練が 未練となって 今も昔の せつなさよ
瞼あわせりゃ 瞼ににじむ 霧の波止場の 銅鑼の音

 熱いなみだも 故国に着けば うれし涙と 変わるだろう
鴎ゆくなら 男のこころ  せめてあの娘に つたえてよ
     昭和21年 帰り船 作詞:清水みのる 作曲:倉若晴生

 岐阜。きのふの正午ごろ、関市津保川台の住宅でこの家に住む、井上大三さん(81)と妻の美智子さん(73)が、刃物のようなもので

 刺されて病院に搬送されたが、その後、2人とも死亡した。およそ30分後の午後0時半すぎに、近くの川沿いで、手に血が着いた男が

 自転車に乗っているのを見つけ、事情を聴いたところ、夫婦を包丁で刺したことを認めたことなどから、殺人未遂の疑いで逮捕した。

 逮捕されたのは、近くに住む笠原真也(20)で、調べによると「若い女性にいたずらしようと思って家に入ったら見つかったので

 刺した」と供述しているという。また、供述をもとに捜索した結果、近くで事件に使用されたと見られる刃渡りおよそ18センチの

 刃物が見つかったという。警察は容疑を殺人に切り替えて詳しい状況を調べている。

 長野軽井沢町にある温泉施設で、この秋とれたばかりのりんごを湯船に浮かべた、「りんご湯」のサービスが始まり、訪れた観光客が

 甘い香りを楽しんだ。軽井沢町の郊外にある温泉施設、「星野温泉トンボの湯」は、季節にあわせて「しょうぶ」や「ゆず」を湯船に浮かべる、

 「季節湯」のサービスを行っていて、けふから「りんご湯」を始めた。今朝早く、施設の従業員が大浴場の湯船にりんごを浮かべていくと、

 あっという間にりんごの甘い香りに包まれた。りんご湯には、上田市周辺で生産された「シナノスイート」が男女の浴場合わせて、

 1日、1300個使われるという。午前10時に営業が始まると大勢の観光客が湯船につかりりんごを鼻に近づけて香りを楽しんでいた。

 千葉県の60代の男は、「甘い香りが気持ちいい。期間中にまた入りたい」。温泉施設の支配人は、「りんご湯は人気で毎年大勢の

 観光客が訪れる。甘い香りにはリラックス効果もあるので、ぜひ利用してほしい」。「りんご湯」のサービスは、今月15日まで毎日行われる。

 ♪何から何まで 真っ暗闇よ 筋の通らぬ ことばかり 右を向いても 左を見ても 馬鹿と阿呆の 絡み合い どこに男の 夢がある

 好いた惚れたとけだものごっこが罷(まか)り通る世の中でございます。好いた惚れたはもともと「こころ」が決めるもの…

 こんなことを申し上げる私もやっぱり古い人間でござんしょうかねえ。

 一つの心に 重なる心 それが恋なら それもよし しょせんこの世は 男と女 意地に裂かれる 恋もあり 夢に消される 意地もある

 なんだかんだとお説教じみたことを申して参りましたが、そういう私も日陰育ちのひねくれ者、お天道様に背中を向けて歩く、馬鹿な人間でございます。
     昭和46年 傷だらけの人生 作詞:藤田まさと 作曲:吉田正

 インド。中部のチャッティスガル州のビラスプールで60人の女性が10日から吐き気や腹部の痛みなどを訴えて複数の病院に運ばれ、

 これまでに11人が死亡した。60人はいずれも今月8日に同じ医療施設で避妊のための手術を受けたという。

 手術は、インド政府が人口の増加を抑制するため女性と男、双方を対象に州政府を通じて行っており、今年3月までの1年間に

 400万人近くが手術を受け、このうち98%が女性だった。手術を受けた人は政府から現金が支給され、この地区では1400ルピー、

 日本円で2600円を受け取っていたという。11人の女性が死亡した原因は明らかになっておらず、首相モディは州政府に対し

 徹底した調査を指示したが、こうした手術は一度に多くの人に行われているため、専門家などは、以前から医療器具が適切に消毒されていない

 ケースがあるのではないかと指摘していた。

 岐阜。午前10時50分ごろ、高山市丹生川町根方の笠根橋付近で男女2人がクマに襲われた。

 2人は顔や腕を引っかかれるなどして負傷したが、命に別条はないという。2人が近所の民家に逃げ込み、住民などを通じて署に通報した。

 市内の病院に搬送され、手当てを受けた。笠根橋は国道158号沿いの小八賀川に架かり、周囲に民家も点在している。

 地元の猟友会員らが付近を捜索しているが、クマは見つかっていない。高山市では今年、クマの目撃情報が300件以上寄せられ、

 統計を取り始めた2006年以降最多となっている。今回の現場から北西へ1・5キロの丹生川町瓜田では6日、クマに襲われたとみられる

 農業の男(74)の遺体が見つかっており、市は対策本部を設けて市全域で警戒を強めている。

 岐阜県内などでは今秋、クマの主食のドングリが不足し、人里での出没が相次いでいる。

 ♪白い夜霧の灯りに濡れて 別れ切ないプラットホーム ベルが鳴る ベルが鳴る
さらばと告げて手を振る君は 赤いランプの終列車

 涙かくして 微笑み合(お)うて 窓に残した心の温み あの人は あの人は
いつまた逢える旅路の人か 赤いランプの終列車

 遠い汽笛に うすれる影に 一人たたずむプラットホーム さようなら さようなら
瞼の奥に哀しく消える 赤いランプの終列車
        昭和27年 赤いランプの終列車 作詞:大倉芳郎 作曲:江口夜詩

 新聞朝日が今年5月に掲載した東京電力・福島第一原子発の元所長のいわゆる「吉田調書」を巡る記事を取り消した問題で、新聞朝日の

 第三者委員会は「報道内容に重大な誤りがあった」などとする検証結果を明らかにした。

 朝日は今年5月20日の朝刊で、福島第一原発の元所長吉田昌郎が政府の事故調査・検証委員会の聴き取りに答えた証言記録、

 いわゆる「吉田調書」を巡り、「福島第一原発にいた所員の9割にあたる650人が所長吉田の待機命令に違反し、福島第二原発へ

 撤退していた」と報じた。しかし、今年9月、表現が間違っていたなどとして記事を取り消し、弁護士など3人の有識者で作る第三者委員会で

 掲載の経緯などを検証していた。けふ午後、ホームページ上で公表された第三者委員会の検証結果では、「報道内容に重大な誤りがあり、

 公正で正確な報道姿勢に欠ける点があった。記事の取り消しは妥当だった」などとしている。これについて、新聞朝日は「重大な誤りを

 引き起こした責任を痛感しています。福島第一原発の方々をはじめ、みなさまに改めて深くおわびします」などとするコメントを発表した。

 関係者の処分については、今月中にも決める予定だとしている。一方、朝日はいわゆる「従軍慰安婦」を巡る報道についても記事の一部が

 誤っていたとして取り消していて、別の第三者委員会で検証している。

 島根。今朝、益田市で住宅1棟を全焼する火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかった。

   火事があったのは益田市東町の山根喜隆さん(82)の住宅。今朝8時過ぎ、出火して、1時間後に消し止められたが、この火事で

 木造瓦ぶき一部2階建ての住宅が全焼し、焼け跡から1人の遺体が見つかった。山根さんは2人暮らしで、妻の園枝さんは外に避難し

 無事だったが、喜隆さんの行方が分からないという。現場は住宅密集地で、通勤・通学の人たちで一時騒然となった。警察や消防が火事の詳しい原因と身元の確認を急いでいる。

 あめつちに われひとりゐて たつごとき このさびしさを きみはほほゑむ
                           法隆寺 会津八一

 新潟。県は、きのふ東京電力柏崎刈羽原発(柏崎市、刈羽村)の過酷事故に備えた原子力防災訓練を実施した。

 訓練の詳細を事前に通知しない大規模なブラインド訓練は県では初めて。原発から半径30キロ圏の9市町村や避難先となる自治体、

 内閣府や関係機関の1500人が参加。住民の避難・安全確保などを確認したが、半径30キロ圏内での救援活動の詳細が不明確などとの課題を残した。

 訓練は震度6強の地震が発生し、柏崎刈羽原発7号機の外部電源が失われて原子炉を冷却できなくなり、放射性物質が外部に出る危険性が高まったとの想定で行われた。

 県庁の災害対策本部で市町村などとテレビ会議を開催。県と柏崎市に置かれたオフサイトセンターのやり取りでは、知事泉田裕彦から

 防災態勢の細部を問う質問攻めに、センター側が戸惑う場面もあった。

 「屋内避難者の食料などはあるか」との問い合わせに、センター側は「トラック協会と自衛隊と連携し輸送態勢の構築を進めている」と回答。

 知事が「120台程度のトラックが必要だが、調達は可能か」と質問を続けると、センター側はあいまいな回答にとどまった。

 また、安定ヨウ素剤の配布方法や放射性物質の拡散予測には「30キロ圏内に事前配布しなければ適切な服用は難しい」、「風向きで

 放射性物質がどう拡散するかを見て、早めの指示が必要」などと課題を提起。センターで政府現地対策本部長役を務めた内閣府の

 審議官(原子力防災担当)山本哲也が「科学的に風向きでの判断は難しい。モニタリング結果で見ないといけない」と強い口調で反論する場面もあった。

 訓練後、知事は「国も参加して、何ができて何ができないか課題が明確になった。それぞれの立場で認識することが大事だ」と評価した。

 審議官山本は「国は基本形を作り、各地域が実情に応じて最適な方法を選び防災計画を具現化するのが役割分担だ」と指摘した。

 柏崎市と刈羽村では原発から5キロ圏の住民180人が訓練に参加。行政からの連絡を受け、乗用車やバスで避難先へ移動した。

 道路が不通になったとの想定で陸上自衛隊のヘリコプターも出動。村の源土運動広場に陸自の大型輸送ヘリ「CH47」が着陸し、

 隊員の誘導で村民ら15人が5分足らずで乗り込み、避難先に決められた神林総合体育館(村上市)に向け飛び立った。

 訓練を見守った陸自第2普通科連隊の連隊長大崎達也は「スムーズに進行した」と評価した。柏崎市椎谷地区の自主防災会長、佐藤正幸さん(70)は

 「行政がやるべきことを確認する点では良かったかもしれないが、時刻表どおりの進行で実際に役に立つのか疑問。住民の意見を取り入れてほしい」。

 柏崎刈羽原発では免震重要棟に対策本部を設置し、関連自治体への派遣指示などが行われた。7号機ではベント(排気)弁の手動操作訓練を実施。

 燃料が損傷し、格納容器の圧力を逃すためベントが必要との想定で、遠隔操作設備で、作業員2人が開度計を見ながらハンドルを回し、

 3、4分かけ25%まで圧力を逃した。4号機では作業員が誤って放射性物質を含んだ水を浴び、腕に軽傷を負ったと想定し、

 救急車で柏崎総合医療センター(柏崎市)に搬送する訓練も行われた。

 訓練後、所長横村忠幸は「多くの関係者と過酷事故を想定した訓練ができた。自治体に伝えた情報が十分だったかなど、意見に真摯に耳を傾け改善したい」と。

 ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの よしや うらぶれて異土の乞食となるとても

 帰るところにあるまじや ひとり都のゆふぐれに ふるさとおもひ涙ぐむ そのこころもて

 遠きみやこにかへらばや 遠きみやこにかへらばや
            犀星  抒情小曲集から

 富山。製作技術が国の重要無形民俗文化財に指定されている氷見市論田・熊無の「藤箕」の最高齢伝承者、山本善一さん(90)が

 今年も山に入り、藤箕作りの材料となるヤダケやフジつるの採取を始めた。昨年、腰の骨を折った山本さんにとって材料収集は重労働となるものの、

 「少量でも藤箕作りに貢献したい」と伝統継承に意欲を示している。山本さんは70年間藤箕作りに携わるベテランで、2年前までは

 毎年、全出荷数の2割に当たる500枚を生産していた。昨年11月に階段から落ちて骨折し、一度は引退を考えたが、「藤箕の生産を

 減らしたくない」との気持ちからリハビリを続け、3月から再び生産を始めた。

 藤箕に使うヤダケやフジつるは、職人自らが山林に入り、藤箕にふさわしい材料を見極める必要がある。高齢者には困難な作業のため、

 山本さんは山深くには入らず、歩道の近くにあるヤダケを中心に集め、藤箕作りに取り組むことにした。

 10月下旬から羽咋市の山林で材料を集めており、天気の良い日は毎日山に入り、ヤダケは一日に50本を採取。持ち帰ったヤダケは

 乾燥させて1センチの幅に切って「竹ひご」を製作している。藤箕1枚には竹ひご120本が必要で、山本さんは今季、200枚の生産を目指して

 11月下旬ごろまで材料集めに取り組む。藤箕はフジのつるとヤダケを編み込んだ伝統的な農具で、1960年代には年間10万枚を生産していた。

 近年はプラスチック製品の普及などにより生産枚数は年々減少しているが、民芸品としての需要があり、関西地方などに年間2千枚を出荷している。

 藤箕を生産する双光藤箕生産組合には現在9人が所属している。

 福井。JR西日本は、北陸新幹線に導入するフリーゲージトレイン(FGT)の敦賀市の実験線を初めて公開した。

 北陸新幹線の金沢〜敦賀間延伸に合わせ、大阪までの在来線と新幹線を乗り継ぎなしで走るために開発する。

 FGTは車輪の幅を変えることで、新幹線(レール幅1435ミリ)と在来線(同1067ミリ)を行き来できる。1997年に

 国主導で本格的な技術開発に着手。鉄道・運輸機構が山陰や四国で試験車両を走らせ、新幹線は時速270キロ、在来線は

 130キロで走る基本的な性能を確立させた。今年10月から熊本・鹿児島県内で60万キロの耐久走行試験が始まり、2022年度

 開業予定の九州新幹線長崎ルートで導入する。北陸新幹線は来年3月に長野〜金沢間、25年度に金沢〜敦賀間が開業予定だが、

 敦賀〜大阪間のルートは未定。当面は在来線に乗り換える必要があり、不便を解消する暫定措置としてFGTの導入を決めた。

 きのふの朝、朝霧に覆われた大野盆地に越前大野城が浮かび上がった。

 大野市内の撮影スポットには多くの写真愛好家や観光客らが訪れ、幻想的な景色を堪能した。秋から春にかけての冷え込んだ朝、

 市中心部の亀山(249m)山頂にある越前大野城が「天空の城」になるとし全国的に話題を集めている。

 この日、大野城から1キロ離れた大野市犬山の戌山城跡(300m)近くでは午前6時ごろ、霧の雲海に浮かぶ大野城の姿が見られた。

 間もなく城も霧に覆われたが7時40分ごろ再び現れると、待ちわびていた20人が感嘆の声を上げ、カメラのシャッターを盛んに切っていた。

 神奈川県から訪れた40代の男は「とても神秘的で素晴らしい」と絶賛。天空の城・大野城のPR活動を進める「ラピュタの会」の

 川端嘉明会長も「めったに見られない景色。大野の宝ですね」と。市は、撮影可能場所や雲海が発生しやすい条件などをホームページで紹介している。

 石川県知事谷本、福井県知事の西川は、きのふ小松市で会談し、2026年春開業に向けて建設中の北陸新幹線金沢〜敦賀間の

 開業3年前倒しと、敦賀〜大阪間のフル規格による整備実現を政府、与党に働き掛けるため協力していく考えで一致した。

 前倒しに関し、西川は「15年(平成27)度予算編成がある年末に向けて両県で連携し、結果を出していきましょう」と呼び掛け、

 谷本は「衆院解散で議論が尻すぼみにならないよう念押ししたい」と強調した。

 会談では他に、両県がそれぞれ東京・銀座に出店しているアンテナショップや東南アジアで開設している事務所で、北陸への誘客などで

 相互協力を図ることを確認した。

 ♪夕焼小焼の、赤とんぼ 負われて見たのは、いつの日か

 山の畑の、桑の実を小籠に摘んだは、まぼろしか

 十五で姐(ねえ)やは、嫁に行き お里のたよりも、絶えはてた

 夕焼小焼の、赤とんぼ とまっているよ、竿の先
      1921年(大正10年)赤とんぼ 作詞:三木露風 作曲:山田耕筰

 能登。輪島市の日本航空高校石川の野球部で、2年生の男子部員が後輩に暴行し、無期限の停学処分になっていた。

 県高野連の報告を受け、日本学生野球協会は航空石川を10月下旬から3カ月間の対外試合禁止処分にした。

 2年生は先月中旬、寮内で1年生に洗濯をさせた際に乾燥までしていなかったことに腹を立て、1年生の腹を数回蹴った。

 この2年生は今年春にも同級生部員の肩を殴り停学処分を受けていた。このときも航空石川は日本高野連から注意処分を受けていたという。

 野球部の石川明夫部長は「部員からの相談にこれまで以上に耳を傾け、再発防止に取り組む」と話している。

 航空石川の野球部は2003年に創部。09年夏には石川県代表として全国高校野球選手権大会に出場した。

 門前高の野球部やテニス部が、学校近くで長年使われていなかった畑と果樹園を活用し、農作業に取り組んでいる。

 農業や農家への理解を深め、地域住民との交流に生かそうと、8月から 野球部やテニス部が交代で作物を世話し、きのふ、

 ハクサイ30個を初めて収穫した。学同校を支える地元への感謝の気持ちとして、ハクサイを門前町の高齢者施設3カ所に贈った。

 部員が農作業をしているのは、地元農家が所有する畑320平方mと果樹園70平方m。運動部の活動を支援しようと、PTAが借り受けた。

 校長も作業に参加して8月に畑を耕し、9月にテニス部員がハクサイやダイコン、カブラ、タマネギ、ホウレンソウの種をまいた。

 果樹園にはリンゴやミカン、ブルーベリーな どの苗を植えた。部員は部活動前の時間などを利用し、交代で水やりをしたり、肥料をまくなど

 丹精して作物の成長を見守ってきた。きのふは、野球部の1、2年生13人が運動部を代表してハクサイの収穫と配布に当たった。

 このうち特別養護老人ホーム「ゆきわりそう」では、が 副施設長にハクサイを手渡し「鍋の具材に活用し、心も体も温めてください」と述べた。

 今後、畑と果樹園で収穫した食材は、家庭部が商品開発にも活用する。地域住民を講師に招き、酢大根やたくあん作りなどを学ぶことにしている。

 藩政期から「どぶろく」造りを継承する中能登町二宮の天日陰比刀iあめひかげひめ) 神社で、新酒の出来栄えを確かめる「どぶろく検定」が行われた。

 金沢国税局の鑑定官らが「雑味が少なく、すっきりした切れの良い酒になっている」と評価した。新酒は186リットルで、金沢国税局鑑定官室長遠山亮、

 七尾税務署長嶋田健三らが乳白色の酒の味や香りなどを確認した。今年は、船木清崇(きよたか)禰宜(41)が仕込んだ。

 地元住民と同町越路小3年生が無農薬で栽培した酒米「五百万石」と地元の湧き水を使った。来月5日の新嘗祭や 初詣の参詣者に振る舞う。

 どぶろく検定は同じ町の能登比盗_社でも行われた。

 金沢。金沢市議会議員の政務調査費に不当な支出があったとして、市民団体のメンバーが政務調査費の返還を求めた裁判で、

 金沢地裁は、きのふ4人の市議に合わせて117万円の返還を求めるよう市長山野に命じる判決を言い渡した。

 この裁判は市民団体「市民オンブズマン石川」が政務調査費の一部に不当な支出があったとして金沢市議12人の655万円を

 返還させるよう市長に求めたもの。判決で金沢地裁の裁判長は市議清水邦彦が2011年度に事務所費として支出していた一部について、

 「自らが代表を務める会社から借りた物件の賃料が過大で、違法な支出」と指摘した。このほか、市議上田章と市議澤飯英樹が支出した

 事務所費と、市議井沢義武が新聞の購読料として支出していた政務調査費についても違法性があるとして、市議清水に67万円、

 市議上田に49万円、市議澤飯に1万円、市議井沢に1500円の返還を求めるよう市長に命じた。

 判決に対し、市長は「主張が一部認められなかったのは誠に遺憾、判決文を精査し対応を決めたい」とコメントしている。

 一方、市民オンブズマン石川は「大半の主張が認められない」として控訴する方針。

 金沢の市民団体「原発問題住民運動県連絡センター」は、このほど2〜3日に行われた志賀町の北陸電力志賀原発の「原子力総合防災訓練」の

 問題点や課題を指摘した。県庁で会見したセンターの事務局長児玉一八(かずや)さんは、訓練に参加した住民が740人で

 避難対象者(17万人)のわずか230分の1にとどまった点に触れ、「車の渋滞など現実を想定できていない。もっと大規模な訓練が

 必要だ」と指摘した。センターは労働組合や医療団体などで構成され、志賀原発の事故や訓練の監視、敷地周辺の地層の独自調査を続けている。

 今回は原発30キロ圏内に住むメンバーを含む10人が訓練を視察した。

 児玉は会見で、県立看護大(かほく市)であった放射能汚染検査訓練で、医療スタッフが避難者の体にかざす放射能測定機器の動かし方が

 速すぎ、訓練が短時間で済んでいる点や汚染が測定できない可能性を指摘。「実施する側も訓練の意味を十分理解していない」と問題視した。

 また、参加者が少ないことから「本来なら車両の除染で大量に出る汚染水の処理が考慮されていない」と批判。荒天で船舶避難訓練が

 中止となったことについては「実効性に疑問がある」と述べた。

 Do it!(ともかくやりなさい)
 Go against!(風に向かって走れ)
                  熊川哲也

 朝の来ない夜はない 春の来ない冬もない 人生万事地球と同じ春夏秋冬 花も咲けば雨も降る。

 冬初め ふるさとの海 潮目濃く
            箕面 藤堂

 他人から「どう思われるか」より、他人のために「何ができるか」。

 人生は挑戦だ、常にチャレンジャーだ。ボロは着てても心は錦。勝負に、人生に、
堂々と立ち向かっていきたいものだ。原 貢

 人に愛 花に水
 People love to water the flowers

 霜月、11月だ。もはや初旬から中旬に。月日の経つのは、何とも早い。

 あかあかと 日はつれなくも 秋の風
      元禄2年(1689) 奥の細道 芭蕉

 月よみの 光を待ちて 帰りませ 山路は 栗の いがの多きに
                             良寛

 今朝は晴れたが、風があり、ちと冷える。

 元母校の校長で、現ミッションの校長代理している篠田君から、午後、小屋へ来るという電話あり。久々だったので、美大教授だった

 画家の岩田崇さんの個展のことなどあれこれと積もる話に花が咲いたが、今年の夏母が亡くなったという。

 くも膜下で、しばし、病院に入院してのち自宅療養していたらしい。合掌。のち、彼の同級生で、ガンで亡くなった後輩の高岡病院長していた

 駒井登詩夫君の墓に詣でたいというので、近くの永安寺へ。通いの坊さんの案内で経堂墓地で、手を合わせてきた。兄貴の精神科医の裕さんが、

 月に一、二回お参りに来ているという。もちろん、元聞屋だった彼らの父さんも眠っているから。

 夕方はすごい雨になり、恒例の散歩は中止した。更に冷えてきたので、ストーブに火を点けた。

 不要のもの捨つることより 冬用意
             箕面 藤堂

 trust me.
 I Have a Dream

                 2014 霜月、11月12日(ふ)
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